281 / 424
第9章 サンルートの王、参上!
第232話 海底の魔石
しおりを挟む
「みんな! あれ!」
最奥の魔石を探していたその時、リンが前方を指差した。
前方にはキラーシャークの大群がこれでもかと言うぐらい大量にいた。
「ふむぅ、文字通り雑魚が群れを形成しているな、こんな奴ら、我々だけで容易い! 行くぞ皆の衆!」
ダイヤさんは気合十分、私たちを尻目に駆けだした。
私たちもダイヤさんの後に続き、突撃を開始した。
向こうも私たちを察知し、集団で襲い掛かってきた。
「さぁ、かかってこい! 余たちが相手だ!! 『シャイニングブレード』!!」
ダイヤさんが先陣を切り、彼女は大声で呪文を唱えた。
呪文を唱えると、彼女の杖から光の刃が現れ、キラーシャークを切り刻んでいった。
私も負けじと刀を構え、ダイヤさんと同じようにキラーシャークを切り刻んでいく。
「やるな! 瑠璃殿! 素晴らしいぞ!」
「ダイヤさんも!」
ダイヤさんはサンルート1番の魔法使いらしいが、体術も優れている、端から見ても素人とは思えないくらいだ。
「ラピスちゃん……私を……投げて!」
「はいよ!」
切り刻んでいると、向こうの方でキセノンとラピスの掛け合いが聞こえた……一体何を言っているの!? 私を投げて!?
ていうかさっきは私をぶん投げてたけど今度は自分が投げられるの!? ……自分が投げられるって表現、こんな状況でしか使えないな。
「ほな行くで! 歯食いしばれや!!」
「……うん!」
横目で2人を見てみると、ラピスが扇子を地面に置き、キセノンを振り回していた……そして、ハンマー投げのようにキセノンを群れの中へと投げ込んだ!?
キセノンはそのまま空中で一回転をし、己の足をキラーシャークどもにお見舞いし、群れは散り散りとなっていった。
キセノンは逃がすまいとキラーシャークの一体を掴み、先程のラピスのように振り回し、殲滅していった。
す、すごい……ちょっと引いちゃった。
「ゴル爺、踏み台になって!」
「またかよ! ったくしょうがねぇなぁ!」
また違うところに目をやると、ゴルドが馬飛び体勢になり、リンがそれを踏み台にし、ボウガンを四方八方に撃ち放ち、奴らを殲滅していった。
私も負けていられない、闘争心を燃やし、私はダイヤさんと共に奴らを切り刻んでいった。
「……みんな! 海の底……魔石……ある!」
遠くの方……海岸に近いところで、キセノンが声を上げた。
よし、さっさと潰そう!
私は巨大化アプリを起動し、カードを翳した。
『アレはなんじゃ? 鎧武者! ヒューマンウォーリアー!』
私は大きくなり、みんなを踏みつぶさないように助走をつけ、海岸へと飛び込んだ。
海の中に入ると、地上とは比べ物にならないくらいのキラーシャークの群れが光る魔石を守ろうと周辺を泳ぎ回っていた。
私は虫を追い払うように刀を振り回し、奴らを掻き分け、魔石へと向かって行く。
あと少し……あと少しで……。
私は一心不乱に潜り続け……水の中で刀を振った。
刀が魔石に命中し……魔石は粉々になり、水中で輝きを見せた。
キラーシャークたちはそんな中、散り散りになり……水の中で煙となり、姿を消していった。
終わった……これで元に戻る……あれ……なんか……周りが……暗く……。
最奥の魔石を探していたその時、リンが前方を指差した。
前方にはキラーシャークの大群がこれでもかと言うぐらい大量にいた。
「ふむぅ、文字通り雑魚が群れを形成しているな、こんな奴ら、我々だけで容易い! 行くぞ皆の衆!」
ダイヤさんは気合十分、私たちを尻目に駆けだした。
私たちもダイヤさんの後に続き、突撃を開始した。
向こうも私たちを察知し、集団で襲い掛かってきた。
「さぁ、かかってこい! 余たちが相手だ!! 『シャイニングブレード』!!」
ダイヤさんが先陣を切り、彼女は大声で呪文を唱えた。
呪文を唱えると、彼女の杖から光の刃が現れ、キラーシャークを切り刻んでいった。
私も負けじと刀を構え、ダイヤさんと同じようにキラーシャークを切り刻んでいく。
「やるな! 瑠璃殿! 素晴らしいぞ!」
「ダイヤさんも!」
ダイヤさんはサンルート1番の魔法使いらしいが、体術も優れている、端から見ても素人とは思えないくらいだ。
「ラピスちゃん……私を……投げて!」
「はいよ!」
切り刻んでいると、向こうの方でキセノンとラピスの掛け合いが聞こえた……一体何を言っているの!? 私を投げて!?
ていうかさっきは私をぶん投げてたけど今度は自分が投げられるの!? ……自分が投げられるって表現、こんな状況でしか使えないな。
「ほな行くで! 歯食いしばれや!!」
「……うん!」
横目で2人を見てみると、ラピスが扇子を地面に置き、キセノンを振り回していた……そして、ハンマー投げのようにキセノンを群れの中へと投げ込んだ!?
キセノンはそのまま空中で一回転をし、己の足をキラーシャークどもにお見舞いし、群れは散り散りとなっていった。
キセノンは逃がすまいとキラーシャークの一体を掴み、先程のラピスのように振り回し、殲滅していった。
す、すごい……ちょっと引いちゃった。
「ゴル爺、踏み台になって!」
「またかよ! ったくしょうがねぇなぁ!」
また違うところに目をやると、ゴルドが馬飛び体勢になり、リンがそれを踏み台にし、ボウガンを四方八方に撃ち放ち、奴らを殲滅していった。
私も負けていられない、闘争心を燃やし、私はダイヤさんと共に奴らを切り刻んでいった。
「……みんな! 海の底……魔石……ある!」
遠くの方……海岸に近いところで、キセノンが声を上げた。
よし、さっさと潰そう!
私は巨大化アプリを起動し、カードを翳した。
『アレはなんじゃ? 鎧武者! ヒューマンウォーリアー!』
私は大きくなり、みんなを踏みつぶさないように助走をつけ、海岸へと飛び込んだ。
海の中に入ると、地上とは比べ物にならないくらいのキラーシャークの群れが光る魔石を守ろうと周辺を泳ぎ回っていた。
私は虫を追い払うように刀を振り回し、奴らを掻き分け、魔石へと向かって行く。
あと少し……あと少しで……。
私は一心不乱に潜り続け……水の中で刀を振った。
刀が魔石に命中し……魔石は粉々になり、水中で輝きを見せた。
キラーシャークたちはそんな中、散り散りになり……水の中で煙となり、姿を消していった。
終わった……これで元に戻る……あれ……なんか……周りが……暗く……。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
最強のコミュ障探索者、Sランクモンスターから美少女配信者を助けてバズりたおす~でも人前で喋るとか無理なのでコラボ配信は断固お断りします!~
尾藤みそぎ
ファンタジー
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる