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第3の物語「青春の悪夢」
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「確かにわたしは3年前…あの村に住んでいた。」
深山先生は口を重くしてそう言った。
ミチル
「先生は、事件に関わってるんですか?」
深山 先生
「あぁ、当時私は19歳。大学に通いながらも家で母の介護をしていた頃、庭で騒いでる生徒たちを見つけた。そこで私は村長に相談した。」
ミチル
「その村長は何と言いましたか?」
深山 先生
「私に任せなさい。そう言って生徒たちを何処かへ案内した。」
ミチル
「心当たりは?」
深山 先生
「…幽霊トンネルかな?」
ミチル
「幽霊トンネル?」
俺は、そこで京花と村を散策してる時に見た暗いトンネルを思い出した。
ミチル
「あの中に生徒たちが居るかも知れないんですね?」
深山 先生
「あぁ、」
ミチル
「とりあえず、先生にも来てもらいます」
深山 先生
「いや、私にも仕事があって」
ミチル
「仕事?こっちは人の命が懸かってるんですよ!」
俺が職員室でそう怒鳴ると、
????
「今日の分は私が授業を引き受けますよ、」
深山 先生
「きょ、教頭?」
教頭先生
「先生の授業は古典でしたよね?大丈夫です!僕が引き受けますよ、」
深山 先生
「あ、ありがとうございます。」
そうして、俺、京花、鹿羽先生、そして深山先生の4人で、あの村へと車で向かった。
村を散策すると、トンネルを見つけ、スマホのライトで照らしながら、そのトンネルの奥へと進んでいった。
ミチル
「この中に、生徒たちがいるんですよね?」
深山 先生
「確証はないが、ここにいる可能性は十分にある」
ミチル
「先生も、生徒の命、助けたくなってきました?」
深山 先生
「勘違いするな!俺は仕方なく、」
ミチル
「ツンデレかよ」
鹿羽 先生
「南原さん?大丈夫ですか?」
キョウカ
「…あ、はい。大丈夫です。」
ミチル
「お前、さっきから何も話してないじゃん」
キョウカ
「ちょっと、怖くなっちゃって。」
ミチル
「…そうか。だったら引き返す?」
鹿羽 先生
「私が南原さんを入り口まで届けます。」
ミチル
「分かりました。できたら側に居てあげてください。」
鹿羽 先生
「はい。」
そうして俺と深山先生は幽霊トンネルの奥へと進み続けた。しばらく歩き続けていると光が見えた。その光は、希望のように見えた。それと同時に、心なしか不吉な予感がよぎった。
トンネルを出た景色は緑の芝に青い空。そしてその芝に仰向けになっている制服を腕まくりした状態で着ている白骨化しかけている遺体を見つけた。その制服は僕らと同じ制服だった。そして、その遺体の側には眼鏡が落ちていた。
深山 先生
「嘘だろ…」
ミチル
「そんな…」
俺は、その場で崩れ落ちた。折角、解決したと思ったのに、また事件は振り出しに戻った。深山先生は僕の背中を擦り、こう言った。
「一回、戻ろう。この事を2人にも伝えないと…」
しかし、俺と深山先生が戻ると 2人の姿はなかった。京花と鹿羽先生が、何処かへ行ってしまったのだ。
深山先生
「まだ、そこまで遠くに行ってないはずだ。」
ミチル
「京花!どこだ!」
俺が叫ぶと、その声だけが聞こえる。それは、過去最大の絶望を味わった日だった。しばらく探していると京花を見つけた。京花は家主らしき人に運ばれ家に入っていった。
深山先生
「ここって…」
ミチル
「知ってるんですか?この場所のこと」
深山先生
「知ってるも何も、ここ、村長の自宅だ。」
ミチル
「…それってヤバイんですか?」
深山 先生
「あの村長は、普通じゃないんだよ。」
ミチル
「普通じゃない?」
深山先生
「早く助けに行こう。話はその後だ。」
俺と深山先生は、その家へと向かった。
家のチャイムを何回も押したりドアを開けようとするも鍵がかかっていて開かなかった。
ミチル
「…どうすれば」
深山 先生
「この家は、ここだけが出入り口じゃない。」
ミチル
「え?」
深山 先生
「確か…この裏に」
そう言うと深山先生は玄関がある方の裏へと向かった。そこにはドアがあり、そのドアは開いていた。
深山 先生
「ここから先は声を出すな。気づかれたら命はないと思え。」
俺は首を深く頷いた。そして、居間らしき所に行くと机の上に1枚の紙と鉛筆が置いてあった。その紙には、こう書かれてあった。
『あまたの若者どもを守るために我と妻は大いなる決断に至りき。』
ミチル
「…古文ですかね?」
深山 先生
「多くの若者たちを守るために…私と妻は大きな決断に至った。」
ミチル
「これって生徒たちと関係ありますよね?」
深山 先生
「あと、大きな決断に至ったというのも気になるな、」
ミチル
「あの白骨化しかけている遺体と関係ありますよね?」
深山 先生
「まずは南原を助けることが先だ。」
????
