虚弱王子は、浄土の神と会いたくて

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第三話 悲しみと偽り

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あれから、3か月と少しばかりの時が立った。


皆は、立ち直れている…という様子はなかったが少しずつ日常に戻りつつあった。


メイドたちは、洗濯板に涙をこぼし。


執事は、彼女の遺品に涙を流し。


父は、母の肖像画の前で歯を食いしばった。


その後でも、僕の前では皆作り笑いをした。


母との、大切な子だから…。


僕は、それが苦しくてとても見てられない。


みんなに、泣いてほしい。


僕なんかに構わずに。


直に、立ち直るのは、無理だろうけど、我慢しているほうがよっぽど苦しいのに。


僕は、窓からのぞく夕陽を見つめる。


どこか寂しそうな夕陽は、まるで母の魂の様だ。


僕は、無力だ。
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