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第一章 呪われし者
血の連鎖
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「じゃ、一杯だけ引っ掛けて行こう」
そう言って入った店の中は、懐かしい活気と熱気で溢れていた。
若者たちの社交場のひとつ――安酒場[蜂と女王]
今この瞬間も、麦酒片手に皆で国歌を大合唱している者たちも居れば、仲間どうしで国政に関してのタブーを熱く戦わせている者たちもいる。
そんな若者たちの一切の無礼講が許される場所。
それが[蜂と女王]という場所であった。
「おーおー、やってる、やってる」
辺りを見回しながら、ディーンが楽しそうにそう言った。
確かに、昔は彼らのように話題にする事がタブーとされている話で、良く意見を戦わせていたものである。
それが、今では腫れ物を触るようにタブーを扱っているのだから、皮肉なものだ。
(俺も、すっかり役人だな……)
そんなことを、ぼんやりと考えていると。
「おい、聞いたか?」
「何を」
通りがかった客席から、何気ない会話が聞こえてくる。
紺を基調にした軍服に身を包んでいることから、大学の学生たちだと分かる。
(ほんと、懐かしいな)
挫折や失敗を恐れず、将来への夢や希望を「ああでもない」「こうでもない」と語り合っていたあの頃。
彼らも、そうやって意見を交換したり話し合ったりしてるのかもしれない。
と、そんなことを思いながら、ぼんやり彼らの話に耳をそばだてていると。
話を振った男――体格の良い男子学生は、神妙な顔で辺りを注意深く見回すと、声を潜めてこう言った。
「何って……[爆弾娘]の判決の話だよ」
「ああ、執行猶予付いたな」
大皿の上に盛られた鶏肉の蒸し焼きに手を伸ばしながら、もう一人の眼鏡をした学生が驚いた風も無くそう言った。
(もう巷に広まってるのか、早いな……)
そう心の中で苦笑するエフェルローンをよそに。
二人の男子学生の会話は進んでいく。
「なんだ、知ってたのか?」
つまらなそうにそう漏らす体格の良い男に。
眼鏡の学生は、酒を一口飲み下すと、今度はサラダを皿に取り分けながらこう言った。
「知ってたも何も、こうなることは予想してたよ」
それから手元のナプキンで指を拭くと、人差し指を一本立てて、体格のいい男の前に突き出すようにしてこう言った。
「いいか、考えてもみろ。事件を起こしたのは上級貴族のご令嬢だぞ? それも、本人に殺意は無かったという。本人が故意じゃないという以上、何の証拠も無いんなら、どんなに重い刑でも、法に則れば無期懲役、事情を汲んでも残念ながら死刑になんてならんだろう。よく言うだろう? 『疑わしきは罰せず』ってね」
(なるほど、こいつはカーレンリース卿と同じ考えか……確かに、感情を省けはこれが法の指し示すところだな。俺も、こっちに近いが)
そんなエフェルローンの心の声に反発するように。
体格の良い学生は、腑に落ちないという風にこう言った。
「それって、おかしくないか? 実際に、[爆弾娘]は人を殺してるんだろ? 俺は死刑相当で良いと思うけどな」
判決に納得いかないのだろう。
体格の良い学生は、そう言って腕を組んだ。
そんな男に、眼鏡の男はフォークとナイフを握ると、肉の蒸し焼きを起用に切り分けながらこう言った。
「動機が不明なんだ。そうなると、事件は至って灰色になる。その場合は、えん罪を懸念して『疑わしきは罰せず』が適用される。しかも、今回の容疑者は貴族の令嬢、それも三大貴族のひとつ、ジュノバ公爵家のご令嬢だ。慎重に慎重を喫するのは当然だろう。それに今回、憲兵の参考人のひとりが意見することを放棄したらしいから、それも無罪相当の判決を決定付けた大きな要因のひとつかもな」
そう言って、取り分けた皿の肉を頬張る眼鏡の男子学生に。
体格の良い男はイライラと酒を煽ると、酒杯を空にしてこう言った。
「意見を放棄? ってことは、そいつがちゃんと意見を言っていたら、[爆弾娘]は死刑になったかもしれないのか。憲兵のくせに、なんでちゃんと仕事しない……!」
