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自分に出来る事・・・2
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朝の目覚めと同時に、私は砂漠へと急ぐ。
私の行動に合わせて、クイーン、ラクネ、ホーネットの三人が護衛として共に行動する。
ロアルの扱っていた"なんちゃってコンクリート"が無事に固まっているか気になって仕方なかったから、三人に内緒で確認するつもりだったけど、流石に三人共、お見通しだったみたいね。
私なりに鑑定した結果だが、ロアルの扱っていた固まる泥水には、火山灰や粘土等が含まれている事が分かった。
コピー可能な範囲でロアルの扱っていた"なんちゃってコンクリート"を錬金術で作り出すのが今日の目的になる。
ロアルをクロミと共に調査に行かせた結果、まさかの水路建設に支障がでるなんて、私もまだまだだわ。
先ずは確認っと、確りと固まってる事を確認して私は同じ様に"なんちゃってコンクリート"を使い作業に入る。
そこから三日間は、何事もなく、作業が順調に進んでいく。
私一人でも、水路の"なんちゃってコンクリート"作製は問題なくなった時点でアルケには別の仕事を頼む事にしたわ。
一層の改装工事よ。セイナ達の村をゴブリン達と共に立派な物にする為の大切な作業になるわ。
この三日間で、クロミ達も、地下通路の調査を進めていて毎日の様に連絡がくる。
内容としては、地下は穴よりも遥かに巨大な円状の建造物になっていて、多くの書物や実験の記録が遺されていたらしいわ。
その中には、人を兵器として使う為の改造や、モンスターを重ね合わせて新たなモンスターを作り出す邪法、勇者達が行うには余りに邪悪な物ばかりだと分かる。
正直な感想だけど、ガマ爺が現役の時代の勇者は邪悪その物にする感じるわね。
クロミ達は、そのまま調査を続けて、四日後に一度、此方に戻ると伝えて来たので、戦利品を恐ろしくも楽しみにする事になるわ。
多くの事が、ダンジョン内部で動き出していくのを感じる。
ただ、これはダンジョン内部の話であり、外の世界は私達みたいに上手くはいっていないみたいだわ。
ガレルの町、スラムを任せてある私の協力者である存在。
新たなスラムのボスとなったデュバルが、上手くいっていないようだ。
監視用につけていた虫型のモンスターから、報告が来る頻度が増していた。
どうやら、スラムにもケストア軍の兵士が調査に来るようになり、更にスラムを潰して新たな管理体制を作ろうとしているらしい。
必死にデュバルも、交渉しているが、ケストア軍の行動と態度は日に日に悪化しており、スラムの住民とも、いざこざが絶えなくなっているのが原因らしい。
あまり、ガレルに出入りするのは避けようと考えていたが、今の状況を招いたのは、紛れも無く私なのだ。
今のガレルには、まともに動けるギルドが無い、と言うよりも私が吹き飛ばしてしまったのが原因だ。
水路は殆ど完成させてある。
数百体のモンスター作業に参加したのだから、当然早くもなる。
その為、私はクイーン達を連れて、一度、ガレルの町に向かい、デュバルと話そうと思う。
ガレルのスラムがケストア軍に完全に占領されると、地下通路に本来あった筈の【屍人の楽園】に調査が向かう恐れもある。
早い話が、私の邪魔になる可能性がある。
厄介な芽は早めに刈り取らないと、私が痛い目にあいかねないもの。
目的としては、新しいギルドを作らせて、ケストア軍に本国に帰ってもらう事、そのギルドを上手く利用する事、裏でガレルその物を私の物に出来たら更に最高だわ。
私は、ダンジョンの守護をキングとセーレ達に任せると、直ぐに行動を開始する。
私の護衛には、いつもの三人とガマ爺、今回はキングを守護に回したのでガストを連れて行く事にする。
いきなりの事に、若干の反対もあったが、当然止まる気はない。
ガレルの町に到着すると、最初に入口の門を抜けた頃が懐かしい。
今は好きなタイミングで影を利用して移動出来る為だ。
何度も訪れたガレルの町は、復興工事が進められており、至る所で足場が組まれている。
町全体を見れば、かなりいいペースで作業が進められている様に感じる。
そんな中で唯一、作業が進んでいない場所がある。
それは冒険者ギルドのあったギルド本部だ。
私はその場にいた住民の叔母さんに声をかける。
「ねぇ、なんでギルド本部が、封鎖されてるの」
「え、あれかい。実はね、あまりいい話じゃないんだけどね……」
叔母さんからの話で分かったのは、ケストア軍が、崩壊した冒険者ギルド本部の残骸から、証拠を探す為とされているが、本当のところは分からない。
