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番外編 〜 ミーシャ 〜
番外編 〜 ミーシャの日常 恋愛編6 〜
お父様を見るとお母様を愛おしそうに見つめていて、しかし心配そうに眉をしかめている。
「ベルは嫁いできた時、食が細かった……。今も食べる方ではないが」
「フフッ、公爵家のお食事は、たくさん出てきますから、最初の頃は食べられなくて、テオ様が心配してくださいましたわね」
「今も食事面での心配は変わっていない。もっと量を食べてくれたらと思うが……」
「仕方ありませんのよ。食べ過ぎるとお腹を壊してしまいますもの」
貧乏時代の名残かしら、とクスクス笑うお母様を、お父様はうっとりと見つめている。
グランニッシュ帝国だけでなく、他国でも使用されている新素材の製造、加工方法を知っているのは、シモンズ伯爵家のみで、その独占販売権を持つのはディバイン公爵家だ。
だからこそ、レーテおば様はエリザベスお姉様をシモンズ伯爵家に降嫁させたのだ。
皇族とディバイン公爵家に守られているのだと、他国や貴族を牽制する為に。
新素材の使用が世界中に浸透している事を考えれば、シモンズ伯爵家の資産が知れる。良からぬ事を考える者は後をたたないのだろう。
それが食うに困るほどの貧乏だったなんて、お母様から話を聞いても信じられない。
それに、レーテおば様曰く、お母様の礼儀作法は皇族に嫁いでもおかしくないほど洗練されているのだとか。
食うにも困る貧乏な家が、そんな優秀なマナー講師を雇えるわけはない。
私はからかわれているのだろうか?
「お母様、本当に貧乏なら、マナー講師はどうしたの?」
「? マナー講師はおりませんわよ」
「え、それじゃあどうやって礼儀作法を学んだの??」
私の疑問にお母様は小首をかしげる。その様子が、娘の私から見てもとても可愛らしいと思ったので、お父様はメロメロになっているんじゃないだろうか。
「わたくしは、わたくしのお母様に礼儀作法を教えていただきましたのよ」
お母様のお母様……
「おばあ様に……。おばあ様は皇族に関係する方だったの?」
「あら、どうしてそう思いますの?」
「だって、レーテおば様が、お母様の礼儀作法は皇族にも嫁げるほど洗練されているって……」
私の言葉に瞳を大きく開き、瞬きをするとお父様を見たお母様は、「わたくしのマナーは、恥ずかしいものではございませんでしたの?」と言って父を驚かせていた。
「ベルのマナーが恥ずかしいだと? そんな事を言った者は誰だ」
「わたくし、デビュタントの前から未熟な令嬢だと言われておりましたので……」
お父様の顔がオーガのように変わる。
『キャーッ』とお父様の契約妖精二人も逃げて行くが、原因であるお母様は、「娘に洗練されているって言われましたわ」とヘラヘラ笑っている。
オーガのようなお父様を正面から見てもこの態度。私は父より母の方が恐ろしい気がする。
そういえば、生地を説明してくれていたカツラのおじさんは大丈夫だろうか。
「あ、あの……生地は……」
口はカクカク、足はガクガクさせながら、一生懸命話しかけようとしているが、腰が完全に引けていた。
ウォルトが肩をポンとたたくと、カツラのおじさんはビクッと身体を震わせながら振り返り、涙目で「作らせていただきました生地の切れ端をサンプルとして置いて帰りますので、またご連絡いただければと思います」と言って帰って行ったのだ。
おじさん、ごめんなさい。そしてカツラは……あ、チロちゃんが直してあげてる。
『ズレテタカラ、ナオシテアゲタノ~』
とにこやかに飛んでくるチロちゃんに、笑い声がもれてしまったけれど、おじさんには聞こえてないよね?
さて、これから課題の続きをやって、それが終わったら庭で犬たちと遊ぼうかな。
「ミーシャ、明日からはマナーとダンスの時間を増やしてもらったからな。アカデミーが終わったらすぐに帰ってくるんだぞ」
「え」
寄り道出来なくなっちゃうの……?
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いつも【継母の心得】をお読みいただきありがとうございます。
12/20頃に継母の心得3巻が刊行します。
12/22~25日頃には書店に並ぶ予定です!
そして、皆様のお陰でコミカライズ化も企画進行中です!
~ 3巻の新情報 ~
2巻の時にも行った書泉様でのアクリルコースターや限定SSを、3巻でも行います!
限定SSは、引き続き1、2巻でも販売中です。
ノア君とアス殿下の可愛いお話を中心に書き下ろしております。
1巻限定SSは『ノア君がイザベル様を初めてめっするお話』
2巻は『ノア君とアス殿下の着ぐるみのお話』
3巻は『真似っこノア君のお話』です。
1巻サイン本、アクリルコースター、SS付きの1~3巻セット本も限定で出させていただく予定です。
以上が現在予約受付中です!
そして、レジーナブックスのサイトでもまた特別番外編小説を掲載予定です。
今回はノア君がプロポーズを……なお話ですので、よろしければ覗いてみてくださいませ。
刊行に伴いWEBのレンタルへの差し替えも行われますので、よろしくお願いいたします。
長々とご報告してしまいましたが、皆様のお陰で3巻も発売させていただく事が出来ます。本当にありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。
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Por cierto, todos se están casando y están dejando al pequeño Noah soltero, me pregunto si la niña que siempre cargaba al osito y fue amiga de la infancia de Noah sigue soltera, su última aparición fue cuando todos entraron a la academia.
ご感想ありがとうございます(≧▽≦)✨️
「継母の心得」を楽しんでいただき、嬉しいです!
確かにノア君とブルちゃんは、いまだパートナーが決まっておりません(*´ω`*)
彼らの両親の性格から、子供の自主性に任せているのではないか、と思います(。•̀ᴗ-)✧
もしかしたら、ノア君とブルちゃんがカップルになる可能性も⋯⋯?
なんてことですか〜(ó﹏ò。)
本編から番外編に来て、わくわくしながら読んでましたら、良いとこで終わってしまいました〜
どちらも気になります。
更新を心から願います。明日から何を楽しみにしたら良いでしょう(๑•́ ₃ •̀๑)
成長したノア君もいいけど、小さいノア君ももっと見たいです。可愛すぎます〜癒やされます〜
本編と番外編の続きをどうかお願いいたします。
みんみん様、本編も、さらに番外編もお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)✨️
なかなか更新出来ず、申し訳ありません( ≧Д≦)
更新したいとは常々思っておりますので、もう少々お待ちいただけますと幸いです(`・ω・´)ゞ
更新を楽しみにしてくださり、本当にありがとうございます!
励みになります(人*´∀`)。*゚+
「嘘は言っていない」→状況は作り出した、とする方が自然だし狡猾さが強まる。
未だ本編が読み進めていないので勝手な判断ですが、強力な悪役も必要と思いました。
buell様、感想ありがとうございます(≧▽≦)✨️
貴重なご意見、参考にさせていただきます(`・ω・´)ゞ