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第十一話 昼食
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「なかなかいい感じになったんじゃないの」
「そうですね。」
僕と伊藤先生はいつもどおり屋上で二人で飯を食べていた。
「でも、昨日の今日であそこまで仲良くなるとは君もすみにおけないな~」
「やめてくださいよ。ただ話をするくらいですし。それにまだ真城さんについて全然わからないことだらけですから。」
「まぁ、これからだよ。それよりも話は変わるけどもうすぐ水泳の授業が始まるみたいだよ」
水泳の授業だと……
女子高の水泳とか男からしたら天国じゃないか。
僕は男だから当然見学だし。
ということは見放題か。
と、浮かれている僕を見て伊藤先生はうんうんとうなずいている。
「しかし、僕は水泳の担当から外されてしまって見られないんだ」
「そうなんですか。」
「そうなんだ。やっぱり男がいてはいけないみたいなんだ。近頃はそう言う風潮みたいで。くぅ~君がうらやましいよ」
本音が出てますよ伊藤先生。
やはり、男ならみたいと思うものなのだろう。
そう考えると僕は観えることが確定してるわけだし。
今から考えるだけで興奮してきた~。
「でも先生。まだ五月ですよ。早すぎません?」
「それは、この学校には屋内に温水プールがあるからだよ」
なるほど。
この学校まるでお嬢様学校だな。
いや、女子高ってみんなお嬢様学校なのか?
僕はそんなところで生活してるのかと思うと……う~ん。
「ということはもしかして一年中水泳の授業があったりしちゃうわけですか?」
「うん、そうみたいだよ」
まじか~。
一年中楽しめるわけか。
にやにやが止まらない。
「だから、ばれないように気を付けるんだよ。」
僕のにやけ顔を見て先生が釘をさす。
「大丈夫ですよ。見学してますし」
「でも、一年間ずっと見学をゆるしてもらえるかな~」
「え!」
今考えれば一年間ずっと見学をしてる奴なんかいるか。
短い期間だったら言い訳もできるが、一年間では話が違う。
病気でも持ってることにするしかないな。
「まぁ、なんとかなるでしょ」
今から気にしたってしかたない。
そのとき考えることにしよう。
「で、先生水泳の授業はいつからなんですか?」
「えっと、確か……」
少し間が空いてから伊藤先生は
「明日から」
「え?」
急なことでどちらにしても水着がないので明日は見学しかない。
でも僕は明日の言い訳は考えないで済んだことに安心したのだった。
「なんかさっきから顔がにやついたり不安な感じになったりたいへんそうだね」
「そらそうですよ。僕の高校生活がかかってるわけですし。てかさっき僕の顔見て楽しんでますね」
「うん。楽しんでるけどそれとは別に羨ましすぎて今にもそのにやついた顔にパンチを入れたくなるよ」
本音が出まくってる先生はまじそうなので、そろそろ教室に帰らないといつパンチが飛んできてもおかしくない。
僕は時計を見てチャイムが鳴る前だが
「そろそろ、教室にもどりますね」
といって足早に教室に戻った。
「そうですね。」
僕と伊藤先生はいつもどおり屋上で二人で飯を食べていた。
「でも、昨日の今日であそこまで仲良くなるとは君もすみにおけないな~」
「やめてくださいよ。ただ話をするくらいですし。それにまだ真城さんについて全然わからないことだらけですから。」
「まぁ、これからだよ。それよりも話は変わるけどもうすぐ水泳の授業が始まるみたいだよ」
水泳の授業だと……
女子高の水泳とか男からしたら天国じゃないか。
僕は男だから当然見学だし。
ということは見放題か。
と、浮かれている僕を見て伊藤先生はうんうんとうなずいている。
「しかし、僕は水泳の担当から外されてしまって見られないんだ」
「そうなんですか。」
「そうなんだ。やっぱり男がいてはいけないみたいなんだ。近頃はそう言う風潮みたいで。くぅ~君がうらやましいよ」
本音が出てますよ伊藤先生。
やはり、男ならみたいと思うものなのだろう。
そう考えると僕は観えることが確定してるわけだし。
今から考えるだけで興奮してきた~。
「でも先生。まだ五月ですよ。早すぎません?」
「それは、この学校には屋内に温水プールがあるからだよ」
なるほど。
この学校まるでお嬢様学校だな。
いや、女子高ってみんなお嬢様学校なのか?
僕はそんなところで生活してるのかと思うと……う~ん。
「ということはもしかして一年中水泳の授業があったりしちゃうわけですか?」
「うん、そうみたいだよ」
まじか~。
一年中楽しめるわけか。
にやにやが止まらない。
「だから、ばれないように気を付けるんだよ。」
僕のにやけ顔を見て先生が釘をさす。
「大丈夫ですよ。見学してますし」
「でも、一年間ずっと見学をゆるしてもらえるかな~」
「え!」
今考えれば一年間ずっと見学をしてる奴なんかいるか。
短い期間だったら言い訳もできるが、一年間では話が違う。
病気でも持ってることにするしかないな。
「まぁ、なんとかなるでしょ」
今から気にしたってしかたない。
そのとき考えることにしよう。
「で、先生水泳の授業はいつからなんですか?」
「えっと、確か……」
少し間が空いてから伊藤先生は
「明日から」
「え?」
急なことでどちらにしても水着がないので明日は見学しかない。
でも僕は明日の言い訳は考えないで済んだことに安心したのだった。
「なんかさっきから顔がにやついたり不安な感じになったりたいへんそうだね」
「そらそうですよ。僕の高校生活がかかってるわけですし。てかさっき僕の顔見て楽しんでますね」
「うん。楽しんでるけどそれとは別に羨ましすぎて今にもそのにやついた顔にパンチを入れたくなるよ」
本音が出まくってる先生はまじそうなので、そろそろ教室に帰らないといつパンチが飛んできてもおかしくない。
僕は時計を見てチャイムが鳴る前だが
「そろそろ、教室にもどりますね」
といって足早に教室に戻った。
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