「お前らそこで、何しとるんや?」
居間の部屋のドアに立ってたのは1人の老人だった。
深山 先生
「…2人をどこにやった?村長さん、」
その老人は、村長だと言うことが分かった。その村長は眼鏡を外し、俺を睨み付けるようにして、こう話す。
村長
「…ソラか?」
ミチル
「ソラ?僕は充です。」
俺がそう言うと、村長は目を大きく開く。
村長
「…いや!間違いない!やっぱ この子ソラや!」
その村長の顔から喜びを感じられた
ミチル
「ソラ?一体何者なんだ?僕に似てるって…」
深山先生は口を重くしてそう言った。
ミチル
「先生は、事件に関わってるんですか?」
深山 先生
「あぁ、当時私は19歳。大学に通いながらも家で母の介護をしていた頃、庭で騒いでる生徒たちを見つけた。そこで私は村長に相談した。」
ミチル
「その村長は何と言いましたか?」
深山 先生
「私に任せなさい。そう言って生徒たちを何処かへ案内した。」
ミチル
「心当たりは?」
深山 先生
「…幽霊トンネルかな?」
ミチル
「幽霊トンネル?」
俺は、そこで京花と村を散策してる時に見た暗いトンネルを思い出した。
ミチル
「あの中に生徒たちが居るかも知れないんですね?」
深山 先生
「あぁ、」
ミチル
「とりあえず、先生にも来てもらいます」
深山 先生
「いや、私にも仕事があって」
ミチル
「仕事?こっちは人の命が懸かってるんですよ!」
俺が職員室でそう怒鳴ると、
????
「今日の分は私が授業を引き受けますよ、」
深山 先生
「きょ、教頭?」
教頭先生
「先生の授業は古典でしたよね?大丈夫です!僕が引き受けますよ、」
深山 先生
「あ、ありがとうございます。」
そうして、俺、京花、鹿羽先生、そして深山先生の4人で、あの村へと車で向かった。
村を散策すると、トンネルを見つけ、スマホのライトで照らしながら、そのトンネルの奥へと進んでいった。
ミチル
「この中に、生徒たちがいるんですよね?」
深山 先生
「確証はないが、ここにいる可能性は十分にある」
ミチル
「先生も、生徒の命、助けたくなってきました?」
深山 先生
「勘違いするな!俺は仕方なく、」
ミチル
「ツンデレかよ」
鹿羽 先生
「南原さん?大丈夫ですか?」
キョウカ
「…あ、はい。大丈夫です。」
ミチル
「お前、さっきから何も話してないじゃん」
キョウカ
「ちょっと、怖くなっちゃって。」
ミチル
「…そうか。だったら引き返す?」
鹿羽 先生
「私が南原さんを入り口まで届けます。」
ミチル
「分かりました。できたら側に居てあげてください。」
鹿羽 先生
「はい。」
そうして俺と深山先生は幽霊トンネルの奥へと進み続けた。しばらく歩き続けていると光が見えた。その光は、希望のように見えた。それと同時に、心なしか不吉な予感がよぎった。
トンネルを出た景色は緑の芝に青い空。そしてその芝に仰向けになっている制服を腕まくりした状態で着ている白骨化しかけている遺体を見つけた。その制服は僕らと同じ制服だった。そして、その遺体の側には眼鏡が落ちていた。
深山 先生
「嘘だろ…」
ミチル
「そんな…」
俺は、その場で崩れ落ちた。折角、解決したと思ったのに、また事件は振り出しに戻った。深山先生は僕の背中を擦り、こう言った。
「一回、戻ろう。この事を2人にも伝えないと…」
しかし、俺と深山先生が戻ると 2人の姿はなかった。京花と鹿羽先生が、何処かへ行ってしまったのだ。
深山先生
「まだ、そこまで遠くに行ってないはずだ。」
ミチル
「京花!どこだ!」
俺が叫ぶと、その声だけが聞こえる。それは、過去最大の絶望を味わった日だった。しばらく探していると京花を見つけた。京花は家主らしき人に運ばれ家に入っていった。
深山先生
「ここって…」
ミチル
「知ってるんですか?この場所のこと」
深山先生
「知ってるも何も、ここ、村長の自宅だ。」
ミチル
「…それってヤバイんですか?」
深山 先生
「あの村長は、普通じゃないんだよ。」
ミチル
「普通じゃない?」
深山先生
「早く助けに行こう。話はその後だ。」
俺と深山先生は、その家へと向かった。
家のチャイムを何回も押したりドアを開けようとするも鍵がかかっていて開かなかった。
ミチル
「…どうすれば」
深山 先生
「この家は、ここだけが出入り口じゃない。」
ミチル
「え?」
深山 先生
「確か…この裏に」
そう言うと深山先生は玄関がある方の裏へと向かった。そこにはドアがあり、そのドアは開いていた。
深山 先生
「ここから先は声を出すな。気づかれたら命はないと思え。」
俺は首を深く頷いた。そして、居間らしき所に行くと机の上に1枚の紙と鉛筆が置いてあった。その紙には、こう書かれてあった。
『あまたの若者どもを守るために我と妻は大いなる決断に至りき。』
ミチル
「…古文ですかね?」
深山 先生
「多くの若者たちを守るために…私と妻は大きな決断に至った。」
ミチル
「これって生徒たちと関係ありますよね?」
深山 先生
「あと、大きな決断に至ったというのも気になるな、」
ミチル
「あの白骨化しかけている遺体と関係ありますよね?」
深山 先生
「まずは南原を助けることが先だ。」
????
「お前らそこで、何しとるんや?」
居間の部屋のドアに立ってたのは1人の老人だった。
深山 先生
「…2人をどこにやった?村長さん、」
その老人は、村長だと言うことが分かった。その村長は眼鏡を外し、俺を睨み付けるようにして、こう話す。
村長
「…ソラか?」
ミチル
「ソラ?僕は充です。」
俺がそう言うと、村長は目を大きく開く。
村長
「…いや!間違いない!やっぱ この子ソラや!」
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ミチル
「ソラ?一体何者なんだ?僕に似てるって…」
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