142 / 1,443
第7章 世界樹を育てつつ生きていこう
97.事なかれ主義者は男湯が欲しい
しおりを挟む
魔動散水機を設置してから二日ほど様子を見守ったけど、問題なく稼働していた。
もうドランに戻ろうかな、と思っていたけどアルヴィンさんとホムラの話し合いが長引いているらしい。
朝食を食べながら、ホムラの話を聞く。
「仮とはいえ、マスターが住まわれる場所ですのでそれ相応の物を作るように交渉している段階です、マスター」
「いや、そんな立派な物じゃなくてもいいんだけどね? なんかこう、普通に寝泊まりできる程度の小屋でもいいから」
「そうなるとアタシらと同じ部屋で寝る事になるんだが――」
「ちょっとしっかり交渉してきてね、ホムラ! 部屋数は多めにね、わかった?」
「かしこまりました、マスター」
こっちだとあんまり室内で作業をする事がないからそこまで問題にはなってないけど、お風呂とか諸々あったら今までよりも室内で過ごす時間は増えると思う。
そうなってしまったら必然的に同じ部屋で過ごす事が多くなるわけで……僕の理性が試される事は避けたい。
お風呂も男湯と女湯を作ってもらえないかな。屋敷だと大浴場しかないから時間帯を分けて入るようにしてるんだけど、守らない人やうっかり忘れてた人とかいたし。
万が一にもレヴィさんと一緒に入ってるって近衛兵や周囲で指揮をしている貴族にばれないようにしないとやばそうだし。
「男湯は一人用だからそんな大きくなくていいけど、女湯は大きめに作ってもらってね?」
「………」
「ホムラ? 聞いてる?」
「………」
あ、これ言う事聞かない時の反応ですね。
ちょっと心配なので僕もアルヴィンさんとの交渉について行く事にした。
食事を終えてずんずん進んでいくホムラの後を追って大きな天幕の方へと歩いて行く。
周囲の兵士からの視線を気にしないようにしつつ進む。天幕に入る前に止められるかな、と少し緊張してたけど見張りをしていた人たちが恭しく頭を下げて中に招き入れてくれた。
中にいたのは白銀の鎧を身に付けたアルヴィンさんだ。大きな体でムキムキマッチョ、って感じでちょっと前に立つだけで威圧感を感じる。つるつるの頭に眉無しだから怖いのかも? それとも顔に傷跡が残っているからだろうか。
その人物はホムラを最初に見た後、その後ろに隠れるようについてきていた僕を見て目を丸くした。
「ん? 今日はシズト殿も一緒か。ホムラ殿、どちらの話を先に聞けばいいんだ?」
「仮設住居の話。マスターは浴室について相談があるらしい」
「なるほど、勇者様たちは風呂に異常なほどのこだわりがあると聞く。シズト殿も同じ異世界からいらっしゃった方だから気にして当然か」
まあ、日本人はお風呂大好きだもんね。異常って言われても仕方ないか。
でも今回の要望は異常じゃないと思うんですよ。
「ホムラから具体的な住居の大きさ等を聞いたわけではないのでどこまで可能かは分からないのですが、浴室を二つ作って欲しいです」
「なんだ、どのような要望が来るかと身構えたが、その程度だったら問題ないだろう。それより、シズト殿。敬語じゃなくていいぞ。気楽に話してくれると嬉しい。ほら、そこに座ってくれ。紅茶もすぐに出せるぞ、っとこれはシズト殿が作られた魔道具だったな」
「使ってもらって嬉しいです。それで、浴室増やしたらかかる費用増えちゃいます? ホムラ、お金足りる?」
「問題ないです、マスター」
「そもそも金を取るつもりはないからな。世界樹を育てられる者との繋がりを得られるのならこの程度の費用は問題にならん。なにより……魔道具をだいぶ安めの値段で売ってもらったからな。それで、浴室を二つという事だったが、どんな感じにするんだ?」
「えっと、一つは僕だけが使うから狭くていいです。あ、でも足をしっかり伸ばせて肩までつかれるくらいの大きさの浴槽は欲しいかな。もう片方は他の人たち用だからちょっと広めで、皆でさっさと入れるように。シャワーもいくつかあるといいかも。あ、自分で【付与】するから最悪洗う場所さえあればいいかな」
「なるほど、記録はしたな? 他には何かあるか?」
「脱衣所のスペースもそれぞれ作っておいてほしいかなぁ。そこで涼んだりできるようにしておいてほしい」
ラオさん、最近お風呂入った後はパンツだけで涼むんだよね。
確かに夜も暑くなってきたけど、自室までその姿で歩いて行くからたまたま見かけた時目のやり場に困るのでやめてほしい。まあ、首からかけてる大きなタオルで隠さなきゃいけない所は隠れてるんだけどさ。
