コボルトライフ

かるら

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「それにしても片腕って不便だな・・・でも血はなぜか止まってるから失血死はなさそうだ、よかった、よかった。」


コボルトはワニ擬きを捌きながら自分に起こっていることを考えていた。










「よし!捌けた!火で炙ってないけど食えるかな?まぁいいか腹減ったし生で食いますか!」



ガブッ! モグモグ



「・・・う、うめぇ!何だこれ!濃厚な味!溢れる肉汁!舌の上で蕩ける!こんな肉初めてだ!」


余りの旨さに飛び上がるほどであった。






「・・・でも鳥肉の味じゃないなこれ、しいて言えば豚肉に近いかもしれないな」

そう感想を漏らすものの食べる手は止まらず、もくもくと食べて行くのであった。


[能力吸収発動]

「な、なんだ!!!!?」

[スキル:強靭な筋力を獲得しました。]
[スキル:強靭な牙を獲得しました。]
[スキル:強靭な顎力を獲得しました。]
[スキル:強靭な爪を獲得しました。]
[スキル:打撃耐性を獲得しました。]
[スキル:魔法攻撃無効を獲得しました。]



肉を食べているといきなり甲高い音と声が聞こえてスキルなるものを獲得したと言ってきた。
それに伴い爪が鋭くなり口の中から二本上の牙が出てきた。
そして、何と失ったはずの腕が生えてきたのだ。

「こ、これは、腕が戻った!もしかして何か食べると能力が増えるのか?」


コボルトは何と無く自身の能力を理解したようだ。


「それに魔法攻撃無効っていうことはこの世界には魔法があるってことか・・・?」


コボルトはそのことを理解すると共に身震いがおき恐怖と歓喜が心に起こった。

「さっきワニが魔法を使えてたら俺は死んでた・・・でもこの能力があれば魔法で死ぬことは無い!それに相手を食べて行けばいつかは俺も魔法が使える!」


コボルトは魔法が使えることに胸躍らせるのであった。
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