こんなはずじゃなかった

B介

文字の大きさ
99 / 137

眠れる獅子ども12

俺は馬鹿でした。

少し前の俺をお説教したい。

圭介の涙に絆されて…何がしょうがねえだ…


奴が獣だと言うことを忘れていた…







「ンン!!やっ!落ち着け!!」

貪るキスをされながら、お気に入りのデザインのTシャツをビリビリに引き裂かれている。

ハアハアハアハアハアハア

血走った目が猛獣の様にギラギラして、舌舐めずりする口元は嬉しそうに口角を上げている。


こわっ!コイツ怖い!!


ブチッ!!

「おまっ!これ高いやつ!!落ち着け…あっん!!」


ビリビリのビロビロにしたTシャツが俺の身体に絡みつく中、まさかのいいお値段のデニムのボタンとチャックを引き千切られて、キスの嵐。

キスと言っていいのか?噛みつかれ、喰われていると錯覚するキスは、もう既に唇が腫れ、長い舌が俺の口内を舐め尽くす様に畝る。

そして手は俺の身体を這い回り、下から揉み上げる様に胸筋を弄り回す。

舌と舌を絡めながら、圭介は左手でピンクの胸の飾りを指先で擦り、引っ張り弄び、右手は壊れたチャックの間から下肢に侵入し、少し起き上がった睡蓮の息子を揉み扱いた。

「ああっ!んっ!」

睡蓮の喘ぎに、本能を抑え切れず、圭介は乱暴に、デニムと下着を一気に脱がした。

最後の絡み付いたTシャツをちぎり取られ、隠す物無く晒される生まれたままの姿に、圭介は覆い被さっていた半身を持ち上げ、膝立ちで睡蓮の裸体を見下ろす。

うっとりと熱を込めて見下ろす瞳は、先程まで泣いていたはずだが、既に欲情に歪み、獲物を狙うかのようだ。

荒く息する上肢は邪魔だとばかりにシャツを脱ぎ捨てる。

いつもはかっこよく見えるガタイの筋肉量も、今は自分を食らう為の筋肉だと思うと恐ろしい。

しかし、少し汗ばみ、焼けた肌に光るその姿に、睡蓮は興奮か恐怖かわからないが唾をゴクリと飲み込んだ。

涎を垂らしそうなほど興奮しているようで、何度も男らしい薄い唇を舌がなぞる。


「ハアハア…睡蓮…やっと…やっと、睡蓮が喰える…」


ヒィィ!!コイツ、マジで怖い!

俺、明日骨だけになってないよね?


「け、圭介…俺、情けないけど、ちょっと…いや、大分怖い…や、優しくしてくれ…」

俺は情けいが、眉を下げ、俺の上から膝立ちで見下ろす圭介を見上げ、お願いする。


ゴキュ!!


ものすごい喉の音と同時に、ガチャガチャと慌てた様にベルトを外し、下を脱ぎ去り、覆い被さる。

俺の視線には涎ダラダラ流して、反り返ったギンギンの巨大な逸物がグロテスクにテカッてる。

しかも、ビクンビクンと今にも襲いかかりそうなほど動いている。


圭介の息子も恐ろしい…似るんですね!


ってふざけてる場合じゃ…ギャーーー!!

