精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

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王都

贈り物

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そして執務室に移動した

ここには俺の趣味でたくさんの本を置いてある

あとここにはゴーレムが10体ほど設置してある

これはこの屋敷の中でも最も強い個体だ



そして防音障壁も張っているので周りに聞かれることもない

そして盗聴も防止する結界もあるので外から絶対に中の話を聞くことは不可能だ



「改めて久しぶりだね、リフィス」

俺がいきなりそう切り出すと



「やっぱり気づいてくれたんだね

でも僕を見た時の君の驚いた顔はよかったね



わざわざフィルという名前を使ってまで仕込んだかいがあったよ」

そう笑いながら言った



「なぁ、こっちに来るっては前聞いてたけど

わざわざ執事で来る必要あったか?」



そう聞くと

「う~ん、詳しい話はノフィと一緒にしようか」

そういってノフィを呼ぶように言う



俺は向こうの屋敷で寝ていたノフィを召喚すると

「ルイト君どうかしたの?」

ノフィは寝ぼけていた

どうやら寝ていたようだ



「ごめんノフィ、リフィスが呼ぶようにって…」

俺がそういうと



ノフィもリフィスに気付いたようで

「久しぶりリフィス、どうかしたの?」

そうあいさつした



するとリフィスはにやりと笑い

「俺この屋敷で執事やることになったから」

そういった



リフィスの爆弾発言にノフィは驚き、それを見てリフィスは笑っていた

そしてノフィを怒らせることになり、時空魔法の負荷という魔法でリフィスの体に何十倍もの重力をかけていた



(あれ絶対普通ノフィとなら死ぬよな)

俺は床にめり込んだリフィスを見て



絶対にノフィを怒らせないと心に誓った

すると、ノフィがリフィスに魔法をかけるのをやめ

床を元通りに直した



「ごめんねルイト君

床を壊しちゃった」

そう誤ってくるノフィに



「床自体は治してくれたんだし

今のはリフィスが悪いから全然いいよ」

そういうとノフィは嬉しそうに、リフィスはふてくされていた



そして、本題に入ることになった

「実は邪神の復活が近づいたせいで、堕天使の動きが強まっているんだ

それの監視とルイトのサポートのために僕自ら動いたんだよ



それと君の執事の募集に集まったのは僕の配下の協力者たちだから」



リフィスはいきなり多くの情報を出した



いきなりで頭の情報が整理できていないのでいったん整理しよう

・邪神の復活が近い

・堕天使の活性化

・俺の執事はリフィスの手下たちのみ



まず、邪神の復活についてだがこれは誤差の範囲内だそうだ

そして堕天使の活性化もこれは邪神の復活の予兆だそうでこれも想定内であるとのこと



しかし、問題は最後のリフィスの手下のみということだ

「なんでお前の配下のみなんだよ」

俺がそういうと



「そっちのほうが動きやすいでしょ」

そういわれた



確かに動きやすいんだが…



もういいや

俺はリフィスに文句を言うのをやめた

どうせ行ってもスルーされるだけだからだ



すると

「そういえばルイト、君にプレゼントがあるんだ」

そういってリフィスが異空間収納から取り出したのは



二匹の動物だった

一匹はふわっふわの毛並みの犬

そしてもう1匹は青い毛並みのいかにもふわふわのドラゴンだった



ふわっふわの2匹を見てつい俺は目を輝かせてしまった

そんな俺を見てリフィスは

「触ってみるかい?」

と聞いてきた



俺は一瞬も迷わず

「いいのか?じゃあ」

と言って2匹を抱いた



すると2匹ともふわっふわでしかも超可愛かった

最初は2匹とも警戒するかと思ったが



「クゥ~ン」



と気持ちよさそうにしていたので俺は安心した

2匹はオレの指を舐めたり丸まったりしてくつろいでいる





それから5分ほどで2匹に癒されていると

「気に入ってくれたようでよかったよ」



リフィスが話しかけてきたどうやら俺が2匹に癒されていた間をずっと待っていてくれたようだ



「それは龍神と獣神からの贈り物だ

正確にいえば彼らの眷属にあたる神獣だよ



2人からは



大事にしてやってほしい

成長はルイトと同じぐらいだから一緒に成長する

定期的に訓練してあげればルイトの役にも立つはずだ



だって」





それを聞いて

「わかったもちろんたいせつにするよ」



俺はそう答えた

すると今までどこかに行っていたノフィが帰ってきて

「ルイト君一緒に他の大精霊のところに行かないかい?」

そう言ってきた



すると

「それは炎と水のところにかい?」

リフィスが質問した

「うん、あの2人ならルイト君に力を貸してくれるだろうしあとは直接的な火力にもなるから」

ノフィがそう言った



俺は

「なぁノフィそれって邪神討伐のためか?」

俺がそう聞くと



「うん、今のままじゃ勝てないだからなんとか火力を底上げしようと思って」

そう答えた



俺は少し考えると

「わかったでもどこにいくんだ?また神界なのか?」

そう聞いた



すると

「いや今回はこの国にある炎と水の精霊の祠に行こうと思うそこなら炎と水の2人に会えると思うから」

そう答えた



どうやら精霊の祠というところで会えるらしい

「じゃあ父さんに話して明日から行く?」

俺がそう聞くと

「いやまずは冒険者登録しないとな精霊の祠は冒険者しか入れないからそれにもう少し自力を上げた方がいいと思うよ」

リフィスがダメだと言った



どうやら冒険者にしか入れないらしい



そこで俺は

「じゃあ少し父さんに話してみるよ」

そう言った
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