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第3章 ジェシカ・スミス中佐と佐藤結衣。
第1話 巨大!宙空急襲母艦「ウーラノス」
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千歳第1宙域打撃群作戦本部、シーラス急襲突撃機動部隊(通称、シーラスワン、千歳シーラスワン)のシーラス極東参謀司令本部オペレーション室。
実は、異星人より技術提供された超極秘の超巨大宙空急襲母艦の戦闘・情報収集艦橋だった。
いわゆる戦闘指揮所のCDC(Combat Direction Center)でもあるのだ。
その名もウーラノス1番艦「ウーラノス」のCDCなのだった。
集まったシラス加盟国12か国の上級参謀将官に招集が掛かり、男女の制服組が作戦実行の待機をしていた。
各国のオペレーター事務武官達だ。
ところが場所はカッコイイが、何も無ければ、ただの軍士官の集会場に見えるかもしれない。
頭を抱えて状況を見つめている者。
ボーっとしている者。
頬杖をついてウトウト寝ている者。
コーヒーを飲みながら他国の将官と談笑している者と、様々だった。
( シュッ、シュッ。 )
対馬の状況を刻々と移す巨大なメインモニターの下、中央のエントランスから金髪でブルーの瞳、物凄い美人のコマンダーがパイロット・スーツをまとい、小走りで来た。
オペレータ室の中央を通る階段に、小走りで向かってくる女性コマンダー。
その女性コマンダーを見て、制服組の男性将校たちや事務武官の目が釘付けになった。
仲間の肩を叩いて指を差す者。
コーヒーから口を離し、見とれている者。
様々な眼差しを浴びながら、身軽に超美人コマンダーはそのまま階段を駆け上がる。
( カンカンカンカン!カンカンカンカン! )
引き締まったウエスト。
鍛えられた長い手足がパイロットスーツの上からでもはっきり判る。
( カンカンカンカン!カンカンカンカン! )
アッと言う間に階段を上がり切り、スッと何事も無く千歳シーラスワン・ウーラノスCDC司令長官室前のエントランスに立った。
( カツカツカツ、カツカツカツ。 )
正面をキリッっと向いて歩いて行く。
左右に並び、女性コマンダーに敬礼する日本の甲冑を模した無人WALKER(機動歩兵)の歩哨。
胸や肩のショルダーアーマー、そして、背中に大きく筆記体の漢字とゴシック体のローマ字で、「椎葉新格闘(SAMURAI.N.BAT)」のバナーと、左右にはフクロウさんと蝶々さんのマスコットが描いてあった。
( シュキィーン……ガシャン、ザッ! )
返礼する女性コマンダー。
( カツカツカツ、カツカツカツ。 )
敬礼したままの歩哨WALKERの中央を、速足で歩いていく。
左エントランス奥の扉前で、立ち止まった。
ここにも女性と男性の簡易WALKERスーツの武装衛兵が左右に立って敬礼をした。
( カシャ、ザッ! )
アサルトライフルで、捧げ筒の動作をしてから、内側を向いて敬礼をした。
この女性、それだけ上級士官なのが良くわかる。
そして肩から銃を下げた。
再びしっかり腕を伸ばして敬礼をする女性コマンダー。
厳重な警備がされるこの部屋。
それだけ上級将官の更に上の、上級者が居る証拠なのだ。
( シュ、シュ! )
二重の扉が開いた。
空間に3Dホログラム画面が浮かび上がる。
白い制服を着た将校が机の上で手を組んだままでいた。
「御舩閣下。ジェシカ・スミスです。」
( ピー。スミス中佐か。早速、入り給え。オリジナル・チームのみんなが、揃っています。 )
3Dホログラム画面に映る、白い詰襟をした上級将校が座ったまま答えた。
スミス少佐が画面に向かい敬礼をした。
敬礼をしたまま、身元を話した。
「有難うございます、閣下。ジェシカ・L・D・G・スミス、入ります。」
重厚な扉にペンタゴン(5角形)の絵の中にシーラスのロゴがプリントされていた。
その重厚な扉が音も無く左右に開いた。
千歳シーラスワンの最高司令長官、御舩少将の長官室なのだ。
すぐ入り口の脇には秘書官が座っていた。
