継母の心得 〜 番外編 〜

トール

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番外編 〜 ノアとイーニアスと仲間たちのミュージカル 〜 アス視点



イーニアス視点


きょおは、まちにまったひ。

ははうえから、ディバインこうしゃくけで、おこなった、『みゅーじかる』というものの、はなしをきいてから、ずっとみてみたかった。

「イーニアス、今回のお茶会に例の劇団を呼んだのよ! 楽しみね!」

わたしのだいすきな、かいぞくのえほんの、おはなしをだいざいにした、かげきなのだと、ははうえはいっていた。



「───ノアっ、あのえほんの、かげきをみたのだろう! けんしは、でたのだろうか?」
「はい! たのちかった! ばーんってちて、わーってなったのよ!!」

ノアがこうふんして、おはなししてくれる。それほど、たのしいかげきなのだろう。

「そうか! きょうはそのかげきも、みられるのだぞっ」

ノアは、いちどみているのに、それでもうれしそうだった。

「アスでんか、たのちみね!」
「うむ!」

かげきのまえに、おとなはおとな、こどもはこどもで、こうりゅうする。なかよく、なるためだ。

「あのね、ぼくもえほんすきです……」といってくれた、はくしゃくけの、おとこのこは、2ど、あったことがあった。でも、こんなふうに、はなしかけてくれたことは、なかった。

だから、とってもうれしい!

「なんだと!? わたしたちのなかまか!」
「なかま、みちゅけたー!!」
「えへへっ」

おはなししていたら、ほかのこたちも、つぎつぎと、はなしかけてくれた。いつもはあまり、おはなししてくれないのに。

「私は、船のうえで戦うところがすきです」
「わたしは、おふねが、かっこいいとおもいます!」
「ボクは───」

えほんは、すごい! みなが、たのしそうに、おはなししてくれるから!

「イーニアス殿下、劇団の準備が出来ましたので、皆様をご案内いたします」

そう、じじょが、おしえてくれる。

「うむ。みなそろそろ、いどうするのだ」
「はい!」

みなのめが、かがやいた。
わたしもたのしみで、おむねが、ドキドキしている。

「イザベル様が作詞、作曲して、さらに演技指導もしたんですってね!」
「ちょ、皇后様っ、わたくしそんな大それたことはしておりませんわ」
「謙遜しないの。劇団や楽団の代表から話は聞いているのよ!」

うしろから、ははうえと、イザベルふじんのこえが、きこえてきた。

イザベルふじんは、さくし、さっきょくも、えんぎしどうも、したのか!

「ノア、イザベルふじんは、やはりすごいのだな」
「はい! おかぁさま、しゅ、すごーいのよ!」
「うむ! おはなしを、かんがえるだけでなく、さまざまなことを、されている」

みなが、イザベルふじんに、かんしゃしている。

わたしも、ははうえと、おはなしできるようになったのは、イザベルふじんのおかげだ。
だから、すごーく、かんしゃしている。


「───みんなー! せーので、名前を呼んでー!!」

おへやが、くらくなったとおもったら、かいぞくのかっこうをしたひとが、ぶたいのよこからあらわれて、だいすきな、えほんのしゅじんこうのなまえを、よんでほしいという。

「せーの!」

そのことばに、おむねがきょういちばんのドキドキで、となりにいるノアといっしょに、なまえをさけんだのだ。
ほかのみなも、いっしょうけんめい、さけんでいる。

そうしたら、とつぜんおんがくがきこえて、いきがとまりそうになった。

「の、ノア、これは……っ、なんだか、からだがゆれて、おむねがワクワクする、おんがくなのだ!」
「はい! アスでんか、みてて! でてくるのよ!」
「う、うむ!」

これいじょうドキドキしたら、しんでしまう! そうおもったとき、

「おーい!」

ぶたいのうえに、えほんのなかのひとが、でてきた。

「すごーい!!」
「ほんものだー!!」
「でてきたー!!」

みながだいこうふんし、わたしも、だいすきなけんしがでてきて、おおきなこえで、おうえんしたのだぞ!

「「「「かんばれー!!」」」」

さいごには、みなでせいえんをおくって、おわりをむかえたときには、みなでだきあって、いきもきれぎれ、だったのだ!

「楽しかったわー!!」
「素晴らしい舞台でしたね。こんな楽しい歌劇は見たことがありません!」
「本当に!! 音楽も聞いた事のない軽快な音楽で、面白かったですわ~」

ははうえたちも、とてもよろこんでいた。
わたしたちは、というと……、

「おおきくなったら、ふねをつくって、おおうなばらにでる!」
「アスでんか、わたちも!!」
「ぼくも、おてつだいしますっ」
「もちろん私もです!!」

10ねんもたたぬうちに、わたしたちは、このメンバーで、ゆめにむかってうごきだすのだが、それはまた、べつのおはなしなのだ。



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いつも【継母の心得】をお読みいただきありがとうございます。

12/20頃に継母の心得3巻が刊行します。
12/22~25日頃には書店に並ぶ予定です!
そして、皆様のお陰でコミカライズ化も企画進行中です!


~ 3巻の新情報 ~

2巻の時にも行った書泉様でのアクリルコースターや限定SSを、3巻でも行います!

限定SSは、引き続き1、2巻でも販売中です。
ノア君とアス殿下の可愛いお話を中心に書き下ろしております。

1巻限定SSは『ノア君がイザベル様を初めてめっするお話』
2巻は『ノア君とアス殿下の着ぐるみのお話』
3巻は『真似っこノア君のお話』です。

1巻サイン本、アクリルコースター、SS付きの1~3巻セット本も限定で出させていただく予定です。

以上が現在予約受付中です!

そして、レジーナブックスのサイトでもまた特別番外編小説を掲載予定です。
今回はノア君がプロポーズを……なお話ですので、よろしければ覗いてみてくださいませ。

刊行に伴いWEBのレンタルへの差し替えも行われますので、よろしくお願いいたします。

長々とご報告してしまいましたが、皆様のお陰で3巻も発売させていただく事が出来ます。本当にありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。
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