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番外編:秋
秋のカクテル
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久しぶりにオヤジのお店に手伝いに来た。
夏休みに、学生さんのバイトが入ったため、忍さんに「来るな」と言われていたのだけど、テストでお休みとのことで渋々、呼ばれたのだ。
最近、電話からメールを覚えたオヤジだが、自分で打つのが面倒で、忍さん経由の連絡だ。
窓口にされた忍さんからは、嫌々感が文面から漂う反面、オヤジとの直接連絡をブロックできていて、嬉しそうでもある。
とにかく、久しぶりなので、手ぶらも大人としてどうか、と思って、パウンドケーキをお土産にした。
先日の台風で停電したので、お見舞いでもある。
まあ、翌日の昼前には復旧したので、その意味も薄いし、停電中は二人で同じ部屋にいられたお父さん大好きっ娘の忍さんにとっては、楽しい思い出のようだ。
ちなみに、具は砂糖少な目で煮たカボチャと小豆で、洋酒溢れるバーへ持っていくので敢えて洋酒は無し。
軽く山椒を振りかけてある。
オヤジが、甘いのを好まないので、和テイストで甘さ控えめでスパイシーな仕上がりだ。
この手土産には、忍さんも喜んでくれた。
よし、攻略の鍵が見つかったぞ。
まだ、開店前なので、みんなでこれをツマミにビールで燃料補給をしていた。
忍さんが、早い時間にお酒を呑むのが珍しいので、ちょっと意外な顔をしてしまったのか、
「だって、このお店にあるジュースじゃ合わないでしょ」
ケーキをもぐもぐしながら言われた。
確かに。
オレンジ、グレープフルーツ、クランベリー、パイナップル、トマト、ジンジャーエール、トニックウォーター。
どれも、優しい味のカボチャと小豆に比べて、ちょっと強いかもしれない。
コーヒーは、水出しで冷蔵庫保存なので、温めるのが面倒だったのか。
強いて言えば、牛乳は合うが、オヤジに子供っぽく思われたくなかったのだろうか。
オヤジが、さほど好きでもないケーキを頬張りながら、ニヤニヤしていて、嫌な予感がする。
「オリジナル・カクテル勝負だな」
「テーマは、このパウンドケーキのイメージ、もしくは合うカクテルだ」
イメージ?
「飲み物として合うだけだと発想が狭まるからな。飲んで、このケーキが思い浮かぶ、イメージの方でもいい」
カクテル勝負では、嫌な思い出があるので聞く。
「過去縛りは?」
「覚えている限りでは、該当するのがなさそうだから、ナシだな」
つまり今、考えないといけない。
メモ用紙を一枚、手渡された。
「レシピは、それに書け。量はいい。あと三十秒」
え?
短っ!
「ハンデだ」
ハンデ、大きすぎ!
「愚痴ってる間に終わるぞ。三、二、一」
なんとか書き込んだメモを取り上げられた。
「これだと五分くらいかかるな。忍、笑ってるな。あと五分で完成させろ」
僕が必死にレシピを書いていたのを見て、笑っていた忍さんだが、五分と締め切られ、表情が硬くなった。
僕は、冷蔵庫から牛乳を取り出して、奥の調理場へ向かった。
「説明してくれ」
僕は、自分のカクテルについて、解説した。
「牛乳を温めて抹茶の粉を入れて、それをバカルディラム・ゴールデンのホット・グラスに注いで、桜のリキュールを壱ティースプーン足しました」
オヤジが一口、呑む。
「甘くないな。抹茶のリキュールにしなかったのは、甘くしたくなかったか?」
「ケーキが、あまり甘くないので、お茶みたいに呑めるようにしました」
「桜は、桜茶狙いか?桜茶の味を知っていても、この色合いで甘くないのは、期待を裏切るな」
確かに抹茶ミルク色だし、ホットって、甘いイメージは強い。
ちなみに、桜茶は、桜湯とも呼ばれて、桜の花の塩漬けを塩抜きして、お湯を注いだものだ。
雛祭りにも飲むが、塩漬けでやるので、年中飲めるから、時季外れではない、としたい。
「ホットは考えつかなかった」
呟きつつ、促されて呑む忍さん。
「桜の香が、桜餅のイメージで、甘くないのが意外に感じる」
「ケーキには合うかもしれないが、単体では、物足りないな」
ダメ出しされた。
「次、忍。俺は見ていたからわかるが、コイツは調理場にいたから、教えてやれ」
「アブソリュート・ウォッカのペッパーをベースに、オレンジジュース。山椒のスパイシーさをペッパーでイメージしました」
アブソリュートのペッパーは、世界初のフレーバー・ウォッカで、甘味は一切なく、ハラペーニョのような青臭い辛さがあるウォッカだ。
「スクリュードライバーの応用だな。カボチャの色のつもりか?」
「うん、そう」
一口もらって、
「スパイシーで驚くと思います。見た目で違いを表現するのに、黒胡椒を表面に振るとかは?」
「その驚きは、いい意味でか?名前にスパイシーって入れたら、ネタバレだし、知らないで呑んだら、咽るかもな」
それ防止の黒胡椒ではあるのだけど、伝わりにくいか、うーん。
「引き分けだ。ただ、どっちも落第点だな」
うん、テーマに拘り過ぎた、と思う。
そもそも、テーマが難しいんじゃないか、と面倒くさいパウンドケーキを持ち込んだのを棚に上げて、思う。
「じゃあ、今月のお勧めは、どうするの?」
このお店では、その月に合ったお酒をお勧め、としていた。
オヤジがオヤジなので、毎月あるわけではないし、オリジナル・カクテルとも限らない。
とは思いつつ、つい言ってしまう。
「オヤジだったら?」
「あん?」
オヤジなら、この難解なテーマで、しかもあまり好きでないお菓子で、どんなカクテルを考えるのか、興味というより、挑戦的な気持ちだった。
「どんなのつくるか、呑んでみたい!」
「あー」
忍さんも言ったからか仕方なさそうに、、オヤジは、やる気のない様子で、タンブラーを取った、
そこに、アブソリュートのペッパー、トマトジュースをドボドボ入れ、ビールを注いだ。
「ほれ」
三十秒で、できてしまった。
呑んでみる、とペッパーの辛さ、トマトジュースの塩気が、ビールに合う。
「ブラッディー・メアリーのビール割りでもあり、レッド・アイにウォッカを入れた、レッド・バードの応用でもあるがな。トマトもペッパーも量は適当だ。残暑向きだな」
くやしいが、僕のパウンドケーキのイメージに合ってるし、辛さの調整はいるかもしれないが、ケーキにも合っている。
「辛さは、単体で考えれば、もっと強くてもいいが、弱くしてスノースタイルでグラスの縁に胡椒やトウガラシを別々に二か所につけて、好みに調整できるのもいいな」
しかも、単体で、残暑にもピッタリだ。
それに僕は、レッド・バードを知らなかった。
本当に、まだまだだ。
「これ、なんて名前?」
「あ?」
「だって、オリジナルでしょ?」
忍さんの問いに、オヤジは、少し考えてアッサリ答えた。
「残暑ザンショ」
「「却下」」
「山椒とザンショをかけててだな、」
「「却下」」
「お代わりはいかがですか。当店今月のお勧めはオリジナルのスパイシーなビア・カクテル『アキマチ』でございます」
--------------------------------------------------------------------
番外編の解説(作者の気まぐれ自己満足と忘備録的な)
「秋の」とあったら(以下略)
はい、カクテルの秋です。
(開き直った)
前回、食べ物ネタかジムばっかり、と書いたため、伏線回収のお話です。
(自分が減量期だから、ストレスぶつけてるだけだろ?)
(いやいや、伏線の回収は大事ですよ?)
(あとがきは、伏線じゃないだろ?)
