50 / 58
第50話 ギルドの受付嬢の有力情報
【シュヴァルク王国】
残りの材料『エンジェスライムの欠片』と『幻神の花』を探す。
全員で歩き回ると効率が悪いと判断した。
①俺、オーロラ、ネクロ
②ルルティア、クレミア
二手に別れることに。
「そっちは頼んだぞ、ルルティア」
「解かった。なにかあれば直ぐにクレミアが連絡する」
どうやら、クレミアには“使い魔”がいるらしい。
緊急時はその使い魔で連絡してくれることになった。
俺たちは冒険者ギルドの方へ。
ルルティアとクレミアは、魔法アカデミーへ向かった。そこには図書館もあるから、本で探せる可能性があるようだ。
ルルティアは錬金術師だし、クレミアも魔術師だから本には目がないし、探す能力も高いだろう。
「二人とも楽しそうでしたね」
「そうだな、オーロラ。あの二人は読書家だからな」
きっと情報を見つけ出してくれるはず。
「冒険者ギルドってどこにある~?」
ネクロが俺の服を引っ張る。
「ここから少し歩いたところさ。ネクロにとっては新鮮なものばかりだろうな」
「うん、帝国みたい!」
シュヴァルク王国も、ラグナゼオン帝国に負けず劣らずの規模。ただ、有能な人材が大体帝国へ流出してしまった。
やはり、みんな最後には帝国へ行きたいのだろうな。
女神の結界もあるし。
少し歩き『冒険者ギルド』に到着。
「あの~、エルドさん」
「ん? どうした、オーロラ」
「冒険者ギルドってどんなところですか?」
「そうか、オーロラは利用したことないんだな」
「はい。ずっと教会で暮らしていたもので」
「簡単に言えば、冒険者の拠点かな」
「拠点、ですか」
「ああ。クエストを受けたり、アイテムを預けたり……大金を払えばダンジョンへ転送してもらえたりなど割となんでも出来る」
「凄いですね!」
全サービスを受けるには、VIP会員になったりする必要もあるけどね。今流行りの月額払いなのである。
そんなことをオーロラとネクロに説明しながらも中へ。
さすが王国だけあり、多くの冒険でごった返していた。
受付嬢は忙しなく受付をしていた。
長蛇の列だなぁ、並ぶしかないな。
しばらく列に並び、ようやく俺の番がきた。ここまでかなりの時間を要した。
受付嬢は、黒髪の若いお姉さんだ。
「ご利用ありがとうございます。どのようなご用件でしょうか?」
「今、アイテム収集をしているんだ。情報が欲しい」
「解かりました。アイテム名をお伺いいたします」
「エンジェスライムの欠片と幻神の花だ」
「少々お待ちください」
ぺこりと丁寧にお辞儀するギルドの受付嬢さんは、受付嬢専用の分厚い魔導書に魔力をこめていた。なるほど、そこから情報を得ているのか。
「解かりました」
「本当か!」
「ただし、エンジェスライムの欠片の方だけです」
「それでも構わない」
「情報料として十万ブルいただきます」
「「「じゅ、じゅうまん!?」」」
俺もオーロラも、ネクロの声すら被った。情報料高すぎだろう。
「なんでそんな高いんだ?」
「S級情報につき、高額になってしまうのです。情報にも価値がございますから」
ちなみに、B級以下ならほぼタダらしい。情報にランクがあったとは……。
仕方ない、俺のヘソクリから拠出するか。
先へ進むためだ、仕方ない。
懐からブルを取り出し、俺は十万を支払った。
「これでいいか」
「ありがとうございます。では、お教えいたします」
どうやら、他の冒険者に情報が漏れないよう紙でくれるようだ。
しばらく待つと情報の記された紙を渡された。
この中に『エンジェスライムの欠片』の情報が!
いったん冒険者ギルドを離れ、適当なベンチに座ってそこで中身を確認した。
[エンジェスライムの欠片の情報]
[詳細]
シュヴァルク王国領:砂漠地帯に稀にエンジェスライムが出現する。討伐後、低確率でドロップする。
出現予想座標:398,256
なるほど、この場所へ向かえばモンスター『エンジェスライム』と会えるわけだ。そして、そのモンスターを倒してドロップすると。
「オーロラ、これで判明したぞ!」
「ついにですね。ルルティアさんたちの方はまだ連絡はありませんから、先に砂漠へ向かいます?」
「そうだな。向こうは時間が掛かるはずだ」
時間もまだあるし、それに砂漠は直ぐそこだ。
ただし、出現予想座標まではなかなか遠い。
徒歩ではちょっとキツいかもしれないが、こっちにはネクロのブラックドラゴンがいる。日が暮れるまでには何体か出会えるはずだ。
まず、砂漠で狩りをする冒険者は少ない。
だからきっと出会えるはず。
俺はネクロに指示を出し、外でブラックドラゴンを出してもらった。
さっそく砂漠地帯で飛んで『エンジェスライム』を探し出す!!
