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第 2 章
13, 誘拐〔 Ⅳ 〕
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「ねぇ、まだ生きているの?凄いね。もう4日何もあげていないのに。そろそろ死んだら?」
☆ ☆ ☆
レイ様がいらっしゃってから何日か経過した日。レイ様が再びいらっしゃいました。そして、冒頭に書きました事を仰いました。そのおかげで何日経ったのか知る事が出来ました。
私はもう死ぬのでしょうか?
しかし、私の身体は獣人のためまだ、生きようとしているのを感じます。
生きていようとする身体と生きても死んでもいいと思う心。光を探す身体と闇を見つめる心。フォスフィライト様達を懐う身体と遠い両親を想う心。
どちらも私ですが、どちらも私では無いです。暗雲低迷な状況が続き孤影悄然になっているのでしょう。
何方にせよ、どうしても他人事にしか感じない思えないのです。助けが必ず来る確証が無いのにも関わらずです。
・・・そう言えば、幼馴染がいた気がする。1つ上の幼馴染が。確か私達と同じ猫の獣人だったような。綺麗な金髪に春の青空のような青い瞳。いっつも一緒にあっちこっち冒険しに行って、転んで怪我したら親に怒られて。楽しかったなぁ。人型から獣の姿に変えて思いっきり家の近くの丘で鬼ごっこするの。
・・・これって走馬灯なのかなぁ。
どうせ死ぬなら、最期に会いたくなって来ちゃった。
・・・会いたいよ、ルー・・・
☆ ☆ ☆
このあとミーナは気絶した。否、気絶していた。様子を見に来たレイは気絶しているミーナを見、焦って確認した。実は先程珍しい見た目のミーナを買いたいと言って来た隣国の貴族が来ていた。買いに来た貴族、ロベル伯爵は買値を3億と提示した。高額な金額に目が眩んだレイは当初の目的を忘れミーナを売った。ロベル伯爵は先に隣国へ帰ると言う。変わりに護衛の1人置いて行くと。ミーナは明日小綺麗にし明後日護衛と一緒に隣国へ運べとレイと護衛に命令した。
この時何故隣国の伯爵がこの場にいて、何故ミーナがいる事を知っているのか疑問に思うべきだったと。後のレイは思った。思った時には既に遅くアイル達の拷問を受けた後だった。
☆ ☆ ☆
レイ様がいらっしゃってから何日か経過した日。レイ様が再びいらっしゃいました。そして、冒頭に書きました事を仰いました。そのおかげで何日経ったのか知る事が出来ました。
私はもう死ぬのでしょうか?
しかし、私の身体は獣人のためまだ、生きようとしているのを感じます。
生きていようとする身体と生きても死んでもいいと思う心。光を探す身体と闇を見つめる心。フォスフィライト様達を懐う身体と遠い両親を想う心。
どちらも私ですが、どちらも私では無いです。暗雲低迷な状況が続き孤影悄然になっているのでしょう。
何方にせよ、どうしても他人事にしか感じない思えないのです。助けが必ず来る確証が無いのにも関わらずです。
・・・そう言えば、幼馴染がいた気がする。1つ上の幼馴染が。確か私達と同じ猫の獣人だったような。綺麗な金髪に春の青空のような青い瞳。いっつも一緒にあっちこっち冒険しに行って、転んで怪我したら親に怒られて。楽しかったなぁ。人型から獣の姿に変えて思いっきり家の近くの丘で鬼ごっこするの。
・・・これって走馬灯なのかなぁ。
どうせ死ぬなら、最期に会いたくなって来ちゃった。
・・・会いたいよ、ルー・・・
☆ ☆ ☆
このあとミーナは気絶した。否、気絶していた。様子を見に来たレイは気絶しているミーナを見、焦って確認した。実は先程珍しい見た目のミーナを買いたいと言って来た隣国の貴族が来ていた。買いに来た貴族、ロベル伯爵は買値を3億と提示した。高額な金額に目が眩んだレイは当初の目的を忘れミーナを売った。ロベル伯爵は先に隣国へ帰ると言う。変わりに護衛の1人置いて行くと。ミーナは明日小綺麗にし明後日護衛と一緒に隣国へ運べとレイと護衛に命令した。
この時何故隣国の伯爵がこの場にいて、何故ミーナがいる事を知っているのか疑問に思うべきだったと。後のレイは思った。思った時には既に遅くアイル達の拷問を受けた後だった。
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