「梅雨時のカクテル」の続編になる、カクテル勝負です。
どこを舞台に書こうか、オヤジのお店書いてないな、カクテル勝負か、テーマは手土産のパウンドケーキにするか、時期的にカボチャ入れようか、で?どんなカクテル?え?え?という自縄自縛というか、自業自得というか、な発想でできたお話です。
(引き分けで終わるところだったな?)
(だって、難しいんだもん)
(始めにビール呑んでるのが伏線っぽいけど、偶然だしな?)
(いつも、そんな感じだよ?)
(え?)
(え?)
「アキマチ」は、残暑が厳しいので、早く涼しくなれ、の「秋待ち」です。
梅雨時の「ナツコイ」が気に入っていたので、カタカナにしました。
ただ、「アキマチ」では残暑の感じが伝わりにくいので、お勧め時には「スパイシーな」と説明しています。
見れば、グラスの縁に胡椒と唐辛子がついているのですが、注文時には辛い、とわからないので。
(ナツマチの「マチ」使いたかっただけだろ?)
(ナツマチにアキコイの方がよかったかな、とか?)
(いやいやいやいや、ぶっちゃけすぎだろ?)
というか、カクテルもジャンル的には食べ物ネタだけど大丈夫か、って気もしますが。
まあ、そもそも続くかどうかがわからないのが、番外編の醍醐味ですよね?
また、機会がありましたら、このお店にお付き合いくださいませ。
(店が出て略)
(なんかそれ、久しぶりで新鮮だね)
(番外編いつまでやる気?)
(続くかどうかわからないのが、番外編の醍醐味ですよ?)
(奨励賞もらって、いい区切りとも思ってるんだろ?)
(本編は書いた都度、発表したから、全体では助長だったりもするんだよね)
(じゃあ、整理して書き直す?)
(しても、ここではルール違反だから、出すとしても別のところでかな)
(どうせ、やらないんだろ?)
(まあ、ここで人気ないんだから他所でもそうだろうしね)
(書き直しするなら、別の書くとか?)
(え?)
(え?)
まみ夜
夏休みに、学生さんのバイトが入ったため、忍さんに「来るな」と言われていたのだけど、テストでお休みとのことで渋々、呼ばれたのだ。
最近、電話からメールを覚えたオヤジだが、自分で打つのが面倒で、忍さん経由の連絡だ。
窓口にされた忍さんからは、嫌々感が文面から漂う反面、オヤジとの直接連絡をブロックできていて、嬉しそうでもある。
とにかく、久しぶりなので、手ぶらも大人としてどうか、と思って、パウンドケーキをお土産にした。
先日の台風で停電したので、お見舞いでもある。
まあ、翌日の昼前には復旧したので、その意味も薄いし、停電中は二人で同じ部屋にいられたお父さん大好きっ娘の忍さんにとっては、楽しい思い出のようだ。
ちなみに、具は砂糖少な目で煮たカボチャと小豆で、洋酒溢れるバーへ持っていくので敢えて洋酒は無し。
軽く山椒を振りかけてある。
オヤジが、甘いのを好まないので、和テイストで甘さ控えめでスパイシーな仕上がりだ。
この手土産には、忍さんも喜んでくれた。
よし、攻略の鍵が見つかったぞ。
まだ、開店前なので、みんなでこれをツマミにビールで燃料補給をしていた。
忍さんが、早い時間にお酒を呑むのが珍しいので、ちょっと意外な顔をしてしまったのか、
「だって、このお店にあるジュースじゃ合わないでしょ」
ケーキをもぐもぐしながら言われた。
確かに。
オレンジ、グレープフルーツ、クランベリー、パイナップル、トマト、ジンジャーエール、トニックウォーター。
どれも、優しい味のカボチャと小豆に比べて、ちょっと強いかもしれない。
コーヒーは、水出しで冷蔵庫保存なので、温めるのが面倒だったのか。
強いて言えば、牛乳は合うが、オヤジに子供っぽく思われたくなかったのだろうか。
オヤジが、さほど好きでもないケーキを頬張りながら、ニヤニヤしていて、嫌な予感がする。
「オリジナル・カクテル勝負だな」
「テーマは、このパウンドケーキのイメージ、もしくは合うカクテルだ」
イメージ?
