元婚約破棄された悪役令嬢は、王子になって二周目世界で復讐する~飯テロになんか屈しないんだからね!~

鳴田るな

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壮大に何も始まらない

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「ハラペコーダ=マチキレーヌ。貴様を断罪する!」

 金髪青目のいかにも王子っぽい王子が、指をつきつけながらドヤ顔で言った。現場は王宮の一角、高い塔の中の一室。ここに話があると彼女を連れてきたのは他でもない、今日からここをこの女のハウスにするつもりで用意したのだ。

「メシテロス=ルンデス王子――そんな、わたくしには一切覚えがございません。一体何の罪で告発されたのでしょう!?」

 吹けば飛びそうな程華奢な公爵令嬢が、うるんだ瞳を瞬かせる。百人いれば百人とも満場一致で美人と答えそうな絶世の美少女だった。
 王子はツヤッツヤの前髪を、人差し指でさらっとなぞって格好をつける。気分は名推理を終えて真犯人を突き止めた感じなのかもしれない。

「ずばり不貞さ。僕という男がありながら何人も遊び相手にして、連日男をとっかえひっかえ、実にけしからん。逆ハーレムいいぞもっとやれ、ビッチな女は最高だぜ!」
「そんな、ひどい! わたくしあなた以外の殿方とは、ろくにおしゃべりをしたことも――って、ちょっと今なんて言ったのですメシテロス、とんでもない言葉が最後の方に聞こえた気がするのですけれど!?」

 公爵令嬢は、「よよよ」と泣けば男が皆「ごめんなさい」と言いたくなるようなあざとい容姿でもって媚び売りをしようとしたが、ふと王子の王子らしからぬ言葉に一瞬言葉を失う。

「気のせいだよハラペコーダ。完璧で華麗で幸福な✝ザ・プリンス・オブ・プリンス✝の私が、俗物的な言葉使うわけがないじゃないか」
「きょ、今日のメシテロスはなんだか様子がおかしいわ……いえ、元からとてもおかしな人ではあるのだけれど、おかしさの方向性が違っていますわ」
「おっと、これは失礼。念願の日がやってきたのだからテンションが上がりすぎてしまってね、化けの皮が剥がれているのだ、許してくれないか。この私の王子スマイルに免じて!」

 キラン、と真っ白な歯が光り輝いた。ご令嬢が黄色い声を上げて失神してしまうほどの罪深きかっこよさである。かもしれない。

 メシテロス王子と言えばルンデス国の輝かしき王太子。その立ち居振る舞い、性格、態度、顔はまさに理想の王子そのもので、あまりに王子が似合いすぎて✝ザ・プリンス・オブ・プリンス✝の称号を賜った。「立てば王子、歩いても王子、座っていてもやっぱり王子、キャー王子こっち向いて!」とは彼のためにある褒め言葉である。もしかしたら即位してからも王子と呼ばれ続けるかもしれない。それぐらい王子っぽい王子だったのだ。

 そんな王子が、あの王子のイメージを守るためならどんなことでもする王子が、今ゆるやかに自分のキャラを壊しに来ている。
 婚約者(ただし破棄されかけている)の公爵令嬢ハラペコーダが困惑するのも無理はなかった。

「やっぱりあなた、メシテロスの顔した別人ではありませんこと?」
「残念ながらまぎれもない本人だよ、ハラペコーダ。夢じゃないよ、ほっぺたつねってみればわかるよ」

 最大限好意的に表現するなら純真無垢な天使がごとく素直なハラペコーダは、おのれの美しいかんばせに指を伸ばした。
 痛かった。
 確かにこれは夢のようだ。
 逆だ。
 確かにこれは現実のようだ、なんということか!