その、無念が滲む学生の言葉に。
エフェルローンの心臓は、ぎゅっと萎縮する。
(ベトフォードの人たちの気持ちは分からなくは無い。でも法は、両者に公正でなければならない。だがその公正がなんなのか、[爆弾娘]を無罪相当にすることなのか、それとも有罪とすることなのか、俺には――)
――その時。
「俺は、俺は認めねぇぞ! [爆弾娘が、あの[大量殺人者]が無罪放免だなんてな!」
そう言って、一人のがたいの良い大男が立ち上がった。
濃紺の制服を着ているので、この男も大学の学生なのだろう。
男は、ドスの効いた野太い声でそういうと、立ち上がったまま豪快に酒を煽る。
と同時に、酒杯が床に叩き付けられる音――。
「なんだ、揉め事か?」
ディーンが、愉快そうに目の前のカウンター席に腰掛ける。
「血が騒ぐなぁ、おい」
そう言ってカウンターに肘を付き、ニヤニヤと大男を眺めるディーンに。
エフェルローンは同じく目の前のカウンター席に向かうと、それによじ登りながらこう言った。
「その年で『参戦する』とか言うなよ? まあ、止めはしないけど」
そう言って、荒い息をしながら席に着いたエフェルローンに。
ディーンは、ニヤリと笑うとこう言った。
「参戦はしないが仲裁には入るかもな? 俺、憲兵だし。制止を聞かなければ法の下やりたい放題ってな」
嘘とも本気とも付かないディーンの言葉に。
エフェルローンはうんざりしながらこう言った。
「ま、椅子と机だけは壊すなよ」
「はいはい」
(この話の主要人物として係わっている以上、触らぬ神にたたり無しだな)
そう心に決めると。
エフェルローンは傍観者を決め込み、静かに事の成り行きを見守る事にする。
と、そんなエフェルローンの心を知ってか知らずか。
大男は、周りに聞こえるような大声でこう宣い始めた。
「俺はな、ベトフォードの出身だ! [爆弾娘]のせいで、家族を全員失った。全員だ……! 俺には、[爆弾娘]と同じ年の妹がいた。その妹はもう居ない。それなのにあの女、[爆弾娘]は、柔らかいベッドに寝て、美味い者を食って、家族と笑い合ってるんだ。そんなの、許せるか? そんなの、平等だって言えるか? だが、お偉いさん方はそれが平等だと言う。だが俺は、俺はそんなの認めねぇ!」
そう言って、拳を片手に涙を流す男。
そんな男の無念さの滲む訴えに。
酒場は、まるで葬式のようにシンと静まり返った。
無言のまま、互いに顔を見合わせる若者たち。
だがそんな中、一人の若者が徐に立ち上がってこう言った。
「俺も、お前の気持ち分かるぜ。ベトフォード出身なんだ。俺も、家族を亡くした。全員……」
髪の先端を赤く染めた、見るからに軽そうな男子学生は、そう言うと自分の酒杯を一気に煽った。
そして、もう一人。
「僕も……君たちと同じ。悔しくて今、やけ酒中」
そう言って、顔を赤くして苦笑う小柄な男子学生。
彼の机の上には、既に葡萄酒のボトルが二本、空になって置いてある。
「おやおや」
ディーンがそう言って肩を竦める。
と、その時――。
「その女を、四年前助けた奴が今ここに居るって言ったら?」
その言葉に。
酒場に居る全員の視線が酒場の入口の方に向けられる。
「誰だ?」
「さぁ……」
一部の学生からそう声が上がり、酒場がにわかにざわめき始めるのを確認すると。
酒場の入口に立っている男――銀髪黒眼の男は、黒い瞳を満足げに細めながらこう言った。
「君たちが憎む[爆弾娘]を命がけで救った男だ。そいつが今、ここに居るとしたら……君らはどうする? いや、どうしたい?」
ざわめきが、一気にどよめきに変わる。
無論、大男は大きな身体を震わせ宙に吠えた。
「そんな奴は私刑だ、死刑してやる!」
それに賛同する者が拍手を送り、不賛成の者は机の上に代金を乗せると無言で席を立って行く。
エフェルローンはというと。
大男では無く、入口の横に陣取る男を凝視する。
心臓を鷲掴みされたような恐怖感におののきながら。
エフェルローンは、その男の名を苦々しく絞り出す。
「キースリー……」
そんなエフェルローンの、恐怖に歪む青白い顔を満足げに眺め遣ると。
キースリーは新しい玩具を見つけた子供のように、残酷な笑みを浮かべるのであった。
そう言って入った店の中は、懐かしい活気と熱気で溢れていた。
若者たちの社交場のひとつ――安酒場[蜂と女王]
今この瞬間も、麦酒片手に皆で国歌を大合唱している者たちも居れば、仲間どうしで国政に関してのタブーを熱く戦わせている者たちもいる。
そんな若者たちの一切の無礼講が許される場所。
それが[蜂と女王]という場所であった。
「おーおー、やってる、やってる」
辺りを見回しながら、ディーンが楽しそうにそう言った。
確かに、昔は彼らのように話題にする事がタブーとされている話で、良く意見を戦わせていたものである。
それが、今では腫れ物を触るようにタブーを扱っているのだから、皮肉なものだ。
(俺も、すっかり役人だな……)
そんなことを、ぼんやりと考えていると。
「おい、聞いたか?」
「何を」
通りがかった客席から、何気ない会話が聞こえてくる。
紺を基調にした軍服に身を包んでいることから、大学の学生たちだと分かる。
(ほんと、懐かしいな)
挫折や失敗を恐れず、将来への夢や希望を「ああでもない」「こうでもない」と語り合っていたあの頃。
彼らも、そうやって意見を交換したり話し合ったりしてるのかもしれない。
と、そんなことを思いながら、ぼんやり彼らの話に耳をそばだてていると。
話を振った男――体格の良い男子学生は、神妙な顔で辺りを注意深く見回すと、声を潜めてこう言った。
「何って……[爆弾娘]の判決の話だよ」
「ああ、執行猶予付いたな」
大皿の上に盛られた鶏肉の蒸し焼きに手を伸ばしながら、もう一人の眼鏡をした学生が驚いた風も無くそう言った。
(もう巷に広まってるのか、早いな……)
そう心の中で苦笑するエフェルローンをよそに。
二人の男子学生の会話は進んでいく。
「なんだ、知ってたのか?」
つまらなそうにそう漏らす体格の良い男に。
眼鏡の学生は、酒を一口飲み下すと、今度はサラダを皿に取り分けながらこう言った。
「知ってたも何も、こうなることは予想してたよ」
それから手元のナプキンで指を拭くと、人差し指を一本立てて、体格のいい男の前に突き出すようにしてこう言った。
「いいか、考えてもみろ。事件を起こしたのは上級貴族のご令嬢だぞ? それも、本人に殺意は無かったという。本人が故意じゃないという以上、何の証拠も無いんなら、どんなに重い刑でも、法に則れば無期懲役、事情を汲んでも残念ながら死刑になんてならんだろう。よく言うだろう? 『疑わしきは罰せず』ってね」
(なるほど、こいつはカーレンリース卿と同じ考えか……確かに、感情を省けはこれが法の指し示すところだな。俺も、こっちに近いが)
そんなエフェルローンの心の声に反発するように。
体格の良い学生は、腑に落ちないという風にこう言った。
「それって、おかしくないか? 実際に、[爆弾娘]は人を殺してるんだろ? 俺は死刑相当で良いと思うけどな」
判決に納得いかないのだろう。
体格の良い学生は、そう言って腕を組んだ。
そんな男に、眼鏡の男はフォークとナイフを握ると、肉の蒸し焼きを起用に切り分けながらこう言った。
「動機が不明なんだ。そうなると、事件は至って灰色になる。その場合は、えん罪を懸念して『疑わしきは罰せず』が適用される。しかも、今回の容疑者は貴族の令嬢、それも三大貴族のひとつ、ジュノバ公爵家のご令嬢だ。慎重に慎重を喫するのは当然だろう。それに今回、憲兵の参考人のひとりが意見することを放棄したらしいから、それも無罪相当の判決を決定付けた大きな要因のひとつかもな」
そう言って、取り分けた皿の肉を頬張る眼鏡の男子学生に。
体格の良い男はイライラと酒を煽ると、酒杯を空にしてこう言った。
「意見を放棄? ってことは、そいつがちゃんと意見を言っていたら、[爆弾娘]は死刑になったかもしれないのか。憲兵のくせに、なんでちゃんと仕事しない……!」
その、無念が滲む学生の言葉に。
エフェルローンの心臓は、ぎゅっと萎縮する。