「飲み物として合うだけだと発想が狭まるからな。飲んで、このケーキが思い浮かぶ、イメージの方でもいい」
カクテル勝負では、嫌な思い出があるので聞く。
「過去縛りは?」
「覚えている限りでは、該当するのがなさそうだから、ナシだな」
つまり今、考えないといけない。
メモ用紙を一枚、手渡された。
「レシピは、それに書け。量はいい。あと三十秒」
え?
短っ!
「ハンデだ」
ハンデ、大きすぎ!
「愚痴ってる間に終わるぞ。三、二、一」
なんとか書き込んだメモを取り上げられた。
「これだと五分くらいかかるな。忍、笑ってるな。あと五分で完成させろ」
僕が必死にレシピを書いていたのを見て、笑っていた忍さんだが、五分と締め切られ、表情が硬くなった。
僕は、冷蔵庫から牛乳を取り出して、奥の調理場へ向かった。
「説明してくれ」
僕は、自分のカクテルについて、解説した。
「牛乳を温めて抹茶の粉を入れて、それをバカルディラム・ゴールデンのホット・グラスに注いで、桜のリキュールを壱ティースプーン足しました」
オヤジが一口、呑む。
「甘くないな。抹茶のリキュールにしなかったのは、甘くしたくなかったか?」
「ケーキが、あまり甘くないので、お茶みたいに呑めるようにしました」
「桜は、桜茶狙いか?桜茶の味を知っていても、この色合いで甘くないのは、期待を裏切るな」
確かに抹茶ミルク色だし、ホットって、甘いイメージは強い。
ちなみに、桜茶は、桜湯とも呼ばれて、桜の花の塩漬けを塩抜きして、お湯を注いだものだ。
雛祭りにも飲むが、塩漬けでやるので、年中飲めるから、時季外れではない、としたい。
「ホットは考えつかなかった」
呟きつつ、促されて呑む忍さん。
「桜の香が、桜餅のイメージで、甘くないのが意外に感じる」
「ケーキには合うかもしれないが、単体では、物足りないな」
ダメ出しされた。
「次、忍。俺は見ていたからわかるが、コイツは調理場にいたから、教えてやれ」
「アブソリュート・ウォッカのペッパーをベースに、オレンジジュース。山椒のスパイシーさをペッパーでイメージしました」
アブソリュートのペッパーは、世界初のフレーバー・ウォッカで、甘味は一切なく、ハラペーニョのような青臭い辛さがあるウォッカだ。
「スクリュードライバーの応用だな。カボチャの色のつもりか?」
「うん、そう」
一口もらって、
「スパイシーで驚くと思います。見た目で違いを表現するのに、黒胡椒を表面に振るとかは?」
「その驚きは、いい意味でか?名前にスパイシーって入れたら、ネタバレだし、知らないで呑んだら、咽るかもな」
それ防止の黒胡椒ではあるのだけど、伝わりにくいか、うーん。
「引き分けだ。ただ、どっちも落第点だな」
うん、テーマに拘り過ぎた、と思う。
そもそも、テーマが難しいんじゃないか、と面倒くさいパウンドケーキを持ち込んだのを棚に上げて、思う。
「じゃあ、今月のお勧めは、どうするの?」
このお店では、その月に合ったお酒をお勧め、としていた。
オヤジがオヤジなので、毎月あるわけではないし、オリジナル・カクテルとも限らない。
とは思いつつ、つい言ってしまう。
「オヤジだったら?」
「あん?」
オヤジなら、この難解なテーマで、しかもあまり好きでないお菓子で、どんなカクテルを考えるのか、興味というより、挑戦的な気持ちだった。
「どんなのつくるか、呑んでみたい!」
「あー」
忍さんも言ったからか仕方なさそうに、、オヤジは、やる気のない様子で、タンブラーを取った、
そこに、アブソリュートのペッパー、トマトジュースをドボドボ入れ、ビールを注いだ。
「ほれ」
三十秒で、できてしまった。
呑んでみる、とペッパーの辛さ、トマトジュースの塩気が、ビールに合う。