 片方の頬を赤くしたまま、何が起きたのかさっぱりわかっていない顔で美貌の令嬢が立ち尽くしていると、王子の中の王子は得意げにまたさらりと前髪を撫でる。

「だろうな……今の君は何が何やら状態だろう。かつての僕もそうだった」
「メシテロス王子……?」
「前世で公爵令嬢ハラペコーダとして生を受けた僕は、身に覚えのない罪によって貶められ、恥辱のあまり憤死し、そしてこう願いながら死んだのだ。来世があるなら、きっとあのナルシスト馬鹿野郎に同じ思いをさせてやるのだと――さあここまで言って何も思わないのかな、ハラペコーダ。いや、昔のメシテロス!」

 その瞬間、銀髪美少女ハラペコーダの脳裏に電撃が走る。

 思いだした……! あとこの状況を完璧に理解した……! その辺の小鳥が私に囁くのよ……!

 彼女は衝撃のままに震えながら語り出した。

「そう……そうだったわ……たった今、謎の力で唐突に思いだしましたわ……! わたくしの前世はメシテロス=ルンデス。婚約者のハラペコーダを断罪し、ピンク頭のいかにも頭悪そうな顔して胸だけはやたらご立派だった男爵令嬢マジワローヌと結ばれた男。そしてあなたは――お前こそは、メシテロス=ルンデスに転生した、かつての僕の婚約者、ハラペコーダ! 前世である一周目世界で婚約破棄された恨みを返しに、現世である二周目世界でメシテロスとなって、ハラペコーダになったわたくしに理不尽な婚約破棄をするに至ったのね!」
「理解が早くて結構だ。若干理解しすぎていて気持ち悪い部分やそれお前が言えた義理ではなくないか? と感じてしまう部分もあるが、尺的に助かるので問題ないぞ、ハラペコ」

 王子が満足げにうなずくと、柔らかで優しい印象しかなかったたおやかな公爵令嬢はきっと一転して鋭い目になった。

「やめて! 今のわたくしは可憐で華麗な、男は誰でも思わず監禁したくなるぐらい愛らしい公爵令嬢なの、変なあだ名をつけないでちょうだい、飯テロ!」
「現世でも無駄に自信過剰なのは相変わらずだなハラペコーダ、でも可憐で華麗は前世の自分も普通に自認してたから黒歴史を突きつけられているみたいで、つまり相乗効果ですさまじく気分が悪いぞ、その無自覚ぶりっこをやめろぉ!」
「だってわたくし絶世の美少女だもの!」
「やかましい! あとそっちこそ変なところで区切らないでもらおうか、私の名前はメシテロス! 断じて飯テロではない、二度と間違えるな!」

 現ハラペコーダが素早く投げつけた扇をキャッチした現メシテロスは、彼女に歩み寄ると扇でスパンと横面をはたく――ふりだけして、寸前で勢いを減速し、頬にぷにっとソフトタッチしてからそっと手を下ろした。

「そこ、本気で怒るところなんですの、ハラペコーダ――じゃない、メシテロス王子――ああもう、前世と現世、しかもループ世界で入れ替わって転生してるなんてなんで面倒な!」
「……混乱を避けるために、ここは現世名で呼び合う事で統一しないか、現公爵令嬢ハラペコーダ?」
「そうしましょうか、現王子メシテロス」

 メシテロスの申し訳程度の思いやり措置に、一瞬本気で驚いて可愛く悲鳴を上げる準備をしていたハラペコーダは間抜けな顔になり、彼が最初の自分の位置に悠々と戻っていくのをみると慌てて自分も公爵令嬢ポーズに戻った。
 二人とも、何も起こってなんかいませんでしたよ、という顔で、向かい合って咳払いする。

