115 / 1,443
第6章 亡者の巣窟を探索して生きていこう
幕間の物語36.幼女のある日の日常
しおりを挟む
ダンジョン都市ドランに複数ある元愛妾屋敷に、奴隷にされた両親と一緒に住んでいる幼女がいた。
名をアンジェラ。彼女の両親の主はシズトという少年だった。
アンジェラから見たシズトは優しいお兄ちゃん。いつも会うたびに頭を優しくなでてくれる手が好きだったし、お菓子もくれるし、何より両親に酷い事をしないから大好きだった。
そんな優しいお兄ちゃんはいつも部屋にこもっているので、天気のいい日は遊んであげなければいけない。綺麗な黒く長い髪の少女から頼まれたその仕事を今日も果たそうと屋敷中を駆け回ってシズトを探すが、なかなか見つからない。
「シズトさま~? シズトさま、どこ~?」
トテテテテッ、と駆け回りながら屋敷を探すのだが。呼んでも出てこない。いつもなら必ずどこからか返事がして、少しするとわざわざシズトの方から近づいてきてくれるのだが、どこにもいない。
少し前にもこんな事があったような、と思いつつも小さな体を元気いっぱい動かしながら最上階のシズトの部屋に向かう。
「シズトさま~?」
扉の前で声をかけてみるが、返事がない。それもそのはず、シズトはダンジョンに出かけている。
だがそれを知らない彼女は今度は小さな拳でコツンコツンコツンとノックをしてみた。それでも反応がない。留守だから。ただ、鍵が閉まってるわけではないので入る事ができた。
「………」
ただ、アンジェラは両親から開けられるまでは閉まっている部屋に入ってはいけないと言われていたのでじっと待つ。
どれくらい待ったか、それでも出てこないのでトテテテテッとまた駆けだす。目指すは一階の厨房だ。狐人族のエミリーなら何か知っているだろうと考えたからだ。
アンジェラは厨房に着くと、入り口から中に入らずに汚れた皿を不思議な箱に入れているエミリーに声をかけた。
「エミリーちゃん、シズトさまどこ? おそとにいくじかんだけどいないの」
「シズト様は今日からお仕事があるらしいからしばらく日中は不在よ」
「そうなんだ」
「ええ」
アンジェラの方を見る事もなく狐人族のエミリーは皿をシズトに作ってもらった魔道具に入れていく。『魔動食洗器』と名付けられたそれは、中に入れられた食器を洗うように魔法が付与されていた。
いちいち魔力を流し続けるのは大変だから、と魔石で動いているそれに食器を入れ終わったエミリーは蓋を閉めて決められた場所に魔石を設置していく。
「これでよし。……? まだ何か用かしら?」
「おかし!」
「お菓子は今日はないわ。シズト様がいないもの」
「おかし……」
「……はぁ。仕方ないわね」
しょぼん、とするアンジェラを見かねて戸棚の奥にひっそりと隠していたクッキーを一枚取り出して渡す。
「一枚だけよ。パメラには言っちゃだめだからね、分かった? 甘いものが欲しいなら飴でも舐めてなさい」
「ありがとー」
アンジェラは貰ったクッキーを半分に割り、小さな口を大きく開けて一口で半分食べてしまうと、トテテテテッと外に走っていく。
彼女が次に向かったのは彼女のために用意された畑だ。シズトに作ってもらった立て看板は、彼女の背丈に合うように他の者よりも小さい。だが、畑自体は他の人と同じ広さだった。
彼女用に作られた小さな魔動耕耘機を一生懸命押して耕した畑には、既にたくさんの芽が出ていた。
アンジェラ用に作られた魔法のじょうろを使って水をかけていく。
「なんか、いいかんじに、おおきくなーれ。すこやかに、おおきく、なーれ!」
そんな事を言っても変化は起きないのだが、アンジェラは気にした様子もなくいつもシズトが言っている事を言いながら水を上げ続けた。
水やりが終わると、彼女の畑から離れたところにある木造の小さな建物に駆け寄る。格子状の扉は開かれており、中には神様たちの像があった。
半分に割られたクッキーを置かれたままになっていたお皿の上に置いて祠から少し離れ、膝をついて胸の前で腕を組み、目を瞑る。
「ファマさま、エントさま、プロスさま、ありがとーございます」
数秒ほど目を瞑って静かにしていたアンジェラだったが、パチッと大きく丸い桃色の瞳を開くと立ち上がってまた駆け始める。今度は父親であるアンディーが周囲を警戒している物見やぐらの上だ。
櫓の上ではアンディーが周囲を警戒していた。
「おとーさん、ここでべんきょーしていい?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとー」
返事をする時にもアンジェラの方を見る事もなく、アンディーは屋敷の敷地内だけでなく、敷地外で異常な事が起きていないか注意して見張っているがアンジェラはそんな事はお構いなしだ。屋敷の自室に勉強道具を取りに戻った後、父親の側で静かに文字の勉強をする。
勉強をしていると知ったシズトはまだ早いかも、とは言っていたが少しでも早くシズトのお手伝いをする事ができるようにアンジェラは頑張ると決めたのだ。
翼人のパメラがいつものように邪魔をしに来るまで、アンジェラは時々父親に聞きながら勉強をし続けた。
