なにわ友あれダンジョン1「オタ社長が空手ギャルや巨乳バニーと同棲中(●秘)?」これは事案ですか。いいえ。人助けですからセーフ。

内村うっちー

文字の大きさ
29 / 53
第二章 現実の社会はさほど甘くない。

第二十六話 バニーちゃんと一緒(5)

しおりを挟む
「ごめんね……ココちゃん。可愛げない娘たち。身代わりにして
強引すぎたかもしれないわ。へへへっ」苦笑いのコーキさんだ。

 ココに示した執着心。本気で半端ない強さだ。おそろしいよ。

 関係者が全員ドン引いたぐらい。抱き枕として扱われたココ。
全身を強く振るわせ真珠の涙を流す。同時ベッドに崩れおちた。

 どう考えても性的被害者。事後を想像させる姿が驚きだよね。
「……ココちゃん。コーキさんメッチャいいひと。だけど強烈」

 ココにすりよる永依。屹立した白い右耳ごと頭を抱きよせる。
小声でつぶやくと慰められるココ。不思議なくらい幼く見えた。


 コーキさんと呼ばれないだけで親しい関係者。仮想敵扱いだ。

 おそろしい状況になる英田皇紀さん。英田副総裁の長男になる
英雄のお嫁さん。テレビで料理研究家として活躍の美人さんだ。

 実際は本業が別にありそちらは公にされない種。異能だった。
第六感を駆使する未来予測に近い。株や先物取引の異才らしい。

 年間累計で莫大な金銭を生みだす鬼才。巫女として扱われる。

 旦那にべたぼれ。英雄さんも工学博士としてAI業界。内外に
その知名度も高い。人工知能学会で神様めいた能力の第一人者。

 金銭と権力もあるマニアだよ。かなり昔からのオタク仲間だ。


 実姉の圭子。アンタッチャブルな弁護士なんだ。保護者にして
天敵でもある相手。飄々とした勝利さんもイケメン弁護士さん。

「親父に説明されたけど悪運。ほとんど変わらない引きの強さ。
マジに笑ったぜ」こちらを見つめる勝利さんだ。本気で笑った。

「ホントよ。永依が年末大事件起こしたから。お目つけ役だった
執事も引責辞任。永依を任せられる相手がアンタだけなんだよ」

 隣で頭を抱えるようにして伝える姿。そっくりの姉は圭子だ。

「いつもクソ親父の強引さだ。突飛すぎる発想力には助けられた
部分もおおきい。なんだっけ? 十五年前チェルノブイリの経過
視察で拾った村娘。種づけしてロシア放置した愛娘がココだね」


 かなりの年齢差あるけどオタ友英雄さん。すばらしい展開だ。

 強引に実子としておしつけられたココ。対応も紳士的すぎる。
プレイボーイの読者でバニーガール好き。公言して躊躇わない。

 問題が想定外のコーキさんだ。悪口の弁護士が長女。医学者の
次女は外面だけ。自分を尊重しないから不満全開だったらしい。

 そこに現れた男っぽい言動。愛らしい少女ウサギ獣人のココ。
一目ぼれして全力。かまい倒した結果が現在の実情なんだろう。


 突然来訪で家族だけど歓待しようもない。ビルの代表者として
考えることもある。八階建てのFOXビル。登記で個人所有だ。

 その実態だけどカフェは公安警察が運営してる。代表者になる
先輩の大喜多要さんだ。二階の設計事務所は昨年末に退去した。

 二フロアを使用した旅行代理店。ウイルスの蔓延で撤退した。

 五階が非常勤の法律事務所だ。登記の代表者が英田勝利さん。
六階も勝利さんの隠れ家として関西に滞在時。使用する部屋だ。

 七階は英雄さんの隠れ家的な秘密基地。時折使用されている。


 それらの賃貸に資金供与をうける。個人事務所兼八階居室だ。
各階二十坪だから生活環境を整えた。浴槽とDKは六階以上だ。

 姉夫婦は六階泊まり。伯父夫妻も七階で宿泊可能だよ。食事の
場所に利用できる施設が現状。一階フィッシュオンだけになる。

 ココの移動が認められた場所。自衛隊で管轄する範囲だから。
 普段の生活に必要な食材もカフェに委託だ、提供されている。

「ご存じでしょうがココ。自衛隊の管轄から外出できませんよ」
 マジメに伝えた。英雄さんも鷹揚にうなずきを返しただけだ。


「らしいね。安全確保と情報の漏洩。心配だから仕方がないさ。
しばらく滞在。食事は公安に依頼して一階カフェ。通達したよ」

「ココちゃんあきないように食材とメニュー。手配したからね」
 うふふと笑うコーキさん。有名な料理研究家と理解してるよ。

「ココ。コーキさん有名な料理研究家だから。期待していいよ」
「そそ。ちょっとだけ変なとこあっけど。メチャ旨料理だから」
 ベッドから立ちあがれないココだ。異口同音の言葉が届いた。


「あら永依ちゃん。おいしいお料理。お預けされたいのかな?」
 背後のコーキさん。ジト目で威嚇された永依もすくみあがる。

「コーキさんゴメンナサイ。おいしいお料理が食べたいのです」
 双眸を丸くするココだ。見つめあう永依の謝罪が見事だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

カオルとカオリ

廣瀬純七
青春
一つの体に男女の双子の魂が混在する高校生の中田薫と中田香織の意外と壮大な話です。

美人生徒会長は、俺の料理の虜です!~二人きりで過ごす美味しい時間~

root-M
青春
高校一年生の三ツ瀬豪は、入学早々ぼっちになってしまい、昼休みは空き教室で一人寂しく弁当を食べる日々を過ごしていた。 そんなある日、豪の前に目を見張るほどの美人生徒が現れる。彼女は、生徒会長の巴あきら。豪のぼっちを察したあきらは、「一緒に昼食を食べよう」と豪を生徒会室へ誘う。 すると、あきらは豪の手作り弁当に強い興味を示し、卵焼きを食べたことで豪の料理にハマってしまう。一方の豪も、自分の料理を絶賛してもらえたことが嬉しくて仕方ない。 それから二人は、毎日生徒会室でお昼ご飯を食べながら、互いのことを語り合い、ゆっくり親交を深めていく。家庭の味に飢えているあきらは、豪の作るおかずを実に幸せそうに食べてくれるのだった。 やがて、あきらの要求はどんどん過激(?)になっていく。「わたしにもお弁当を作って欲しい」「お弁当以外の料理も食べてみたい」「ゴウくんのおうちに行ってもいい?」 美人生徒会長の頼み、断れるわけがない! でも、この生徒会、なにかちょっとおかしいような……。 ※時代設定は2018年頃。お米も卵も今よりずっと安価です。 ※他のサイトにも投稿しています。 イラスト:siroma様

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...