素直になれなくて-吉哉の場合-

吉野ゆき

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番外編-3

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「いっぱいいっぱい愛してあげようね」

「ああ」


「愛情の与え方を間違えないように、皆で」

「そうだな」


「じゃあそろそろ寝ますか」


「真由、いろいろありがとな」

「礼には及びませんて。でもそうだなぁ。
どうしてもというなら言葉ではなく態度で表してくれたまえ」


「何キャラだよ。何か欲しいものでもあるの?」


ふわっと吉哉さんの胸に飛び込む。


「体温が伝わってあったかい。
もうちょっとこのまま…ぎゅってして?」


「これがお礼になるの?
ハハ、こっちのが得した気分だ」




歳を重ねるごとに大切な思い出が増えていく。



たまにはケンカもするだろうけど、すぐ仲直りをして前以上に絆を深めて。


世界一の家族を作ろう。




君となら、きっと―――。
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