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136.転売屋は回収しに行く
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「じゃあちょっと行ってくるわ。」
「そうですね、そろそろ月末ですから。行ってらっしゃいませ。」
「一緒に行ってあげようか?」
「いや、大丈夫だろう。」
「でも前暴れられたんでしょ?」
「そしたら返り討ちにするまでだ。誰が上か思い知らせてやればいい。」
二人に見送られて店を出る。
八月もそろそろ終わりに近づいてきた。
オークションが近いからか街には普段見かけない人たちが出歩いている。
どこぞのお貴族様。
大きな荷物を抱えた商人。
一発当てに来た冒険者。
誰もが夢と希望を抱いてこの街にやって来ている。
その中心にあるものは何か。
ズバリ『カネ』だ。
何をするにもカネがいる。
飯を食うにも宿に泊まるにも買い物をするにも、全てにカネが絡んでいる。
人々の生活になくてはならない物。
それこそ水と同じレベルで必要不可欠なものといえばそう、カネだ。
カネがあれば何でもできる。
欲しい物も、食べたい物も、それこそ人の命だって買える。
どこの世界においてもカネは世界の中心に存在するのだ。
で、俺が何をしに行くのかというと、そのカネを回収しに行くわけだな。
向かう場所は三か所。
その中で一番重要なのが今から向かう所だ。
人の流れに逆らうようにして街の奥へと進むと、だんだんと人気が無くなってきた。
そして古ぼけた建物の前で立ち止まる。
大きな扉をドンドンドンと三回たたいてみた。
「シロウだ、開けてくれ。」
返事は無い。
再びドンドンドンと強くたたく。
「いるんだろ、無理やり開けるぞ。」
「ま、待ってください今開けますから!」
「いるじゃないか。さっさと開けろよな。」
居留守を使われたらどうしようかと思ったが、どうやらその心配はなさそうだ。
だがいつまでたっても扉は開かないので仕方なく自分で開ける。
「待って!待ってください!まだ!」
「生憎時間が無くてな。」
力いっぱい押すとゴゴゴゴときしむ音を響かせながら大きな扉が開いた。
「早く、早く返して!」
「やーだよー!」
「こっちこっち!」
「もう!ダメだって、シロウさんが来ちゃうから!」
開きながら聞こえてきたのは子供達のはしゃぐ声。
それに交じって何やら悲壮な声も聞こえるがまぁ気のせいだろう。
扉を開けて一息つき奥へと進む。
さっきまで子供の声が聞こえていたはずなのに、中には誰もいなかった。
いや、いる。
奥の方に人の気配がする。
なんだ、かくれんぼか?
「シロウさん来ないでください!」
「いや、来ないでって言われてもなぁ。貰うもん貰ったらさっさと帰るんだが。」
「渡しますから、お願いしますちょっとだけ向こうを向いて下さい!」
「いや、向こうって・・・。」
何やら必死にお願いされているが気にせず奥まで行って、初めてその理由に気が付いた。
「何で服を着てないんだ?」
「いやぁぁぁぁぁ!」
叫び声が教会中に響き渡る。
そして・・・。
「あー!シロウさんがモニカの裸を見たー!」
「結婚だ!」
「裸見たら結婚しなきゃいけないんだぞ!」
モニカの修道服を振り回しながら奥から子供達(ガキ)が飛び出してきた。
必死に体を抱いてみられまいとするモニカ。
安心しろ、そのお子ちゃまな体には何も反応しないから。
それに裸とは言うがちゃんと下着は着けてるみたいだぞ。
とはいえ見ているのもあれなので誇らしげに修道服を振り回す子供の方を見る。
「そろそろ返してやれよ、風邪ひくだろ。」
「シロウが結婚してくれるならいいよ。」
「結婚しろー!」
「修道女は結婚できないって聞かなかったのか?」
「そんなの関係ないもん!シロウが結婚したらモニカは幸せになるもん!」
「そうだ!この前だってシロウが来ないかなって言ってたんだぞ!」
「ひやぁぁぁぁぁ!何言うの!」
