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第6章 亡者の巣窟を探索して生きていこう
78.事なかれ主義者は水風呂を作った
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レヴィさんの乱入によって余計に僕の理性が試される状況になってしまった。さっきまでは貴い身分の人物はいなかったんだけど、流石に王女様の前で何かしら問題が起きるとやばいと思う。最近朝も何も反応を示さない息子が反応しない事を祈るだけだ。
ただ、レヴィさんはそんな僕の心情を気にした様子もなく、僕のすぐ隣の浴槽の縁に腰かけている。
白くてむっちりとした太ももが魅力的すぎて抗いがたい!! ニーソとかはいたら本当にやばい武器だよそれ。
ワンピース型の湯浴み着を着たレヴィさんは、見せつけるかのように足を組んで、ダンジョンでの様子を楽しそうに聞いている。話をしているのは僕の左隣に座っているルウさん。
赤くて長い髪を纏めて、珍しく見えるうなじについつい視線が行くのはなぜだろうか?
お湯を手ですくってはもう片方の腕をこすったり、首筋をこすったりするから余計に意識しちゃうんだろうか。
ラオさんはちょっとお湯に浸かるとすぐに出て、体を洗っている。ドーラさんも一緒だ。僕も自分で洗おうと腰を上げたんだけど、ドーラさんに「待ってて」と言われたので大人しく待っている。物理的に言う事を聞かされるのが目に見えているから抵抗しても無駄なんだぜ。
ホムラは僕の足を自分の太ももに乗せてもみもみとしている。何をしているのか尋ねたら、疲れているようだからマッサージをしてくれているらしい。理性が試されている。後、足の裏はやめて。
だいぶ魔力余ってるし、魔道具作って気を紛らわそう。
「それでね、このくらいの大きさの魔道具を使って、狩場のアンデッドたちを一気にやっつけちゃったのよ。シズトくん、すごいわ!」
「見てみたかったのですわ! また世界樹を育てる時に使ってみたいのですわ~」
「またって……多分神様から苗木を貰う事はないと思うよ? 頼んだら貰えるかもしれないけど……」
「それは残念ですわ」
全然残念そうに聞こえないのに疑問を持ちながらも、とりあえず水風呂みたいなのを作ろうと思い立つ。
「アイテムバッグ持ってきて?」
「かしこまりました、マスター」
だいたいどのくらいの大きさがいいんだろう?
浴槽の隣に同じくらいの大きさを木で作ればいいかな。
ホムラが持ってきてくれたアイテムバッグから木の端材を取り出して正方形の形の箱を作る。途中で一段深くなるようにしつつ、つなぎ目など全くないように【加工】を済ませる。浴槽の縁の上に立方体を作り、木の浴槽の内側に水が入るように立方体の側面に水が出るように【付与】をする。
立方体の中を空洞にして魔石を入れる場所を作り、今回の探索でゾンビの上位種から手に入ったDランクの魔石を複数個入れて蓋を閉じると、側面に刻んだ魔法陣の中心から水がたくさん出て、ドバドバと水が入って行く。
「このままでは水がこちらに入るのではないでしょうか?」
「確かにそうだね。じゃあ、ちょっとここに追加で板を入れとこうか」
「シズト、体洗う」
作業が終わったタイミングでドーラさんが声をかけてきた。どうやら待ってくれていたようだ。
髪と湯浴み着と体が濡れたドーラさん。ちょっと透けないか心配してたけど透けないタイプの様だった。
「透けた方がよかった?」
「いや、これでいいです」
未経験の男の子にはそれは刺激が強すぎると思うんですよ。
そんな事を考えていたら不思議そうにレヴィさんが「未経験?」と呟いていたのが気になった。
レヴィさんも何か未経験な事があるんだろうか。タイミングが良すぎてびっくりしちゃったけど、ドーラさんが早く、と目で訴えてきているので大人しく木で作った椅子に座る。
ちょっとドーラさん、なんで手で洗おうとしてるんですか? しっかり洗うため? いや、タオルでしっかりこすればいいっすよね???
