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訓練
腹が減っては戦はできぬ。は案外事実だったりする。
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チハルさん達の説明が終わってまずは戦闘訓練の前にご飯になった。
ーーー
まずトリストという鳥型の魔物を解体する。
次にトリストの肉を厚く削いでいく。
フライパンをあっためる。
そして豪快にあっためたフライパンにトリストの厚く削いだ肉を投入!
そしてある程度焼けたところで裏返す!
焼いている間にタレを作り、キャベツを千切りにする。
完全に肉が焼けたらタレを投入してお皿にキャベツを盛り付けお肉とタレをお皿に盛り付け完成!
ーーー
テーブルの上に出来上がったチキンステーキを置く。
香ばしい匂いが立ち、次々に厨房からチハルさん達が出て来る。
「うわあ。美味しそう!流石チハル!料理うまいね。」
「チハルさんって料理上手いんですね。」
「チハルは大体家庭系上手だからね。刺繍とか縫い物とか編み物とか織物も上手だもんね。」
「え?すごい…。」
「ありがとう。じゃあまず食べようか。」
「はいっ!」
『いただきまーす!(ます)』
フォークとナイフを両手に持ちステーキを切る。
そして切った肉を口に運ぶ。
「んっ!……。お、美味しい。」
適度に噛み応えがあり、油がタレに溶け込み肉の味を引き立たせている。
「こんなに美味しいステーキ初めて食べた……。」
「でしょー?チハルは高級レストランの料理長を代理でやったらいつもより売上が4倍ぐらい上がったりしたんだよ。」
「えっ!?すごい…。」
「まあ。たくさん食べなよ。腹が減っては戦はできぬ。って案外事実だったりするからね。」
「えっ?あれって事実なんですか…?」
「そうそう。ご飯食べられなくてお腹空きすぎて戦いに入る前に餓死することもあったりするから。」
「え?まじか…。食べておこう。」
そんな話をチハルさん達としながら美味しいチキンステーキをほうばった。
うん。美味しいな。
「そういえば戦闘訓練ってどんなことをするんですか?」
ミミが思い出したように聞く。
「その時になったら教えるよ。」
なんか含みのある返しをされてる… 。でもなんとなく怖い気がするのは気のせいだろうか…?
「死なない程度には留めるからねー。」
気のせいじゃなかった。し、死なない程度とは…?
「最悪腕が1,2本なくなることはあるけどね。」
えっ…?
こ、言葉が出ない…………。
「大丈夫。治すから。」
あ。良かったー。
「あれ?でもミミは魔獣をテイムする魔法だったよね?」
「あ。うん。」
「ああ。そのことなら任せて。アリサちゃんとは別メニューだからね。」
あ。別メニューなんだ。
そしてチハルさんはいつ作っていたのかデザートを持ってきた。
「今日のデザートはザッハトルテだよ。」
うわあ。チョコに光沢がツヤツヤっていう効果音がぴったりなぐらいあるー。
フウカさんは素早くザッハトルテを切り分け、お皿に乗せていった。
私の前にもザッハトルテの乗ったお皿が置かれた。
フォークで切り、口に運ぶ。
途端雷に撃たれたかのような衝撃がはしった。
なあんだっこれ!
チョコが口に入れた途端すぐにとろけていってなおかつチョコは濃厚かつ苦みもあるが甘みがいい仕事をして苦すぎないちょうど良さ!そして生クリームは濃厚な口当たりに泡立てられている。
こんなザッハトルテ食べたことないっ!
お、美味しすぎる…。
この味に慣れてしまったらもう戻れなさそうだ…。
チハルさんの料理は何て罪作りなんだ…っ!
「あ。そうだ。試食でこれも食べてくれるかな?」
そういって差し出されたのは青いゼリー生地に星をかたどった砂糖菓子のようなものが沈められており白いクリーム?が底にあるゼリーだった。それをゼリー生地と砂糖菓子をスプーンですくい口に運ぶと
「っ!」
口の中がパチパチしている!ゼリー生地は表現しにくい海みたいなイメージが一番あっている味で
パチパチする感覚も合わさって真夏みたいなイメージ!
次に底にあるクリームを口に運ぶとまろやかな口の中でだんだんと広がっていくような味がする。
そしてゼリー生地と砂糖菓子とクリームを一気に口に運ぶと食べたことのない激しいけどまろやかな味がした。私はいつの間にか全部完食してしまった。
「ご感想は?」
とチハルさんが聞いてきたので
「この味を知ってしまったらもう忘れられないってぐらい美味しいです!」
と即答で返答してしまった。
なんかミコトさんは笑ってたけれども。
ーーー
「さあて。お腹がいっぱいになったところで戦闘訓練始めますか。」
「はいっ!」
ご飯の感想ーーーめちゃくちゃ美味しかった。
チハルさん曰く毎食私が作るからね。とのこと。
まあじか。もう一度言う。まあじか。
よし。これからのご飯が楽しみになったところで戦闘訓練に集中しよう。
「今日は2人共おんなじメニューね。」
戦闘訓練はあフウカさんやミコトさんチハルさんが代わりながら教えてくれるらしい。
ちなみに今日はフウカさんだった。
「まず今日やるのは魔力のイメージだよ。魔力のイメージが出来ると魔法発動もうまく出来るからね。」
なんと今日やるのは基礎の魔力のイメージらしい。
楽しみだなあ。頑張ろう!
