[完結:1話 1分読書] 冒険者学校の落ちこぼれが、学年主席の美人に惚れられる

無責任

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第9話 実技試験【一回戦】エリーゼ圧勝

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あきらとエリーゼは空いている時間にパーティ戦を繰り返した。
他の学友があまりいないエリアで。

エリーゼはレベルアップ。
あきらは、元が高いのでアップしていない。

連携も精度が高まる。
あきらは凄い。

私を完全に理解している。
すごく戦いやすい。

指示も的確だ。

あと、あきらの装備もすごい。
一見、普通の皮の防具。
けど、「認識妨害」がついている。

元々、影が薄い。
その装備のおかげで、本当に認識しにくい。
戦闘中、すぐに見失ってしまう。

直接対峙していないと、本当に認識できない。
これが、あきらの凄さのひとつという事が理解できた。

今日は、実力テスト一回戦。

200組のペア→32組にする試験だ。
8つのグループに分かれる。
上位4チームが上に進む事ができる。

25ペアが同時に戦う。

戦闘開始。
僕が弱い事もあり、8ペアぐらいが向かってくる。
エリーゼのソード通貫で4ペアを一度に撃破。
あとは、近くにいた4ペアをソード乱舞で撃破。

瞬く間に一回戦が終わる。

あきらは・・・。
特に何もしていない。
撃破数0。

『エリーゼ様最高』
という声が多く聞こえる中、観客からもヤジが飛ぶ
『あきらの寄生虫!出ていけ!』

さすがに少し、凹む。

「私のパートナーに対して失礼だ!
 叩きのめしてやる!出てこい!」
エリーゼが怒るとその声も止んだが・・・。



--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--
※ エリーゼレベルアップ

あきら
冒険者ランキング:101位(超一流の手前)
Lv30 冒険者としては一流と言われるレベル

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  100(弱い)
防御力  100(弱い)
攻撃魔力 500(普通)
癒し魔力 500(普通)
スピード 550(普通)

スキル:
 情報収集(神級)
 武器改造(上級)
 防具改造(上級)
 薬剤調合(上級)

装備:
 ショートボウ(特製各種状態付与有)
 短剣(特製各種状態付与有)
 皮の兜(認識妨害付与)
 皮の鎧(認識妨害付与)
 皮の靴(スピードUP付与)
 鋼鉄の右小手(光魔法付与)
 鋼鉄の左小手(闇魔法付与)

今回、レベルアップせず・・・。


エリーゼ
冒険者ランキング:4,472→3,987位(二流の真ん中)
Lv12→Lv14 冒険者としては中堅というところ

HP  1700→1900(普通)
MP   520→540 (普通)
攻撃力  640→680 (やや強い)
防御力  540→580 (普通)
攻撃魔力 310→320 (やや弱い)
癒し魔力 310→320 (やや弱い)
スピード 690→730 (やや速い)

スキル:
 ソード乱舞(中級)
 ソード通貫(中級)

装備:
 魔法刀(スピードUP付与)
 魔法小太刀(スピードUP付与)
 鉄のサークレット
 鉄の鎖帷子
 鉄の小手(左右同じ)



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