慌てて否定するべく立ち上がったモニカだが、慌てたように再びしゃがんでしまった。
まったく、忙しい奴だなぁ。
「ほら、返してやれ。じゃないとアレ、渡さないぞ。」
「やだ!」
「返す!返すから!頂戴!」
「モニカ早く服着てよ!アレ貰えなくなっちゃう!」
悪ガキどもが慌てた様子で修道服をモニカの所に運んで行った。
そして何もしてませんみたいな顔で俺の前に勢ぞろいする。
あれ、一人足りないぞ。
「ファンはどうした?」
「イライザさんの所に行ったよ、忙しいんだって。」
「そうか、真面目に働いてるのか。」
「昨日なんてね、おっきいお肉持って帰って来たんだよ!」
「美味しかったよ!」
「ちゃんとお礼言ったか?」
「「「うん!」」」
屈託のない笑顔を浮かべる子供達。
さっきまで悪さをしていたという自覚は無いんだろうなぁ。
俺の後ろでモニカが必死に着替えている所だろう。
あれでもう少し胸が有ったり尻が有ったらよかったんだが、残念ながらそのどちらも無いんだよなぁ。
まな板ってやつだな。
「お、お待たせしました・・・。」
「災難だったな。」
「今日はシロウさんが来る日だからと、大はしゃぎでして。」
「ご苦労な事だ。で、今月の分を回収しに来たんだが・・・。」
「ちょっと待ってくださいね。」
まだ若干顔が赤いモニカはいそいそと祭壇の裏に回り、小さな袋を取り出した。
「これです。」
「確認しよう。」
持ってきた箱に小袋の中身をぶちまける。
中にはビー玉のような小さなガラス玉が入っており、箱に作られた敷居の中にコロコロと納まっていく。
数を数えるために作った俺のお手製道具だ。
「ひーふーみー・・・全部で34個か。今月も頑張ったな。」
「「「うん!」」」
「じゃあご褒美だ。」
先程の袋と交換するように、別の袋を取り出し子供達に手渡す。
一番大きい子がそれを受け取り、走って少し離れたテーブルに移動した。
「ちゃんと人数分あるから分けるんだぞ、喧嘩はするなよ!」
「「「は~い!」」」
「んで、これが教会の分だ。確認してくれ。」
モニカにも別の袋を渡す。
そちらはジャラジャラと金属製の何かがぶつかる音がしている。
祭壇の上の聖水で満たされた盃にそれを開けると、銀貨が何十枚も出てきた。
「こんなにたくさん、ありがとうございます。」
「それはギルドに言ってくれ、俺はつかいっぱしりをさせられているだけだからな。」
「それでもシロウさんが来てくれるようになってから子供たちは大喜びです。」
「まぁ、ちょっとやる事が過激になって来たけどな。」
「そ、そうですね。」
「菓子は人数分ある、ファンの分もあるから回収しておいてくれ。」
「シロウさんが考えてくれたあのガラス玉のおかげで子供達のやる気が変わりました。働いたらちゃんと見返りがある、いい勉強になっています。」
「やりだしたのは俺じゃなくてうちの女たちだ。菓子作りも楽しそうにやっていたぞ。」
あのガラス玉には二つの意味がある。
一つ目は、孤児である彼らが街に貢献した証。
二つ目は、ご褒美に交換する為の材料だ。
ファンのように働ける子はいいが、まだ働けない子供達は毎日どこかで手伝いをしている。
ゴミ拾いだったり、片付けだったり、おつかいだったり様々だがその報酬としてガラス玉を渡すようにしたのだ。
今までだと何回やったのか目に見える者が無かったので、サボってしまったり長く続かなかったりしたのだが、ガラス玉をご褒美にする事で継続して続けることが出来るようになった。
更に頑張ればご褒美として女たちが作ったお菓子がもらえるとなると俄然やる気が違ってきたわけだ。
報酬はギルド協会が用意しているので俺の持ち出しは無い。
まぁ、解呪してもらっているのでそのお礼は少し足しているけどな。
「本当に有難うございました。これで今月も何とかやっていけます。」
「また解呪してほしい物が有ったら持ってくる。それと、聖水は月初めに貰いに来るから用意しておいてくれ。」
「かしこまりました。」
「じゃあ次があるから。」