「それにしても馬鹿なことを、メシテロス王子。あなたのご執心のマジワローヌこそ、とんでもないビッチですわよ。あなたはさっさと憤死してしまったから前世のその後を知らないでしょうけれど、あの女、まんまと王妃の座を勝ち取ったかと思ったら、跡継ぎの王子を生んだのを強気に王となったメシテロスを離宮に追いやって、自分が実権を握ってしまったのですわ。結果、いつの間にか王子の名声も低まっていったメシテロス王は寂しくて死亡。前世でハラペコーダが憤死したのもおそらくはあの女の策謀の結果でしょう」
「僕の前世の憤死もなかなかレアだと思っていたが、君の寂しくて死んだという死因はもっと上を行っている気がするな。さすがだ現ハラペコーダ」
「さりげなく前世のわたくしを嗤っていませんこと、現メシテロス!?」
「確かに前世の僕が馬鹿で無力だったことは認めるが、マジワローヌに終始手玉に取られ彼女の手先となってあらゆる方面に迷惑をかけたのは元メシテロスつまり現ハラペコーダである君のせいだ。憤死させられた恨みは深いぞ、君だって少しは前世で僕の死に罪悪感を覚えただろう?」
「くっ……」

 思わずだろうか、私的なコメントを挟んでから、王子は気を取り直したようにまた前髪をすっとなぞる。
 ハラペコーダは微妙にイラッとした。

「ともかく。マジワローヌ嬢のことなら今世は心配無用だよハラペコーダ。淫ピは淫ピでも仮にも一周目で国の乗っ取りにほぼ成功した女だ、君の思うような馬鹿ではない。もう密約は済んでいるから彼女がこれ以上僕に何か求めてくることはないんだ。この件についてはまた非常に濃厚なドラマがあったりなかったりするのだが、まあ今回の事とは関係ないから別に話さなくてもいいだろう」
「あの淫ピ――こほん、いけない釣られかけた――マジワローヌ嬢と一体どうやって何の約束を取り交わしたと言うんですの!? すごく気になるのですけど、メシテロス王子! わたくしその話とても聞きたいのですけれど、王子!」
「そんなことより僕の君に対する復讐だよ、ハラペコーダ。まさかこの僕が、復讐鬼メシテロスが、前世と全く同じに修道院送り程度の生ぬるい処遇で済ませるとは思っていないだろうね……」
「……その生ぬるい処遇で前世のあなた憤死してませんでしたっけ、メシテロス」
「シャラップ! そんな生意気な口、もうすぐたたけなくなるんだからな! 覚悟しろよ!」

 無実の罪で断罪され、婚約破棄などという不名誉な処遇を言い渡されそうになっているハラペコーダなのだが、前世を思いだしたおかげで逆に緊張感だの危機感だのがすっかり緩和されてしまっていた。
 何せ相手は前世のハラペコーダなのである。淫ピ頭の男爵令嬢にまんまと婚約者の王子を寝取られ、ついでに彼女のやらかした男性遍歴の汚名をそっくりそのまま押しつけられ、わけもわからず修道院送りになった挙げ句、うっかり憤死した令嬢が前世なのである。

「一応聞いておくと、わたくしこれからどうなるのでしょうか」

 転生したとて前世の事を色濃く覚えているのなら、人格も前世と似たようなものと思って差し支えあるまい。斜め上に怒りが突き抜ける元彼女の性格的に、たぶん命まで取られることはないだろう。
 すっかり油断して尋ねるハラペコーダに、こめかみをひくつかせながらメシテロス王子は答える。

「驚けよ! ビビれよ! 僕は一生懸命、何がお前の一番の嫌がらせになるのか考えたのだから! 言うからな! 今からめっちゃクールで無情なハイパー断罪計画の全貌言うからな! この時のために二周目世界を約二十年間潜伏し続けて淫ピとも頑張って交渉したんだからな! 絶対に泣けよ! お前が泣かなかったら僕が泣くからな!」
「……実はあなた、わたくしのことがとても好きなんじゃないの、メシテロス」
「ぐっ、愚問だなぁ! ななななな何を言っているのかさっぱりわからないぞ! というかいちいち話の腰を折りに来るのはやめろ! いいか、私はな、この部屋を素行不良による監視という名目で、閉じ込め、毎日っ――」
「毎日?」
「庶民料理を食べさせる」