奴はいきなり、俺の膝が、俺の顔付近に来るまで腰を持ち上げた。すると、圭介の目の前には自然と俺の……


「わああああ!!や、やめっ!ひゃあああ!!」


圭介は舌先を尖らせ、睡蓮の蕾に差し込んだ。

急な刺激と目の前の光景に叫ぶしから無かった。


「俺…ハアハア…ん!…睡蓮の…舐めてる…ハアハア」

圭介の興奮は最高潮で血が下肢の一部と頭に上り、鼻血が出そうだった。

それでも必死に睡蓮の蕾の中を舌で擦り上げ、律動させる。


「ハアハア…あ!あん!ヒャア!」

快感からか、睡蓮は甘い吐息と喘ぎを圭介に聞かせながら、蕾をキュッと締めあげ、圭介の舌を逃がすまいと蠢く。

「ハアハア!ヤバッ!興奮しすぎて、頭がクラクラする…甘い!…どこも甘すぎる……喰いたい……悪い、睡蓮…我慢出来ねえ。」

蕾から吸いつかれながらも舌を抜き、荒い息を整えようとするが、興奮し過ぎて治らず、痛いほど勃起し、パンパンなペニスを圭介は蕾に押し当てた。

まだ広げ切れていないそこは圭介の侵入を防ぐかの様にキュッと閉まる。


その蕾に先端から漏れた涎を擦り付けながら、圭介は欲望まみれの顔で睡蓮に懇願する。


「睡蓮…力抜いて…お願い…入れたい!もう、我慢出来ねえ…。入れたいよ!」

「ひっ!あん!擦り、つけんな!ハア!ンン!まだ、入らねえよ!」

蕾を突いたり、擦り付けられ、その刺激にゾワゾワと身震いする。

圭介はまた睡蓮に覆い被さり、唇を重ね、舌を吸い、唾液の交換をしながら角度をかえる。

するとキスに集中し出し、とろける様に身を任せ出した、睡蓮を圭介は見逃さず、一気に巨大な息子を睡蓮に突き入れた。


「いあああああ!」
 
いきなりの衝撃に目がチカチカしながら仰反ると、圭介は睡蓮の唇に吸い付いたまま、必死に腰を打ち付ける。

焦がれに焦がれた睡蓮の中は、最後の理性をも食い尽くすくらい、刺激的で、最高だった。

熱くうねり、吸い付く中は何も考えられないほどの快楽を圭介に贈り、圭介は無心で腰を振るしかなかった。

「気持ち!気持ち良すぎ!!睡蓮!ハアハアハア!!俺の!俺のだ!!」

「ああ!あっん!け、いすけ!激しい!!ああ!やっ!」

急激に襲ってくる圭介のペニスと快楽に、睡蓮は必死に食らいつき、頭を真っ白にさせながら、圭介にしがみついた。


「うう!可愛い!!ハアハアっ!ヤバッ!イクぞ!睡蓮!ハアハア!グッ!」


圭介は更に腰を打ち付け、最後の高みへと上る。

睡蓮は押し上げてくる快楽の波に飲まれ、涙を流して、喘いだ。

「ひゃあああ!あっー!!」

圭介は一際深く貫くと、白濁を吐き出した。吐き出された精の刺激に、睡蓮も押し出されるかの様に放つ。


ドクドクと最後まで出し切るために、ビクビクと睡蓮の中で跳ねる圭介のナニに、睡蓮は身悶えながら、口をパクパクさせ、必死に息をする。


その姿がまた野獣の欲を誘い、出し切ったはずの中の逸物がまた大きく反り上がり睡蓮の腹を押し上げる。

睡蓮は圧迫感に青ざめながら、圭介を見た。

圭介は既に臨戦態勢に入った様です、ギラつく瞳で睡蓮を見下ろす。


「ヒィィ!け、圭介!無理!無理だ!」


怯える睡蓮の顔に、ぞくぞくと甘美に酔いしれ、ギリギリまで引いたナニを一気に貫いた。


「ああああああああ!!」


「…骨までしゃぶりたい….。」



もう一度言う…先程までの俺をお説教したい。


俺は馬鹿だった。


誰か…この野獣を止めてくれ!!
感想 62

あなたにおすすめの小説

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話

みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。 数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜

春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、 癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!? トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。 彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!? 
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて―― 運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない! 恋愛感情もまだわからない! 
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。 個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!? 
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする 愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ! 月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新) 基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

メインキャラ達の様子がおかしい件について

白鳩 唯斗
BL
 前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。  サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。  どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。  ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。  世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。  どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!  主人公が老若男女問わず好かれる話です。  登場キャラは全員闇を抱えています。  精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。  BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。  恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい

椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。 その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。 婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!! 婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。 攻めズ ノーマルなクール王子 ドMぶりっ子 ドS従者 × Sムーブに悩むツッコミぼっち受け 作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。