「もう行かれるのですか?」
途端に寂しそうな顔をするモニカ。
好意を抱いてくれているのはもちろんわかっているが、残念ながらそれに応えることは出来ない。
俺だって誰でも抱いているわけじゃないんだ。
モニカはそういう対象に見ていないんだよ。
「あぁ、まだ行かなきゃならない所がある。」
「そうですか。」
「今月は少し多めに入れてるからたまには自分の物でも買えよ。」
「私の物なんて・・・。いえ、そうですね喜んでもらえるものを探してみます。」
寂しそうな顔がすぐにヤル気に満ち溢れた。
カネは人を元気にする。
カネさえあれば、したいことが出来る。
ってことで、本来の目的であるカネの回収に行きますかね。
行くのはレイブさんの店とギルド協会。
アネットが納品した薬代を回収するのが俺の目的だ。
いやー、ぶっちゃけかなり稼いでいるので貰う時若干ビビるんだよね。
ホントいい買い物をしたよ。
レイブさんの所には主に避妊薬と興奮剤、追加で滋養強壮剤なんかを卸している。
隣町から買い付ける必要がなくなったと大喜びだ。
ギルド協会には主に貴族から受けた様々な薬をギルド協会を経由して卸している。
守秘義務があるとかで間に入っているが中間マージンは取っていない・・・らしい。
本当だろうか。
「じゃあな、菓子食ったら歯を磨けよ!」
「はーい!」
「シロウさんバイバーイ。」
「モニカと結婚してあげてねー!」
「ちょっと、何言ってるの!」
手を大きく振って教会を後にする。
さぁ、カネの回収に行きましょうかね。
子供達の歓声を聞きながら俺は次の場所へと足を向けた。
「そうですね、そろそろ月末ですから。行ってらっしゃいませ。」
「一緒に行ってあげようか?」
「いや、大丈夫だろう。」
「でも前暴れられたんでしょ?」
「そしたら返り討ちにするまでだ。誰が上か思い知らせてやればいい。」
二人に見送られて店を出る。
八月もそろそろ終わりに近づいてきた。
オークションが近いからか街には普段見かけない人たちが出歩いている。
どこぞのお貴族様。
大きな荷物を抱えた商人。
一発当てに来た冒険者。
誰もが夢と希望を抱いてこの街にやって来ている。
その中心にあるものは何か。
ズバリ『カネ』だ。
何をするにもカネがいる。
飯を食うにも宿に泊まるにも買い物をするにも、全てにカネが絡んでいる。
人々の生活になくてはならない物。
それこそ水と同じレベルで必要不可欠なものといえばそう、カネだ。
カネがあれば何でもできる。
欲しい物も、食べたい物も、それこそ人の命だって買える。
どこの世界においてもカネは世界の中心に存在するのだ。
で、俺が何をしに行くのかというと、そのカネを回収しに行くわけだな。
向かう場所は三か所。
その中で一番重要なのが今から向かう所だ。
人の流れに逆らうようにして街の奥へと進むと、だんだんと人気が無くなってきた。
そして古ぼけた建物の前で立ち止まる。
大きな扉をドンドンドンと三回たたいてみた。
「シロウだ、開けてくれ。」
返事は無い。
再びドンドンドンと強くたたく。
「いるんだろ、無理やり開けるぞ。」
「ま、待ってください今開けますから!」
「いるじゃないか。さっさと開けろよな。」
居留守を使われたらどうしようかと思ったが、どうやらその心配はなさそうだ。
だがいつまでたっても扉は開かないので仕方なく自分で開ける。
「待って!待ってください!まだ!」
「生憎時間が無くてな。」
力いっぱい押すとゴゴゴゴときしむ音を響かせながら大きな扉が開いた。
「早く、早く返して!」
「やーだよー!」
「こっちこっち!」
「もう!ダメだって、シロウさんが来ちゃうから!」
開きながら聞こえてきたのは子供達のはしゃぐ声。
それに交じって何やら悲壮な声も聞こえるがまぁ気のせいだろう。
扉を開けて一息つき奥へと進む。
さっきまで子供の声が聞こえていたはずなのに、中には誰もいなかった。
いや、いる。
奥の方に人の気配がする。
なんだ、かくれんぼか?