 重苦しい沈黙が落ちた。
 メシテロスも結構真面目な顔をしているがハラペコーダも真顔になった。

「……なんですって?」
「毎日、庶民料理を初め、シェフが腕によりをかけて作った古今東西あらゆるメニューの料理を食べさせる」
「……もう一回。その、できれば趣旨がわかるように」
「毎日シェフご自慢、時には僕自ら作る選りすぐりの料理をこの哀れな鳥籠に差し入れ、貴様のリアクションを楽しむ。どうだ恐ろしい復讐だろう、ふーははははは!」
「…………メシテロス王子」
「なんだ」
「あなた、疲れているのよ」
「おのれハラペコーダ、まだ自分の立場がわかっていないようだな! では実際にこの復讐計画の恐ろしさを味わってもらおうではないか!」

 メシテロス王子がバッと布をめくると、いつからそこに待機させられていたのか、銀のクローシュで覆われた皿をちょちょんといくつか積んだワゴンが現れる。
 いぶかしげに眉をひそめるハラペコーダをこれまたいい位置にセッティングされていた食卓に座らせ、せっせと王子はカトラリーや食器を並べる。
 もったいぶって王子が開けた蓋の下の光景に、すっかりたるんだ雰囲気になっていたハラペコーダもさすがに息を呑む。

 ふわりと香り立ち中央にどんと大きく構えたるはハンバーグ、その横に無言の主張をするは白いソースのかかった揚げ物、刻まれた野菜達と付け合わせのパスタがそっと隙なく控えている。ちなみにお肉が冷めても温め直せるようにという優しい配慮だろうか、熱を持った石も皿の脇に添えられていた。
 メイン料理を包囲するのは、こってりとろーりポタージュ、オリーブ油をたっぷり吸えそうな柔らかなパン、ドレッシングやナッツがふんだんに振りかけられた新鮮なサラダ、そしてデザートのプディング。

 ごくり、と思わず喉を鳴らしてしまってから、ハラペコーダは平静を装って言う。

「しょ、庶民料理にしては随分と豪勢ではありませんこと……?」
「安心したまえ、ハラペコーダ。これはジャバンという、異世界の極東にある、他に何をされても怒らないのに食べ物ネタのおふざけや安全性管理問題だけはいともたやすく激怒する、高度なグルメ民族の総中流国家から仕入れてきたメニューなのだ」
「そうですの、異世界の極東……異世界!?」

 ようやく望みの反応をもらえたのだろうか。
 犬だったら尻尾をブンブン振っているのが見えそうな勢いで、メシテロス王子はその曇りなき碧眼をキラッキラに輝かせながら鼻息荒く答えた。

「このために宮廷魔術師に無理を言って時空肝転移魔法を駆使してもらい、異世界まで探索範囲を広げて君のためのレシピ取得に七転八倒した。どれほどの苦労があったか語ってもいいのだが、本件とは関係がないので話をカットさせてもらおう」
「またそれですの!? 微妙に気になるから小出しにエピソードをちらつかせてくるの、やめてほしいのですけれど!」
「おかげで我が国最高の宮廷魔術師十人が慢性的運動不足に苛まれているようだが、反省も後悔もしていない」
「心を込めて後悔しなさいよ、王太子が一体何をしているのよ、あと魔術師達の運動不足は元からでしょインドアにすぎるのだから、というかなぜ許可が出たのよ職権乱用なんじゃないの、そんなどう考えても無駄なことに!」
「大丈夫だ、彼らも既にジャバンの庶民料理の味を覚えてしまった。もう、ジャバン料理なしには生きていけない身体になってしまった。そしてハラペコーダ。貴様もこれからそうなるのだ、ふーはははは……」

