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Side :ケン 5 サキュバス
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そんなわけで、ケンのオナ禁生活が始まった。
一説によると、というか小耳に挟んだだけだが、アイドルヲタクはオナ禁して精力を溜めに溜めて溜め尽くして推しメンに会いにゆくらしい。
なんのこっちゃ、と思われてしまうだろうが、そういう都市伝説めいたウソみたいな夢みたいなことが昔から語り継がれているのだ。
幽体離脱のことなのだが、オナ禁してドルヲタは幽体離脱し、推しメンに会いにいくらしい。ケンも知識としてそのことは知っていたので、幽体離脱を何度も試してみたが成功したためしは一度もない。
だが、火のないところに煙は立たないのと同様に、まるっきりのでまかせならば、いつの間にか立ち消えてしまうはずだが、根強く何年も何十年もまことしやかに語られているのだから、自分ではできなかったが確かに何かそこにはあるのだろうとケンは思っている。
オナ禁生活5日目。
さして大きな変化もない。通常運転である。ムラムラもしてこない。元来、ケンはそれほど精力が強い方ではないのかもしれない。
オナ禁8日目。
そろそろかもしれない。通りすがりの見知らぬ女性の胸を我知らず見ていたりする。禁断症状か。
オナ禁10日目。
アラフォーとかアラ還とか関係なく胸を注視してしまう自分をどうにもできないケン。かなりきている。
オナ禁11日目。
ついに夢魔というのだろうか、淫夢を見はじめた。サキュバスというのだろうか、とてつもなくエロい。エロ過ぎる露出過多な綺麗なおねいさんが現われて、妖艶な笑みを浮かべながら近づいてくると、あっと言う間に裸に剥かれて乳首を吸われた。
それからはもう夢心地。身体中をくまなく舐められまくり痛いほどビンビンに勃起しているのに、おねいさんは焦らしに焦らしまくるのだった。
近づいてきたかと思うと、スッと離れまた近づいてきたかと思って高まっていると、また遠のいてしまう。ケンはもう涙ぐんでいたかもしれない。
堪らなくなっておねいさんの頭を掴もうとするのだが、もう手にちからが入らない。たぶん口に含まれた途端に暴発してしまうだろう。
いや、手ですら危うい。みこすり半でイッてしまう絶対に。おねいさん、おねいさん、もう勘弁してください。ぼくは、ぼくは、、、
と、そこでおねいさんの唇がアレに触れそうなほど近づいてきて、もうそれを見ているだけで堪らなくて、早く早く! 咥えて ! と懇願すると、フーッと亀頭に熱い吐息を吹きかけるや、おねいさんは跡形もなく消えてしまうのだった。
ケンは、もう気が狂いそうだった。ベッドの上で身悶えた。そして、知らない間に勃起しているアレを掴んでピストンしそうになったところで我に返って、寸止め。
オナ禁オナ禁オナ禁オナ禁オナ禁と呪文のようにケンは唱えながら、ゆっくりとギンギンに屹立したアレからそうっと手を離す。
アブナイアブナイ。ひと擦りでもしたら、爆発してしまうだろうことがわかっていた。そして、またぞろそこに綺麗な半裸のおねいさんが現われて、同じことを繰り返すのだった。
ケンは、おねいさんの性奴隷の如くされるがままだったが、とにかく自分からは一切おねいさんには触れてはならないと思っていた。
オナ禁ということは、つまり性行為全般が禁止ということなのだからだ。もっと具体的に言えば射精禁止か。といっても夢精は仕方ないだろう。
自分から積極的に快楽に溺れているのではなく、これは強制的にやられいるだけで不可抗力なのであり、さらに自分からおねいさんに触れることを禁じているのだから、これはギリギリ性行為ではないと自分に言い聞かせていた。
言うならば、気持ちがいい拷問みたいなものだ、ケンはそう思いたかった。俺は快楽に呑まれているのではなく、ギリギリのところで快楽を回避し続けているのだ。
だから、これは婆羅門行者の苦行となんら変わるところはない。濡れた唇が触れるか触れないか、舌先がチロチロと触れそうで触れないギリギリのところで、寸止めされて息を吹きかけられる。
こんな苦行もあるのだと思うことで、ケンはなんとか自分を保っていられたが、それもいつまで続くのかあてにはならない。
とにかくもう気が狂いそうなほど射精したくてたまらないのだった。しかし、ギリギリのところで快楽を回避し続ける修行なのだからして、欲望のおもむくままに精子を放ってしまったなら、一巻の終わりなのだ。
ただ、容易に予想できるのは、ケンがオナ禁しているからこそ、乳首を押し付けてきて無理矢理口に含ませたり、超至近距離でアソコをヌパーッと広げて見せたりエゲツないまねを平気でするどエロのおねいさんが登場してくるわけで、ケンがなりふり構わずに禁断を破って思いっ切りオナヌーしてしまったなら、もうサキュバスおねいさんは現われてはこないのではないか。
そのことがケンの頭の片隅にあり、だから修行だからという名目で、とにかくオナ禁してはいるがなんらかの? 成果が得られたならオナ禁は終わってしまうのであり、となるとエロくて綺麗なおねいさんにも会えなくなってしまうと思うとイヤだなというのはあった。
いや、逆に言えばおねいさんに来てほしいときには、オナ禁すればいいのか。そんな風にケンは考えたが、つまりもう完璧にケンはサキュバスおねいさんの性奴隷に成り下がってしまったようだった。
もしかしたら、マリファナだか大麻だかヒロポンだかMDAだか知らないが、そんな麻薬のような悪魔にケンは取り憑かれてしまったのかもしれない。
一説によると、というか小耳に挟んだだけだが、アイドルヲタクはオナ禁して精力を溜めに溜めて溜め尽くして推しメンに会いにゆくらしい。
なんのこっちゃ、と思われてしまうだろうが、そういう都市伝説めいたウソみたいな夢みたいなことが昔から語り継がれているのだ。
幽体離脱のことなのだが、オナ禁してドルヲタは幽体離脱し、推しメンに会いにいくらしい。ケンも知識としてそのことは知っていたので、幽体離脱を何度も試してみたが成功したためしは一度もない。
だが、火のないところに煙は立たないのと同様に、まるっきりのでまかせならば、いつの間にか立ち消えてしまうはずだが、根強く何年も何十年もまことしやかに語られているのだから、自分ではできなかったが確かに何かそこにはあるのだろうとケンは思っている。
オナ禁生活5日目。
さして大きな変化もない。通常運転である。ムラムラもしてこない。元来、ケンはそれほど精力が強い方ではないのかもしれない。
オナ禁8日目。
そろそろかもしれない。通りすがりの見知らぬ女性の胸を我知らず見ていたりする。禁断症状か。
オナ禁10日目。
アラフォーとかアラ還とか関係なく胸を注視してしまう自分をどうにもできないケン。かなりきている。
オナ禁11日目。
ついに夢魔というのだろうか、淫夢を見はじめた。サキュバスというのだろうか、とてつもなくエロい。エロ過ぎる露出過多な綺麗なおねいさんが現われて、妖艶な笑みを浮かべながら近づいてくると、あっと言う間に裸に剥かれて乳首を吸われた。
それからはもう夢心地。身体中をくまなく舐められまくり痛いほどビンビンに勃起しているのに、おねいさんは焦らしに焦らしまくるのだった。
近づいてきたかと思うと、スッと離れまた近づいてきたかと思って高まっていると、また遠のいてしまう。ケンはもう涙ぐんでいたかもしれない。
堪らなくなっておねいさんの頭を掴もうとするのだが、もう手にちからが入らない。たぶん口に含まれた途端に暴発してしまうだろう。
いや、手ですら危うい。みこすり半でイッてしまう絶対に。おねいさん、おねいさん、もう勘弁してください。ぼくは、ぼくは、、、
と、そこでおねいさんの唇がアレに触れそうなほど近づいてきて、もうそれを見ているだけで堪らなくて、早く早く! 咥えて ! と懇願すると、フーッと亀頭に熱い吐息を吹きかけるや、おねいさんは跡形もなく消えてしまうのだった。
ケンは、もう気が狂いそうだった。ベッドの上で身悶えた。そして、知らない間に勃起しているアレを掴んでピストンしそうになったところで我に返って、寸止め。
オナ禁オナ禁オナ禁オナ禁オナ禁と呪文のようにケンは唱えながら、ゆっくりとギンギンに屹立したアレからそうっと手を離す。
アブナイアブナイ。ひと擦りでもしたら、爆発してしまうだろうことがわかっていた。そして、またぞろそこに綺麗な半裸のおねいさんが現われて、同じことを繰り返すのだった。
ケンは、おねいさんの性奴隷の如くされるがままだったが、とにかく自分からは一切おねいさんには触れてはならないと思っていた。
オナ禁ということは、つまり性行為全般が禁止ということなのだからだ。もっと具体的に言えば射精禁止か。といっても夢精は仕方ないだろう。
自分から積極的に快楽に溺れているのではなく、これは強制的にやられいるだけで不可抗力なのであり、さらに自分からおねいさんに触れることを禁じているのだから、これはギリギリ性行為ではないと自分に言い聞かせていた。
言うならば、気持ちがいい拷問みたいなものだ、ケンはそう思いたかった。俺は快楽に呑まれているのではなく、ギリギリのところで快楽を回避し続けているのだ。
だから、これは婆羅門行者の苦行となんら変わるところはない。濡れた唇が触れるか触れないか、舌先がチロチロと触れそうで触れないギリギリのところで、寸止めされて息を吹きかけられる。
こんな苦行もあるのだと思うことで、ケンはなんとか自分を保っていられたが、それもいつまで続くのかあてにはならない。
とにかくもう気が狂いそうなほど射精したくてたまらないのだった。しかし、ギリギリのところで快楽を回避し続ける修行なのだからして、欲望のおもむくままに精子を放ってしまったなら、一巻の終わりなのだ。
ただ、容易に予想できるのは、ケンがオナ禁しているからこそ、乳首を押し付けてきて無理矢理口に含ませたり、超至近距離でアソコをヌパーッと広げて見せたりエゲツないまねを平気でするどエロのおねいさんが登場してくるわけで、ケンがなりふり構わずに禁断を破って思いっ切りオナヌーしてしまったなら、もうサキュバスおねいさんは現われてはこないのではないか。
そのことがケンの頭の片隅にあり、だから修行だからという名目で、とにかくオナ禁してはいるがなんらかの? 成果が得られたならオナ禁は終わってしまうのであり、となるとエロくて綺麗なおねいさんにも会えなくなってしまうと思うとイヤだなというのはあった。
いや、逆に言えばおねいさんに来てほしいときには、オナ禁すればいいのか。そんな風にケンは考えたが、つまりもう完璧にケンはサキュバスおねいさんの性奴隷に成り下がってしまったようだった。
もしかしたら、マリファナだか大麻だかヒロポンだかMDAだか知らないが、そんな麻薬のような悪魔にケンは取り憑かれてしまったのかもしれない。
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