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生まれ変わる瞬間4
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「な~に考えてるのかな?」
どんどん日が経つに連れて、ごく自然に忘れていく陸の記憶の数々。
必死で思い出そうとしても思い出せない様子を見て、ボクは薄笑いがこみ上げてくる。
「わかんない。なんか……忘れてるような気がして、思い出せないんです」
薬の効果は抜群だった。
「忘れるくらいなら、大したことじゃないよ」
「そう、かな」
「そうだよ……ふふ」
まるですべてがまっさらになったような瞳で見つめてくる陸ちゃん。
心も体も生まれた時と変わりないような視線は、純真な赤子も一緒。
頼れるのはボクだけだとすりこませて、今まで以上に愛してあげるのがボクの役目。
――さあ、どんどんボクに堕ちなよ、陸。
「ねえ……ジェイさん」
「ん?」
「セックス……してほしいです」
陸が恥ずかしそうに言った。
その言葉に二人してベッドへ雪崩れ込む。
陸は大した抵抗もせずにこちらを見つめて、覆いかぶさったボクの首に両腕を回した。
着ている邪魔な衣服を脱がして、肌が露わになったところでボクも着ていたスーツを脱ぐ。
積極的にキスをしてくる陸に応えるように舌を差し出し、貪りあうように味わって、舌で執拗に口内を愛撫しあう。
口内を侵し尽くした後は、順番に唇から頬、耳、首筋、胸元と口づけていき、胸飾りを口に含んで転がした。
絶妙な刺激加減に、小さな体を何度ものけぞらせて喘ぐ姿はたまらない。
最初の頃と比べて随分と従順になり、感度がよくなったように思えた。
「はぁ……ぁん……ジェイ……さん」
「キミは特にチンコをいじられるのが好きなんだよネ」
「ん、はい……気持ち、いい……から」
掌の腹で全身を撫でながら足を開かせて。
先端から舌を這わせながら丹念に陸の可愛いチンコを綺麗にしてあげる。
「ッぁ、はぁあっ。気持ちい……」
甲高い嬌声に、自分の逸物が熱く滾ってくるのがわかった。
我慢ならずにボクの髪をつかんで顔をしきりに振る陸は、たいして逆らわない。
そんな仕草でさえそそるものがあって、ひどくけなげで、愛おしさが募る。
次第に陸は我慢できずに達して、ボクの口の中で吐き出すと、とろんとした目つきで恍惚にこちらを見つめる。
――たまらないくらい、可愛い。
「さ、今度はボクのチンチンも綺麗にしてほしいなァ」
陸は起き上がり、大きなボクの男根を口に含ませた。
戸惑いながらも懸命に銜えて舌を動かす仕草と、舌で愛撫される刺激、揺れる小さなチンコにすぐにでもイキそうになったが、そこは我慢してこの卑猥な視線と快楽を愉しむ。
陸の後頭部に手をあてて引き寄せて、より深く逸物が陸の口内に隠れる。
「んん……ぅ」
満足げに陸を見つめ、頭や頬を何度も撫でながら躰の愛撫も忘れない。
特に陸の乳首やチンコを弄ってあげると喘いで喜んでくれる。
まるで母親の乳をほしがる子猫のようで、よくできましたと褒美をあげたくなった。
「ジェイさん……」
「チンチン奥まで挿れてあげるよ」
自分も吐精した後、陸を四つん這いの体勢にさせて、臀部の割れ目を左右に開き、舌と指を使って広げる。
小さな割れ目から汗と蜜を溢れさせ、少し潤っていた。
唾液とローションを塗りこませて滑りをよくする。
指を二本、三本と出し挿れさせ、通りがよくなった所でひくついている蕾に自分の性器をあてがい、ゆっくりと腰を進めた。
「あぁン」
慣らされ続けた胎内はすんなり奥まで受け付けて、一息ついたところで躊躇いもなく腰を動かし始めた。