(ベトフォードの人たちの気持ちは分からなくは無い。でも法は、両者に公正でなければならない。だがその公正がなんなのか、[爆弾娘]を無罪相当にすることなのか、それとも有罪とすることなのか、俺には――)
――その時。
「俺は、俺は認めねぇぞ! [爆弾娘が、あの[大量殺人者]が無罪放免だなんてな!」
そう言って、一人のがたいの良い大男が立ち上がった。
濃紺の制服を着ているので、この男も大学の学生なのだろう。
男は、ドスの効いた野太い声でそういうと、立ち上がったまま豪快に酒を煽る。
と同時に、酒杯が床に叩き付けられる音――。
「なんだ、揉め事か?」
ディーンが、愉快そうに目の前のカウンター席に腰掛ける。
「血が騒ぐなぁ、おい」
そう言ってカウンターに肘を付き、ニヤニヤと大男を眺めるディーンに。
エフェルローンは同じく目の前のカウンター席に向かうと、それによじ登りながらこう言った。
「その年で『参戦する』とか言うなよ? まあ、止めはしないけど」
そう言って、荒い息をしながら席に着いたエフェルローンに。
ディーンは、ニヤリと笑うとこう言った。
「参戦はしないが仲裁には入るかもな? 俺、憲兵だし。制止を聞かなければ法の下やりたい放題ってな」
嘘とも本気とも付かないディーンの言葉に。
エフェルローンはうんざりしながらこう言った。
「ま、椅子と机だけは壊すなよ」
「はいはい」
(この話の主要人物として係わっている以上、触らぬ神にたたり無しだな)
そう心に決めると。
エフェルローンは傍観者を決め込み、静かに事の成り行きを見守る事にする。
と、そんなエフェルローンの心を知ってか知らずか。
大男は、周りに聞こえるような大声でこう宣い始めた。
「俺はな、ベトフォードの出身だ! [爆弾娘]のせいで、家族を全員失った。全員だ……! 俺には、[爆弾娘]と同じ年の妹がいた。その妹はもう居ない。それなのにあの女、[爆弾娘]は、柔らかいベッドに寝て、美味い者を食って、家族と笑い合ってるんだ。そんなの、許せるか? そんなの、平等だって言えるか? だが、お偉いさん方はそれが平等だと言う。だが俺は、俺はそんなの認めねぇ!」
そう言って、拳を片手に涙を流す男。
そんな男の無念さの滲む訴えに。
酒場は、まるで葬式のようにシンと静まり返った。
無言のまま、互いに顔を見合わせる若者たち。
だがそんな中、一人の若者が徐に立ち上がってこう言った。
「俺も、お前の気持ち分かるぜ。ベトフォード出身なんだ。俺も、家族を亡くした。全員……」
髪の先端を赤く染めた、見るからに軽そうな男子学生は、そう言うと自分の酒杯を一気に煽った。
そして、もう一人。
「僕も……君たちと同じ。悔しくて今、やけ酒中」
そう言って、顔を赤くして苦笑う小柄な男子学生。
彼の机の上には、既に葡萄酒のボトルが二本、空になって置いてある。
「おやおや」
ディーンがそう言って肩を竦める。
と、その時――。
「その女を、四年前助けた奴が今ここに居るって言ったら?」
その言葉に。
酒場に居る全員の視線が酒場の入口の方に向けられる。
「誰だ?」
「さぁ……」
一部の学生からそう声が上がり、酒場がにわかにざわめき始めるのを確認すると。
酒場の入口に立っている男――銀髪黒眼の男は、黒い瞳を満足げに細めながらこう言った。
「君たちが憎む[爆弾娘]を命がけで救った男だ。そいつが今、ここに居るとしたら……君らはどうする? いや、どうしたい?」
ざわめきが、一気にどよめきに変わる。
無論、大男は大きな身体を震わせ宙に吠えた。
「そんな奴は私刑だ、死刑してやる!」
それに賛同する者が拍手を送り、不賛成の者は机の上に代金を乗せると無言で席を立って行く。
エフェルローンはというと。
大男では無く、入口の横に陣取る男を凝視する。
心臓を鷲掴みされたような恐怖感におののきながら。
エフェルローンは、その男の名を苦々しく絞り出す。
「キースリー……」
そんなエフェルローンの、恐怖に歪む青白い顔を満足げに眺め遣ると。
キースリーは新しい玩具を見つけた子供のように、残酷な笑みを浮かべるのであった。
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