30 / 58
第30話 婚約した貴族令嬢を寝取られた勇者
女神の防御結界ブリーシンガメンの守護は続いている。
おかげでモンスターに襲われる心配も減り、誰かが常に監視する必要も減った。村人の一人がたまに周囲を見て回る程度になった。
王とティアナ姫を失ったシュヴァルク王国は、不気味なほどに沈黙を保ち……まったくといって動きはなかった。
ハルネイドが死亡したことも伏せられているようだし、向こうでは恐らく宮廷錬金術師のオルジスタが暗躍しているに違いない。
「難しい顔をしていますよ、エルドさん」
「ん、あぁ……すまん、オーロラ」
自宅でウロウロしながら考え事をしていると、そのようにオーロラから指摘を受けた。ここ最近、ずっとシュヴァルク王国のことを考えていた。
勇者としてあの王国を見捨ててよいものか……。
シュヴァルク王国には、多くの民が住んでいる。
もしもオルジスタの実験によってゾンビ化してしまえば、とんでもない被害者数となるだろう。
アイツならやりかねん。
「またシュヴァルク王国の心配ですか?」
「まあな。オルジスタの動きが読めないからな」
「宮廷錬金術師オルジスタですね。彼とは帝国で一度だけお会いしたことがあります」
「本当か」
「ええ。シュヴァルク王国の教会で会いました」
「その時のヤツの印象は?」
「うーん……ダンディな方だとは思いました。でも、なにを考えているか分からない、つかみどころのない人と感じましたね」
俺もそう思った。何度か顔を合わせているが、いつも遠くを見つめているような……そんな男だった。
だから、今後の出方がサッパリ分からん。どう対策を取ればいいのかも。
「んー、今度こそシュヴァルク王国へ乗り込むしかないかな」
「村は女神様の防御結界のおかげで守られていますし、エルドさんが不在でも大丈夫では~?」
「そうだな。一応、村長のタルにも相談してみるよ」
「それがいいでしょう」
テーブルに並べられていく夕食。
今日もまたオムライスだ。
これが不思議と飽きないんだよなぁ。
ケチャップで『世界がヤベェ』とか書かれているし、いつの間にこんな芸当を身につけたんだか。
「から揚げもつけてくれるとはね」
「ラフィネさんから作り方を教えてもらったんです」
「へえ、ラフィネがね」
料理スキルを極めているらしいオーロラにも、から揚げを作るスキルはなかったんだな。
「このスープの作り方です!」
「――って、そっちかよ」
どうやら、ゼルファードの伝統スープらしい。確かに、いい香りがする。
一口飲んでみると野菜のしみ込んだ濃厚な味わいだった。……こりゃ美味い。鶏肉も入っていて、実に俺好み。
「あ、そういえば」
「どうした?」
「ゼルファードの皆さんから貢物が沢山来ていますよ」
「そうなのか?」
「お野菜にお肉、お金もたくさん。あと珍しいアイテムも多数です。回復ポーションとか解毒ポーションとか」
次々に品を取り出すオーロラ。
いつの間にそんな贈り物が。
今回の活躍を讃えてくれたらしいけど――住人の気持ちだから素直に受け取っておくか。
◆
翌日。
清々しいほどの朝を迎え、俺はシュヴァルク王国のことが気になって気になって仕方がなかった。
……イカンな。
こんなに悩んでいたらオーロラに怒られてしまうな。
寝室を出て俺はひとり準備を進めた。
今日はもう悩むのは止めよう。
たまには生活のことでも考えるべきだ。
ゼルファードの管理を任された以上、なにか貢献せねば。
う~ん、なにか良い方法はないものか。
外を出歩いているとクレミアと出会った。
「おはようございます、エルド様」
「おはよ、クレミア。朝早いんだね」
「エルド様も。……お散歩ですか?」
「あー…いや、ゼルファードの為に何か出来ないかなってね」
「十分されていますよ」
「それは別さ。例えばカジノを作るとかさ」
