吸血鬼と月夜の旅

ハルカ!

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何もかもを失って

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時は深夜、空には大きな月が浮かぶころだった。
 その月は三日月ではあったものの、とても大きく空に映り、まるで手を伸ばせば届いてしまいそうなほどであった。

 そんな夜、とある山の上の古城の中にて——
 一人の男、一人の女が、互いにじっと顔を見合わせていた。
 男は白と黒のスーツをまとっていた。 艶やかで丈夫そうな、丈の長いスーツ、それはまるで鎧にも見えた。
 彼はそれだけではなく、その手にしっかりと銀色に輝く剣を握り、それをまっすぐ女の方に向けたまま彼女をじっと睨みつけていた。
 一方女は灰に包まれたようなくすんだ色のドレスを身にまとい、地面にへたんと座り込んだまま真っ白な引きつった顔を男の方へとむけていた。
 彼女の顔が白いのは、ただ恐怖に襲われているからではないことを男は察していた。

 「お前が、放浪の吸血鬼、エルジェベド……ようやくここまで追い詰めた。 お前ももう、今日で終わりだ」

 男は目の前の女性に向かい、そう言い放つ。

 「お前ら人間は——いったいいつ、私がお前らに何をした? この私が殺される理由など、どこにも――」

 エルジェベド、と呼ばれた女はそう声を張り、目の前にいる男を糾弾する。 しかし、その男はだから何だ、それがどうしたとでも言わんばかりに大きな声で彼女に向かい言い返した。

 「殺される理由だと……? そんなもの、お前が吸血鬼だからに決まっているだろう。 お前ら吸血鬼がいつどこで何をしたかどうかなど、関係ない。 どうでもいいことだ」
 「——はぁ、案の定」
 「これ以上お前が何を言ってももう聞かん。 とっとと始末させてもらうっ!」

 次の瞬間、エルジェベドは勢い良く立ち上がり、恐怖のままに急いでこの場から逃げだした。
 目の前の男は自分を殺す気でいた、このままでは……そう考えるよりも先に、体が動いていた。 どうにかして逃れようと、この城の奥へ奥へと駆け出していった。

 「っ! 逃がすかっ!」

 一歩遅れて、男も彼女の背を必死の形相で追いかける。
 部屋を抜け、階段をのぼり、家具などを倒して時間を稼ぐも、ニ人の距離は離れることはなく、むしろどんどん追い詰められていった。
 そして——彼女はとある一つの部屋にたどり着き、そこで足を止めた。

 「ここ、は……」

 そこはこの城の最上階。 いわゆる展望台のような部屋だった。
 彼女は窓を開けバルコニーへ立ち、柵から身を乗り出して下の様子をうかがう。 ここから下の世界は真っ暗闇に包まれており、もし飛び降りて逃げようものならどうなるか分からない。

 「ここからは、無理そうだな……。 どこか別の逃げ道を——っ!」

 早くこの部屋から出て、違うところへ逃げなければ——そう思い立ちバルコニーから戻ろうとした時、男もまたこの部屋へたどり着いてきてしまっていた。
 彼は血走った眼を、まっすぐ彼女に向けたまま絞り出すように声を出す。

 「はぁ、はぁ……どうやらここまでのようだな」
 「……そうみたいだな」

 突然、彼女の左肩に激痛が走った。
 焼けつくような痛み、指先の感覚は早々に薄れ、足元には小さな深紅の血溜まりができあがっていた。
 彼女はふらつきながら前を見る。 男はいつのまにか銃を取り出し、それをこちらへと向けてきていた。

 「チッ、外したか......」

 もう一度、二度、さらに数度、力強い炸裂音が城内に鳴り響く。
 エルジェベドは両腕を、両足を、体のいたるところを撃ち抜かれ、立っていることすらできなくなった。

 「いや、こっちの方が吸血鬼にはふさわしい......存分に苦しんで死ねばいい」

 逃げ道は、助かる術は、ない。
 今ここでどのような行動を取ろうが、目の前の男に敵うはずもなく、この状況を覆すこともない——
 そう、考えてるだろう。 もし今この場にいるのが、彼女でない者ならば。

 「もう抵抗する気も失せたか」

 そんなことはない。 むしろ起死回生のチャンスを、彼女は今か今かと待っているところなのだ。
 今彼女の考えている作戦がうまくいくかはわからない。 成功する確率の方が低いだろう。 だが......

 (もし、選ぶとするなら......わずかでも未来のある方へ......!)

