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第8章 敵の陽動作戦、台湾進撃を止めろ!(敵視点ver)
第10話 女真帝国空爆隊。
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台湾・嘉義空港、シーラス・台湾オペレーションルーム(アフロダイテイ偽装艦橋内)では、正面の巨大スクリーンへ刻々と変化する金門県の戦況が映し出されていた。
AXISの東部戦区、HARMOR部隊の全部隊が上陸し、シラス加盟国軍の無人機軍団と熾烈な戦闘が続いていた。
金門県西、厦門の沿岸一帯及び烈嶼郷(小金門)は、旗艦「エミリア・プラテル」のゾフィア・ヴィチック・ポーランド海軍司令が率いる、シーラス01艦隊が完全制圧した。
郭が満足そうに髭を撫でていると事務武官の女性オペレーターから報告が入った。
「郭閣下!」
ベランダの左下を向く郭少将。
「閣下、シーラス2ボーチャンより連絡。厦門地区から西へ80キロ付近。増援と思われる敵、機甲師団と補給部隊を発見しました。」
正面モニターの厦門側が拡大され、シーラス2ボーチャンの攻撃衛星モリガン1からの映像が出された。
兵員輸送車両、装甲車両、自走榴弾砲、ミサイル装甲車両、モービル運搬車輛など約2キロにわたる行軍が衛星軌道から確認されたのだった。
そして、主要目標にオレンジ色の四角いロックオン追尾マークが次々に表示された。
「郭閣下、女真帝国空軍・空爆隊のドルゴンワンから通信です。」
「よし、出せ。」
「はっ。」
( こちら、ドルゴンワン、こちらドルゴンワン。シーラス・台湾、ドゥユーカピー? )
「アイカピーザッ!こちらシーラス・台湾。」
( シーラス・台湾。これから約5分後、高高度より空爆に入る。ボーチャンより情報受信。敵地上増援連隊、主要装備への目標ロックオン・リンケージはイネーブルです。繰り返す、ボーチャンより情報受信。敵地上増援連隊、主要装備への目標ロックオン・リンケージはイネーブルです。シーラス・台湾につぐ。当部隊空爆後、残存部隊へロングレンジ攻撃の掃討戦をお願いしたい。オーバー。 )
「さすが!早いっ!王の部下たち。」
ニッコリする郭少将。
自分のインカムを叩いて、中指と人差し指を交差し、オペレーターへ通信回線をつなぐ合図をした。
敬礼をして、即座に郭とドルゴン空爆隊司令官との通信回線を開く女性事務武官だった。
事務武官が端末を叩いた後、ベランダにいる郭少将を見上げて頷いた。
頷き返す郭。
喉についたインカムマイクを押さえた。
「ドルゴンワン、ドルゴンワン。聞こえるか。オーバー。こちらシーラス・台湾、少将職の郭ヂーミンだ。ドゥユーカピー?」
( アイカピーザッ!郭閣下、光栄です。ロジャー。女真帝国第19空爆隊、大佐職の完顔(ワンヤン)です。 )
「よし、ワンヤン大佐っ!後片付けは我々、シーラス・台湾に任せて思う存分暴れて下さい!台湾の為に有難う!貴殿の空爆隊の武運長久を祈る!オーバー。」
( ラジャー!感謝する。ウィルコ。これよりエネミー・地上連隊に空爆を開始する。オーバー。)
満足げな顔をして、腕を組みベランダによりかかる郭少将。
クルっと後ろを向いて戦略戦術ルーム内に歩き始めた。
シーラス・台湾のエリート士官たちが各々オペレーションしている。その中間に座る男性エリート武官の机の横に立った。
長距離巡航ミサイルのオペレーターだった。
「林技術少尉、ボーチャンとのリンクは?」
「はい、閣下。既にボーチャンとリンケージ・イネーブル(結合完了)です。敵、移動連隊にモリガン1が衛星軌道より追尾ロック中です。いつでもLACM(対地攻撃巡航ミサイル)AIR-SPARK-5出せます。ボーチャンのソフノフスカ司令より空爆後、残存部隊の特定とロックオンまで3分程下さいとの事です。」
「たった3分で。……よし。15基、全基スタンバってくれ。タイミングはソフノフスカ司令に。」
郭は親指を立てて、ツンツンと上に立てた。
「はっ!」
立ち上がり、敬礼をする林少尉。
その少尉に返礼をして再びベランダにむかう郭少将。
