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【8話】奇蹟
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森の中に小屋を見つけた。
朽ち果てた、とまではいかないが老朽化の進んだ丸太小屋だった。
屋根はあるが、窓はない。単純に丸太を組み合わせただけの構造になっていて、専門の大工が建てるような代物とは程遠いつくりだった。
外から人を呼んでも、応える声はなかった。扉を開けて中に入ると、ほこりっぽい空気が我々を歓迎した。長いこと人が居なかったことの証明だろうか。
「ミャン、着いたみたいだ。住人はいないようだが、一晩だけここを借りよう」
「……」
ミャンの反応はなかった。
床に寝かせ、頬を軽く叩くも起きる気配がない。首筋に触れても脈がなかった。
「ミャン? おい、ミャン⁉ 嘘だろ? 目を覚ましてくれよ」
「ふがっ。はっ、はい?」
ミャンは寝ぼけたように鼻を鳴らした。
「すみませんっ。ね、寝てました!」
「このやりとり何回やるんだよ」
ミャンの心臓は動いていない。それは動かしがたい事実のようだった。
俺は俺で、身体から出る謎の煙の勢いがようやく治まりつつあった。
「とにかく傷が先だ。見せてみろ」
「だ、大丈夫です」ミャンは照れくさそうに縮こまった。「そのうち治りますから」
「なに言ってんだ。そんなレベルの傷じゃなかっただろ。あの爪でえぐられたんだ」
「本当に大丈夫ですから!」
ミャンは強く主張した。俺は構わず彼女の腰に手を回し、身体を返す。
背中で留めてある下着の紐が完全に切断されていた。
恥ずかしがっていたのはこれが理由か。
「どういうことだ。ミャン、傷はどうした?」
俺は指先でミャンの背中をなぞった。
ミャンはぴくんと身を震わせたが、それどころの話ではない。
明らかにおかしかった。異常だ。背中にはかすり傷のひとつも見当たらない。
「どういうことなんだ、ミャン」
「あたしだってわかりませんよ」
ミャンは拗ねたように言って、背中を丸めた。
俺はひとしきり唸ったが、答えは見つからなかった。
「だめだ。わからない。どうなってるの? この島は……」
「アル様、もう休みませんか。なんだかあたしずっと眠くて」
「俺もだ。腹が減ったけど、動けそうもない」
最初は力が湧き上がるような気がしていたが、煙がおさまり落ち着くと、泥沼に引きずり込まれるような耐えがたい眠気に襲われていた。
床に腰をおろすと、すぐにでも眠ってしまいそうだ。問題は山積みだというのに。
「このまま寝ましょう。朝起きたら食べ物を探してきますから」
「食いもんなんてどうでもいい。ミャン、頼むから死ぬなよ……」
俺はそう呟いたきり、眠りの世界に吸い込まれていった。
※
べちゃり。水分を含んだなまものが地面に落ちるような音がして俺は目覚めた。
丸太を組んだ壁の隙間から朝日が差し込んでいる。
頭をかきながら俺は、寝ぼけまなこで音がした方へ顔を向けた。
「……?」
ミャンが口をあんぐりさせたまま、入り口のところで固まっていた。
その視線の先には俺がいる。それは間違いなさそうだ。
「どうしたんだ、ミャン? そんな驚いた顔して」
彼女の足元を見ると、イカやエビがぴちぴちと飛び跳ねていた。俺が眠っている間に、イカ男やエビ男の頭をもいだのだろう。
「大丈夫か? なんだか様子がおかしいぞ」
「あ、あ、あ、アル様ですよ、おかしいのは! いったいどうしちゃったんですか?」
「はぁ? なに言ってんだよ。俺は普通だぞ」
「その顔、そのからだ! なんなんです⁉︎ ってか、ほんとうにアル様なの⁉︎」
「だから俺は俺だって」
こんな状況で冗談か?
俺は半分笑いながら、手で自分の顔に触れた。
「ん? んんっ⁉」
ぺたぺたと何度も顔を触る。ほっぺたや顎、それから首へと下がっていき、最終的には自分の腹を撫で回していた。
「なんだこれっ⁉ ほんとうに俺? 俺なのか?」
「ほんとうにアル様なんですか⁉」
ミャンがパニックなら、俺もパニックだった。
痩せている。
そうとしか表現しようがなかった。
いつもはパンパンだったりたるんだりしている顔が、すっきりほっそり、骨の感触さえわかるようになっていた。
腹だっていつもはパンパンに膨らんで突き出てたのに、いまや贅肉の片鱗さえない。うっすらと六つに割れた腹筋まで浮き上がっている。
これまで何度もダイエットしようとしては挫折してきた。
なのに一晩でこんなにあっさりと痩せてしまうなんて。
「だ、だれ⁉ あんただれ! アル様をどこへやったの!」
ミャンは目に涙を浮かべながら、拾い上げたイカを武器のように構えた。
俺は慌てて命乞いをする。
「おれおれおれ! 俺だってば! 外見はともかく中身は俺のままだよ」
「嘘だ! アル様を返せ!」
信じてくれないミャンは、俺の顔をイカでぺちぺちと叩いた。
「いたい! いたい! お願いだから信じてくれ!」
「そんな細マッチョのダンディズムがアル様なわけないもん!」
「信じてくれ! 俺だ。俺なんだよ!」
「だったらアル様の好物はなによ! 言えったら言え!」
「牛肉とフォアグラのパイ包み焼き。酢豚。おでん」
「ぐぬぬ、じゃああたしの好きなものは⁉」
「チーズ料理全般。あと焼きおにぎり」
イカのペチペチが止まった。
「なぜ? そんなことまで知ってるなんて。アル様? 本当にアル様なの?」
「だからそう言ってるだろ。朝だって寝てるのを見なかったのか? 知らない人が寝てるって思うだろ普通……」
「すぐに食べ物探さなきゃって、ここを飛び出したから。ごめんなさい!」
ようやく信じてくれたらしい。ミャンはぺこぺこと頭を下げた。
「いや、まあ無理もないさ。まさか一晩でこんなになるなんて……」
食事はひとまず後に回して、俺たちは近くの川に向かった。
豪雨から一晩明け、川の流れは穏やかになっていた。木々の影になっているところでは水鏡になるほどだ。そこに自分の姿を映し出して再確認する。
やはり俺は痩せていた。太った情けない中年男は、細マッチョな渋いおっさんに変身していたのだ。太っていた頃は、まるまるとして害のなさそうな顔とか、良くてもキュートと評されることはあれど、今は何だか危険な香りさえするハードボイルドなちょい悪おやじだ。
しかし面影がまったくないわけでもない。痩せればこうなっていたのかもと思わせる特徴は端々に残っていた。
要するに骨格までは変わってないということだ。
「でも、なぜなんでしょう」
ミャンの言う通り、やはりそこが謎だった。
昨夜、俺の身体から噴き出た煙にヒントが?
とすると、あの煙はなんだ。脂肪が燃えて湯気にでもなったのか?
「うぅむ……」
ミャンに本心を打ち明けたから愛の神様が奇跡をお与えくださったとでもいうのだろうか。いや、そんなわけはないだろう。(ミャンに聞かれてなくて良かったが)
「やはり、原因はその宝玉でしょうか」
「確かに。消去法でいくとそうなるか」
俺は頷きながら、胸のネックレスを指で触れた。
「他に思い当たる節もないしな。こうなると必然的にアタリが言っていたステータス底上げ効果というのは疑わしくなってきたな」
「アタリさんは嘘をついていたということでしょうか」
「まぁ、奴らしいな。宝玉には俺たちに明かされない真の力があったということだ」
「煙が出て痩せる力ですか?」
首を傾げるミャンの声はどうも元気がなかった。顔が異常に青白いのは昨日のままだが、どこかしょんぼりしているようにも見える。
「大丈夫か? まだ調子が悪いのか?」
「そ、そんなことないですよ! ぐっすり眠って元気いっぱいです!」
「ならいいんだが」俺はついでに川の水で顔を洗いながら、「なんにせよ。飯を食ったら俺はこの宝玉の能力が何なのか解析してみることにするよ」
朽ち果てた、とまではいかないが老朽化の進んだ丸太小屋だった。
屋根はあるが、窓はない。単純に丸太を組み合わせただけの構造になっていて、専門の大工が建てるような代物とは程遠いつくりだった。
外から人を呼んでも、応える声はなかった。扉を開けて中に入ると、ほこりっぽい空気が我々を歓迎した。長いこと人が居なかったことの証明だろうか。
「ミャン、着いたみたいだ。住人はいないようだが、一晩だけここを借りよう」
「……」
ミャンの反応はなかった。
床に寝かせ、頬を軽く叩くも起きる気配がない。首筋に触れても脈がなかった。
「ミャン? おい、ミャン⁉ 嘘だろ? 目を覚ましてくれよ」
「ふがっ。はっ、はい?」
ミャンは寝ぼけたように鼻を鳴らした。
「すみませんっ。ね、寝てました!」
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ミャンの心臓は動いていない。それは動かしがたい事実のようだった。
俺は俺で、身体から出る謎の煙の勢いがようやく治まりつつあった。
「とにかく傷が先だ。見せてみろ」
「だ、大丈夫です」ミャンは照れくさそうに縮こまった。「そのうち治りますから」
「なに言ってんだ。そんなレベルの傷じゃなかっただろ。あの爪でえぐられたんだ」
「本当に大丈夫ですから!」
ミャンは強く主張した。俺は構わず彼女の腰に手を回し、身体を返す。
背中で留めてある下着の紐が完全に切断されていた。
恥ずかしがっていたのはこれが理由か。
「どういうことだ。ミャン、傷はどうした?」
俺は指先でミャンの背中をなぞった。
ミャンはぴくんと身を震わせたが、それどころの話ではない。
明らかにおかしかった。異常だ。背中にはかすり傷のひとつも見当たらない。
「どういうことなんだ、ミャン」
「あたしだってわかりませんよ」
ミャンは拗ねたように言って、背中を丸めた。
俺はひとしきり唸ったが、答えは見つからなかった。
「だめだ。わからない。どうなってるの? この島は……」
「アル様、もう休みませんか。なんだかあたしずっと眠くて」
「俺もだ。腹が減ったけど、動けそうもない」
最初は力が湧き上がるような気がしていたが、煙がおさまり落ち着くと、泥沼に引きずり込まれるような耐えがたい眠気に襲われていた。
床に腰をおろすと、すぐにでも眠ってしまいそうだ。問題は山積みだというのに。
「このまま寝ましょう。朝起きたら食べ物を探してきますから」
「食いもんなんてどうでもいい。ミャン、頼むから死ぬなよ……」
俺はそう呟いたきり、眠りの世界に吸い込まれていった。
※
べちゃり。水分を含んだなまものが地面に落ちるような音がして俺は目覚めた。
丸太を組んだ壁の隙間から朝日が差し込んでいる。
頭をかきながら俺は、寝ぼけまなこで音がした方へ顔を向けた。
「……?」
ミャンが口をあんぐりさせたまま、入り口のところで固まっていた。
その視線の先には俺がいる。それは間違いなさそうだ。
「どうしたんだ、ミャン? そんな驚いた顔して」
彼女の足元を見ると、イカやエビがぴちぴちと飛び跳ねていた。俺が眠っている間に、イカ男やエビ男の頭をもいだのだろう。
「大丈夫か? なんだか様子がおかしいぞ」
「あ、あ、あ、アル様ですよ、おかしいのは! いったいどうしちゃったんですか?」
「はぁ? なに言ってんだよ。俺は普通だぞ」
「その顔、そのからだ! なんなんです⁉︎ ってか、ほんとうにアル様なの⁉︎」
「だから俺は俺だって」
こんな状況で冗談か?