その秘書官も独特なジェネリック・スーツ(アーマー・アンダー・スーツ)を着ていた。
白色のナイロンの様な光沢のあるベース布に、体側面の濃紺に近いブルーの太いライン。
太いラインの左右には細いシルバーのラインが走っている。
肩から肘まで金色の細いラインで描かれた幾何学模様が走る。
最上級の事務武官を表すデザインなのだ。
そのジェネリック・スーツ姿の女性秘書官が受付席に着いていた。
秘書官に目礼をして、長官が座る机の前まで歩いて行くジェシカ・スミス中佐。
長官の正面で、敬礼をした。
机に座る日本人長官が、軽く手を上げてジェシカの後ろ脇に座る秘書官を見た。
「サイオン秘書官はオペレーションルームでGOを。そして、スタンバってくれ。(ポーランド語)」
「イエッサー。閣下、それでは。(ポーランド語)」
インカムを付けて席を立ち、退出する女性秘書官。
その秘書官は足早に物々しいエントランスを足早に抜けて、ウーラノスCDCのオペレーション・コンバット・コントロール・ルーム(以降、オペレーションルーム)の上段に立った。
軽くため息をしてから、両手を手すりに置いて構えた。
「レディースアンド、ジェントルマン!さぁ、さぁ!仕事よ!(パン!パン!)」
手をパンパンと叩く女性上級事務官。
巨大モニターにレッドアラートLV(レベル)1が表示される。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
一瞬でムードがガラッっと、変わるシーラス極東参謀司令本部・ウーラノスCDCオペレーションルーム。
全ての将官があらゆる状況に対処できるよう準備を始めた。
先ほどのノンビリムードとは打って変わって真剣にテキパキと仕事を始めたのだ。
レッドアラートLV1が全ての加盟国軍に流れた。
その連絡を受けた先、対馬に向かうシラス加盟国軍の各国の機動部隊。
その機動部隊の旗艦や、巡洋艦、護衛艦の艦橋でも動きが出てきた。
各国の機動部隊に非常事態を告げる、千歳と同じサイレンが鳴った。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
臨戦態勢に切り替わる12か国の機動部隊。
全艦レッドアラートLV1の臨戦態勢になったのだ。
通常兵器ではギリギリの臨戦待機命令になる。
全ての艦船の砲塔、ミサイルが対馬方面を向いた。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
各国の機動空母からは戦術無人偵察機が緊急発進した。
最新鋭のF-39A型大気内戦闘機に火が入る。
大気圏用プラズマ・ラムジェット・モーターのシリンダーが回り始めた。
そして、その遥か上空の衛星軌道上では、武装衛星も次々にスタンバイした。
北米大陸の高高度衛星軌道に浮かぶ、巨大な大規模武装母衛星(攻撃・偵察軍事衛星の母艦のような物)の「シーラス1アレース」。
その複数のカタパルトから戦闘攻撃衛星「モリガンtype1」、「モリガンtype2」の全衛星が、無音の宇宙空間に射出された。
同じように対馬至近上空の静止衛星軌道上に待機している敵AXISの軍事衛星が浮かんでいた。その敵AXISの衛星の死角となる斜め上で、日本の超小型迎撃衛星の「忍者」が静かに忍び寄った。
敵国AXISと、名目中立国ロシア、ブラジル、ドイツなどの衛星全機も「忍者」が完全ロック・オンしたのだ。
御舩長官の正面で、敬礼した手を降ろす、パイロットスーツを着込んだジェシカ・スミス中佐。
「閣下、証拠、確証も無い状態でご報告して申し訳ございません。」
「心配するな。俺の勝手な判断だ。そして、椎葉きよし、きよしが現地にいるんだろう。現地の豊砲台基地に紹介したイギリスのウィルソン少将も心配で来ている。まぁ日本政府が動かない以上、私の責任で、シーラス法に基づき、単独行動をせざる得ない。付き合ってくれるかスミス中佐。」
「もちろんです。民間人と思われる協力者の彼女、布村愛子さんは私の名前を、何度も連呼していました。私は彼女を知りませんが、訓練小隊のモールス発信形式は小林小隊しか知り得ません。ですから、椎葉きよし少尉以外、心当たりがありません。もし誤報なら……。」