実際に怪我人の救出が終わった後からずっと封鎖状態らしい。
少し、きな臭いわね。現状を自身で確かめてから、私はデュバルの住むスラムへと向かう。
私の行動に合わせて、クイーン、ラクネ、ホーネットの三人が護衛として共に行動する。
ロアルの扱っていた"なんちゃってコンクリート"が無事に固まっているか気になって仕方なかったから、三人に内緒で確認するつもりだったけど、流石に三人共、お見通しだったみたいね。
私なりに鑑定した結果だが、ロアルの扱っていた固まる泥水には、火山灰や粘土等が含まれている事が分かった。
コピー可能な範囲でロアルの扱っていた"なんちゃってコンクリート"を錬金術で作り出すのが今日の目的になる。
ロアルをクロミと共に調査に行かせた結果、まさかの水路建設に支障がでるなんて、私もまだまだだわ。
先ずは確認っと、確りと固まってる事を確認して私は同じ様に"なんちゃってコンクリート"を使い作業に入る。
そこから三日間は、何事もなく、作業が順調に進んでいく。
私一人でも、水路の"なんちゃってコンクリート"作製は問題なくなった時点でアルケには別の仕事を頼む事にしたわ。
一層の改装工事よ。セイナ達の村をゴブリン達と共に立派な物にする為の大切な作業になるわ。
この三日間で、クロミ達も、地下通路の調査を進めていて毎日の様に連絡がくる。
内容としては、地下は穴よりも遥かに巨大な円状の建造物になっていて、多くの書物や実験の記録が遺されていたらしいわ。
その中には、人を兵器として使う為の改造や、モンスターを重ね合わせて新たなモンスターを作り出す邪法、勇者達が行うには余りに邪悪な物ばかりだと分かる。
正直な感想だけど、ガマ爺が現役の時代の勇者は邪悪その物にする感じるわね。
クロミ達は、そのまま調査を続けて、四日後に一度、此方に戻ると伝えて来たので、戦利品を恐ろしくも楽しみにする事になるわ。
多くの事が、ダンジョン内部で動き出していくのを感じる。
ただ、これはダンジョン内部の話であり、外の世界は私達みたいに上手くはいっていないみたいだわ。
ガレルの町、スラムを任せてある私の協力者である存在。
新たなスラムのボスとなったデュバルが、上手くいっていないようだ。
監視用につけていた虫型のモンスターから、報告が来る頻度が増していた。
どうやら、スラムにもケストア軍の兵士が調査に来るようになり、更にスラムを潰して新たな管理体制を作ろうとしているらしい。
必死にデュバルも、交渉しているが、ケストア軍の行動と態度は日に日に悪化しており、スラムの住民とも、いざこざが絶えなくなっているのが原因らしい。
あまり、ガレルに出入りするのは避けようと考えていたが、今の状況を招いたのは、紛れも無く私なのだ。
今のガレルには、まともに動けるギルドが無い、と言うよりも私が吹き飛ばしてしまったのが原因だ。
水路は殆ど完成させてある。
数百体のモンスター作業に参加したのだから、当然早くもなる。
その為、私はクイーン達を連れて、一度、ガレルの町に向かい、デュバルと話そうと思う。
ガレルのスラムがケストア軍に完全に占領されると、地下通路に本来あった筈の【屍人の楽園】に調査が向かう恐れもある。
早い話が、私の邪魔になる可能性がある。
厄介な芽は早めに刈り取らないと、私が痛い目にあいかねないもの。
目的としては、新しいギルドを作らせて、ケストア軍に本国に帰ってもらう事、そのギルドを上手く利用する事、裏でガレルその物を私の物に出来たら更に最高だわ。
私は、ダンジョンの守護をキングとセーレ達に任せると、直ぐに行動を開始する。
私の護衛には、いつもの三人とガマ爺、今回はキングを守護に回したのでガストを連れて行く事にする。
いきなりの事に、若干の反対もあったが、当然止まる気はない。
ガレルの町に到着すると、最初に入口の門を抜けた頃が懐かしい。
今は好きなタイミングで影を利用して移動出来る為だ。
何度も訪れたガレルの町は、復興工事が進められており、至る所で足場が組まれている。
町全体を見れば、かなりいいペースで作業が進められている様に感じる。
そんな中で唯一、作業が進んでいない場所がある。
それは冒険者ギルドのあったギルド本部だ。
私はその場にいた住民の叔母さんに声をかける。
「ねぇ、なんでギルド本部が、封鎖されてるの」
「え、あれかい。実はね、あまりいい話じゃないんだけどね……」
叔母さんからの話で分かったのは、ケストア軍が、崩壊した冒険者ギルド本部の残骸から、証拠を探す為とされているが、本当のところは分からない。
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