俺は半分笑いながら、手で自分の顔に触れた。
「ん? んんっ⁉」
ぺたぺたと何度も顔を触る。ほっぺたや顎、それから首へと下がっていき、最終的には自分の腹を撫で回していた。
「なんだこれっ⁉ ほんとうに俺? 俺なのか?」
「ほんとうにアル様なんですか⁉」
ミャンがパニックなら、俺もパニックだった。
痩せている。
そうとしか表現しようがなかった。
いつもはパンパンだったりたるんだりしている顔が、すっきりほっそり、骨の感触さえわかるようになっていた。
腹だっていつもはパンパンに膨らんで突き出てたのに、いまや贅肉の片鱗さえない。うっすらと六つに割れた腹筋まで浮き上がっている。
これまで何度もダイエットしようとしては挫折してきた。
なのに一晩でこんなにあっさりと痩せてしまうなんて。
「だ、だれ⁉ あんただれ! アル様をどこへやったの!」
ミャンは目に涙を浮かべながら、拾い上げたイカを武器のように構えた。
俺は慌てて命乞いをする。
「おれおれおれ! 俺だってば! 外見はともかく中身は俺のままだよ」
「嘘だ! アル様を返せ!」
信じてくれないミャンは、俺の顔をイカでぺちぺちと叩いた。
「いたい! いたい! お願いだから信じてくれ!」
「そんな細マッチョのダンディズムがアル様なわけないもん!」
「信じてくれ! 俺だ。俺なんだよ!」
「だったらアル様の好物はなによ! 言えったら言え!」
「牛肉とフォアグラのパイ包み焼き。酢豚。おでん」
「ぐぬぬ、じゃああたしの好きなものは⁉」
「チーズ料理全般。あと焼きおにぎり」
イカのペチペチが止まった。
「なぜ? そんなことまで知ってるなんて。アル様? 本当にアル様なの?」
「だからそう言ってるだろ。朝だって寝てるのを見なかったのか? 知らない人が寝てるって思うだろ普通……」
「すぐに食べ物探さなきゃって、ここを飛び出したから。ごめんなさい!」
ようやく信じてくれたらしい。ミャンはぺこぺこと頭を下げた。
「いや、まあ無理もないさ。まさか一晩でこんなになるなんて……」
食事はひとまず後に回して、俺たちは近くの川に向かった。
豪雨から一晩明け、川の流れは穏やかになっていた。木々の影になっているところでは水鏡になるほどだ。そこに自分の姿を映し出して再確認する。
やはり俺は痩せていた。太った情けない中年男は、細マッチョな渋いおっさんに変身していたのだ。太っていた頃は、まるまるとして害のなさそうな顔とか、良くてもキュートと評されることはあれど、今は何だか危険な香りさえするハードボイルドなちょい悪おやじだ。
しかし面影がまったくないわけでもない。痩せればこうなっていたのかもと思わせる特徴は端々に残っていた。
要するに骨格までは変わってないということだ。
「でも、なぜなんでしょう」
ミャンの言う通り、やはりそこが謎だった。
昨夜、俺の身体から噴き出た煙にヒントが?
とすると、あの煙はなんだ。脂肪が燃えて湯気にでもなったのか?
「うぅむ……」
ミャンに本心を打ち明けたから愛の神様が奇跡をお与えくださったとでもいうのだろうか。いや、そんなわけはないだろう。(ミャンに聞かれてなくて良かったが)
「やはり、原因はその宝玉でしょうか」
「確かに。消去法でいくとそうなるか」
俺は頷きながら、胸のネックレスを指で触れた。
「他に思い当たる節もないしな。こうなると必然的にアタリが言っていたステータス底上げ効果というのは疑わしくなってきたな」
「アタリさんは嘘をついていたということでしょうか」
「まぁ、奴らしいな。宝玉には俺たちに明かされない真の力があったということだ」
「煙が出て痩せる力ですか?」
首を傾げるミャンの声はどうも元気がなかった。顔が異常に青白いのは昨日のままだが、どこかしょんぼりしているようにも見える。
「大丈夫か? まだ調子が悪いのか?」
「そ、そんなことないですよ! ぐっすり眠って元気いっぱいです!」
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