「勇者さま、モンスターサーチなら任せて!」
「ネクロ、そんなことができるのか?」
「うん。なんか出来る気がするの」
やはり魔王の力なのか。
しかし、これまで一緒に過ごしてきて暴走することもなければ、人を傷つけることもなかった。だから、このネクロヴァスは魔王とは少し違うのだ。
俺はそう信じたい。
「やってくれ」
「うん!」
ネクロは瞼を閉じ、集中した。
「ネクロちゃん、すごい魔力ですね……」
「うむ。大丈夫だ。きっと人類の為にがんばってくれる」
「そうですね。このコは魔王ではありませんから」
オーロラもそう思ってくれているようだ。
しばらくすると、ネクロはブラックドラゴンに命令を下し、方向を変えた。。
「そっちにいるのか、ネクロ」
「気配を察知した」
「解かるのかよ」
「うん、解かった」
急行するドラゴンは、やがて砂漠地帯のかなり奥で旋回を始めた。
到着らしい。
「降りないのか?」
「エンジェスライムはかなり危険みたい。ブラックスライムが怯えている」
「そんなに……」
「みたい」
ならば、仕方ない。
俺ひとりで戦うしかないようだな。
立ち上がり、ブラックドラゴンから飛び降りる俺。
「エルドさん!」
「大丈夫だ。俺を信じてくれ、オーロラ!」
「……はいっ。信じております」
落下して俺は砂漠に足をつけた。
――いや、腰半分まで埋まった。
こうなるか……!
そんな間にもモンスターの気配が。
『ポヨポヨポヨ…………』
なにか跳ねるような音が。しかも複数するじゃないか……なんだ?
振り向くと、そこには白い天使の羽根を生やした巨大なスライムが出現。しかも、レッドやブルー、イエロースライムなど複数の取り巻きを連れていた。
こ、こりゃあ!?
[エンジェスライム]
[モンスター情報]
天使型スライム。
このスライムは、レッド・ブルー・イエロースライムを最大三十体まで取り巻きにする。
聖属性魔法ホーリーアローを使う。
「く、くそ!」
早く抜け出さないと轢き殺される!!
こうなったら風属性攻撃『テンペスト』で――!
嵐を起こし、砂を払った。
ついでにエンジェスライムもその場に留まった。一時的だが俺は襲われなくなった。
地面からなんとか脱出して、俺は改めて聖剣アルビオンを抜いた。
『……ポヨポヨポヨ』
エンジェスライムが再び俺を捕捉する。
あれを倒せばいいんだろ!
やってやるッ!!
残りの材料『エンジェスライムの欠片』と『幻神の花』を探す。
全員で歩き回ると効率が悪いと判断した。
①俺、オーロラ、ネクロ
②ルルティア、クレミア
二手に別れることに。
「そっちは頼んだぞ、ルルティア」
「解かった。なにかあれば直ぐにクレミアが連絡する」
どうやら、クレミアには“使い魔”がいるらしい。
緊急時はその使い魔で連絡してくれることになった。
俺たちは冒険者ギルドの方へ。
ルルティアとクレミアは、魔法アカデミーへ向かった。そこには図書館もあるから、本で探せる可能性があるようだ。
ルルティアは錬金術師だし、クレミアも魔術師だから本には目がないし、探す能力も高いだろう。
「二人とも楽しそうでしたね」
「そうだな、オーロラ。あの二人は読書家だからな」
きっと情報を見つけ出してくれるはず。
「冒険者ギルドってどこにある~?」
ネクロが俺の服を引っ張る。
「ここから少し歩いたところさ。ネクロにとっては新鮮なものばかりだろうな」
「うん、帝国みたい!」
シュヴァルク王国も、ラグナゼオン帝国に負けず劣らずの規模。ただ、有能な人材が大体帝国へ流出してしまった。
やはり、みんな最後には帝国へ行きたいのだろうな。
女神の結界もあるし。
少し歩き『冒険者ギルド』に到着。
「あの~、エルドさん」
「ん? どうした、オーロラ」
「冒険者ギルドってどんなところですか?」
「そうか、オーロラは利用したことないんだな」
「はい。ずっと教会で暮らしていたもので」
「簡単に言えば、冒険者の拠点かな」
「拠点、ですか」
「ああ。クエストを受けたり、アイテムを預けたり……大金を払えばダンジョンへ転送してもらえたりなど割となんでも出来る」
「凄いですね!」
全サービスを受けるには、VIP会員になったりする必要もあるけどね。今流行りの月額払いなのである。
そんなことをオーロラとネクロに説明しながらも中へ。
さすが王国だけあり、多くの冒険でごった返していた。
受付嬢は忙しなく受付をしていた。
長蛇の列だなぁ、並ぶしかないな。
しばらく列に並び、ようやく俺の番がきた。ここまでかなりの時間を要した。
受付嬢は、黒髪の若いお姉さんだ。
「ご利用ありがとうございます。どのようなご用件でしょうか?」
「今、アイテム収集をしているんだ。情報が欲しい」
「解かりました。アイテム名をお伺いいたします」
「エンジェスライムの欠片と幻神の花だ」
「少々お待ちください」
ぺこりと丁寧にお辞儀するギルドの受付嬢さんは、受付嬢専用の分厚い魔導書に魔力をこめていた。なるほど、そこから情報を得ているのか。
「解かりました」
「本当か!」
「ただし、エンジェスライムの欠片の方だけです」
「それでも構わない」
「情報料として十万ブルいただきます」
「「「じゅ、じゅうまん!?」」」
俺もオーロラも、ネクロの声すら被った。情報料高すぎだろう。
「なんでそんな高いんだ?」
「S級情報につき、高額になってしまうのです。情報にも価値がございますから」
ちなみに、B級以下ならほぼタダらしい。情報にランクがあったとは……。
仕方ない、俺のヘソクリから拠出するか。
先へ進むためだ、仕方ない。
懐からブルを取り出し、俺は十万を支払った。
「これでいいか」
「ありがとうございます。では、お教えいたします」
どうやら、他の冒険者に情報が漏れないよう紙でくれるようだ。
しばらく待つと情報の記された紙を渡された。
この中に『エンジェスライムの欠片』の情報が!
