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第2章 火神颯斗という男
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その後も授業を寝て過ごしたり、窓際の一番後ろを陣取っている俺は外を眺めて単位のための時間を過ごす。
授業を最後まで出ればSHRが始まる前に教室を出て、俺は一人たまり場にしている空き教室へとやってきた。
ここは俺たちが入学した時から空き教室であり、備品を置く場所にしているのか応接セットのソファーが数脚置かれていた。
ここの鍵は智たちがパクって合鍵を作らせたので好きなように出入りが出来る。
何人かの教師は俺たちがここをたまり場にしていることに気づいたが、その度に亮が相手の弱みを仕入れ、智がその弱みを握ったおかげで、誰にも邪魔されずにここを対決の申し出の窓口として利用出来ている。
「お前暴れたんやって?」
少しすれば智と亮も姿を現し、ソファーに腰掛けている俺の隣に智が座り、亮は一人がけのソファーへと腰掛ける。
「相変わらずアイツが俺の周りをうろちょろするからだろ。合コンとかマジでどうでもいいし。」
「颯斗の腫れ物具合が上がっていくのねーん。」
「お前らがそうしろって言ったんだろ。おかげでクソ暇だわ。」
「クラス別れちゃったからね。俺が都度遊びに行ってもいいよ。」
「態々いーわ、そんな短時間。ダルかったら帰るし。」
「その時は俺も呼んでね。」
「はいはい。一年の動きってどうなの?もう始まってる?」
何でもかんでも俺についてこようとする智に適当に返事を返しつつ、俺は1年の動向を調べているであろう亮に問いかける。
「近藤悠馬と中川大樹がやりあったらしいで。教室で。」
「滾ってんなぁ。アイツ等仲悪いんだっけ?」
「そうやな。他はまだ様子見しとる感じやけど、あの二人が派手にやらかしたから直に動き始めるやろ。」
「田中は?動いてねぇの?」
「アイツは様子見組みやな。あと、あの入学式に一緒におった亀城とずっと遊んでるらしいで。広範囲で行動しとるから、この辺の地理を知らん亀城に遊びながら教えとるんかもしれんな。」
「何だ、マジでダチになったんだ。結局あいつは何者なわけ?」
「まだ調べはついとらんけど、喧嘩が強いとかではなさそうやで。普通の真面目と変わらんのやないかな。」
「ふぅん。じゃあ、ただの純粋な奴か。あの強面の田中に臆さない。」
「今の見立てやったらな。多田とも仲良くしとるし、あの見た目やから田中がおらん時は真面目な奴とも喋っとるらしい。ここじゃ珍しい、どっちつかずの奴やな。」
どうやら亮はアイツの素性を探るために情報を逐一仕入れているようだった。
きっとこの監視は亮が満足するまで続くのだろう。
授業を最後まで出ればSHRが始まる前に教室を出て、俺は一人たまり場にしている空き教室へとやってきた。
ここは俺たちが入学した時から空き教室であり、備品を置く場所にしているのか応接セットのソファーが数脚置かれていた。
ここの鍵は智たちがパクって合鍵を作らせたので好きなように出入りが出来る。
何人かの教師は俺たちがここをたまり場にしていることに気づいたが、その度に亮が相手の弱みを仕入れ、智がその弱みを握ったおかげで、誰にも邪魔されずにここを対決の申し出の窓口として利用出来ている。
「お前暴れたんやって?」
少しすれば智と亮も姿を現し、ソファーに腰掛けている俺の隣に智が座り、亮は一人がけのソファーへと腰掛ける。
「相変わらずアイツが俺の周りをうろちょろするからだろ。合コンとかマジでどうでもいいし。」
「颯斗の腫れ物具合が上がっていくのねーん。」
「お前らがそうしろって言ったんだろ。おかげでクソ暇だわ。」
「クラス別れちゃったからね。俺が都度遊びに行ってもいいよ。」
「態々いーわ、そんな短時間。ダルかったら帰るし。」
「その時は俺も呼んでね。」
「はいはい。一年の動きってどうなの?もう始まってる?」
何でもかんでも俺についてこようとする智に適当に返事を返しつつ、俺は1年の動向を調べているであろう亮に問いかける。
「近藤悠馬と中川大樹がやりあったらしいで。教室で。」
「滾ってんなぁ。アイツ等仲悪いんだっけ?」
「そうやな。他はまだ様子見しとる感じやけど、あの二人が派手にやらかしたから直に動き始めるやろ。」
「田中は?動いてねぇの?」
「アイツは様子見組みやな。あと、あの入学式に一緒におった亀城とずっと遊んでるらしいで。広範囲で行動しとるから、この辺の地理を知らん亀城に遊びながら教えとるんかもしれんな。」
「何だ、マジでダチになったんだ。結局あいつは何者なわけ?」
「まだ調べはついとらんけど、喧嘩が強いとかではなさそうやで。普通の真面目と変わらんのやないかな。」
「ふぅん。じゃあ、ただの純粋な奴か。あの強面の田中に臆さない。」
「今の見立てやったらな。多田とも仲良くしとるし、あの見た目やから田中がおらん時は真面目な奴とも喋っとるらしい。ここじゃ珍しい、どっちつかずの奴やな。」
どうやら亮はアイツの素性を探るために情報を逐一仕入れているようだった。
きっとこの監視は亮が満足するまで続くのだろう。
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