「ブラッディー・メアリーのビール割りでもあり、レッド・アイにウォッカを入れた、レッド・バードの応用でもあるがな。トマトもペッパーも量は適当だ。残暑向きだな」
くやしいが、僕のパウンドケーキのイメージに合ってるし、辛さの調整はいるかもしれないが、ケーキにも合っている。
「辛さは、単体で考えれば、もっと強くてもいいが、弱くしてスノースタイルでグラスの縁に胡椒やトウガラシを別々に二か所につけて、好みに調整できるのもいいな」
しかも、単体で、残暑にもピッタリだ。
それに僕は、レッド・バードを知らなかった。
本当に、まだまだだ。
「これ、なんて名前?」
「あ?」
「だって、オリジナルでしょ?」
忍さんの問いに、オヤジは、少し考えてアッサリ答えた。
「残暑ザンショ」
「「却下」」
「山椒とザンショをかけててだな、」
「「却下」」
「お代わりはいかがですか。当店今月のお勧めはオリジナルのスパイシーなビア・カクテル『アキマチ』でございます」
--------------------------------------------------------------------
番外編の解説(作者の気まぐれ自己満足と忘備録的な)
「秋の」とあったら(以下略)
はい、カクテルの秋です。
(開き直った)
前回、食べ物ネタかジムばっかり、と書いたため、伏線回収のお話です。
(自分が減量期だから、ストレスぶつけてるだけだろ?)
(いやいや、伏線の回収は大事ですよ?)
(あとがきは、伏線じゃないだろ?)
「梅雨時のカクテル」の続編になる、カクテル勝負です。
どこを舞台に書こうか、オヤジのお店書いてないな、カクテル勝負か、テーマは手土産のパウンドケーキにするか、時期的にカボチャ入れようか、で?どんなカクテル?え?え?という自縄自縛というか、自業自得というか、な発想でできたお話です。
(引き分けで終わるところだったな?)
(だって、難しいんだもん)
(始めにビール呑んでるのが伏線っぽいけど、偶然だしな?)
(いつも、そんな感じだよ?)
(え?)
(え?)
「アキマチ」は、残暑が厳しいので、早く涼しくなれ、の「秋待ち」です。
梅雨時の「ナツコイ」が気に入っていたので、カタカナにしました。
ただ、「アキマチ」では残暑の感じが伝わりにくいので、お勧め時には「スパイシーな」と説明しています。
見れば、グラスの縁に胡椒と唐辛子がついているのですが、注文時には辛い、とわからないので。
(ナツマチの「マチ」使いたかっただけだろ?)
(ナツマチにアキコイの方がよかったかな、とか?)
(いやいやいやいや、ぶっちゃけすぎだろ?)
というか、カクテルもジャンル的には食べ物ネタだけど大丈夫か、って気もしますが。
まあ、そもそも続くかどうかがわからないのが、番外編の醍醐味ですよね?
また、機会がありましたら、このお店にお付き合いくださいませ。
(店が出て略)
(なんかそれ、久しぶりで新鮮だね)
(番外編いつまでやる気?)
(続くかどうかわからないのが、番外編の醍醐味ですよ?)
(奨励賞もらって、いい区切りとも思ってるんだろ?)
(本編は書いた都度、発表したから、全体では助長だったりもするんだよね)
(じゃあ、整理して書き直す?)
(しても、ここではルール違反だから、出すとしても別のところでかな)
(どうせ、やらないんだろ?)
(まあ、ここで人気ないんだから他所でもそうだろうしね)
(書き直しするなら、別の書くとか?)
(え?)
(え?)
まみ夜
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