「面白そうですね」
乗り気のクレミアは、俺の話を聞いてくれることに。
せっかくなので噴水広場にあるベンチに座った。
俺はさっそく何を作るべきかクレミアに相談した。
「なにがいいかな」
「そうですね。この村は娯楽が少ないのでカジノはありかと」
「いいのかな」
「ラグナゼオン帝国では『モンスターレース』なる公営ギャンブルがありますよ」
「モンスターレースか。懐かしいな」
「おや、エルド様は賭け事をなさったことがあるようですね」
「婚約指輪の入手の為に、所持金を増やす必要があってたまたまさ」
「こ、婚約指輪!?」
当時、魔王ネクロヴァス討伐の為に世界各地を渡り歩いていた頃だ。ラグナゼオン帝国に滞在中、俺はどうしても金が必要になった。
好きだった貴族令嬢と婚約まで結んだ関係まで進んだのだ。
だから、婚約指輪をゲットする為にモンスターレースに挑んだ。
結果、百万ブル以上を獲得した。
――だが、貴族令嬢は寝取られた。
ヤベ、思い出しただけで吐血しそう…………。
あんな可愛くて性格の良い貴族令嬢、なかなかいなかったぞ。でも、寝取られた。しかも、同じパーティの男にな。
ああ、所詮俺は“NTR勇者”なんだ。
「…………(しゅん)」
「お、落ち込まないでください、エルド様! よしよし」
まさかのクレミアが俺の頭を撫でて慰めてくれた。おかげで少し心が晴れたぜ。
「ありがとう、クレミア。そうだな、帝国の真似事にはなるが、モンスターレースはありかもしれん」
「可愛いペットタイプのモンスターを利用すればよいかと」
「名案だな、それ!」
帝国では獰猛なオークだとかゴブリン、コボルトも参加させていたな。ドラゴンが現れた時は会場がめちゃくちゃになったこともあった。
クレミアの言う通り、大人しいモンスターを使えば問題ないだろう。
ゼルファードを盛り上げる為、俺はまずモンスターレースから着手することに決めた!
おかげでモンスターに襲われる心配も減り、誰かが常に監視する必要も減った。村人の一人がたまに周囲を見て回る程度になった。
王とティアナ姫を失ったシュヴァルク王国は、不気味なほどに沈黙を保ち……まったくといって動きはなかった。
ハルネイドが死亡したことも伏せられているようだし、向こうでは恐らく宮廷錬金術師のオルジスタが暗躍しているに違いない。
「難しい顔をしていますよ、エルドさん」
「ん、あぁ……すまん、オーロラ」
自宅でウロウロしながら考え事をしていると、そのようにオーロラから指摘を受けた。ここ最近、ずっとシュヴァルク王国のことを考えていた。
勇者としてあの王国を見捨ててよいものか……。
シュヴァルク王国には、多くの民が住んでいる。
もしもオルジスタの実験によってゾンビ化してしまえば、とんでもない被害者数となるだろう。
アイツならやりかねん。
「またシュヴァルク王国の心配ですか?」
「まあな。オルジスタの動きが読めないからな」
「宮廷錬金術師オルジスタですね。彼とは帝国で一度だけお会いしたことがあります」
「本当か」
「ええ。シュヴァルク王国の教会で会いました」
「その時のヤツの印象は?」
「うーん……ダンディな方だとは思いました。でも、なにを考えているか分からない、つかみどころのない人と感じましたね」
俺もそう思った。何度か顔を合わせているが、いつも遠くを見つめているような……そんな男だった。
だから、今後の出方がサッパリ分からん。どう対策を取ればいいのかも。
「んー、今度こそシュヴァルク王国へ乗り込むしかないかな」
「村は女神様の防御結界のおかげで守られていますし、エルドさんが不在でも大丈夫では~?」
「そうだな。一応、村長のタルにも相談してみるよ」
「それがいいでしょう」
テーブルに並べられていく夕食。
今日もまたオムライスだ。
これが不思議と飽きないんだよなぁ。
