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バーとカクテル
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「うわあ、広い……」
今日から私がお世話になることになった家、のお風呂場で、私は立ち尽くしていました。
思い出したのは、以前、アルバイトでワンシーズンだけ泊まり込みで働いた旅館。
早朝、まだ日が昇る前の寒い中、床をデッキブラシで擦ったなぁ。お掃除をする側じゃなく、ただ入るだけなんて贅沢な体験は初めてです。ちょっとソワソワしてしまいます。
ここは結界の中にある空間。京都のようで、京都とは少し違う世界。
お店を閉めてから、夜都賀さんと伊吹くんに案内されて辿り着いたのは、立派な門構えの日本邸宅でした。
広い玄関の中に入ると、半透明の小さな鹿やイノシシみたいな形をした可愛い子達がちょこちょこ動いて掃除をしていました。
「魑魅」という自然の気から生まれた単純、純粋なあやかしで、伊吹くんが使役しているらしいでし。
玄関から続く長い廊下はピカピカに磨かれていて、廊下の両側にはたくさんのふすまがあって。その向こうは全てお部屋だということで、少しだけ覗かせてもらったのですが……。あの、すごいんですよ。
お部屋は畳敷きの和室で、天井にまで絵が描かれていたり、ふすまの上に木を彫って作った飾りのようなものが嵌め込まれていたりしてすごく綺麗なんです。ふすまの上の彫刻は「破風」っていうんだよ、と夜都賀さんが教えてくれました。
縁側から見渡せる綺麗に作り込まれたお庭には、日差しがキラキラと溢れていて、思わず「わぁ……」と声が出てしまいました。
「甘祢、眠くないか?」
「最初に言った通り、夜勤の経験ありますし、大丈夫です! ……と言いたいところですが、実は少し眠いです」
「そりゃあ大江山であんだけ走り回ったら疲れるだろ。先に風呂に入っていいから早く寝るといい」
「お、お風呂あるんですか? あ、いえ、こんな立派なお家ならお風呂あって当然だと思うのですが、なんだか慣れなくてついびっくりしてしまって」
つい早口になってしまいます。お恥ずかしいです。
今まで住んでいた部屋にはシャワーしかついていなかったので、お風呂があるというだけで舞い上がってしまいそうです。同時に、私なんかがそんなお家に住んでいいのかな、という申し訳なさもあって。
「ははは、嬉しそうだな。空間を直接源泉に繋げている温泉だ、ゆっくりつかって来るがいい」
―そして、冒頭に戻ります―
露天風呂に浸かって、じんわりと熱が身体をほぐしていくのを感じながら目を閉じます。
「あー……きもちいい……お風呂で足伸ばせるなんて贅沢……」
無職になって一日でがらりと人生が変わってしまいました。
……これでいいのでしょうか。
自問自答をしても、そもそも何がいい人生なのか、なんてわかりません。特に今まで目標もなく、ただ生きのびる為に働き続けてきました。ついでに、働くことで誰かの役に立てていたら嬉しいです。私の存在価値はそれくらいですので。
自分の人生に対しての願望は、それ以外、特に無いのです。
「伊吹くん達はすごいな。あやかしのみんなが住める租界を作って、初対面の私まで守ってくれて」
友達、というものを作ったことはありません。
子供の頃は特殊な家の子だから、と集落では避けられていたし、大人になってからは家と職場の往復しかしていませんでした。職場でもひっそりと目立たないようにしていましたし、そんな私を気に掛ける人も特にいません。
大人になってもなんとなく周りから避けられていたのは、夜都賀さんが教えてくれた、私の家系の影響だったのかもしれませんが。
夢の中の、みんなに囲まれていた感覚を思い出します。
あれは、魂は同じでも私ではないのでしょうか。それとも、私なのでしょうか。魂が同じ人がお友達だったから、私もお友達にしてくれるよね、なんて思うのは、きっと図々しいことなのだと思います。
それでも、優しくされるとつい欲が出てしまいます。望んで、しまいます。
「伊吹くん。みんな。私も、お友達にしてくれるのでしょうか……」
そう願うことは欲張りなのでしょうか。それとも、こうして考えすぎることは逆に良くないのでしょうか。
はじめてのことなので、何もわかりません。でも、そんなことを言っていても、何の解決にもなりません。
真上から降り注ぐ太陽の光で、立ち上る湯気がキラキラと輝いています。
綺麗なお家の中、後ろ向きでいると、お家の空気を悪くしてしまうような気もします。夜都賀さんと伊吹くんのためにも、私もなるべく前向きでいられるように頑張ろう、と心に決めました。
「お、似合ってるね~! 可愛い!」
「お揃いだな」
「イブキちゃんなんでそんなに嬉しそうなの」
脱衣所に用意されていた浴衣を着て大広間に向かうと、同じものを着た伊吹くんと夜都賀さんがくつろいでいました。なんだか少し照れくさいです。