「シロウさん来ないでください!」
「いや、来ないでって言われてもなぁ。貰うもん貰ったらさっさと帰るんだが。」
「渡しますから、お願いしますちょっとだけ向こうを向いて下さい!」
「いや、向こうって・・・。」
何やら必死にお願いされているが気にせず奥まで行って、初めてその理由に気が付いた。
「何で服を着てないんだ?」
「いやぁぁぁぁぁ!」
叫び声が教会中に響き渡る。
そして・・・。
「あー!シロウさんがモニカの裸を見たー!」
「結婚だ!」
「裸見たら結婚しなきゃいけないんだぞ!」
モニカの修道服を振り回しながら奥から子供達(ガキ)が飛び出してきた。
必死に体を抱いてみられまいとするモニカ。
安心しろ、そのお子ちゃまな体には何も反応しないから。
それに裸とは言うがちゃんと下着は着けてるみたいだぞ。
とはいえ見ているのもあれなので誇らしげに修道服を振り回す子供の方を見る。
「そろそろ返してやれよ、風邪ひくだろ。」
「シロウが結婚してくれるならいいよ。」
「結婚しろー!」
「修道女は結婚できないって聞かなかったのか?」
「そんなの関係ないもん!シロウが結婚したらモニカは幸せになるもん!」
「そうだ!この前だってシロウが来ないかなって言ってたんだぞ!」
「ひやぁぁぁぁぁ!何言うの!」
慌てて否定するべく立ち上がったモニカだが、慌てたように再びしゃがんでしまった。
まったく、忙しい奴だなぁ。
「ほら、返してやれ。じゃないとアレ、渡さないぞ。」
「やだ!」
「返す!返すから!頂戴!」
「モニカ早く服着てよ!アレ貰えなくなっちゃう!」
悪ガキどもが慌てた様子で修道服をモニカの所に運んで行った。
そして何もしてませんみたいな顔で俺の前に勢ぞろいする。
あれ、一人足りないぞ。
「ファンはどうした?」
「イライザさんの所に行ったよ、忙しいんだって。」
「そうか、真面目に働いてるのか。」
「昨日なんてね、おっきいお肉持って帰って来たんだよ!」
「美味しかったよ!」
「ちゃんとお礼言ったか?」
「「「うん!」」」
屈託のない笑顔を浮かべる子供達。
さっきまで悪さをしていたという自覚は無いんだろうなぁ。
俺の後ろでモニカが必死に着替えている所だろう。
あれでもう少し胸が有ったり尻が有ったらよかったんだが、残念ながらそのどちらも無いんだよなぁ。
まな板ってやつだな。
「お、お待たせしました・・・。」
「災難だったな。」
「今日はシロウさんが来る日だからと、大はしゃぎでして。」
「ご苦労な事だ。で、今月の分を回収しに来たんだが・・・。」
「ちょっと待ってくださいね。」
まだ若干顔が赤いモニカはいそいそと祭壇の裏に回り、小さな袋を取り出した。
「これです。」
「確認しよう。」
持ってきた箱に小袋の中身をぶちまける。
中にはビー玉のような小さなガラス玉が入っており、箱に作られた敷居の中にコロコロと納まっていく。
数を数えるために作った俺のお手製道具だ。
「ひーふーみー・・・全部で34個か。今月も頑張ったな。」
「「「うん!」」」
「じゃあご褒美だ。」
先程の袋と交換するように、別の袋を取り出し子供達に手渡す。
一番大きい子がそれを受け取り、走って少し離れたテーブルに移動した。
「ちゃんと人数分あるから分けるんだぞ、喧嘩はするなよ!」
「「「は~い!」」」
「んで、これが教会の分だ。確認してくれ。」
モニカにも別の袋を渡す。
そちらはジャラジャラと金属製の何かがぶつかる音がしている。
祭壇の上の聖水で満たされた盃にそれを開けると、銀貨が何十枚も出てきた。