「残念ながら、誤報ではない。私が既に確認した。これは悲しいが現実だ。それを世界に私が証明させてもらう。さぁ中佐、奥(会議室)へ。」
御舩と共に、右脇の会議室に入室した。
実は、異星人より技術提供された超極秘の超巨大宙空急襲母艦の戦闘・情報収集艦橋だった。
いわゆる戦闘指揮所のCDC(Combat Direction Center)でもあるのだ。
その名もウーラノス1番艦「ウーラノス」のCDCなのだった。
集まったシラス加盟国12か国の上級参謀将官に招集が掛かり、男女の制服組が作戦実行の待機をしていた。
各国のオペレーター事務武官達だ。
ところが場所はカッコイイが、何も無ければ、ただの軍士官の集会場に見えるかもしれない。
頭を抱えて状況を見つめている者。
ボーっとしている者。
頬杖をついてウトウト寝ている者。
コーヒーを飲みながら他国の将官と談笑している者と、様々だった。
( シュッ、シュッ。 )
対馬の状況を刻々と移す巨大なメインモニターの下、中央のエントランスから金髪でブルーの瞳、物凄い美人のコマンダーがパイロット・スーツをまとい、小走りで来た。
オペレータ室の中央を通る階段に、小走りで向かってくる女性コマンダー。
その女性コマンダーを見て、制服組の男性将校たちや事務武官の目が釘付けになった。
仲間の肩を叩いて指を差す者。
コーヒーから口を離し、見とれている者。
様々な眼差しを浴びながら、身軽に超美人コマンダーはそのまま階段を駆け上がる。
( カンカンカンカン!カンカンカンカン! )
引き締まったウエスト。
鍛えられた長い手足がパイロットスーツの上からでもはっきり判る。
( カンカンカンカン!カンカンカンカン! )
アッと言う間に階段を上がり切り、スッと何事も無く千歳シーラスワン・ウーラノスCDC司令長官室前のエントランスに立った。
( カツカツカツ、カツカツカツ。 )
正面をキリッっと向いて歩いて行く。
左右に並び、女性コマンダーに敬礼する日本の甲冑を模した無人WALKER(機動歩兵)の歩哨。
胸や肩のショルダーアーマー、そして、背中に大きく筆記体の漢字とゴシック体のローマ字で、「椎葉新格闘(SAMURAI.N.BAT)」のバナーと、左右にはフクロウさんと蝶々さんのマスコットが描いてあった。
( シュキィーン……ガシャン、ザッ! )
返礼する女性コマンダー。
( カツカツカツ、カツカツカツ。 )
敬礼したままの歩哨WALKERの中央を、速足で歩いていく。
左エントランス奥の扉前で、立ち止まった。
ここにも女性と男性の簡易WALKERスーツの武装衛兵が左右に立って敬礼をした。
( カシャ、ザッ! )
アサルトライフルで、捧げ筒の動作をしてから、内側を向いて敬礼をした。
この女性、それだけ上級士官なのが良くわかる。
そして肩から銃を下げた。
再びしっかり腕を伸ばして敬礼をする女性コマンダー。
厳重な警備がされるこの部屋。
それだけ上級将官の更に上の、上級者が居る証拠なのだ。
( シュ、シュ! )
二重の扉が開いた。
空間に3Dホログラム画面が浮かび上がる。
白い制服を着た将校が机の上で手を組んだままでいた。
「御舩閣下。ジェシカ・スミスです。」
( ピー。スミス中佐か。早速、入り給え。オリジナル・チームのみんなが、揃っています。 )
3Dホログラム画面に映る、白い詰襟をした上級将校が座ったまま答えた。
スミス少佐が画面に向かい敬礼をした。
敬礼をしたまま、身元を話した。
「有難うございます、閣下。ジェシカ・L・D・G・スミス、入ります。」
重厚な扉にペンタゴン(5角形)の絵の中にシーラスのロゴがプリントされていた。
その重厚な扉が音も無く左右に開いた。
千歳シーラスワンの最高司令長官、御舩少将の長官室なのだ。
すぐ入り口の脇には秘書官が座っていた。
その秘書官も独特なジェネリック・スーツ(アーマー・アンダー・スーツ)を着ていた。
白色のナイロンの様な光沢のあるベース布に、体側面の濃紺に近いブルーの太いライン。