 かちん、かちんと何度か音がなる。 どうやら男は持っている銃の弾丸を全て撃ちつくしたようだ。
 彼女は灰色の服も、髪も、真っ白な肌も、石造りの城の床まで己の血で真っ赤に染め上げていた。
 男は銃をしまい、剣を構えなおし、彼女の顔をみて話しかける。

 「これで最後だ。 何か言い残したことがあるなら、一つぐらいは聞いてやる」

 そう、問いかけてきた男に向かい、彼女はうっすらと笑みを浮かべる。
 その様子が不審なものであると気がついた男は、何か胸騒ぎがした。 何か自分は——間違ったことをしたのか?と。

 「そうだな、言い残したことか......」
 「早く言え......!」
 「では、これだけ。 私を散々痛めつけてから殺そうとしたのは、判断を誤ったな、と」

 この場から、異音が聞こえてくる。 しかし、その原因はどこにも見えない。
 何かまずいことが起こる。 そう判断した男は剣を構えたまま女の元へ迫るが——

 「一歩、遅かったな!」

 彼女の今いる場所、最上階のバルコニーが丸ごと崩壊した。
 一体何が起こっているのか、男はわからなかった。 しかしその原因を、すぐに知ることとなった。

 「散々私を撃ってくれたおまけだ! これでも、食らいなっ!」

 彼女の大きな声と共に、鳥の翼のような赤い刃物が数本、男めがけて飛んできた。
 幸いにもその狙いはあまり正確ではなく、男はただ突っ立っているだけでその全てを躱すことができたが、彼にとってはそれどころではない。
 男はすぐに、崩れ落ちたバルコニーの下を覗き込む。 真っ暗な世界。 そこに何があるのかも、彼女がどこへ落ちていったのかもわからない。

 「くっ、逃した......! あの吸血鬼め......!」

 男が振り返り、部屋に飛び散った刃物を拾い上げて確認する。
 真っ赤な刃物。 質感、触り心地、そして......異様なこの臭い。 男はすぐに、その正体に気がついた。

 「これは......血か? 奴の血液で形作られているというのか?」

 ということは、あのバルコニーもこの血の刃物を作る要領で......そこまで想像を張り巡らせた時、彼は自身の行動を後悔した。

 「まんまとしてやられたと言うことか......? この、クソが......!」

 怒りに満ち溢れたまま、男は小さな箱のようなものをいくつかあたりにばら撒いた後、古城を後にしたのだった......

 それから数時間後——
 ここは深く暗い森の中。 時折ガサガサと、何者かが草木を揺らしかき分けるような音が聞こえる以外は、何もない。 静かな森の中。

 真っ暗な暗闇の、ほんの小さな隙間から零れ落ちる月のひんやりした光が、何者かの体に降り注ぐ。 そしてその者の目を覚まさせる。

 「う、うぅ……ここは……」

 そう、その者こそが、つい先ほど自らの命を狙わんとするものからの逃亡に成功した、あの吸血鬼だった。 半径5,6mほどの血の池の中心に、脱力しきったように寝そべっている。
 とは言っても——彼女は確かに目を覚ましたが、一向に動く気配がない。 体を起き上げようとすらしない。 あの時男に撃たれた傷が、そして崖の上の城の最上階というかなり高いところから落下したことによる衝撃が、彼女が動こうとするのを阻んでいるのだろう。

 「おお、月だ……綺麗だな」

 ただ彼女は全身の怪我などお構いなしにぼんやりと空を眺めている。
 相当高い位置から落下してきた時にその辺の木の枝をへし折ってできたのだろう、森の中にぽっかりと空いた大きな覗き穴。 そこから見上げる景色を、彼女は自分の怪我が治るまでのんびりと天体観測を楽しんでいた。
 もとより彼女は吸血鬼。 たとえ全身の骨が粉々に折れたとしても、十分な時間さえあれば元通りに再生することだってできる。 わざわざこの状況について彼女が焦ったり悩んだりする必要などないのだ。

 ただ——そうもいかなくなってきた。
 先ほどから何度か聞こえる、草木をかき分ける音。 それがだんだんとこちらへ近づいてきているのだ。
 風が吹いたからその音が鳴っているわけではない、ということはすでに彼女も気づいている。
 獣だ。 おそらくは大型の獣が、ゆっくりとこちらに向かって迫ってきている。 彼女が流し、ここら一体に広がった大量の血の匂いを嗅ぎつけ、こちらへと近寄ってきているのだ。

 「想像していたよりは、ちょっと早かったかな……?」

 その獣が、彼女の前へ姿を現した。 周囲の暗がり、それに加え大怪我で視界が少しぼやけてしまっているためか、かのっ所にはその獣の姿をはっきりと確認することはできなかった。 ただ、大きな熊のような生き物であることぐらいは判断が付いた。

 獣はゆっくりと、いちいち確かめるようにして彼女へとにじり寄っていく。 びしゃっびしゃっと、血にまみれた草を踏みしめるいやな音が静寂を乱す。 
 彼女も能登へとたどり着くと、その獣は彼女を鼻先で数回ほど頬をたたき、前足を使って転がすように放り投げたりもした。
 その間彼女は一切の無抵抗だった。 声を出すことも、まともに動かない四肢で暴れることもなく、全身の力を抜いてそれらの暴行を受け止めていた。
 まるで、今から食われることを待ち望んでいるかのようにも見えた。 おとなしく餌になる決意を決めたかのようにも見えた。

