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変態なんて大嫌いです
閑話:変態の後悔
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閑話:変態の後悔
りりちゃんは可愛い。ちょー可愛い。めちゃくちゃ可愛い。どんな言葉でも言い表せないくらい可愛い。
小さくて、細くて、小動物みたいに愛らしい。
マジ天使。俺の前に舞い降りた天使。異論は認めない。
初めてりりちゃんを見た時、ベタだけど雷に打たれたような気がした。体中に電気が走って、俺の運命のお姫様だと思った。いや、ビリビリって言うか、むしろズキューンって感じ? そんな感覚は初めてだった。
今まで何もしなくても女の子は寄ってきた。
でも、誰一人として俺の好みには一致しなかった。中には学校一の美少女とかアイドル級の子がいたらしいけど、俺には全部が一緒に見えた。目があって鼻があって口がある。当たり前のことだけど、でも、全員こけしに見えるくらい。
段々色気付いてきて化粧するようになるともっと滑稽に見えた。単純に気持ちが悪かった。
周りの奴らは羨ましがったり、もったいないって言うけど、テレビの中で歌って踊るアイドルだって完璧じゃない。
足が太いと言ったら思いっきり殴られた。でも、グラドルにも興奮しなかった。足が長ければいいってものじゃない。八等身のモデルだって、逆に気持ち悪くなった。理想が高すぎると笑われたし、怒られたけど。
だからこそ、二次元の女の子にのめり込んだのかもしれない。
その内、完全な女の子なんていないって思い知るようになって、妥協が必要だって思うようになったけど、ダメだった。必ずどこかに耐え難いほど致命的な欠点を見つける。
襲われるようにもなった。同級生でさえ凶暴化しているように感じるのに、もっと年上の女性達は手に負えなかった。
そうして、俺の童貞はあっけなく奪われたわけだ。りりちゃん、ごめん。
その時の俺にとって高校生になることは少し特別なことだった。高校生になれば少し大人になると思ってた。自分も周りも落ち着くって信じてた。実際、何が変わるわけでもないのに。
オタクでいることができなくなって、チャラ男でいるのも長引いて、そろそろ分別がつくからオタクに戻ってもいい頃だと思った。
高校デビューとはよく言うけど、チャラ男を捨てて、オタクになるのはどうなんだろう?
でも、計画はいきなり失敗した。同じ中学の出身者はチャラい俺をよく知ってるし、俺の名前は俺が思うよりも広がってた。全然、分別なんてついてなかった。
高校の三年間もチャラ男で過ごさなきゃいけない。
そう確信して、失意のどん底に落ちた時に俺はりりちゃんを見付けた。理想的な細い足の持ち主りりちゃん。二度見どころか三度見してガン見した。
学年一小さいりりちゃんのクラスと名前を特定するのは簡単だった。そこからりりちゃんを見付けては目で追う日々が始まった。それが毎日の楽しみだった。
観察を続ける内にりりちゃんは足だけじゃなくて、腕も腰も全部が細いことがわかった。好みすぎた。ゆくゆくは俺が体型を管理してあげたい。
でも、体だけじゃなくて、運良く笑顔を見れたら、その日一日幸せになれるような気がした。
りりちゃんは完璧だった。クラスでは大人しい子だけど、文芸部に入って、オタクだってわかった。
文芸部とアニ研はうちの学校を代表するオタクの集まりで交流がある。
本当なら俺もアニ研に入りたかった。そうしたら、りりちゃんとそっちで知り合えて、絶対仲良くなれたのに。
色々あって、りりちゃんのSNSのアカウントを見つけられた時、本当に奇跡が起きたと思った。やっぱりりりちゃんは俺の運命の女の子だと思った。その前から神懸かってた。
最初は毎日りりちゃんの呟きをチェックしてるだけで良かった。りりちゃんは呟きも可愛い。
でも、りりちゃんが好きな物を一緒に好きになりたくて軽率にゲームに手を出したら、うっかりどっぷりハマって、この気持ちをりりちゃんと共有したくなって、機会を窺った結果、繋がることに成功した。
誤算があったとすれば、俺がすっかり腐ったことと、りりちゃんがやたらうちの家族をフォローしてたことだった。特に天馬のことを気に入ってて仲良くしてると気付いた時は嫉妬でちぎれるかと思った。だって、天馬はりりちゃんのことを女神扱いしてるし。