太いラインの左右には細いシルバーのラインが走っている。
肩から肘まで金色の細いラインで描かれた幾何学模様が走る。
最上級の事務武官を表すデザインなのだ。
そのジェネリック・スーツ姿の女性秘書官が受付席に着いていた。
秘書官に目礼をして、長官が座る机の前まで歩いて行くジェシカ・スミス中佐。
長官の正面で、敬礼をした。
机に座る日本人長官が、軽く手を上げてジェシカの後ろ脇に座る秘書官を見た。
「サイオン秘書官はオペレーションルームでGOを。そして、スタンバってくれ。(ポーランド語)」
「イエッサー。閣下、それでは。(ポーランド語)」
インカムを付けて席を立ち、退出する女性秘書官。
その秘書官は足早に物々しいエントランスを足早に抜けて、ウーラノスCDCのオペレーション・コンバット・コントロール・ルーム(以降、オペレーションルーム)の上段に立った。
軽くため息をしてから、両手を手すりに置いて構えた。
「レディースアンド、ジェントルマン!さぁ、さぁ!仕事よ!(パン!パン!)」
手をパンパンと叩く女性上級事務官。
巨大モニターにレッドアラートLV(レベル)1が表示される。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
一瞬でムードがガラッっと、変わるシーラス極東参謀司令本部・ウーラノスCDCオペレーションルーム。
全ての将官があらゆる状況に対処できるよう準備を始めた。
先ほどのノンビリムードとは打って変わって真剣にテキパキと仕事を始めたのだ。
レッドアラートLV1が全ての加盟国軍に流れた。
その連絡を受けた先、対馬に向かうシラス加盟国軍の各国の機動部隊。
その機動部隊の旗艦や、巡洋艦、護衛艦の艦橋でも動きが出てきた。
各国の機動部隊に非常事態を告げる、千歳と同じサイレンが鳴った。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
臨戦態勢に切り替わる12か国の機動部隊。
全艦レッドアラートLV1の臨戦態勢になったのだ。
通常兵器ではギリギリの臨戦待機命令になる。
全ての艦船の砲塔、ミサイルが対馬方面を向いた。
( ヒューンヒューン、ビー! )
( ヒューンヒューン、ビー! )
各国の機動空母からは戦術無人偵察機が緊急発進した。
最新鋭のF-39A型大気内戦闘機に火が入る。
大気圏用プラズマ・ラムジェット・モーターのシリンダーが回り始めた。
そして、その遥か上空の衛星軌道上では、武装衛星も次々にスタンバイした。
北米大陸の高高度衛星軌道に浮かぶ、巨大な大規模武装母衛星(攻撃・偵察軍事衛星の母艦のような物)の「シーラス1アレース」。
その複数のカタパルトから戦闘攻撃衛星「モリガンtype1」、「モリガンtype2」の全衛星が、無音の宇宙空間に射出された。
同じように対馬至近上空の静止衛星軌道上に待機している敵AXISの軍事衛星が浮かんでいた。その敵AXISの衛星の死角となる斜め上で、日本の超小型迎撃衛星の「忍者」が静かに忍び寄った。
敵国AXISと、名目中立国ロシア、ブラジル、ドイツなどの衛星全機も「忍者」が完全ロック・オンしたのだ。
御舩長官の正面で、敬礼した手を降ろす、パイロットスーツを着込んだジェシカ・スミス中佐。
「閣下、証拠、確証も無い状態でご報告して申し訳ございません。」
「心配するな。俺の勝手な判断だ。そして、椎葉きよし、きよしが現地にいるんだろう。現地の豊砲台基地に紹介したイギリスのウィルソン少将も心配で来ている。まぁ日本政府が動かない以上、私の責任で、シーラス法に基づき、単独行動をせざる得ない。付き合ってくれるかスミス中佐。」
「もちろんです。民間人と思われる協力者の彼女、布村愛子さんは私の名前を、何度も連呼していました。私は彼女を知りませんが、訓練小隊のモールス発信形式は小林小隊しか知り得ません。ですから、椎葉きよし少尉以外、心当たりがありません。もし誤報なら……。」
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