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あとがき
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「氷」10話までお読みいただき、ありがとうございました。(先にこちらを読むとつまらないですよ!)
そもそも誰にも見せる予定のない小説でしたので、こちらで公開してから賜った、いろいろなご感想や登場人物への「幸せになって欲しい」というような心温まるご意見など、恐縮しながらも嬉しく拝見しておりました。
本当にありがとうございました。
さて、題名の「氷」ですが。
最終的には、氷は春になれば解けるもの…凍えた心もいつかは、と言った意味を持たせるようになってきましたが、題名をつけた当初、実は本当に意味はありませんでした。
誠に申し上げにくいのですが、本当にまったく意味のない題名でした。
書き始めた当時のデスクトップ背景がPCにデフォルトで入っていた「氷山」でしたので、PCの部屋に急に家族が入ってきても、ファイルを最小化して下のバーに現れる文字が「氷」だったら不審に思われまい!というわけでつけたタイトルです。
公開するに当たって何か別のもっと情緒のあるタイトルを、とも考えたのですが、八年も「氷」で作ってきたお話だったので、結局そのままにしてしまいました。…なんだかこんなことをばらしてはいけなかったでしょうか…?
それからこのお話の発想の元は、書き始める前に読んだとある雑誌のSEX特集記事の一つ。
「名器になろう!」っていう…^^;。
あ~、そんなとこ鍛えられるんだ~、そうなんだ~…。 というところから始まりました。(最低…)
同時に、当時読んでいた「戦国女性の謎」うんたら言うような題名の何冊かの本から、落天さんに想定した人物を見つけ、源氏が若紫を育てるような話を描こう、あの記事によるともっとアダルトに美少女育成の話が出来そうだな、というような気持ちで書き始めました。(ホントにこんなネタバレは要らないですよね…)
それから落天さんの周辺のことも何にも調べないままに、ただ気が向くと筆を進め、ときどき読み返し、数ヵ月後にまた書き、読み返し…、というだけでした。そもそも本当に誰にも見せるつもりのない小説でしたので、気が向いては書き、時々読み返し、気が向いては続きを書き、という感じでのんべんだらりと書き綴っておりました。
「落天」の名前は中国の詩人「白楽天」から。でも天から落ちてしまったような境遇なので「落天」さん。お相手の美少女は「菊」ですが、当初は全然違う名前でした。その後調べていくうちに、どうやら彼に縁付いた女性が「キク」(文字違い)だそうな、という記事を見つけ、その人生を頂きました。元高禄な武家(当時浪人)の娘ということ(姓は内緒)以外はほとんど人となりも不明の方でしたので、性格は自由に作らせていただきました。
そういえばこの人たち、京都の人なんですが、ことばは?…すみません。私には京言葉が解りませんでした。
さて目次でも書いている通り、この話の登場人物には実在の人物を想定しています。
とはいえその人物と「氷」の登場人物は全く別物です。この物語は完全にフィクションです。
とは言うものの、調べたものをお知らせできないのも寂しいので、ちょこっとだけ。
【ウソ】
●落天という名前。もちろん全く違う名前です。
●菊の年齢と出会った時期(本当はあと三歳若い。なお落天と出会ったのは大坂の陣より5~6年後)
●落天の子供の数(死んだ子のほかに、当時何人か生きていた)
●菊という名前の字
●戦後の与五郎(大坂の陣後に捕縛され死んだというのが定説。与五郎の子孫であるという系図が残されている家があるらしいが信憑性は低いとのこと)
●9話に出てくる刀「二代和泉守兼定」について。落天が持っていたかどうかは疑わしいです。ただお父さんが所持していたのは確かのようです。(新選組土方歳三の遺品は十一代和泉守兼定です。十一代も「之定」で銘を切っています。近藤勇の手紙に土方の刀は二代兼定云々と書いてあったらしいですね)
【ホント】
●落天(仮)と菊以外の登場人物の名前
●落天(仮)の廃嫡と先妻との離別
●与五郎と監物は大坂へ行った
●落天(仮)は40歳の時、20歳(21とも)の女性(キク。字は秘密)と再婚して子供をもうけている。
●落天(仮)とキクの子孫が現在も残っている。
●落天(仮)の実家には、源氏物語等古典文学がたくさん有った。(源氏物語とか読んで知っているのは、当時では限られた人々だけです。8話で与五郎が「若紫」と言っていますが、彼も特別です。そういう家柄です)
●監物の帰参。その後重用されている。
…これだけばらしてしまうと、多分、落天に想定した人物はわかる方にはわかったかもしれません。でもご自分の中だけで収めてくださいね。どうしてもその人物が知りたいという方は、春生宛にメールか拍手コメントなどでこっそりとお問い合わせ下さいませ。
ご子孫が残っている方をネタにとんだ18禁小説など書いて、少々気が咎めています。(18禁でももっとまっとう恋愛物ならいいんですが、軽く変態な話じゃないですか…)
なので出来るだけそういう方々の目に触れないようにしておきたいと思っています。身勝手なお願いですが、よろしくご配慮下さいませ。
そういうわけなので様々の参考文献はあるのですが、その文献についても書き出すのは差し控えさせていただきます。
そのほか、wikipediaや、落天(仮)の実家に関するサイト、関が原・大坂の陣についてのサイトを数多く参照させていただきました。ありがとうございました。
1話を公開した時点で、既に「氷」は完結していました。
区切りの良いところで分けて、ちょっとずつ校正しながらUPさせていただいておりました。
5話と6話はずいぶん短くなりましたが、一つにまとめたら色気が濃すぎて^^;困ったので分けました。少し加筆しようかとも思ったのですが、「これ以上どうしろと…」という雰囲気だったので、短いままになりました。
8話9話は、すっかりサムライ大好き趣味が爆発してしまってます。思いのほか与五郎さんが良い人になっちゃって困りましたね。調べてみたら思いのほか監物さんが若かったんだと解ったりして、冷や汗もので書き直したりもしました。
というわけでつらつらと言い訳を書き連ねてしまいました。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
書き手の身から申しますと、落天さんと菊さんのことは割りと気に入っていたので、お別れが寂しいです。でもその後も幸せに生きていくようなので、まあ、仕方ないかな、なんて思っております。
お話を終わりにしてしまいましたが、イマイチ釈然としないことも実は多々あります。力不足を感じるばかりです。
それからこのお話、恋愛物という位置づけでよろしいものなのかどうか、少し迷います。
あの二人の関係性の中にあったのは恋愛感情だったのかどうか?惻隠の情ではなかったか?二人が寄り添おうと決めた理由は、何だったんでしょうか?(…ってそれ、そういう結論を出してから完結しろよ~、って自分でも思いますが…)
まだまだ練り直す余地のある物だなあ、と完結させたくせに、反省しきりです。
皆様にとって「氷」はいかがでしたでしょうか?
もしも最初から最後までお読みいただけたのであれば、それだけで本当に嬉しく思います。
いつになってもお待ちしていますので、ご意見、ご感想をぜひお寄せ下さいませ。
とりあえず読んだよ、というご報告だけでも、いただけたら幸いでございます。
それから連載中にご感想を下さった皆様、本当に本当に、何よりの喜びでした。
ありがとうございました!
太陽より熱い感謝を捧げます!
それではまた、次回作もお読みいただけるように精進いたしますのでよろしくお願いいたします。
皆様の優しいお褒めの言葉を励みとし、苦言を頂いたら謙虚に自省し、賛辞を頂いても決してうぬぼれたり傲慢な人間とならないよう、常に戒めを以って新たな世界を作り出すことに臨みたいと思います…。
そもそも誰にも見せる予定のない小説でしたので、こちらで公開してから賜った、いろいろなご感想や登場人物への「幸せになって欲しい」というような心温まるご意見など、恐縮しながらも嬉しく拝見しておりました。
本当にありがとうございました。
さて、題名の「氷」ですが。
最終的には、氷は春になれば解けるもの…凍えた心もいつかは、と言った意味を持たせるようになってきましたが、題名をつけた当初、実は本当に意味はありませんでした。
誠に申し上げにくいのですが、本当にまったく意味のない題名でした。
書き始めた当時のデスクトップ背景がPCにデフォルトで入っていた「氷山」でしたので、PCの部屋に急に家族が入ってきても、ファイルを最小化して下のバーに現れる文字が「氷」だったら不審に思われまい!というわけでつけたタイトルです。
公開するに当たって何か別のもっと情緒のあるタイトルを、とも考えたのですが、八年も「氷」で作ってきたお話だったので、結局そのままにしてしまいました。…なんだかこんなことをばらしてはいけなかったでしょうか…?
それからこのお話の発想の元は、書き始める前に読んだとある雑誌のSEX特集記事の一つ。
「名器になろう!」っていう…^^;。
あ~、そんなとこ鍛えられるんだ~、そうなんだ~…。 というところから始まりました。(最低…)
同時に、当時読んでいた「戦国女性の謎」うんたら言うような題名の何冊かの本から、落天さんに想定した人物を見つけ、源氏が若紫を育てるような話を描こう、あの記事によるともっとアダルトに美少女育成の話が出来そうだな、というような気持ちで書き始めました。(ホントにこんなネタバレは要らないですよね…)
それから落天さんの周辺のことも何にも調べないままに、ただ気が向くと筆を進め、ときどき読み返し、数ヵ月後にまた書き、読み返し…、というだけでした。そもそも本当に誰にも見せるつもりのない小説でしたので、気が向いては書き、時々読み返し、気が向いては続きを書き、という感じでのんべんだらりと書き綴っておりました。
「落天」の名前は中国の詩人「白楽天」から。でも天から落ちてしまったような境遇なので「落天」さん。お相手の美少女は「菊」ですが、当初は全然違う名前でした。その後調べていくうちに、どうやら彼に縁付いた女性が「キク」(文字違い)だそうな、という記事を見つけ、その人生を頂きました。元高禄な武家(当時浪人)の娘ということ(姓は内緒)以外はほとんど人となりも不明の方でしたので、性格は自由に作らせていただきました。
そういえばこの人たち、京都の人なんですが、ことばは?…すみません。私には京言葉が解りませんでした。
さて目次でも書いている通り、この話の登場人物には実在の人物を想定しています。
とはいえその人物と「氷」の登場人物は全く別物です。この物語は完全にフィクションです。
とは言うものの、調べたものをお知らせできないのも寂しいので、ちょこっとだけ。
【ウソ】
●落天という名前。もちろん全く違う名前です。
●菊の年齢と出会った時期(本当はあと三歳若い。なお落天と出会ったのは大坂の陣より5~6年後)
●落天の子供の数(死んだ子のほかに、当時何人か生きていた)
●菊という名前の字
●戦後の与五郎(大坂の陣後に捕縛され死んだというのが定説。与五郎の子孫であるという系図が残されている家があるらしいが信憑性は低いとのこと)
●9話に出てくる刀「二代和泉守兼定」について。落天が持っていたかどうかは疑わしいです。ただお父さんが所持していたのは確かのようです。(新選組土方歳三の遺品は十一代和泉守兼定です。十一代も「之定」で銘を切っています。近藤勇の手紙に土方の刀は二代兼定云々と書いてあったらしいですね)
【ホント】
●落天(仮)と菊以外の登場人物の名前
●落天(仮)の廃嫡と先妻との離別
●与五郎と監物は大坂へ行った
●落天(仮)は40歳の時、20歳(21とも)の女性(キク。字は秘密)と再婚して子供をもうけている。
●落天(仮)とキクの子孫が現在も残っている。
●落天(仮)の実家には、源氏物語等古典文学がたくさん有った。(源氏物語とか読んで知っているのは、当時では限られた人々だけです。8話で与五郎が「若紫」と言っていますが、彼も特別です。そういう家柄です)
●監物の帰参。その後重用されている。
…これだけばらしてしまうと、多分、落天に想定した人物はわかる方にはわかったかもしれません。でもご自分の中だけで収めてくださいね。どうしてもその人物が知りたいという方は、春生宛にメールか拍手コメントなどでこっそりとお問い合わせ下さいませ。
ご子孫が残っている方をネタにとんだ18禁小説など書いて、少々気が咎めています。(18禁でももっとまっとう恋愛物ならいいんですが、軽く変態な話じゃないですか…)
なので出来るだけそういう方々の目に触れないようにしておきたいと思っています。身勝手なお願いですが、よろしくご配慮下さいませ。
そういうわけなので様々の参考文献はあるのですが、その文献についても書き出すのは差し控えさせていただきます。
そのほか、wikipediaや、落天(仮)の実家に関するサイト、関が原・大坂の陣についてのサイトを数多く参照させていただきました。ありがとうございました。
1話を公開した時点で、既に「氷」は完結していました。
区切りの良いところで分けて、ちょっとずつ校正しながらUPさせていただいておりました。
5話と6話はずいぶん短くなりましたが、一つにまとめたら色気が濃すぎて^^;困ったので分けました。少し加筆しようかとも思ったのですが、「これ以上どうしろと…」という雰囲気だったので、短いままになりました。
8話9話は、すっかりサムライ大好き趣味が爆発してしまってます。思いのほか与五郎さんが良い人になっちゃって困りましたね。調べてみたら思いのほか監物さんが若かったんだと解ったりして、冷や汗もので書き直したりもしました。
というわけでつらつらと言い訳を書き連ねてしまいました。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
書き手の身から申しますと、落天さんと菊さんのことは割りと気に入っていたので、お別れが寂しいです。でもその後も幸せに生きていくようなので、まあ、仕方ないかな、なんて思っております。
お話を終わりにしてしまいましたが、イマイチ釈然としないことも実は多々あります。力不足を感じるばかりです。
それからこのお話、恋愛物という位置づけでよろしいものなのかどうか、少し迷います。
あの二人の関係性の中にあったのは恋愛感情だったのかどうか?惻隠の情ではなかったか?二人が寄り添おうと決めた理由は、何だったんでしょうか?(…ってそれ、そういう結論を出してから完結しろよ~、って自分でも思いますが…)
まだまだ練り直す余地のある物だなあ、と完結させたくせに、反省しきりです。
皆様にとって「氷」はいかがでしたでしょうか?
もしも最初から最後までお読みいただけたのであれば、それだけで本当に嬉しく思います。
いつになってもお待ちしていますので、ご意見、ご感想をぜひお寄せ下さいませ。
とりあえず読んだよ、というご報告だけでも、いただけたら幸いでございます。
それから連載中にご感想を下さった皆様、本当に本当に、何よりの喜びでした。
ありがとうございました!
太陽より熱い感謝を捧げます!
それではまた、次回作もお読みいただけるように精進いたしますのでよろしくお願いいたします。
皆様の優しいお褒めの言葉を励みとし、苦言を頂いたら謙虚に自省し、賛辞を頂いても決してうぬぼれたり傲慢な人間とならないよう、常に戒めを以って新たな世界を作り出すことに臨みたいと思います…。
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