「こんなにたくさん、ありがとうございます。」
「それはギルドに言ってくれ、俺はつかいっぱしりをさせられているだけだからな。」
「それでもシロウさんが来てくれるようになってから子供たちは大喜びです。」
「まぁ、ちょっとやる事が過激になって来たけどな。」
「そ、そうですね。」
「菓子は人数分ある、ファンの分もあるから回収しておいてくれ。」
「シロウさんが考えてくれたあのガラス玉のおかげで子供達のやる気が変わりました。働いたらちゃんと見返りがある、いい勉強になっています。」
「やりだしたのは俺じゃなくてうちの女たちだ。菓子作りも楽しそうにやっていたぞ。」
あのガラス玉には二つの意味がある。
一つ目は、孤児である彼らが街に貢献した証。
二つ目は、ご褒美に交換する為の材料だ。
ファンのように働ける子はいいが、まだ働けない子供達は毎日どこかで手伝いをしている。
ゴミ拾いだったり、片付けだったり、おつかいだったり様々だがその報酬としてガラス玉を渡すようにしたのだ。
今までだと何回やったのか目に見える者が無かったので、サボってしまったり長く続かなかったりしたのだが、ガラス玉をご褒美にする事で継続して続けることが出来るようになった。
更に頑張ればご褒美として女たちが作ったお菓子がもらえるとなると俄然やる気が違ってきたわけだ。
報酬はギルド協会が用意しているので俺の持ち出しは無い。
まぁ、解呪してもらっているのでそのお礼は少し足しているけどな。
「本当に有難うございました。これで今月も何とかやっていけます。」
「また解呪してほしい物が有ったら持ってくる。それと、聖水は月初めに貰いに来るから用意しておいてくれ。」
「かしこまりました。」
「じゃあ次があるから。」
「もう行かれるのですか?」
途端に寂しそうな顔をするモニカ。
好意を抱いてくれているのはもちろんわかっているが、残念ながらそれに応えることは出来ない。
俺だって誰でも抱いているわけじゃないんだ。
モニカはそういう対象に見ていないんだよ。
「あぁ、まだ行かなきゃならない所がある。」
「そうですか。」
「今月は少し多めに入れてるからたまには自分の物でも買えよ。」
「私の物なんて・・・。いえ、そうですね喜んでもらえるものを探してみます。」
寂しそうな顔がすぐにヤル気に満ち溢れた。
カネは人を元気にする。
カネさえあれば、したいことが出来る。
ってことで、本来の目的であるカネの回収に行きますかね。
行くのはレイブさんの店とギルド協会。
アネットが納品した薬代を回収するのが俺の目的だ。
いやー、ぶっちゃけかなり稼いでいるので貰う時若干ビビるんだよね。
ホントいい買い物をしたよ。
レイブさんの所には主に避妊薬と興奮剤、追加で滋養強壮剤なんかを卸している。
隣町から買い付ける必要がなくなったと大喜びだ。
ギルド協会には主に貴族から受けた様々な薬をギルド協会を経由して卸している。
守秘義務があるとかで間に入っているが中間マージンは取っていない・・・らしい。
本当だろうか。
「じゃあな、菓子食ったら歯を磨けよ!」
「はーい!」
「シロウさんバイバーイ。」
「モニカと結婚してあげてねー!」
「ちょっと、何言ってるの!」
手を大きく振って教会を後にする。
さぁ、カネの回収に行きましょうかね。
子供達の歓声を聞きながら俺は次の場所へと足を向けた。
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