26 / 43
王都
皇女救出3
しおりを挟む
道中はノフィにまた道案内をしてもらい、魔物は俺が狩りながら進んだ。
するとシア殿下は「すごい」と言いながら尊敬のまなざしを向けてきた。
そして1階まで上がって魔物とも遭遇せず、ただ歩いてるだけになった時シア殿下が突然
「なぜ私を助けにわざわざこんな危ないところまで来てくださったのでしょうか?」
そう聞いてきた。俺は今まで、時間との勝負だったため考えていなかったその疑問になかなか答えられないのだった。
(なんでなんだろ。ただ単に絶対にシア殿下を死なせたくなかっただけなんだけどそれだけじゃないんだよな)
俺はなかなか答えに出せず困っているとノフィが
「それは恋なんじゃないかな~」
とのんきなことを言っていた。
いつもならそんなことないよと言っているところなんだが今回はやけに胸の奥に引っかかっていた。
しかし、あんまり待たせるわけにもいかず
「う~ん、体が勝手にというかその時はとにかく必死だったのであんまりなぜと聞かれても...。」
と答えた。
するとシア殿下が
「そうですか...。ですがほんとにありがとうございました。前回の魔物に加えて今回はこんな危険なところまで...。ルイト様には助けてもらってばっかりですね」
と言っていた。
そこからさらに進むと出口が見えてきた。
俺たちはそこから外に出た。
するとすぐに近衛騎士団が俺たちを見つけて駆け寄ってくる。
「皇女殿下!よくぞご無事で!!」
そういって臣下の礼を取ろうとしたが、シア殿下がそれを止めた。
それから、念のためシア殿下は馬車で休んでもらいながら王都に戻る前に中であったことを大まかに話した。
「そうか、何名か逃したか。だが皇女殿下を救い出してくれたこと本当に礼をいうありがとう」
そういって今回の救出部隊の体調は頭を下げた。
俺は急いで頭を上げてもらい、これからのことについて話した。
「もしかするとまた襲撃があるかもしれません」
「あぁ、しっかりと見張っておこう。ルイト君もしっかりと休んでくれ」
そういわれて俺は素直に休ませてもらった。
念のためノフィが微精霊を使って周りを見張ってくれている。
すると自分でも気づかないぐらいにつかれていたらしく素直に寝てしまった。
するとシア殿下は「すごい」と言いながら尊敬のまなざしを向けてきた。
そして1階まで上がって魔物とも遭遇せず、ただ歩いてるだけになった時シア殿下が突然
「なぜ私を助けにわざわざこんな危ないところまで来てくださったのでしょうか?」
そう聞いてきた。俺は今まで、時間との勝負だったため考えていなかったその疑問になかなか答えられないのだった。
(なんでなんだろ。ただ単に絶対にシア殿下を死なせたくなかっただけなんだけどそれだけじゃないんだよな)
俺はなかなか答えに出せず困っているとノフィが
「それは恋なんじゃないかな~」
とのんきなことを言っていた。
いつもならそんなことないよと言っているところなんだが今回はやけに胸の奥に引っかかっていた。
しかし、あんまり待たせるわけにもいかず
「う~ん、体が勝手にというかその時はとにかく必死だったのであんまりなぜと聞かれても...。」
と答えた。
するとシア殿下が
「そうですか...。ですがほんとにありがとうございました。前回の魔物に加えて今回はこんな危険なところまで...。ルイト様には助けてもらってばっかりですね」
と言っていた。
そこからさらに進むと出口が見えてきた。
俺たちはそこから外に出た。
するとすぐに近衛騎士団が俺たちを見つけて駆け寄ってくる。
「皇女殿下!よくぞご無事で!!」
そういって臣下の礼を取ろうとしたが、シア殿下がそれを止めた。
それから、念のためシア殿下は馬車で休んでもらいながら王都に戻る前に中であったことを大まかに話した。
「そうか、何名か逃したか。だが皇女殿下を救い出してくれたこと本当に礼をいうありがとう」
そういって今回の救出部隊の体調は頭を下げた。
俺は急いで頭を上げてもらい、これからのことについて話した。
「もしかするとまた襲撃があるかもしれません」
「あぁ、しっかりと見張っておこう。ルイト君もしっかりと休んでくれ」
そういわれて俺は素直に休ませてもらった。
念のためノフィが微精霊を使って周りを見張ってくれている。
すると自分でも気づかないぐらいにつかれていたらしく素直に寝てしまった。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる