どうしてこうなった？！～自称普通のJCが巻き起こす異世界スローライフ～

新たな私2

「成功ね～」

 私は、ディナの声で目を開ける。あれ？今まで私を除け者にして話し合ってた神様達が何で私の周りに居るんだろう？

「どうして、皆私の周りに居るの？｣

「「「「可愛いい（!!）」」」」

「？」

私は、どうしたんだろうか？と思って手を顎の近くにやると、サラッと髪があったった。

あれ？私髪結んでたのに･･･

髪に目をやると、髪が少し長くなり、色がキラキラした黒髪になってる。

「えっ！？何これ？」

ん？声が何かいつもと違う。

「あーあ～」

やっぱり違う。

思わず皆に目を向けると、めっちゃニコニコ満足そうに見てる。

「な、何ですか？これ？！」

「見た目とか、色々変え終わったのよ～」

「ん、可愛く出来た」

「見てみるかい？」

そう言ってサタナエルは、姿鏡を出して、私は、覗き込んだ。

「ん！？」

 そこには、銀色の瞳に優しさを感じる顔立ち。

 髪は黒髪だけど、光の加減で色が変わっているように見える。

 しかも、猫毛のストレートでボブより、ちょっと長いかな？って位。

身長や、体は、あんまり見た目変わってないけど、何だかとても軽い。

まぁ、一言で言うと、絶世の美女だ。

「凄い……」

しかも声まで可愛いときた。

「でしょ～でねでね、『ステータスオープン』って言ってみて。」

「ステータスオープン」

言われるがままに言ってみた。

すると目の前に私の今の姿に、隣に色々と書いてある。

なになに？フムフム……ん？ん～ふーん

「あの、これは私の仕事の為のスキルですよね？」

「ん～はっきり言うと、その世界に存在してるだけで、自然は整って行くから、仕事の為というより女神としての力かしら～」

「oh……」

「どうしたの？」

「いや、私結構チートじゃあないですか？向こうに行って何すればいいのかな～って」

「普通に過ごしてくれればいいのよ。気分で過ごしてくれればいいのよ～」

「はぁ。」