僕の理性が試された入浴の時間は過ぎ去り、今はのんびりと夜ご飯を食べている。
いつもよりも遅い時間だったが、事前に準備をしていたらしく狐人族のエミリーが準備をしておいてくれていた。お風呂の時間も計算に入れていたらしく、出来立てほやほやのスープを飲む。
「ご主人様、今日のお店の報告はした方がいいかしら?」
そう聞いてきたのは、エミリーの隣に控えていたユキだ。
ホムラと同じようなとんがり帽子を被り、魔法使いの様なローブを着ている。ホムラと違っていつもニコニコしていてとても愛想がいい。
「じゃあ、お願いしようかな?」
「分かったわ、ご主人様。魔道具の売れ行きはぼちぼちね。同業者がたくさん買い占めようとしていたから、今後はどうするか方針を決めてほしいわ」
「今回はどうしたの?」
「お願いしたら帰ってくれたわ」
ユキがにっこりと笑ってお願いを殊更強調するように言ったのが気になるけど、たぶん詳しく聞いたらなんか厄介事の臭いがするのでスルーして報告の続きを聞く。
「『なくならない飴』は今日も大人気だったわ。それを求めて多くの人がやってきたけれど、気になる話は特になかったわ」
「戦争の話とかは?」
「なかったわ、ご主人様。ドラゴニア王国がユグドラシルとエンジェリア帝国に対して行った非難について話す人はいたけれど、その程度ね。物価は上がっているけど、アンデッド対策でたくさんの兵士が動員されているからだろう、って話だったわね」
「そっか。ファマ様の名前も出てるならたぶん神様たちも文句はないと思うけど、一応司祭様が来たら教えてね、モニカ」
「かしこまりました」
エミリーの近くで控えていたモニカがぺこりと頭を下げる。
「じゃあ、特に問題も起こってなさそうだし、明日もサクッと探索していこうか」
「お食事が終わりましたら就寝の時間です、マスター」
「え、ちょっと待っ」
……目が覚めたら朝だった。とりあえずホムラ、頭出して。なんでこれだけは素直なんだろうね? お前は。
ただ、レヴィさんはそんな僕の心情を気にした様子もなく、僕のすぐ隣の浴槽の縁に腰かけている。
白くてむっちりとした太ももが魅力的すぎて抗いがたい!! ニーソとかはいたら本当にやばい武器だよそれ。
ワンピース型の湯浴み着を着たレヴィさんは、見せつけるかのように足を組んで、ダンジョンでの様子を楽しそうに聞いている。話をしているのは僕の左隣に座っているルウさん。
赤くて長い髪を纏めて、珍しく見えるうなじについつい視線が行くのはなぜだろうか?
お湯を手ですくってはもう片方の腕をこすったり、首筋をこすったりするから余計に意識しちゃうんだろうか。
ラオさんはちょっとお湯に浸かるとすぐに出て、体を洗っている。ドーラさんも一緒だ。僕も自分で洗おうと腰を上げたんだけど、ドーラさんに「待ってて」と言われたので大人しく待っている。物理的に言う事を聞かされるのが目に見えているから抵抗しても無駄なんだぜ。
ホムラは僕の足を自分の太ももに乗せてもみもみとしている。何をしているのか尋ねたら、疲れているようだからマッサージをしてくれているらしい。理性が試されている。後、足の裏はやめて。
だいぶ魔力余ってるし、魔道具作って気を紛らわそう。
「それでね、このくらいの大きさの魔道具を使って、狩場のアンデッドたちを一気にやっつけちゃったのよ。シズトくん、すごいわ!」
「見てみたかったのですわ! また世界樹を育てる時に使ってみたいのですわ~」
「またって……多分神様から苗木を貰う事はないと思うよ? 頼んだら貰えるかもしれないけど……」
「それは残念ですわ」
全然残念そうに聞こえないのに疑問を持ちながらも、とりあえず水風呂みたいなのを作ろうと思い立つ。
「アイテムバッグ持ってきて?」
「かしこまりました、マスター」
だいたいどのくらいの大きさがいいんだろう?
浴槽の隣に同じくらいの大きさを木で作ればいいかな。
ホムラが持ってきてくれたアイテムバッグから木の端材を取り出して正方形の形の箱を作る。途中で一段深くなるようにしつつ、つなぎ目など全くないように【加工】を済ませる。浴槽の縁の上に立方体を作り、木の浴槽の内側に水が入るように立方体の側面に水が出るように【付与】をする。
立方体の中を空洞にして魔石を入れる場所を作り、今回の探索でゾンビの上位種から手に入ったDランクの魔石を複数個入れて蓋を閉じると、側面に刻んだ魔法陣の中心から水がたくさん出て、ドバドバと水が入って行く。
「このままでは水がこちらに入るのではないでしょうか?」
「確かにそうだね。じゃあ、ちょっとここに追加で板を入れとこうか」
「シズト、体洗う」
作業が終わったタイミングでドーラさんが声をかけてきた。どうやら待ってくれていたようだ。
髪と湯浴み着と体が濡れたドーラさん。ちょっと透けないか心配してたけど透けないタイプの様だった。
「透けた方がよかった?」
「いや、これでいいです」
未経験の男の子にはそれは刺激が強すぎると思うんですよ。
そんな事を考えていたら不思議そうにレヴィさんが「未経験?」と呟いていたのが気になった。
レヴィさんも何か未経験な事があるんだろうか。タイミングが良すぎてびっくりしちゃったけど、ドーラさんが早く、と目で訴えてきているので大人しく木で作った椅子に座る。
ちょっとドーラさん、なんで手で洗おうとしてるんですか? しっかり洗うため? いや、タオルでしっかりこすればいいっすよね???
僕の理性が試された入浴の時間は過ぎ去り、今はのんびりと夜ご飯を食べている。
いつもよりも遅い時間だったが、事前に準備をしていたらしく狐人族のエミリーが準備をしておいてくれていた。お風呂の時間も計算に入れていたらしく、出来立てほやほやのスープを飲む。
「ご主人様、今日のお店の報告はした方がいいかしら?」
そう聞いてきたのは、エミリーの隣に控えていたユキだ。
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「じゃあ、お願いしようかな?」
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「今回はどうしたの?」
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