胎内は想像以上に熱く、柔らかく、蕩けきっていて、感じる個所を狙った。
ゆらゆらと無意識に腰を動かす陸の、その淫らな有り様に魅せられて、胎内の性器がまた一段と質量を増す。
「イイよ、本当に。すごくイイ」
はっきり言って、女を抱く以上に気持ちがいいと思った。
同性同士の方がイイだなんてそんな話をよく耳にするけれど、実際自分がその立場になってみて改めて知った。
どうしようもない程気持ちがいいって。
ああ、やはりボクが見込んだ通りの子だった。
どんな手段を使ってでも自分のモノにできてよかった。
「あん……あっあっ。気持ちいい、ジェイさんの……おチンチンすごい気持ちいい……です」
背後から、陸の可愛いチンコを扱きながら前立腺めがけて突く。
びくびくと小さな躰が打ち震え、先端からは蜜が次から次へと溢れ出てくる。
双方ともはじける間近、絶頂へと導いた。
「ぁああっ……――っ」
陸は思いっきり昂ぶりをぶちまけるように、体をケイレンさせて吐精した。
ボクも切羽詰まった様子で胎内へ精を注ぎ、愉悦な表情を浮かべた。
「ジェイさん……どこへ行っちゃったんだろう」
陸を気絶させるまで行為に没頭した後、すぐに衣服を着用してボクは退散した。
これも作戦の一つで、いなくなった事で不安にさせて、よりボクに縋ってくるように仕向けるための最後の段階。
案の定、陸は目覚めたと同時に緩慢な動作で身体を起こし、ボクを探すように室内を見回していた。
誰もいない空間の中で孤独を感じ始めると、次第に焦りと不安を見せて、ボクを待ち焦がれるように泣きじゃくる様子を見せた。
――ああ、なんて可愛い姿だろうか。
「ジェイさん……っねがい……はやく帰ってきて……一人はやだよ……うっう……」
涙目で帰りを待つその姿に愛しさがぐっと募り、モニターの前でボクは声もなく悦に入る。
完全に陸の心さえも自分のものにした瞬間に打ち震えながら。
どんどん日が経つに連れて、ごく自然に忘れていく陸の記憶の数々。
必死で思い出そうとしても思い出せない様子を見て、ボクは薄笑いがこみ上げてくる。
「わかんない。なんか……忘れてるような気がして、思い出せないんです」
薬の効果は抜群だった。
「忘れるくらいなら、大したことじゃないよ」
「そう、かな」
「そうだよ……ふふ」
まるですべてがまっさらになったような瞳で見つめてくる陸ちゃん。
心も体も生まれた時と変わりないような視線は、純真な赤子も一緒。
頼れるのはボクだけだとすりこませて、今まで以上に愛してあげるのがボクの役目。
――さあ、どんどんボクに堕ちなよ、陸。
「ねえ……ジェイさん」
「ん?」
「セックス……してほしいです」
陸が恥ずかしそうに言った。
その言葉に二人してベッドへ雪崩れ込む。
陸は大した抵抗もせずにこちらを見つめて、覆いかぶさったボクの首に両腕を回した。
着ている邪魔な衣服を脱がして、肌が露わになったところでボクも着ていたスーツを脱ぐ。
積極的にキスをしてくる陸に応えるように舌を差し出し、貪りあうように味わって、舌で執拗に口内を愛撫しあう。
口内を侵し尽くした後は、順番に唇から頬、耳、首筋、胸元と口づけていき、胸飾りを口に含んで転がした。
絶妙な刺激加減に、小さな体を何度ものけぞらせて喘ぐ姿はたまらない。
最初の頃と比べて随分と従順になり、感度がよくなったように思えた。
「はぁ……ぁん……ジェイ……さん」
「キミは特にチンコをいじられるのが好きなんだよネ」
「ん、はい……気持ち、いい……から」
掌の腹で全身を撫でながら足を開かせて。
先端から舌を這わせながら丹念に陸の可愛いチンコを綺麗にしてあげる。
「ッぁ、はぁあっ。気持ちい……」