それでもネット上のりりちゃんはすぐに俺に心を開いてくれたと思った。男でも、腐っててもいいって言ってくれるし、俺の呟きに反応してくれて、俺が痛クッキーとか作った時には必ず『いいね』してくれるし、コメントをくれる。りりちゃんの声で脳内再生余裕だった。だから、俺の痛クッキー製造技術は向上して今やカラーになったし、チョコとかケーキも作る。天馬がりりちゃんのことを女神扱いしてるのもわかる。
でも、好感触に思えたって出会い厨だと思われたら一巻の終わり。ジ・エンドってやつで、迂闊に会ってみたいなんて言えなかった。
そうこうしてる内に一年が経ち、りりちゃんと同じクラスになれた時は叫び出しそうなくらいだった。
りりちゃんの側には、いつも浅見がいた。文芸部で仲がいいのも調査済み。りりちゃんは浅見といると本当に嬉しそうでキャッキャしてる姿が可愛い。
可愛いりりちゃんを見れるし、浅見が虫除けになってくれてる。俺のことを嫌ってるのはわかってたけど、変な虫が寄りつかないから良かった。
りりちゃんがいるからこそ、俺は失望の中でも生きていけると思った。毎日学校に行けばりりちゃんが見れる。同じクラスになったからこそ安定供給される。りりちゃんは俺の希望だった。
なのに、りりちゃんに言われた『大嫌い』が頭の中でガンガン響いてる。泣き顔が頭から離れない。
それまで俺の妄想の中のりりちゃんは俺が何をしても恥ずかしそうにしながら許してくれる。
現実ではビクビクしてて、それもめちゃくちゃ可愛かったんだけど。
でも、今では妄想の中でさえりりちゃんは泣いてて、俺に大嫌いって言って、最低って罵る。
実際、俺は最低なことをしたと思う。
誰にもりりちゃんを取られたくなかったとか、どうかしてたとか、どれだけ言い訳しても、やらかしちゃったことは変えられない。
SNSにもりりちゃんが浮上しなくなって、ブロックはされなくても、ささやかな繋がりが切れるのが怖い。だから、俺も潜伏することにした。
本当に俺はバカだった。エロゲーみたいに快楽堕ちするとかありえないってわかってたのに、自分に妙な自信があった。俺がオタクだってわかったら、ネットで仲良くしてるリュウだってわかったら落とせるって本気で思ってた。
強引な手を使ってでも一度連れ込んじゃえばこっちのものだと思ってた。こうするしかないんだって言い訳してた。
手が届きそうで届かないりりちゃんと初めて喋って、怯えてるのが可愛くて、喋るだけで満足できなくなって触れたくなって、どんどん欲求が大きくなっていった。一年我慢した分、爆発するみたいだった。
結局、俺は我慢ができなくて、騙し討ちみたいな方法でりりちゃんに触れては傷付けた。りりちゃんは俺を怖がってて脅せば言うこと聞いてくれるってわかってた。
最後はりりちゃんも気持ち良かったと思うけど、痛い思いをさせちゃったのは事実。思いの外血が出てて、血痕を見てさすがに興奮はしなかった。りりちゃんがあの小さな体で感じた痛みは俺にはわからない。
ついに「大嫌い」って言われちゃうし、まさかの姉バレからの親バレで家を追い出されたのも当然だと思う。従兄の家に転がり込んだけど、事情を話した結果、蹴り出されて、結局ネカフェで一夜を過ごした。
可愛い可愛いりりちゃんはうちの家族に気に入られて、めちゃくちゃおもてなしされて、姉ちゃんが送っていく頃には落ち着いているように見えたらしい。良かった。
でも、家族がりりちゃんを気に入りすぎて、りりちゃん呼ぶために俺に出て行けって言うとかひどい。俺もりりちゃんとパジャマパーティーしたい。りりちゃん可愛い可愛いって言うなら、協力してくれたっていいのに、と思わないでもない。
いや、俺は国外追放されないだけましかもしれない。
多分、りりちゃん次第なんだと思う。りりちゃんが落ち着いたら姉ちゃんが話すらしい。挽回のチャンスが欲しいけど、頭を冷やせって言われて謝罪すら許してもらえなかった。
それなのに、親父達までバーベキューパーティーにりりちゃんを招待したいとか言い出してるのが辛い。長男の嫁として囲い込もうなんて思ってるわけじゃない。もちろん俺がハブられる。みんな、りりちゃんみたいな可愛い家族が欲しかったって言ってる。姉ちゃん差し置いて何言ってるんだって思うけど、その姉ちゃんがりりちゃんにメロメロになってるわけで。
それでも今はかろうじて首の皮が繋がってる。
もう一度りりちゃんに笑ってほしい。もう一度、この手にりりちゃんを取り戻したい。
もの凄く我が儘だと思うのに、りりちゃんに戻ってきて欲しい。
りりちゃんとまた喋りたい。できるならギュッてしたいけど、それがダメなら匂いを嗅ぎたい。
