拾われた僕の末路

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1、新しい世界で拾われる

誕生日パーティの準備をしよう

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誕生日パーティをしよう。楽しそうにそう、柚木は言った。

そして僕の洋服を脱がせて身体を綿で包んでから、グルグルと包帯を巻いていく。

目も開けられず、手脚も使えない。皮膚の感覚も遮断されて、気持ちが悪い。

「誕生日をより、充実したものにしたいから、演出だよ。用意が出来るまで少しこれで待っていて。」


誕生日パーティは、今日やるんだろうか?少しの間なら?どうせ逃げられるわけでもないんだし。今のところ、痛いことをさせられた訳でもないし、彼は自分を保護してくれた恩人だし……。

これに付き合って、彼の機嫌が良いなら。と、僕は大人しくされるがままになった。


「寝返りをうってベッドから落ちないよう、固定するからね。………じゃあ、俺は少し出かけてくるけど。大人しく待っていて。」
そんな声が小さく聞こえて、そのまま僕は暗闇に放置された。


1分が何十分にも感じて、1時間が永遠に感じる。
そんなことを言ったら大袈裟だろうか……。

柚木は直ぐに帰ってくると言ったし、寝ていればいいか……。

………1度眠ると、今がいつなのかも分からなくなった。柚木が眠ってから、一体どのくらい経過したのか。


刺激が欲しいとひたすらに願っていると、口に何かが押し込まれ、そこから液体が流れ込んできた。

飲み込むのを躊躇したが、風味が水のようだったので、そのまま飲み込む。

そのあとは、肉の入った野菜スープのようなものが口に入れられ、パンも食べることが出来た。

肉も野菜もおいしく、肉はトロッと柔らかい食べたことがない味がした。

「柚木さん?柚木さん?いる?んですか?どこ?あの、これ解いてください……」
食事の合間に懇願するが、何も聞こえないし何も見えない。

そのうち、また意識が遠くなった。


次に目が覚めた時には、なにかお腹の中がもやもやとした感覚があった。
下腹部に力を入れると、脳みそまで痺れる気持ちよさがある。……一体なんなんだろう


「だれか、いませんか?だれか?柚木さん、どこ?たすけて!だれか!」
大きな声を出すけれど、誰も答えてくれない


刺激が欲しい。刺激……。全ての刺激が遮断されて、僕が唯一感じられるのは、下腹部の刺激だけだった。

腰をもじもじと動かして、一生懸命その刺激を捕まえようとする。

脳に電気が走り、全身がビクビク痙攣するのがずっと続いて、口から舌とヨダレが買ってき出てくる

ぅ゙あ……う…
呂律も回らず、ろくに話せず、頭が真っ白になって意識が飛ぶ


「ぁ……」
意識を取り戻すと、水分と食べ物が口に入れられる。ずっとこれの繰り返しだ。

助けを求める気力もなく、与えられるままを受け入れるようになった頃、遠くから音が聞こえた


「俺のものになれ。良平さんの奴隷にしてって口に出して言え」

幻聴だろうか?でも、何度も聞こえる。

僕はうわ言のように、掠れた声で何度も「りょーへぃさんのどれぃにして…おね……が…」と、意識が途切れるまで繰り返した。


目が覚めても、同じ言葉がずっと聞こえる。
下腹部の快感は止まらない。脳の痺れに、遠くから聞こえる声はよくなじんでもう、それ以外何も考えられなかった。


涎を垂らしながら、奴隷になりたいと懇願するだけの肉の塊に僕はなって、ただひたすら、主の帰りを待ちわびていた。早く帰ってきて欲しい。触れて欲しい。抱きしめて欲しい。たすけてほしい。

この状況に追いやった張本人にただ請い願い、ずっと待ちわびていた。


「おまたせ。パーティの準備が出来たよ。」
身体がふわっと浮く感覚と、耳元で声が聞こえた。

「あっ……おかっ……ぇ…っ……うぅ……」
声が聞こえただけで、脳みそがビリビリと痺れる。もうずっと、身体全身が謎の気持ちよさで蕩けて、なくなりそうだ。

包帯を外され、身体に巻き付けられていた綿を丁寧に外される。恐る恐る目を開くと、広い浴室に場所が移って、柚木に抱き抱えられていた。


温いシャワーで全身を洗われ、汚物まみれになった下半身も丁寧に洗われる。

いつの間にか腕に点滴の針がついていて、それも柚木は外してくれた。


「も、う……こない、かと………」
僕はボロボロ泣きながら、柚木にしがみついた。

柚木は、洋服が濡れるのも構わずに僕を抱きしめてくれた。

「食材の調達に、少し手間取ってね。帰ってくるのが遅くなった。ごめんな」
目を細めて、柚木は楽しそうに僕をあやしながら、ヌルヌルと指で僕の肛門を触ってくる。

「そこは、もう……洗ってもらったから…てか、自分で、できるから……やめ…っ」
身体をよじって、柚木の胸をグイッと押して嫌がる

「お前は、誰のものなんだ?」
柚木は、空いた手で、僕の首をギリギリと締めながら、指を穴の中に入れてきた

「アッアッ……って……まって…!!良平さんのっ…ど……れ…ぃ……っ」
肺の中の空気を口から吐き出しつつ、ずっと脳内で繰り返された言葉が自然に口からでてくる


「そうだよな。いい感じで仕上がってるな」
指をグリグリと動かされてお腹の方にぐっと曲げられると、、脳みそと身体が痺れて脚がガクガクと震える

「あ!あ!!」
目を見開いて涎を垂らしている僕を眺めて、ニコニコと楽しそうにしている柚木

「前立腺って知ってるか?尿道の中から刺激が出来るんだよ。それで、腸内からも触れるんだよ。こうやって。」
グリグリと指で腸壁を押しつぶされると、脳みそがドロドロと溶けて動けなくなる。

「これなら、もっと変えても良さそうだな。」
柚木が僕の尿道から出ている紐をグイッと引っ張ると、尿道から紐で繋がった細長い物体がポロッと出てきた。

柚木はゴム手袋をすると、ヌルッとした液体を僕の尿道の先に垂らして、もっと太くて長い物体を尿道の先に押し当てて、ぐいぐいと入れこもうとする

「まっ……!むり!むり!!」
「はいるよ。大丈夫。今までも、ずっと入れてあったんだから。」
ぐいぐいと押し進められ……

「あ゙!!」
ビクンッと僕の身体が跳ねると、柚木がニヤッと笑う

「ほら、ここが前立腺。わかるか?こっちからも押したら分かりやすいだろ」
肛門の上のあたりをグリグリと押しながら、指で腸壁を撫でられると、もう訳が分からなくなった


「う……うぅ…」
柚木にしがみついて、全身の快楽をやり過ごす


「自分で紐引っ張ったりすると、そのまま膀胱に行ったりするからな。手術とかしたくなかったら、触るなよ?」
頭を撫でられ、僕は頷くしか無かった




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