ーーー
まずトリストという鳥型の魔物を解体する。
次にトリストの肉を厚く削いでいく。
フライパンをあっためる。
そして豪快にあっためたフライパンにトリストの厚く削いだ肉を投入!
そしてある程度焼けたところで裏返す!
焼いている間にタレを作り、キャベツを千切りにする。
完全に肉が焼けたらタレを投入してお皿にキャベツを盛り付けお肉とタレをお皿に盛り付け完成!
ーーー
テーブルの上に出来上がったチキンステーキを置く。
香ばしい匂いが立ち、次々に厨房からチハルさん達が出て来る。
「うわあ。美味しそう!流石チハル!料理うまいね。」
「チハルさんって料理上手いんですね。」
「チハルは大体家庭系上手だからね。刺繍とか縫い物とか編み物とか織物も上手だもんね。」
「え?すごい…。」
「ありがとう。じゃあまず食べようか。」
「はいっ!」
『いただきまーす!(ます)』
フォークとナイフを両手に持ちステーキを切る。
そして切った肉を口に運ぶ。
「んっ!……。お、美味しい。」
適度に噛み応えがあり、油がタレに溶け込み肉の味を引き立たせている。
「こんなに美味しいステーキ初めて食べた……。」
「でしょー?チハルは高級レストランの料理長を代理でやったらいつもより売上が4倍ぐらい上がったりしたんだよ。」
「えっ!?すごい…。」
「まあ。たくさん食べなよ。腹が減っては戦はできぬ。って案外事実だったりするからね。」
「えっ?あれって事実なんですか…?」
「そうそう。ご飯食べられなくてお腹空きすぎて戦いに入る前に餓死することもあったりするから。」
「え?まじか…。食べておこう。」
そんな話をチハルさん達としながら美味しいチキンステーキをほうばった。
うん。美味しいな。
「そういえば戦闘訓練ってどんなことをするんですか?」
ミミが思い出したように聞く。
「その時になったら教えるよ。」
なんか含みのある返しをされてる… 。でもなんとなく怖い気がするのは気のせいだろうか…?
「死なない程度には留めるからねー。」
気のせいじゃなかった。し、死なない程度とは…?
「最悪腕が1,2本なくなることはあるけどね。」
えっ…?
こ、言葉が出ない…………。
「大丈夫。治すから。」
あ。良かったー。
「あれ?でもミミは魔獣をテイムする魔法だったよね?」
「あ。うん。」
「ああ。そのことなら任せて。アリサちゃんとは別メニューだからね。」
あ。別メニューなんだ。
そしてチハルさんはいつ作っていたのかデザートを持ってきた。
「今日のデザートはザッハトルテだよ。」
うわあ。チョコに光沢がツヤツヤっていう効果音がぴったりなぐらいあるー。
フウカさんは素早くザッハトルテを切り分け、お皿に乗せていった。
私の前にもザッハトルテの乗ったお皿が置かれた。
フォークで切り、口に運ぶ。
途端雷に撃たれたかのような衝撃がはしった。
なあんだっこれ!
チョコが口に入れた途端すぐにとろけていってなおかつチョコは濃厚かつ苦みもあるが甘みがいい仕事をして苦すぎないちょうど良さ!そして生クリームは濃厚な口当たりに泡立てられている。
こんなザッハトルテ食べたことないっ!
お、美味しすぎる…。
この味に慣れてしまったらもう戻れなさそうだ…。
チハルさんの料理は何て罪作りなんだ…っ!
「あ。そうだ。試食でこれも食べてくれるかな?」
そういって差し出されたのは青いゼリー生地に星をかたどった砂糖菓子のようなものが沈められており白いクリーム?が底にあるゼリーだった。それをゼリー生地と砂糖菓子をスプーンですくい口に運ぶと
「っ!」
口の中がパチパチしている!ゼリー生地は表現しにくい海みたいなイメージが一番あっている味で
パチパチする感覚も合わさって真夏みたいなイメージ!
次に底にあるクリームを口に運ぶとまろやかな口の中でだんだんと広がっていくような味がする。
そしてゼリー生地と砂糖菓子とクリームを一気に口に運ぶと食べたことのない激しいけどまろやかな味がした。私はいつの間にか全部完食してしまった。
「ご感想は?」
とチハルさんが聞いてきたので
「この味を知ってしまったらもう忘れられないってぐらい美味しいです!」
と即答で返答してしまった。
なんかミコトさんは笑ってたけれども。
ーーー
「さあて。お腹がいっぱいになったところで戦闘訓練始めますか。」
「はいっ!」
ご飯の感想ーーーめちゃくちゃ美味しかった。
チハルさん曰く毎食私が作るからね。とのこと。
まあじか。もう一度言う。まあじか。
よし。これからのご飯が楽しみになったところで戦闘訓練に集中しよう。
「今日は2人共おんなじメニューね。」
戦闘訓練はあフウカさんやミコトさんチハルさんが代わりながら教えてくれるらしい。
ちなみに今日はフウカさんだった。
「まず今日やるのは魔力のイメージだよ。魔力のイメージが出来ると魔法発動もうまく出来るからね。」
なんと今日やるのは基礎の魔力のイメージらしい。
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