 銀髪銀目、透き通るような白い肌をした絶世の美少女ハラペコーダは、小躍りを始めようとしているメシテロス王子を非常に残念なものを見る目で見つめる。

「いくら美味しくてもたかが料理でしょう? 言っておきますけどわたくし、食べはしますけどあなたの思い通りになんてならなくてよ。目論見違いでしたわね」
「では試しに一年、君はここでの軟禁生活に甘んじてみるといい。もしその間、ジャバン料理に一度も心惹かれず、僕のことを終始下らない男だと嗤っていられるようなら、僕の二度目の人生をかけた復讐は大失敗、完敗だ。マジワローヌとも再交渉して君の無実の罪は取り消してもらうし、迷惑をかけた分今後の生活は僕が責任を持って保証しよう」

 美貌の王子と可憐な公爵令嬢はにらみ合い、火花を散らす。

「一年間……いいでしょう、それであなたの気が済むなら。あなたの持ってくるすべての料理を平然と優雅にノーリアクションで完食してさしあげますわ」
「ふふふ、僕は予言する……君は一月後にはジャバン料理のトリコになっていることだろう……」
「わたくしこそ予言しますわ……一月後には、あと十一ヶ月もこんなくだらない戦いを続けなければならないという後悔に苛まれる、あなたの激しい苦悩があることを……!」

 公爵令嬢は不敵に微笑み、軽やかにフォークとナイフを取った。



 そして一月が経過した。



「ジャバン料理には勝てなかったのおおおおおおお!」
「ざまあああああああああ!」

 例の塔には、可憐な令嬢らしさをかなぐり捨てて泣き叫ぶハラペコーダと、王子の気品をすっかり失ってガッツポーズをするメシテロスの姿があった。

 メシテロスは背の低いハラペコーダの前で立ち上がって思いっきり上に手を伸ばし、ぶらぶらと袋を左右に振ってみせる。

「ほーれハラペコーダ、今日のおやつはくりぃむぱんなるメニューを参考にシェフが頑張って再現した菓子パンだぞ。せっかくだから宮廷魔術師達の力を借りて包装紙も作ってみたぞ。さすがに透明にはならなかったが、結構似た感じの紙袋ができたのだ! ほしいんだろう、ん? このジャバン庶民料理が食べたいと言え!」
「またそんな魔術師の無駄遣いを――でも、どうでもいい! 食べたいの! 今すぐくりぃむぱんを食べさせて、何でもしますからっ――ハッ! なんてことなの! 悔しい! この高嶺の公爵令嬢ハラペコーダともあろう者が、安物高カロリージャンク味に慣れさせられてこんなはしたない真似をしてしまうなんて、くっ!」
「いや確かに元ネタは庶民向け大衆料理だけど、君のために作っている特別製オーダーメイド料理だから普通にこの世界では高級品だよ、ハラペコーダ」
「余計に悔しい! きいいいいいい」
「高カロリーと甘物の味はもうすっかりその身体になじんだことだろう……僕達の用意している飯テロメニューは百八式以上あるよ……」
「外道! なんてことするの! あと百以上も違うメニューが食べられるなんて!」
「その顔が見たかったんだよハラペコーダ、僕は大いに満足だ!」
「………………」

 部屋の中から聞こえてくる痴話喧嘩の様子を耳にして、男爵令嬢マジワローヌはそっと扉をノックしようとしていた手を引っ込め、くるりを背中を向けた。

「やっぱりあの馬鹿王子と阿呆公爵令嬢のかわりに、私がしっかりこの国を導いていかないと……」

 ピンク頭はきりりと顔を済ませてぐっと握り拳をつくり、決意を新たに塔の階段を下りていく。
 そんなわけで二周目の世界でも、ハラペコーダとメシテロスがお花畑でも国はなんとかなっていきそうなのだった。



 頑張れハラペコーダ! それいけメシテロス! ついでに負けるなマジワローヌ!
 二人の飯テロ攻防と明るい復讐が続く未来はこれからだ!


(完)
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