名をアンジェラ。彼女の両親の主はシズトという少年だった。
アンジェラから見たシズトは優しいお兄ちゃん。いつも会うたびに頭を優しくなでてくれる手が好きだったし、お菓子もくれるし、何より両親に酷い事をしないから大好きだった。
そんな優しいお兄ちゃんはいつも部屋にこもっているので、天気のいい日は遊んであげなければいけない。綺麗な黒く長い髪の少女から頼まれたその仕事を今日も果たそうと屋敷中を駆け回ってシズトを探すが、なかなか見つからない。
「シズトさま~? シズトさま、どこ~?」
トテテテテッ、と駆け回りながら屋敷を探すのだが。呼んでも出てこない。いつもなら必ずどこからか返事がして、少しするとわざわざシズトの方から近づいてきてくれるのだが、どこにもいない。
少し前にもこんな事があったような、と思いつつも小さな体を元気いっぱい動かしながら最上階のシズトの部屋に向かう。
「シズトさま~?」
扉の前で声をかけてみるが、返事がない。それもそのはず、シズトはダンジョンに出かけている。
だがそれを知らない彼女は今度は小さな拳でコツンコツンコツンとノックをしてみた。それでも反応がない。留守だから。ただ、鍵が閉まってるわけではないので入る事ができた。
「………」
ただ、アンジェラは両親から開けられるまでは閉まっている部屋に入ってはいけないと言われていたのでじっと待つ。
どれくらい待ったか、それでも出てこないのでトテテテテッとまた駆けだす。目指すは一階の厨房だ。狐人族のエミリーなら何か知っているだろうと考えたからだ。
アンジェラは厨房に着くと、入り口から中に入らずに汚れた皿を不思議な箱に入れているエミリーに声をかけた。
「エミリーちゃん、シズトさまどこ? おそとにいくじかんだけどいないの」
「シズト様は今日からお仕事があるらしいからしばらく日中は不在よ」
「そうなんだ」
「ええ」
アンジェラの方を見る事もなく狐人族のエミリーは皿をシズトに作ってもらった魔道具に入れていく。『魔動食洗器』と名付けられたそれは、中に入れられた食器を洗うように魔法が付与されていた。
いちいち魔力を流し続けるのは大変だから、と魔石で動いているそれに食器を入れ終わったエミリーは蓋を閉めて決められた場所に魔石を設置していく。
「これでよし。……? まだ何か用かしら?」
「おかし!」
「お菓子は今日はないわ。シズト様がいないもの」
「おかし……」
「……はぁ。仕方ないわね」
しょぼん、とするアンジェラを見かねて戸棚の奥にひっそりと隠していたクッキーを一枚取り出して渡す。
「一枚だけよ。パメラには言っちゃだめだからね、分かった? 甘いものが欲しいなら飴でも舐めてなさい」
「ありがとー」
アンジェラは貰ったクッキーを半分に割り、小さな口を大きく開けて一口で半分食べてしまうと、トテテテテッと外に走っていく。
彼女が次に向かったのは彼女のために用意された畑だ。シズトに作ってもらった立て看板は、彼女の背丈に合うように他の者よりも小さい。だが、畑自体は他の人と同じ広さだった。
彼女用に作られた小さな魔動耕耘機を一生懸命押して耕した畑には、既にたくさんの芽が出ていた。
アンジェラ用に作られた魔法のじょうろを使って水をかけていく。
「なんか、いいかんじに、おおきくなーれ。すこやかに、おおきく、なーれ!」
そんな事を言っても変化は起きないのだが、アンジェラは気にした様子もなくいつもシズトが言っている事を言いながら水を上げ続けた。
水やりが終わると、彼女の畑から離れたところにある木造の小さな建物に駆け寄る。格子状の扉は開かれており、中には神様たちの像があった。
半分に割られたクッキーを置かれたままになっていたお皿の上に置いて祠から少し離れ、膝をついて胸の前で腕を組み、目を瞑る。
「ファマさま、エントさま、プロスさま、ありがとーございます」
数秒ほど目を瞑って静かにしていたアンジェラだったが、パチッと大きく丸い桃色の瞳を開くと立ち上がってまた駆け始める。今度は父親であるアンディーが周囲を警戒している物見やぐらの上だ。
櫓の上ではアンディーが周囲を警戒していた。
「おとーさん、ここでべんきょーしていい?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとー」
返事をする時にもアンジェラの方を見る事もなく、アンディーは屋敷の敷地内だけでなく、敷地外で異常な事が起きていないか注意して見張っているがアンジェラはそんな事はお構いなしだ。屋敷の自室に勉強道具を取りに戻った後、父親の側で静かに文字の勉強をする。
勉強をしていると知ったシズトはまだ早いかも、とは言っていたが少しでも早くシズトのお手伝いをする事ができるようにアンジェラは頑張ると決めたのだ。
翼人のパメラがいつものように邪魔をしに来るまで、アンジェラは時々父親に聞きながら勉強をし続けた。
139
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる