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エオズ学園 1年R組 入学式編
戦記I 〈七○三三作戦 記録〉序章文
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一九七○年 一月一日。
旧日本。東京都中央区三越研究所。
新年が明け、高度経済成長は止まる気配も見せない。
交通網が整備され、人々の暮らしが安定してきた今日この頃。
魔術が誕生した。
当時魔術の誕生は非公開情報だった。
三越研究所は研究員七名と研究長、森ヶ辻拓男で構成されている。少人数の研究所で敗戦の時から、魔術による世界征服を志した彼らは二十五年の時を経て遂にそれを達成した。
森ヶ辻研究長は、世界征服を志した。
その理由は「世界が嫌い」というものだった。
要するに反世界主義。
政治や国際性に不満があった、と残された書物には書いていた。
一九七〇年 一月四日
国会議事堂燃焼事件。
研究員三名が炎魔術【燃華】によって国会議事堂を燃やした。議事堂内にいた人物は全員死亡し、殺人事件として警察は取り扱った。
燃焼後、すぐに逮捕され、取り調べ後に研究長を含めた五人が逮捕された。
二日後に行われた研究室内調査で、魔術の発動方法、威力そして適応力などが書かれた書物が発見。魔術の正体が書かれた本は破棄され、秘密拷問を行っても誰一人吐かず、結局死刑の日が来訪。
一斉に処された。
政治をする者がいなくなった日本。
ここで武力派が立ち上がった。
魔術なら世界の頂点を取れるのではないか、と。
武力派の組織【ニッポン文明党】が結成。
国会議事堂を東京駅前に仮建設。
警察から魔術に関する文書を全て取り上げ、党員とそれを支持するものに配布。それを引き換えに設立した【新旧ニッポン軍】の軍員になる事を約束。
【魔術に関する概要】
魔術は水・炎・土・氷・雷・菜・無で構成される。
人によってそれぞれ適性があり、その適性を明らかにするには、薬草【ピャーカリン】を飲む。日本の草原によく生えているものだ。
その後、詠唱「初歩の王冠。ここに捧げる。ここに誓い、ここへ預け、王へと聖する」と唱える。すると魔法陣が展開され、初期魔法が発動する。なお【無】の場合は、何も展開されず、魔術の適性が合ってないと判断される。
それ以降、魔法を発動させるなら、水は【撃水】、炎は【燃華】土は【砕砂】、氷は【凍結】、雷は【爆雷】、菜は【草化】と唱える。
我々はこれを基本魔法と呼ぶ。
なお、一度撃つごとに腹筋運動を二○回した位のエネルギーを消費する。
治験確率100%
これ以降、我々はさらなる強化魔法を見つけるつもりである。そしてもしそれを見つけたときは、夢である世界征服の一歩に近づくときだ。
代表 森ヶ辻 拓男 【1970.1.1】
もちろん反対派の方が多く、比で表すなら一:九だ。
しかし、偶然日本文明党の方が結成力が強く、なおかつ責任感などは反対派とは比べ物にならないほど強いものだった。
その後、予算案などを去年のものを参考にしながら軍事費を増やし、提出。幸いにも元政治家の者がいたので進行は早かった。
こうして、日本を【ニッポン】に改名し、帝国になった。
一九七〇年 二月四日
ミヤギの沖に新センダイ軍事場を設立。
日本文明党の党員とその支持者をセンダイに移し、実験として詠唱を唱えさせた。
見事に成功し、運がいいのか【無】は〇人。
軍員は十万人集まり、その中で年上かつ政治経験があるものを大臣。能力が上位の者を軍長(またの名を隊長)そしてさらにそれを仕切る総長、副総長と呼んだ。
そして能力が均等になるよう【軍隊】が誕生した。
【軍隊】は【大軍隊】と【小軍隊】があった。
【小軍隊】がいくつも集まったものが【大軍隊】。
そういう形式で【新旧ニッポン軍】は成り立っていた。
小軍隊の一番上が軍長、大軍隊の一番上が総長。そして全ての軍隊を仕切るのが大臣だ。
軍事機器を無理矢理大手工場で作らせ、わずか一ヶ月で目標の個数に達した。
非武力派の勢力に耐え、海外からの眼を誤魔化しながらひたすら軍事演習に明け暮れた。
そしてついに、戦争の引き金【七〇三三作戦】が開始される。
一九七〇年 三月三日。
名森政宗党首を中心に十人の大臣で政治体制を形成。
二十個の【大軍隊】に二千個の【小軍隊】を作った。武器は銃……と魔術だ。
非武力派は平日にも関わらず、十年前の安保闘争よりも多い人数がトウキョウ駅前に集まってデモを起こした。
しかしその中は空っぽ。政治をしてるように見せかけて本拠地はミヤギ。その事に誰一人として気がつかない。要するにそこは田舎だということだ。
十万人の兵がいるとはいえ、全員が戦争へ行くわけではない。
攻、守、事務。(細かく分けるとキリがないのでこの辺にしておく)
それぞれ役割を持ち、尽力する。
それが新旧ニッポン軍スタイルだ。
目的はアメリカのハワイ島。
【第二次真珠湾攻撃】だ。
「真珠湾攻撃部隊一万人に告げる。島の住人を攻撃し、島の占拠をせよ」
名森党首の言葉と共に前兵隊千人を乗せた二人乗りの小型飛行機が次々と日本を去っていく。
ハワイ島在住の日本人を全員日本に戻し、航空便はスパイによる飛行機の故障で日本ハワイ間の便を一週間ほど止めた。(記録では日本人の死者は〇人となっている)
後に続くように中兵隊五千人が南北分かれるように左右交互に飛行機を飛ばす。
前兵を飛ばしてから十五時間。
日本時間午後8時。
先頭、大軍隊【サクラ】壱美智夫総長が、炎魔術による攻撃を開始。
後ろの数百機が次々と攻撃を仕掛けた。
至る所で火事が起き、高度二○○○mでも聞こえる悲鳴。それはとても痛々しく、虚しいものだったそうだ。
相手は反撃。沖に仕掛けられた兵器が稼働。
しかし、氷魔法を使う者が弾どころか兵器ごと氷漬けにした。
名森はこの瞬間安保を破棄。国連を脱退し、数々の条約を破った。
アメリカに宣戦布告を告げるが、アメリカ軍は混乱のあまり、暴動が起きた。
結果としてハワイ島は焼け島に移り変わり、新旧ニッポン軍が占拠。
前兵、中兵は日本に帰国。最後に後兵がハワイ島周辺の監視。核や兵器の撃ち落としに努めた。
アメリカ軍によるニッポン本国への空襲に備えた護衛部隊は役目なし。
結果としてはニッポンの勝利となった。
アメリカはハワイ島返還の見返りとして沖縄の返還を提案した。
名森はそれを受け入れて、少額ではあるが賠償金と沖縄返還に成功した。
沖縄にあったアメリカ軍は全兵帰国。
一番理想的な形で沖縄を返還することができたのだった。
以上が【七〇三三作戦】の大まかな記録だ。
戦争の引き金であり、魔術の開始点。
また第二次世界大戦の悲劇が戻ってくるのかは分からない。
そんな一寸先闇の状態でも人間は試そうとする。
それは愚かなことなのか、そうじゃないのか。
争わないと人間は生きていけないのか。
戦争に関しての解はやはり人それぞれでとても難しいものだ。
イケないことでもそこから学べるものは沢山ある。
未知数でギャンブル要素が強い°戦争°だから言い方が変かもしれないが、人々は惹かれるのだと私は思う。
以上【七〇三三作戦記録 序章文】
旧日本。東京都中央区三越研究所。
新年が明け、高度経済成長は止まる気配も見せない。
交通網が整備され、人々の暮らしが安定してきた今日この頃。
魔術が誕生した。
当時魔術の誕生は非公開情報だった。
三越研究所は研究員七名と研究長、森ヶ辻拓男で構成されている。少人数の研究所で敗戦の時から、魔術による世界征服を志した彼らは二十五年の時を経て遂にそれを達成した。
森ヶ辻研究長は、世界征服を志した。
その理由は「世界が嫌い」というものだった。
要するに反世界主義。
政治や国際性に不満があった、と残された書物には書いていた。
一九七〇年 一月四日
国会議事堂燃焼事件。
研究員三名が炎魔術【燃華】によって国会議事堂を燃やした。議事堂内にいた人物は全員死亡し、殺人事件として警察は取り扱った。
燃焼後、すぐに逮捕され、取り調べ後に研究長を含めた五人が逮捕された。
二日後に行われた研究室内調査で、魔術の発動方法、威力そして適応力などが書かれた書物が発見。魔術の正体が書かれた本は破棄され、秘密拷問を行っても誰一人吐かず、結局死刑の日が来訪。
一斉に処された。
政治をする者がいなくなった日本。
ここで武力派が立ち上がった。
魔術なら世界の頂点を取れるのではないか、と。
武力派の組織【ニッポン文明党】が結成。
国会議事堂を東京駅前に仮建設。
警察から魔術に関する文書を全て取り上げ、党員とそれを支持するものに配布。それを引き換えに設立した【新旧ニッポン軍】の軍員になる事を約束。
【魔術に関する概要】
魔術は水・炎・土・氷・雷・菜・無で構成される。
人によってそれぞれ適性があり、その適性を明らかにするには、薬草【ピャーカリン】を飲む。日本の草原によく生えているものだ。
その後、詠唱「初歩の王冠。ここに捧げる。ここに誓い、ここへ預け、王へと聖する」と唱える。すると魔法陣が展開され、初期魔法が発動する。なお【無】の場合は、何も展開されず、魔術の適性が合ってないと判断される。
それ以降、魔法を発動させるなら、水は【撃水】、炎は【燃華】土は【砕砂】、氷は【凍結】、雷は【爆雷】、菜は【草化】と唱える。
我々はこれを基本魔法と呼ぶ。
なお、一度撃つごとに腹筋運動を二○回した位のエネルギーを消費する。
治験確率100%
これ以降、我々はさらなる強化魔法を見つけるつもりである。そしてもしそれを見つけたときは、夢である世界征服の一歩に近づくときだ。
代表 森ヶ辻 拓男 【1970.1.1】
もちろん反対派の方が多く、比で表すなら一:九だ。
しかし、偶然日本文明党の方が結成力が強く、なおかつ責任感などは反対派とは比べ物にならないほど強いものだった。
その後、予算案などを去年のものを参考にしながら軍事費を増やし、提出。幸いにも元政治家の者がいたので進行は早かった。
こうして、日本を【ニッポン】に改名し、帝国になった。
一九七〇年 二月四日
ミヤギの沖に新センダイ軍事場を設立。
日本文明党の党員とその支持者をセンダイに移し、実験として詠唱を唱えさせた。
見事に成功し、運がいいのか【無】は〇人。
軍員は十万人集まり、その中で年上かつ政治経験があるものを大臣。能力が上位の者を軍長(またの名を隊長)そしてさらにそれを仕切る総長、副総長と呼んだ。
そして能力が均等になるよう【軍隊】が誕生した。
【軍隊】は【大軍隊】と【小軍隊】があった。
【小軍隊】がいくつも集まったものが【大軍隊】。
そういう形式で【新旧ニッポン軍】は成り立っていた。
小軍隊の一番上が軍長、大軍隊の一番上が総長。そして全ての軍隊を仕切るのが大臣だ。
軍事機器を無理矢理大手工場で作らせ、わずか一ヶ月で目標の個数に達した。
非武力派の勢力に耐え、海外からの眼を誤魔化しながらひたすら軍事演習に明け暮れた。
そしてついに、戦争の引き金【七〇三三作戦】が開始される。
一九七〇年 三月三日。
名森政宗党首を中心に十人の大臣で政治体制を形成。
二十個の【大軍隊】に二千個の【小軍隊】を作った。武器は銃……と魔術だ。
非武力派は平日にも関わらず、十年前の安保闘争よりも多い人数がトウキョウ駅前に集まってデモを起こした。
しかしその中は空っぽ。政治をしてるように見せかけて本拠地はミヤギ。その事に誰一人として気がつかない。要するにそこは田舎だということだ。
十万人の兵がいるとはいえ、全員が戦争へ行くわけではない。
攻、守、事務。(細かく分けるとキリがないのでこの辺にしておく)
それぞれ役割を持ち、尽力する。
それが新旧ニッポン軍スタイルだ。
目的はアメリカのハワイ島。
【第二次真珠湾攻撃】だ。
「真珠湾攻撃部隊一万人に告げる。島の住人を攻撃し、島の占拠をせよ」
名森党首の言葉と共に前兵隊千人を乗せた二人乗りの小型飛行機が次々と日本を去っていく。
ハワイ島在住の日本人を全員日本に戻し、航空便はスパイによる飛行機の故障で日本ハワイ間の便を一週間ほど止めた。(記録では日本人の死者は〇人となっている)
後に続くように中兵隊五千人が南北分かれるように左右交互に飛行機を飛ばす。
前兵を飛ばしてから十五時間。
日本時間午後8時。
先頭、大軍隊【サクラ】壱美智夫総長が、炎魔術による攻撃を開始。
後ろの数百機が次々と攻撃を仕掛けた。
至る所で火事が起き、高度二○○○mでも聞こえる悲鳴。それはとても痛々しく、虚しいものだったそうだ。
相手は反撃。沖に仕掛けられた兵器が稼働。
しかし、氷魔法を使う者が弾どころか兵器ごと氷漬けにした。
名森はこの瞬間安保を破棄。国連を脱退し、数々の条約を破った。
アメリカに宣戦布告を告げるが、アメリカ軍は混乱のあまり、暴動が起きた。
結果としてハワイ島は焼け島に移り変わり、新旧ニッポン軍が占拠。
前兵、中兵は日本に帰国。最後に後兵がハワイ島周辺の監視。核や兵器の撃ち落としに努めた。
アメリカ軍によるニッポン本国への空襲に備えた護衛部隊は役目なし。
結果としてはニッポンの勝利となった。
アメリカはハワイ島返還の見返りとして沖縄の返還を提案した。
名森はそれを受け入れて、少額ではあるが賠償金と沖縄返還に成功した。
沖縄にあったアメリカ軍は全兵帰国。
一番理想的な形で沖縄を返還することができたのだった。
以上が【七〇三三作戦】の大まかな記録だ。
戦争の引き金であり、魔術の開始点。
また第二次世界大戦の悲劇が戻ってくるのかは分からない。
そんな一寸先闇の状態でも人間は試そうとする。
それは愚かなことなのか、そうじゃないのか。
争わないと人間は生きていけないのか。
戦争に関しての解はやはり人それぞれでとても難しいものだ。
イケないことでもそこから学べるものは沢山ある。
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