「ほら、お腹空いてない? 簡単なものしかないけど、どうぞ」
夜都賀さんが出してくれたお膳には、白米とお漬けもの、お味噌汁、そして焼き魚が乗っています。
「わぁ、和食! 素敵です! 普段ごはんは食べないと言っていたのに……その、もしかして私がいるからわざわざ……?」
「たまに趣味で料理はしているけどね。久し振りに作るいい切っ掛けになったよ、ありがとう。甘祢ちゃんはまだ人の部分も残ってるし、ご飯食べないと」
「ありがとうございます。その、材料はどうしたんですか?」
「ああ、この租界には連絡一本で何でも配達してくれる組織があってね。それをまとめてるのがさっきまで一緒にいたスパルナなんだけど」
「なるほど、Uber的な……あやかしの世界も便利なんですね」
「スパルナは羽出せば飛べるし部下や使役してる使い魔もすばしっこいのが多いからな、重宝している」
伊吹くんは強くて租界のリーダー、夜都賀さんはなんでもできる。スパルナさんは流通を管理していて、エイコさんは傷を治せる。みんな、すごいな。
私は一体何の役に立てるのだろう。今までは言われたことをこなしてただ仕事をしていたけれど、初めて「周りの役に立ちたい」と思いました。
「ほらほら、じゃあこれ食べたら寝な、甘祢ちゃん」
「え、でも、お店で働くって……」
「オープンは夜だよ。何時に来てくれても構わないし、体調によっては明日からでもいいし」
「そうそう、なんなら今夜は客として飲みに行くとかでもいいんじゃないか?」
「イブキちゃん。甘祢ちゃんと一緒に飲みたいだけでしょそれ」
伊吹くんと夜都賀さんのやり取りを聞いているだけで、緊張がどんどんほぐれていくの、不思議ですね。なぜでしょう。やり取りに全く嘘がない、そんな風に感じるからなのかもしれません。
親子でも、お互い隠したい気持ちや意図があることは多いと思います。父は、常にそうだった気がします。でもこの2人には、お互いに対しても、それに、みんなにも、私に対しても、嘘というものを感じないのです。
「ふふ、お気遣いありがとうございます。それでは、いただきます」
手を合わせて、箸を手に取って、お味噌汁を一口。じわりと暖かさが広がりながら胃に落ちていきます。幸せな、暖かさです。
ニコニコしながらご飯を食べ進めていると、伊吹くんがじっと私を見ているのに気が付きました。何か話でもあるのかな、と視線を返すと、顔を赤くしてそっぽを向かれます。
なんだか今の、見た目通りの少年みたい。
おかしくて、失礼かもしれないのですが、少し可愛く感じて、私は少しだけ笑ってしまいました。
今日から私がお世話になることになった家、のお風呂場で、私は立ち尽くしていました。
思い出したのは、以前、アルバイトでワンシーズンだけ泊まり込みで働いた旅館。
早朝、まだ日が昇る前の寒い中、床をデッキブラシで擦ったなぁ。お掃除をする側じゃなく、ただ入るだけなんて贅沢な体験は初めてです。ちょっとソワソワしてしまいます。
ここは結界の中にある空間。京都のようで、京都とは少し違う世界。
お店を閉めてから、夜都賀さんと伊吹くんに案内されて辿り着いたのは、立派な門構えの日本邸宅でした。
広い玄関の中に入ると、半透明の小さな鹿やイノシシみたいな形をした可愛い子達がちょこちょこ動いて掃除をしていました。
「魑魅」という自然の気から生まれた単純、純粋なあやかしで、伊吹くんが使役しているらしいでし。
玄関から続く長い廊下はピカピカに磨かれていて、廊下の両側にはたくさんのふすまがあって。その向こうは全てお部屋だということで、少しだけ覗かせてもらったのですが……。あの、すごいんですよ。
お部屋は畳敷きの和室で、天井にまで絵が描かれていたり、ふすまの上に木を彫って作った飾りのようなものが嵌め込まれていたりしてすごく綺麗なんです。ふすまの上の彫刻は「破風」っていうんだよ、と夜都賀さんが教えてくれました。
縁側から見渡せる綺麗に作り込まれたお庭には、日差しがキラキラと溢れていて、思わず「わぁ……」と声が出てしまいました。
「甘祢、眠くないか?」
「最初に言った通り、夜勤の経験ありますし、大丈夫です! ……と言いたいところですが、実は少し眠いです」
「そりゃあ大江山であんだけ走り回ったら疲れるだろ。先に風呂に入っていいから早く寝るといい」
「お、お風呂あるんですか? あ、いえ、こんな立派なお家ならお風呂あって当然だと思うのですが、なんだか慣れなくてついびっくりしてしまって」
つい早口になってしまいます。お恥ずかしいです。
今まで住んでいた部屋にはシャワーしかついていなかったので、お風呂があるというだけで舞い上がってしまいそうです。同時に、私なんかがそんなお家に住んでいいのかな、という申し訳なさもあって。
「ははは、嬉しそうだな。空間を直接源泉に繋げている温泉だ、ゆっくりつかって来るがいい」
―そして、冒頭に戻ります―