ケチャップで『世界がヤベェ』とか書かれているし、いつの間にこんな芸当を身につけたんだか。
「から揚げもつけてくれるとはね」
「ラフィネさんから作り方を教えてもらったんです」
「へえ、ラフィネがね」
料理スキルを極めているらしいオーロラにも、から揚げを作るスキルはなかったんだな。
「このスープの作り方です!」
「――って、そっちかよ」
どうやら、ゼルファードの伝統スープらしい。確かに、いい香りがする。
一口飲んでみると野菜のしみ込んだ濃厚な味わいだった。……こりゃ美味い。鶏肉も入っていて、実に俺好み。
「あ、そういえば」
「どうした?」
「ゼルファードの皆さんから貢物が沢山来ていますよ」
「そうなのか?」
「お野菜にお肉、お金もたくさん。あと珍しいアイテムも多数です。回復ポーションとか解毒ポーションとか」
次々に品を取り出すオーロラ。
いつの間にそんな贈り物が。
今回の活躍を讃えてくれたらしいけど――住人の気持ちだから素直に受け取っておくか。
◆
翌日。
清々しいほどの朝を迎え、俺はシュヴァルク王国のことが気になって気になって仕方がなかった。
……イカンな。
こんなに悩んでいたらオーロラに怒られてしまうな。
寝室を出て俺はひとり準備を進めた。
今日はもう悩むのは止めよう。
たまには生活のことでも考えるべきだ。
ゼルファードの管理を任された以上、なにか貢献せねば。
う~ん、なにか良い方法はないものか。
外を出歩いているとクレミアと出会った。
「おはようございます、エルド様」
「おはよ、クレミア。朝早いんだね」
「エルド様も。……お散歩ですか?」
「あー…いや、ゼルファードの為に何か出来ないかなってね」
「十分されていますよ」
「それは別さ。例えばカジノを作るとかさ」
「面白そうですね」
乗り気のクレミアは、俺の話を聞いてくれることに。
せっかくなので噴水広場にあるベンチに座った。
俺はさっそく何を作るべきかクレミアに相談した。
「なにがいいかな」
「そうですね。この村は娯楽が少ないのでカジノはありかと」
「いいのかな」
「ラグナゼオン帝国では『モンスターレース』なる公営ギャンブルがありますよ」
「モンスターレースか。懐かしいな」
「おや、エルド様は賭け事をなさったことがあるようですね」
「婚約指輪の入手の為に、所持金を増やす必要があってたまたまさ」
「こ、婚約指輪!?」
当時、魔王ネクロヴァス討伐の為に世界各地を渡り歩いていた頃だ。ラグナゼオン帝国に滞在中、俺はどうしても金が必要になった。
好きだった貴族令嬢と婚約まで結んだ関係まで進んだのだ。
だから、婚約指輪をゲットする為にモンスターレースに挑んだ。
結果、百万ブル以上を獲得した。
――だが、貴族令嬢は寝取られた。
ヤベ、思い出しただけで吐血しそう…………。
あんな可愛くて性格の良い貴族令嬢、なかなかいなかったぞ。でも、寝取られた。しかも、同じパーティの男にな。
ああ、所詮俺は“NTR勇者”なんだ。
「…………(しゅん)」
「お、落ち込まないでください、エルド様! よしよし」
まさかのクレミアが俺の頭を撫でて慰めてくれた。おかげで少し心が晴れたぜ。
「ありがとう、クレミア。そうだな、帝国の真似事にはなるが、モンスターレースはありかもしれん」
「可愛いペットタイプのモンスターを利用すればよいかと」
「名案だな、それ!」
帝国では獰猛なオークだとかゴブリン、コボルトも参加させていたな。ドラゴンが現れた時は会場がめちゃくちゃになったこともあった。
クレミアの言う通り、大人しいモンスターを使えば問題ないだろう。
ゼルファードを盛り上げる為、俺はまずモンスターレースから着手することに決めた!
あなたにおすすめの小説
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』