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第4章 鹵獲、敵の機動モービル。
第3話 鹵獲した敵の機動モービルへ搭乗。
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着地してからゆっくり立ち上がる敵のHARMOR。
( ガガガッ、ガラガラガラガラ。 )
そして、立ち上がり終わると、前面の索敵ライトをきよし達とは反対の国道後方を照らして警戒をしている。
敵のHARMORは、こちらのタンデムモービルは味方と識別しているのだろう。
きよしは顔を出す布村たちの前に立ち止まった。
後ろを振り向いたまま、そのHARMORの動きを見ているのだ。
唇をへの字にして、少女5人を見た。
そして、何か思案があったのか、きよしはうなずいてから、5人の顔の前にしゃがみ込んだ。
「いいかい。選択肢はない!全員乗る。」
「えっ!パンダさん、マジっ!」
「マジですか?パンダ隊長。」
「えっ!うそっ!マジっすか隊長。」
きよしの腕や手を持って立ち上がる少女たち。
彼女たちは、ずっと不安そうに敵のHARMORを見ている。
「嘘じゃないよ。エイモス?モービルシステムの支配率は。」
( もちろん100です。中身は私です。ご命令を! )
「コールサイン、識別信号は?」
( 前パイロットのままです。変更しますか? )
「そのままで。」
( 了解。 )
そして、騒ぎ始める少女たち。
鈴木絵里が、口をへの字にした。
「でも~2人乗りで6人全員乗るなんて絶対無理~。無理無理っ!」
佐藤結衣が、腕を組んで、周りの友達を見た。
「うん。絶対無理!ん?無理よねっ。アミダで乗る1人を決めようよっ!アミダでさ!」
1番背が高い美少女、泣き顔の中村・スーザン・幸子。
きよしの腕に、自分の腕を絡めて訴える。
「パンダ隊長ぉ!置いていかれたら。もう~ヤダ~!私、アミダ弱いのにっ~!私、置いてけボリなったら死んでやる~っ!」
その幸子の腕をつかんで、寺田麗子も吠えるようにきよしに訴えた。
「置いてけボリは、絶対ヤダ~!ヤダヤダッヤダ~!せっかく生き残れたのに~!ヤダヤダヤダ~!」
鈴木もきよしの腕をつかんだ。
「あいつ等に襲われる位なら死んでやる~!キモイ~っ!気持ち悪い~っ!」
騒ぐ鈴木と中村の肩を押さえるきよし。
敵のモービルが歩き始めた。
その着地したHARMORの足の地響きに驚く3人の少女。
布村愛子と佐藤結衣だけは、コクピットの正面に立ち、上のコクピットを見ていた。
( ゴンッゴンッ!ドシンッ!ドシンッ! )
( ドシンッ!ドシンッ!ドシンッ!ドシンッ! )
「敵のデカぶつ!こっちにくるよ~。怖い~!」
「うわわわ。こっちにくる~!」
イヤホンを押さえながら光通信で、何やら、ヒソヒソとエイモスと話始めるきよし。
鹵獲したタンデムHARMORの正面に立ち、布村と佐藤と共に、顔を上げてコクピット部分を見ながら、エイモスに命令をしている。
( シュッ!ガランガラン。シュッ!ガランガラン。 )
コクピットから四角い箱とか、モロモロがポンポンと外に放り出された。
コクピットから飛び出すモロモロが闇夜に消えていく。
目で追う布村と佐藤。
寺田、鈴木、中村は依然、タンデムモービルの脚部の裏で、へっぴり腰で、こちらにゆっくり歩いて来る敵の巨大なHARMORを見ていた。
( ドシンッ!ドシンッ! )
( ドシンッ!ドシンッ! )
敵HARMORの脚部が、地面へ着くたびに起こる振動。
少女たちまで、その衝撃波が響いていた。その都度、ビクビクしている3人。
「わっ。うわっ!サッチー、こっちにまっすぐ歩いて来てるよね。わ、わっ。」
「来てる来てる。わ、わっ。見つかったんだよね。麗っ。わたし怖いぃ。わっ、わっ。」
「もう、やだよ~。怖いぃー。わっ、ドシンって、わっ。すごい響くぅ。わっ。」
その3人に気が付くきよし。
「シッ!みんな、静かに!静かにして。3人ともこっち来て。僕に、……考えがある」
一瞬、きよしの顔を見る少女5人。
(( えっー!))
「えっ!ウソーっ!考えが。パンダ隊長、何か考えがあるんだって!成る程。プロのパイロットしか解らないのよね!みんな乗り込もう!」
音頭をとって笑顔の布村だった。
( うっそー!私たち、全員乗れるのー! )
( うそー!マジ、マジ!凄い、凄い、パンダ親方ー!)
ワクワクする少女たち。
そして、HARMORの正面にドヤ顔で腕を組んで立つきよし。
そんな中、事ある毎に、きよしに触る佐藤結衣。
そのきよしの手をドサクサに握った。思いっきり体をきよしにつける佐藤結衣。
「パンダ隊長!本当に乗れるんですか?ウソでしょーっ!あんな機械や計器だらけの操縦室で。マジっすかぁ?」
「ん?そう。まず乗って……。」
渋く答えるきよし。
ランランと目を輝かせて、きよしを見る5人の乙女たち。プロの軍人の凄さを感じた瞬間だった。
( 了解!パンダ隊長! )
ニコニコと景気よく敬礼する5人の乙女たちだった。
少女漫画の主人公の様に腕を組んで、きよしは、目を閉じてニヒルな横顔で(フッ。)とニヤけた。
両指で手を組んで、シュキシュキ目線で、キラキラと目を輝かせる5人。
開いたコクピットに、デカ物のきよしから乗り込んだ。
全員がワクワクしながら、敵モービルのコクピットに乗り込んだのだった。
そして、現実……。
( ガガガッ、ガラガラガラガラ。 )
そして、立ち上がり終わると、前面の索敵ライトをきよし達とは反対の国道後方を照らして警戒をしている。
敵のHARMORは、こちらのタンデムモービルは味方と識別しているのだろう。
きよしは顔を出す布村たちの前に立ち止まった。
後ろを振り向いたまま、そのHARMORの動きを見ているのだ。
唇をへの字にして、少女5人を見た。
そして、何か思案があったのか、きよしはうなずいてから、5人の顔の前にしゃがみ込んだ。
「いいかい。選択肢はない!全員乗る。」
「えっ!パンダさん、マジっ!」
「マジですか?パンダ隊長。」
「えっ!うそっ!マジっすか隊長。」
きよしの腕や手を持って立ち上がる少女たち。
彼女たちは、ずっと不安そうに敵のHARMORを見ている。
「嘘じゃないよ。エイモス?モービルシステムの支配率は。」
( もちろん100です。中身は私です。ご命令を! )
「コールサイン、識別信号は?」
( 前パイロットのままです。変更しますか? )
「そのままで。」
( 了解。 )
そして、騒ぎ始める少女たち。
鈴木絵里が、口をへの字にした。
「でも~2人乗りで6人全員乗るなんて絶対無理~。無理無理っ!」
佐藤結衣が、腕を組んで、周りの友達を見た。
「うん。絶対無理!ん?無理よねっ。アミダで乗る1人を決めようよっ!アミダでさ!」
1番背が高い美少女、泣き顔の中村・スーザン・幸子。
きよしの腕に、自分の腕を絡めて訴える。
「パンダ隊長ぉ!置いていかれたら。もう~ヤダ~!私、アミダ弱いのにっ~!私、置いてけボリなったら死んでやる~っ!」
その幸子の腕をつかんで、寺田麗子も吠えるようにきよしに訴えた。
「置いてけボリは、絶対ヤダ~!ヤダヤダッヤダ~!せっかく生き残れたのに~!ヤダヤダヤダ~!」
鈴木もきよしの腕をつかんだ。
「あいつ等に襲われる位なら死んでやる~!キモイ~っ!気持ち悪い~っ!」
騒ぐ鈴木と中村の肩を押さえるきよし。
敵のモービルが歩き始めた。
その着地したHARMORの足の地響きに驚く3人の少女。
布村愛子と佐藤結衣だけは、コクピットの正面に立ち、上のコクピットを見ていた。
( ゴンッゴンッ!ドシンッ!ドシンッ! )
( ドシンッ!ドシンッ!ドシンッ!ドシンッ! )
「敵のデカぶつ!こっちにくるよ~。怖い~!」
「うわわわ。こっちにくる~!」
イヤホンを押さえながら光通信で、何やら、ヒソヒソとエイモスと話始めるきよし。
鹵獲したタンデムHARMORの正面に立ち、布村と佐藤と共に、顔を上げてコクピット部分を見ながら、エイモスに命令をしている。
( シュッ!ガランガラン。シュッ!ガランガラン。 )
コクピットから四角い箱とか、モロモロがポンポンと外に放り出された。
コクピットから飛び出すモロモロが闇夜に消えていく。
目で追う布村と佐藤。
寺田、鈴木、中村は依然、タンデムモービルの脚部の裏で、へっぴり腰で、こちらにゆっくり歩いて来る敵の巨大なHARMORを見ていた。
( ドシンッ!ドシンッ! )
( ドシンッ!ドシンッ! )
敵HARMORの脚部が、地面へ着くたびに起こる振動。
少女たちまで、その衝撃波が響いていた。その都度、ビクビクしている3人。
「わっ。うわっ!サッチー、こっちにまっすぐ歩いて来てるよね。わ、わっ。」
「来てる来てる。わ、わっ。見つかったんだよね。麗っ。わたし怖いぃ。わっ、わっ。」
「もう、やだよ~。怖いぃー。わっ、ドシンって、わっ。すごい響くぅ。わっ。」
その3人に気が付くきよし。
「シッ!みんな、静かに!静かにして。3人ともこっち来て。僕に、……考えがある」
一瞬、きよしの顔を見る少女5人。
(( えっー!))
「えっ!ウソーっ!考えが。パンダ隊長、何か考えがあるんだって!成る程。プロのパイロットしか解らないのよね!みんな乗り込もう!」
音頭をとって笑顔の布村だった。
( うっそー!私たち、全員乗れるのー! )
( うそー!マジ、マジ!凄い、凄い、パンダ親方ー!)
ワクワクする少女たち。
そして、HARMORの正面にドヤ顔で腕を組んで立つきよし。
そんな中、事ある毎に、きよしに触る佐藤結衣。
そのきよしの手をドサクサに握った。思いっきり体をきよしにつける佐藤結衣。
「パンダ隊長!本当に乗れるんですか?ウソでしょーっ!あんな機械や計器だらけの操縦室で。マジっすかぁ?」
「ん?そう。まず乗って……。」
渋く答えるきよし。
ランランと目を輝かせて、きよしを見る5人の乙女たち。プロの軍人の凄さを感じた瞬間だった。
( 了解!パンダ隊長! )
ニコニコと景気よく敬礼する5人の乙女たちだった。
少女漫画の主人公の様に腕を組んで、きよしは、目を閉じてニヒルな横顔で(フッ。)とニヤけた。
両指で手を組んで、シュキシュキ目線で、キラキラと目を輝かせる5人。
開いたコクピットに、デカ物のきよしから乗り込んだ。
全員がワクワクしながら、敵モービルのコクピットに乗り込んだのだった。
そして、現実……。
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