嘉義空港、桃園基地、台南基地の滑走路脇に設置される気化爆弾のFAE(Fuel-Air Explosive)長距離巡航ミサイルのLACM・AIR-SPARK-5。
その映像を見て確認する郭少将、シーラス・台湾司令だった。
AXISの東部戦区、HARMOR部隊の全部隊が上陸し、シラス加盟国軍の無人機軍団と熾烈な戦闘が続いていた。
金門県西、厦門の沿岸一帯及び烈嶼郷(小金門)は、旗艦「エミリア・プラテル」のゾフィア・ヴィチック・ポーランド海軍司令が率いる、シーラス01艦隊が完全制圧した。
郭が満足そうに髭を撫でていると事務武官の女性オペレーターから報告が入った。
「郭閣下!」
ベランダの左下を向く郭少将。
「閣下、シーラス2ボーチャンより連絡。厦門地区から西へ80キロ付近。増援と思われる敵、機甲師団と補給部隊を発見しました。」
正面モニターの厦門側が拡大され、シーラス2ボーチャンの攻撃衛星モリガン1からの映像が出された。
兵員輸送車両、装甲車両、自走榴弾砲、ミサイル装甲車両、モービル運搬車輛など約2キロにわたる行軍が衛星軌道から確認されたのだった。
そして、主要目標にオレンジ色の四角いロックオン追尾マークが次々に表示された。
「郭閣下、女真帝国空軍・空爆隊のドルゴンワンから通信です。」
「よし、出せ。」
「はっ。」
( こちら、ドルゴンワン、こちらドルゴンワン。シーラス・台湾、ドゥユーカピー? )
「アイカピーザッ!こちらシーラス・台湾。」
( シーラス・台湾。これから約5分後、高高度より空爆に入る。ボーチャンより情報受信。敵地上増援連隊、主要装備への目標ロックオン・リンケージはイネーブルです。繰り返す、ボーチャンより情報受信。敵地上増援連隊、主要装備への目標ロックオン・リンケージはイネーブルです。シーラス・台湾につぐ。当部隊空爆後、残存部隊へロングレンジ攻撃の掃討戦をお願いしたい。オーバー。 )
「さすが!早いっ!王の部下たち。」
ニッコリする郭少将。
自分のインカムを叩いて、中指と人差し指を交差し、オペレーターへ通信回線をつなぐ合図をした。
敬礼をして、即座に郭とドルゴン空爆隊司令官との通信回線を開く女性事務武官だった。
事務武官が端末を叩いた後、ベランダにいる郭少将を見上げて頷いた。
頷き返す郭。
喉についたインカムマイクを押さえた。
「ドルゴンワン、ドルゴンワン。聞こえるか。オーバー。こちらシーラス・台湾、少将職の郭ヂーミンだ。ドゥユーカピー?」
( アイカピーザッ!郭閣下、光栄です。ロジャー。女真帝国第19空爆隊、大佐職の完顔(ワンヤン)です。 )
「よし、ワンヤン大佐っ!後片付けは我々、シーラス・台湾に任せて思う存分暴れて下さい!台湾の為に有難う!貴殿の空爆隊の武運長久を祈る!オーバー。」
( ラジャー!感謝する。ウィルコ。これよりエネミー・地上連隊に空爆を開始する。オーバー。)
満足げな顔をして、腕を組みベランダによりかかる郭少将。
クルっと後ろを向いて戦略戦術ルーム内に歩き始めた。
シーラス・台湾のエリート士官たちが各々オペレーションしている。その中間に座る男性エリート武官の机の横に立った。
長距離巡航ミサイルのオペレーターだった。
「林技術少尉、ボーチャンとのリンクは?」
「はい、閣下。既にボーチャンとリンケージ・イネーブル(結合完了)です。敵、移動連隊にモリガン1が衛星軌道より追尾ロック中です。いつでもLACM(対地攻撃巡航ミサイル)AIR-SPARK-5出せます。ボーチャンのソフノフスカ司令より空爆後、残存部隊の特定とロックオンまで3分程下さいとの事です。」
「たった3分で。……よし。15基、全基スタンバってくれ。タイミングはソフノフスカ司令に。」
郭は親指を立てて、ツンツンと上に立てた。
「はっ!」
立ち上がり、敬礼をする林少尉。
その少尉に返礼をして再びベランダにむかう郭少将。
嘉義空港、桃園基地、台南基地の滑走路脇に設置される気化爆弾のFAE(Fuel-Air Explosive)長距離巡航ミサイルのLACM・AIR-SPARK-5。
その映像を見て確認する郭少将、シーラス・台湾司令だった。
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