露天風呂に浸かって、じんわりと熱が身体をほぐしていくのを感じながら目を閉じます。
「あー……きもちいい……お風呂で足伸ばせるなんて贅沢……」
無職になって一日でがらりと人生が変わってしまいました。
……これでいいのでしょうか。
自問自答をしても、そもそも何がいい人生なのか、なんてわかりません。特に今まで目標もなく、ただ生きのびる為に働き続けてきました。ついでに、働くことで誰かの役に立てていたら嬉しいです。私の存在価値はそれくらいですので。
自分の人生に対しての願望は、それ以外、特に無いのです。
「伊吹くん達はすごいな。あやかしのみんなが住める租界を作って、初対面の私まで守ってくれて」
友達、というものを作ったことはありません。
子供の頃は特殊な家の子だから、と集落では避けられていたし、大人になってからは家と職場の往復しかしていませんでした。職場でもひっそりと目立たないようにしていましたし、そんな私を気に掛ける人も特にいません。
大人になってもなんとなく周りから避けられていたのは、夜都賀さんが教えてくれた、私の家系の影響だったのかもしれませんが。
夢の中の、みんなに囲まれていた感覚を思い出します。
あれは、魂は同じでも私ではないのでしょうか。それとも、私なのでしょうか。魂が同じ人がお友達だったから、私もお友達にしてくれるよね、なんて思うのは、きっと図々しいことなのだと思います。
それでも、優しくされるとつい欲が出てしまいます。望んで、しまいます。
「伊吹くん。みんな。私も、お友達にしてくれるのでしょうか……」
そう願うことは欲張りなのでしょうか。それとも、こうして考えすぎることは逆に良くないのでしょうか。
はじめてのことなので、何もわかりません。でも、そんなことを言っていても、何の解決にもなりません。
真上から降り注ぐ太陽の光で、立ち上る湯気がキラキラと輝いています。
綺麗なお家の中、後ろ向きでいると、お家の空気を悪くしてしまうような気もします。夜都賀さんと伊吹くんのためにも、私もなるべく前向きでいられるように頑張ろう、と心に決めました。
「お、似合ってるね~! 可愛い!」
「お揃いだな」
「イブキちゃんなんでそんなに嬉しそうなの」
脱衣所に用意されていた浴衣を着て大広間に向かうと、同じものを着た伊吹くんと夜都賀さんがくつろいでいました。なんだか少し照れくさいです。
「ほら、お腹空いてない? 簡単なものしかないけど、どうぞ」
夜都賀さんが出してくれたお膳には、白米とお漬けもの、お味噌汁、そして焼き魚が乗っています。
「わぁ、和食! 素敵です! 普段ごはんは食べないと言っていたのに……その、もしかして私がいるからわざわざ……?」
「たまに趣味で料理はしているけどね。久し振りに作るいい切っ掛けになったよ、ありがとう。甘祢ちゃんはまだ人の部分も残ってるし、ご飯食べないと」
「ありがとうございます。その、材料はどうしたんですか?」
「ああ、この租界には連絡一本で何でも配達してくれる組織があってね。それをまとめてるのがさっきまで一緒にいたスパルナなんだけど」
「なるほど、Uber的な……あやかしの世界も便利なんですね」
「スパルナは羽出せば飛べるし部下や使役してる使い魔もすばしっこいのが多いからな、重宝している」
伊吹くんは強くて租界のリーダー、夜都賀さんはなんでもできる。スパルナさんは流通を管理していて、エイコさんは傷を治せる。みんな、すごいな。
私は一体何の役に立てるのだろう。今までは言われたことをこなしてただ仕事をしていたけれど、初めて「周りの役に立ちたい」と思いました。
「ほらほら、じゃあこれ食べたら寝な、甘祢ちゃん」
「え、でも、お店で働くって……」
「オープンは夜だよ。何時に来てくれても構わないし、体調によっては明日からでもいいし」
「そうそう、なんなら今夜は客として飲みに行くとかでもいいんじゃないか?」
「イブキちゃん。甘祢ちゃんと一緒に飲みたいだけでしょそれ」
伊吹くんと夜都賀さんのやり取りを聞いているだけで、緊張がどんどんほぐれていくの、不思議ですね。なぜでしょう。やり取りに全く嘘がない、そんな風に感じるからなのかもしれません。
親子でも、お互い隠したい気持ちや意図があることは多いと思います。父は、常にそうだった気がします。でもこの2人には、お互いに対しても、それに、みんなにも、私に対しても、嘘というものを感じないのです。
「ふふ、お気遣いありがとうございます。それでは、いただきます」
手を合わせて、箸を手に取って、お味噌汁を一口。じわりと暖かさが広がりながら胃に落ちていきます。幸せな、暖かさです。
ニコニコしながらご飯を食べ進めていると、伊吹くんがじっと私を見ているのに気が付きました。何か話でもあるのかな、と視線を返すと、顔を赤くしてそっぽを向かれます。
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