りりちゃんの匂いの缶詰とかあったらいいのになぁ……
りりちゃん……りりちゃんが足りない……
りりちゃんは可愛い。ちょー可愛い。めちゃくちゃ可愛い。どんな言葉でも言い表せないくらい可愛い。
小さくて、細くて、小動物みたいに愛らしい。
マジ天使。俺の前に舞い降りた天使。異論は認めない。
初めてりりちゃんを見た時、ベタだけど雷に打たれたような気がした。体中に電気が走って、俺の運命のお姫様だと思った。いや、ビリビリって言うか、むしろズキューンって感じ? そんな感覚は初めてだった。
今まで何もしなくても女の子は寄ってきた。
でも、誰一人として俺の好みには一致しなかった。中には学校一の美少女とかアイドル級の子がいたらしいけど、俺には全部が一緒に見えた。目があって鼻があって口がある。当たり前のことだけど、でも、全員こけしに見えるくらい。
段々色気付いてきて化粧するようになるともっと滑稽に見えた。単純に気持ちが悪かった。
周りの奴らは羨ましがったり、もったいないって言うけど、テレビの中で歌って踊るアイドルだって完璧じゃない。
足が太いと言ったら思いっきり殴られた。でも、グラドルにも興奮しなかった。足が長ければいいってものじゃない。八等身のモデルだって、逆に気持ち悪くなった。理想が高すぎると笑われたし、怒られたけど。
だからこそ、二次元の女の子にのめり込んだのかもしれない。
その内、完全な女の子なんていないって思い知るようになって、妥協が必要だって思うようになったけど、ダメだった。必ずどこかに耐え難いほど致命的な欠点を見つける。
襲われるようにもなった。同級生でさえ凶暴化しているように感じるのに、もっと年上の女性達は手に負えなかった。
そうして、俺の童貞はあっけなく奪われたわけだ。りりちゃん、ごめん。
その時の俺にとって高校生になることは少し特別なことだった。高校生になれば少し大人になると思ってた。自分も周りも落ち着くって信じてた。実際、何が変わるわけでもないのに。
オタクでいることができなくなって、チャラ男でいるのも長引いて、そろそろ分別がつくからオタクに戻ってもいい頃だと思った。
高校デビューとはよく言うけど、チャラ男を捨てて、オタクになるのはどうなんだろう?
でも、計画はいきなり失敗した。同じ中学の出身者はチャラい俺をよく知ってるし、俺の名前は俺が思うよりも広がってた。全然、分別なんてついてなかった。
高校の三年間もチャラ男で過ごさなきゃいけない。
そう確信して、失意のどん底に落ちた時に俺はりりちゃんを見付けた。理想的な細い足の持ち主りりちゃん。二度見どころか三度見してガン見した。
学年一小さいりりちゃんのクラスと名前を特定するのは簡単だった。そこからりりちゃんを見付けては目で追う日々が始まった。それが毎日の楽しみだった。
観察を続ける内にりりちゃんは足だけじゃなくて、腕も腰も全部が細いことがわかった。好みすぎた。ゆくゆくは俺が体型を管理してあげたい。
でも、体だけじゃなくて、運良く笑顔を見れたら、その日一日幸せになれるような気がした。
りりちゃんは完璧だった。クラスでは大人しい子だけど、文芸部に入って、オタクだってわかった。
文芸部とアニ研はうちの学校を代表するオタクの集まりで交流がある。
本当なら俺もアニ研に入りたかった。そうしたら、りりちゃんとそっちで知り合えて、絶対仲良くなれたのに。
色々あって、りりちゃんのSNSのアカウントを見つけられた時、本当に奇跡が起きたと思った。やっぱりりりちゃんは俺の運命の女の子だと思った。その前から神懸かってた。
最初は毎日りりちゃんの呟きをチェックしてるだけで良かった。りりちゃんは呟きも可愛い。
でも、りりちゃんが好きな物を一緒に好きになりたくて軽率にゲームに手を出したら、うっかりどっぷりハマって、この気持ちをりりちゃんと共有したくなって、機会を窺った結果、繋がることに成功した。
誤算があったとすれば、俺がすっかり腐ったことと、りりちゃんがやたらうちの家族をフォローしてたことだった。特に天馬のことを気に入ってて仲良くしてると気付いた時は嫉妬でちぎれるかと思った。だって、天馬はりりちゃんのことを女神扱いしてるし。
それでもネット上のりりちゃんはすぐに俺に心を開いてくれたと思った。男でも、腐っててもいいって言ってくれるし、俺の呟きに反応してくれて、俺が痛クッキーとか作った時には必ず『いいね』してくれるし、コメントをくれる。りりちゃんの声で脳内再生余裕だった。だから、俺の痛クッキー製造技術は向上して今やカラーになったし、チョコとかケーキも作る。天馬がりりちゃんのことを女神扱いしてるのもわかる。
