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第8章 颯斗の覚悟
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「颯斗、将来まだ決めてねぇんだろ?だったら俺とちょっと遊ぼうぜ。」
「またその話かよ。戻らねぇって言ってんだろ。」
智と亮はバイクを言い訳に酒の誘いを断っているため、俺は結崎のペースに合わせて酒に付き合っていた。
酔いが少し回ってきて帰りたいなと考えていたところにそんな話題を出される。
「未来ある若者の将来を潰さないでよ結崎さん。俺らもそういう歳になったんだよ。」
「遊ぶぐらいいいだろ。お前ら、高校卒業を機に完全にここから抜けるつもりだろ。」
やはり、結崎相手ではバレないわけがなかった。
ただそれは予想出来ていたことだし、理由さえ悟られなければそんなに問題視することではない。
高校卒業を機にと思われている間はそんなに心配することではないだろう。
「タイミングとしては丁度いいだろ。チームが解散してそれなりに経ったし、これから入る予定もねぇしな。それにいい加減俺たちの存在も邪魔だろ。チームに入ってもねぇのに、謙兄に可愛がられてたってだけで未だに慕わなきゃいけない。お前がこの前連れてきた奴がいい例だろ。表立ってない今、こんな年下にって思われるようになってきた。引き際としては完璧だろ。」
「だとしても、完全に抜けることはねぇだろ。お前らは謙のことを抜きにしても慕われてるの、知ってるだろ。逆にもう少しすりゃ、歳のことなんか気にならなくなる。働き口だって腐るほどあるんだから、刺激のねぇあっちに行かなくたっていいじゃねぇか。」
「結崎さんは、本当に俺らのことが好きだね。そんなに寂しい?」
「当たり前じゃねぇか。お前らと遊んでると、謙を思い出すんだよ。寂しくねぇわけがねぇだろ。」
「仕方ねぇだろ。その謙兄がストリートから足を洗えって遺言残したんだから。」
酔って饒舌になり始めた結崎に、俺たちはちらりとアイコンタクトを取る。
しつこい誘いをそれらしい理由で断っているが、このまま喋らせていればまた今日の柚希の話に飛び火しかねない。
刺激が足りないとチームを抜けた当時は愚痴っていたので、その中でつるむようになった人物というのは引っ掛かるだろう。
もうそろそろ頃合いを見て解散するように持っていきたい。
「またその話かよ。戻らねぇって言ってんだろ。」
智と亮はバイクを言い訳に酒の誘いを断っているため、俺は結崎のペースに合わせて酒に付き合っていた。
酔いが少し回ってきて帰りたいなと考えていたところにそんな話題を出される。
「未来ある若者の将来を潰さないでよ結崎さん。俺らもそういう歳になったんだよ。」
「遊ぶぐらいいいだろ。お前ら、高校卒業を機に完全にここから抜けるつもりだろ。」
やはり、結崎相手ではバレないわけがなかった。
ただそれは予想出来ていたことだし、理由さえ悟られなければそんなに問題視することではない。
高校卒業を機にと思われている間はそんなに心配することではないだろう。
「タイミングとしては丁度いいだろ。チームが解散してそれなりに経ったし、これから入る予定もねぇしな。それにいい加減俺たちの存在も邪魔だろ。チームに入ってもねぇのに、謙兄に可愛がられてたってだけで未だに慕わなきゃいけない。お前がこの前連れてきた奴がいい例だろ。表立ってない今、こんな年下にって思われるようになってきた。引き際としては完璧だろ。」
「だとしても、完全に抜けることはねぇだろ。お前らは謙のことを抜きにしても慕われてるの、知ってるだろ。逆にもう少しすりゃ、歳のことなんか気にならなくなる。働き口だって腐るほどあるんだから、刺激のねぇあっちに行かなくたっていいじゃねぇか。」
「結崎さんは、本当に俺らのことが好きだね。そんなに寂しい?」
「当たり前じゃねぇか。お前らと遊んでると、謙を思い出すんだよ。寂しくねぇわけがねぇだろ。」
「仕方ねぇだろ。その謙兄がストリートから足を洗えって遺言残したんだから。」
酔って饒舌になり始めた結崎に、俺たちはちらりとアイコンタクトを取る。
しつこい誘いをそれらしい理由で断っているが、このまま喋らせていればまた今日の柚希の話に飛び火しかねない。
刺激が足りないとチームを抜けた当時は愚痴っていたので、その中でつるむようになった人物というのは引っ掛かるだろう。
もうそろそろ頃合いを見て解散するように持っていきたい。
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