 彼女は獣につかまり、その体をひょいと持ち上げられた。 体中の骨が砕けてしまっているからか、胴体のありえない位置から彼女の体が前へ折れ曲がる。
 このまま食われてしまっては、体がばらばらに引き裂かれてしまっては、いくら再生能力の高い吸血鬼と言えど元通りになることなどできない。
 そして彼女をどこから食おうかと、獣が彼女の体をもう少し上へと持ち上げた時——

 「いい子だ。 私の理想通りに動いてくれて……」

 と、小さくつぶやいた。
 そして力なくだらんと垂れ下がっていた上半身をわずかに反らせ――獣の首元へ、勢いよく鋭い牙を突き立てた。
 突如としてその身に降りかかる、死の脅威。 あまりの衝撃と激痛に悶え、なにをされているのかさえ分からずに力なくのたうち回った。
 あの獲物が自分を襲っているんだ、と気が付いた時にはもう手遅れ。 ものの数秒ほどで獣からすべての血は彼女に吸い尽くされてしまったのだ。
 血を失った獣はまるで干し肉のように枯れ果てしぼみ切ってしまい、音もなく地面の上に崩れ落ちた。

 「ありがとう。 そして、すまんな。 私だって腹が減っていたし、生きることについては必死なもんでな」

 彼女は体についた泥を払いながら、足元に転がる干し肉を冷めた目で眺めつつそう告げる。 彼女なりの勝利宣言だ。
 銃に撃たれ、はるかな高所から落下した多数のひどい怪我も、いつの間にか治っている。 大量の血を摂取したおかげか、今はもう両の足で立っていることも可能なまでに回復していた。

 「一か八かではあったが……うまくいったようだな」

 無抵抗なふりをしてわざと相手からの攻撃を受け、流れ出た大量の血によってバルコニーを破壊、そしてここまで落下。
 この下に広い森が広がっていることは、つい先日までこの城でくらしていた彼女は知っていた。 もしあの城のどこからこの森へ落下したとしても、死ぬことはないことは分かっていた。 あくまで最終手段としてだが——
 その後、自分が負うであろう大怪我は時間経過か手ごろな獣の血を吸って回復する。 今回は偶然にも早々に大型の獣がやってきてくれたので、一気に全快まで回復することができたのだ。

 「どうせまたいつかは私を殺しにかかってくるだろうが、とりあえずはつかの間の自由を手に入れた、ということか……」

 彼女はもう一度、木々の隙間、というより穴から空を見上げる。
 いまは体力も十分にあり、視界がぼやけることもない。 月だけでなく、空に瞬く無数の星まではっきりと目にすることができた。
 さらにはさっきまで自分がいた古城も、月と隣り合って拝むことができる。 彼女の髪色と同じような、くすんだ灰色の石造りの古城、それはこうして真下から見上げているからか、想像以上の迫力を占めていた。

 「私はちょうど、あそこから落ちてきたのかな? 思ったよりも高いな――」

 そうのんきなことを言いながら空の景色を見ていたその時——突然、城が爆発した。

 「——は?」

 あまりにも唐突で突然の出来事。 彼女は一切の思考が止まり、ただ茫然とその光景を眺めていた。
 天まで立ち上る黒煙、橙色の業火、巨大な瓦礫となって次々に森へ零れ落ちてくる城だったもの。 その衝撃的な出来事を目の当たりにし、ただ立ち尽くすしかなかった。
 ——だが、しばらくその光景を見つめたのち、彼女は一つの答えにたどり着いた。

 「……あの男め……城に爆弾でもしかけやがったな……」

 それ以外に何も持っていない彼女は、ついに住みかすら失った。
 さっきまでの自由を手にした喜び、輝く月や星々を眺めていた時の気持ちも、こうなってしまうとすっかり冷めてしまった。

 「だが、こんなことはもう何度も味わった。 今更あれこれ言っても、仕方がない」

 激しい爆炎、轟音とともに崩れ落ちてくる古城を背に、彼女は歩き出した。
 その顔は、一切の悲しみや未練を捨て去ったような、非常に晴れやかですがすがしいものであった。

 「いつものようにまた見つければいいだけだ。 とはいっても……今度は相当時間がかかりそうな気がするが」

 ここはとても深い森の中、そしてここから先は彼女にとっては未知の世界、どんな危険が押し寄せてくるのかもわからない。 だが彼女はそんなことを気にする様子もなく、一歩一歩、たしかに歩いていく。

 「そういえばあの城は、その前の住みかを追われてから二十日ぐらいで見つけたんだったな……だとすると……よし。 もっともっと遠くへ、旅をするのも悪くないのかもしれない」

 行く当てもない、終わりがあるかもわからない、とてもとても長い旅。 平穏と安寧の地を求める彼女の旅が、こうして幕を開けるのだった……
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