でも、好感触に思えたって出会い厨だと思われたら一巻の終わり。ジ・エンドってやつで、迂闊に会ってみたいなんて言えなかった。
そうこうしてる内に一年が経ち、りりちゃんと同じクラスになれた時は叫び出しそうなくらいだった。
りりちゃんの側には、いつも浅見がいた。文芸部で仲がいいのも調査済み。りりちゃんは浅見といると本当に嬉しそうでキャッキャしてる姿が可愛い。
可愛いりりちゃんを見れるし、浅見が虫除けになってくれてる。俺のことを嫌ってるのはわかってたけど、変な虫が寄りつかないから良かった。
りりちゃんがいるからこそ、俺は失望の中でも生きていけると思った。毎日学校に行けばりりちゃんが見れる。同じクラスになったからこそ安定供給される。りりちゃんは俺の希望だった。
なのに、りりちゃんに言われた『大嫌い』が頭の中でガンガン響いてる。泣き顔が頭から離れない。
それまで俺の妄想の中のりりちゃんは俺が何をしても恥ずかしそうにしながら許してくれる。
現実ではビクビクしてて、それもめちゃくちゃ可愛かったんだけど。
でも、今では妄想の中でさえりりちゃんは泣いてて、俺に大嫌いって言って、最低って罵る。
実際、俺は最低なことをしたと思う。
誰にもりりちゃんを取られたくなかったとか、どうかしてたとか、どれだけ言い訳しても、やらかしちゃったことは変えられない。
SNSにもりりちゃんが浮上しなくなって、ブロックはされなくても、ささやかな繋がりが切れるのが怖い。だから、俺も潜伏することにした。
本当に俺はバカだった。エロゲーみたいに快楽堕ちするとかありえないってわかってたのに、自分に妙な自信があった。俺がオタクだってわかったら、ネットで仲良くしてるリュウだってわかったら落とせるって本気で思ってた。
強引な手を使ってでも一度連れ込んじゃえばこっちのものだと思ってた。こうするしかないんだって言い訳してた。
手が届きそうで届かないりりちゃんと初めて喋って、怯えてるのが可愛くて、喋るだけで満足できなくなって触れたくなって、どんどん欲求が大きくなっていった。一年我慢した分、爆発するみたいだった。
結局、俺は我慢ができなくて、騙し討ちみたいな方法でりりちゃんに触れては傷付けた。りりちゃんは俺を怖がってて脅せば言うこと聞いてくれるってわかってた。
最後はりりちゃんも気持ち良かったと思うけど、痛い思いをさせちゃったのは事実。思いの外血が出てて、血痕を見てさすがに興奮はしなかった。りりちゃんがあの小さな体で感じた痛みは俺にはわからない。
ついに「大嫌い」って言われちゃうし、まさかの姉バレからの親バレで家を追い出されたのも当然だと思う。従兄の家に転がり込んだけど、事情を話した結果、蹴り出されて、結局ネカフェで一夜を過ごした。
可愛い可愛いりりちゃんはうちの家族に気に入られて、めちゃくちゃおもてなしされて、姉ちゃんが送っていく頃には落ち着いているように見えたらしい。良かった。
でも、家族がりりちゃんを気に入りすぎて、りりちゃん呼ぶために俺に出て行けって言うとかひどい。俺もりりちゃんとパジャマパーティーしたい。りりちゃん可愛い可愛いって言うなら、協力してくれたっていいのに、と思わないでもない。
いや、俺は国外追放されないだけましかもしれない。
多分、りりちゃん次第なんだと思う。りりちゃんが落ち着いたら姉ちゃんが話すらしい。挽回のチャンスが欲しいけど、頭を冷やせって言われて謝罪すら許してもらえなかった。
それなのに、親父達までバーベキューパーティーにりりちゃんを招待したいとか言い出してるのが辛い。長男の嫁として囲い込もうなんて思ってるわけじゃない。もちろん俺がハブられる。みんな、りりちゃんみたいな可愛い家族が欲しかったって言ってる。姉ちゃん差し置いて何言ってるんだって思うけど、その姉ちゃんがりりちゃんにメロメロになってるわけで。
それでも今はかろうじて首の皮が繋がってる。
もう一度りりちゃんに笑ってほしい。もう一度、この手にりりちゃんを取り戻したい。
もの凄く我が儘だと思うのに、りりちゃんに戻ってきて欲しい。
りりちゃんとまた喋りたい。できるならギュッてしたいけど、それがダメなら匂いを嗅ぎたい。
りりちゃんの匂いの缶詰とかあったらいいのになぁ……
りりちゃん……りりちゃんが足りない……
応援ありがとうございます!
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