甲高い嬌声に、自分の逸物が熱く滾ってくるのがわかった。
我慢ならずにボクの髪をつかんで顔をしきりに振る陸は、たいして逆らわない。
そんな仕草でさえそそるものがあって、ひどくけなげで、愛おしさが募る。
次第に陸は我慢できずに達して、ボクの口の中で吐き出すと、とろんとした目つきで恍惚にこちらを見つめる。
――たまらないくらい、可愛い。
「さ、今度はボクのチンチンも綺麗にしてほしいなァ」
陸は起き上がり、大きなボクの男根を口に含ませた。
戸惑いながらも懸命に銜えて舌を動かす仕草と、舌で愛撫される刺激、揺れる小さなチンコにすぐにでもイキそうになったが、そこは我慢してこの卑猥な視線と快楽を愉しむ。
陸の後頭部に手をあてて引き寄せて、より深く逸物が陸の口内に隠れる。
「んん……ぅ」
満足げに陸を見つめ、頭や頬を何度も撫でながら躰の愛撫も忘れない。
特に陸の乳首やチンコを弄ってあげると喘いで喜んでくれる。
まるで母親の乳をほしがる子猫のようで、よくできましたと褒美をあげたくなった。
「ジェイさん……」
「チンチン奥まで挿れてあげるよ」
自分も吐精した後、陸を四つん這いの体勢にさせて、臀部の割れ目を左右に開き、舌と指を使って広げる。
小さな割れ目から汗と蜜を溢れさせ、少し潤っていた。
唾液とローションを塗りこませて滑りをよくする。
指を二本、三本と出し挿れさせ、通りがよくなった所でひくついている蕾に自分の性器をあてがい、ゆっくりと腰を進めた。
「あぁン」
慣らされ続けた胎内はすんなり奥まで受け付けて、一息ついたところで躊躇いもなく腰を動かし始めた。
胎内は想像以上に熱く、柔らかく、蕩けきっていて、感じる個所を狙った。
ゆらゆらと無意識に腰を動かす陸の、その淫らな有り様に魅せられて、胎内の性器がまた一段と質量を増す。
「イイよ、本当に。すごくイイ」
はっきり言って、女を抱く以上に気持ちがいいと思った。
同性同士の方がイイだなんてそんな話をよく耳にするけれど、実際自分がその立場になってみて改めて知った。
どうしようもない程気持ちがいいって。
ああ、やはりボクが見込んだ通りの子だった。
どんな手段を使ってでも自分のモノにできてよかった。
「あん……あっあっ。気持ちいい、ジェイさんの……おチンチンすごい気持ちいい……です」
背後から、陸の可愛いチンコを扱きながら前立腺めがけて突く。
びくびくと小さな躰が打ち震え、先端からは蜜が次から次へと溢れ出てくる。
双方ともはじける間近、絶頂へと導いた。
「ぁああっ……――っ」
陸は思いっきり昂ぶりをぶちまけるように、体をケイレンさせて吐精した。
ボクも切羽詰まった様子で胎内へ精を注ぎ、愉悦な表情を浮かべた。
「ジェイさん……どこへ行っちゃったんだろう」
陸を気絶させるまで行為に没頭した後、すぐに衣服を着用してボクは退散した。
これも作戦の一つで、いなくなった事で不安にさせて、よりボクに縋ってくるように仕向けるための最後の段階。
案の定、陸は目覚めたと同時に緩慢な動作で身体を起こし、ボクを探すように室内を見回していた。
誰もいない空間の中で孤独を感じ始めると、次第に焦りと不安を見せて、ボクを待ち焦がれるように泣きじゃくる様子を見せた。
――ああ、なんて可愛い姿だろうか。
「ジェイさん……っねがい……はやく帰ってきて……一人はやだよ……うっう……」
涙目で帰りを待つその姿に愛しさがぐっと募り、モニターの前でボクは声もなく悦に入る。
完全に陸の心さえも自分のものにした瞬間に打ち震えながら。
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