いったん冒険者ギルドを離れ、適当なベンチに座ってそこで中身を確認した。
[エンジェスライムの欠片の情報]
[詳細]
シュヴァルク王国領:砂漠地帯に稀にエンジェスライムが出現する。討伐後、低確率でドロップする。
出現予想座標:398,256
なるほど、この場所へ向かえばモンスター『エンジェスライム』と会えるわけだ。そして、そのモンスターを倒してドロップすると。
「オーロラ、これで判明したぞ!」
「ついにですね。ルルティアさんたちの方はまだ連絡はありませんから、先に砂漠へ向かいます?」
「そうだな。向こうは時間が掛かるはずだ」
時間もまだあるし、それに砂漠は直ぐそこだ。
ただし、出現予想座標まではなかなか遠い。
徒歩ではちょっとキツいかもしれないが、こっちにはネクロのブラックドラゴンがいる。日が暮れるまでには何体か出会えるはずだ。
まず、砂漠で狩りをする冒険者は少ない。
だからきっと出会えるはず。
俺はネクロに指示を出し、外でブラックドラゴンを出してもらった。
さっそく砂漠地帯で飛んで『エンジェスライム』を探し出す!!
「勇者さま、モンスターサーチなら任せて!」
「ネクロ、そんなことができるのか?」
「うん。なんか出来る気がするの」
やはり魔王の力なのか。
しかし、これまで一緒に過ごしてきて暴走することもなければ、人を傷つけることもなかった。だから、このネクロヴァスは魔王とは少し違うのだ。
俺はそう信じたい。
「やってくれ」
「うん!」
ネクロは瞼を閉じ、集中した。
「ネクロちゃん、すごい魔力ですね……」
「うむ。大丈夫だ。きっと人類の為にがんばってくれる」
「そうですね。このコは魔王ではありませんから」
オーロラもそう思ってくれているようだ。
しばらくすると、ネクロはブラックドラゴンに命令を下し、方向を変えた。。
「そっちにいるのか、ネクロ」
「気配を察知した」
「解かるのかよ」
「うん、解かった」
急行するドラゴンは、やがて砂漠地帯のかなり奥で旋回を始めた。
到着らしい。
「降りないのか?」
「エンジェスライムはかなり危険みたい。ブラックスライムが怯えている」
「そんなに……」
「みたい」
ならば、仕方ない。
俺ひとりで戦うしかないようだな。
立ち上がり、ブラックドラゴンから飛び降りる俺。
「エルドさん!」
「大丈夫だ。俺を信じてくれ、オーロラ!」
「……はいっ。信じております」
落下して俺は砂漠に足をつけた。
――いや、腰半分まで埋まった。
こうなるか……!
そんな間にもモンスターの気配が。
『ポヨポヨポヨ…………』
なにか跳ねるような音が。しかも複数するじゃないか……なんだ?
振り向くと、そこには白い天使の羽根を生やした巨大なスライムが出現。しかも、レッドやブルー、イエロースライムなど複数の取り巻きを連れていた。
こ、こりゃあ!?
[エンジェスライム]
[モンスター情報]
天使型スライム。
このスライムは、レッド・ブルー・イエロースライムを最大三十体まで取り巻きにする。
聖属性魔法ホーリーアローを使う。
「く、くそ!」
早く抜け出さないと轢き殺される!!
こうなったら風属性攻撃『テンペスト』で――!
嵐を起こし、砂を払った。
ついでにエンジェスライムもその場に留まった。一時的だが俺は襲われなくなった。
地面からなんとか脱出して、俺は改めて聖剣アルビオンを抜いた。
『……ポヨポヨポヨ』
エンジェスライムが再び俺を捕捉する。
あれを倒せばいいんだろ!
やってやるッ!!
あなたにおすすめの小説
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』