脱衣所を広めのスペースにしてマッサージチェアみたいなの作っておけばそこでだらだらしてくれるんじゃないかなぁ。っていうか、そもそも脱衣所に魔道具置いて冷房ガンガンにしちゃってもいいか。
思いつく限りの希望は伝えたので、もう行こうかな、と席を立つとアルヴィンさんが手で僕を制した。
「丁度、シズト殿に魔道具を作ってもらえないかホムラ殿に聞くところだったんだ。差し支えなければ作れるかどうかだけでも教えてくれないだろうか」
「んー、まあ作れるかどうかだけなら。作るかどうかとか金額とかはホムラと相談してくださいね?」
色々お風呂についてお願いしちゃったし、断り辛い。すとん、とその場にもう一度座るとアルヴィンさんが天幕の中で待機していた兵士たちに合図を送って外に追い出した。なんだろう、なんか聞きたくなくなってきたな。
そんな事を思っていると、アルヴィンさんが周囲を警戒するように見つつ、声を潜めて聞いてきた。彼の手は自分の頭頂部をさすっている。
「……髪の毛が生える魔道具とか、ないか?」
……もうなくなったやつは無理なんじゃないかなぁ、って思ったけどなーんか、閃いちゃった。本当に何でもありだね、魔法って。
もうドランに戻ろうかな、と思っていたけどアルヴィンさんとホムラの話し合いが長引いているらしい。
朝食を食べながら、ホムラの話を聞く。
「仮とはいえ、マスターが住まわれる場所ですのでそれ相応の物を作るように交渉している段階です、マスター」
「いや、そんな立派な物じゃなくてもいいんだけどね? なんかこう、普通に寝泊まりできる程度の小屋でもいいから」
「そうなるとアタシらと同じ部屋で寝る事になるんだが――」
「ちょっとしっかり交渉してきてね、ホムラ! 部屋数は多めにね、わかった?」
「かしこまりました、マスター」
こっちだとあんまり室内で作業をする事がないからそこまで問題にはなってないけど、お風呂とか諸々あったら今までよりも室内で過ごす時間は増えると思う。
そうなってしまったら必然的に同じ部屋で過ごす事が多くなるわけで……僕の理性が試される事は避けたい。
お風呂も男湯と女湯を作ってもらえないかな。屋敷だと大浴場しかないから時間帯を分けて入るようにしてるんだけど、守らない人やうっかり忘れてた人とかいたし。
万が一にもレヴィさんと一緒に入ってるって近衛兵や周囲で指揮をしている貴族にばれないようにしないとやばそうだし。
「男湯は一人用だからそんな大きくなくていいけど、女湯は大きめに作ってもらってね?」
「………」
「ホムラ? 聞いてる?」
「………」
あ、これ言う事聞かない時の反応ですね。
ちょっと心配なので僕もアルヴィンさんとの交渉について行く事にした。
食事を終えてずんずん進んでいくホムラの後を追って大きな天幕の方へと歩いて行く。
周囲の兵士からの視線を気にしないようにしつつ進む。天幕に入る前に止められるかな、と少し緊張してたけど見張りをしていた人たちが恭しく頭を下げて中に招き入れてくれた。
中にいたのは白銀の鎧を身に付けたアルヴィンさんだ。大きな体でムキムキマッチョ、って感じでちょっと前に立つだけで威圧感を感じる。つるつるの頭に眉無しだから怖いのかも? それとも顔に傷跡が残っているからだろうか。
その人物はホムラを最初に見た後、その後ろに隠れるようについてきていた僕を見て目を丸くした。
「ん? 今日はシズト殿も一緒か。ホムラ殿、どちらの話を先に聞けばいいんだ?」
「仮設住居の話。マスターは浴室について相談があるらしい」
「なるほど、勇者様たちは風呂に異常なほどのこだわりがあると聞く。シズト殿も同じ異世界からいらっしゃった方だから気にして当然か」
まあ、日本人はお風呂大好きだもんね。異常って言われても仕方ないか。
でも今回の要望は異常じゃないと思うんですよ。
「ホムラから具体的な住居の大きさ等を聞いたわけではないのでどこまで可能かは分からないのですが、浴室を二つ作って欲しいです」
「なんだ、どのような要望が来るかと身構えたが、その程度だったら問題ないだろう。それより、シズト殿。敬語じゃなくていいぞ。気楽に話してくれると嬉しい。ほら、そこに座ってくれ。紅茶もすぐに出せるぞ、っとこれはシズト殿が作られた魔道具だったな」
「使ってもらって嬉しいです。それで、浴室増やしたらかかる費用増えちゃいます? ホムラ、お金足りる?」
「問題ないです、マスター」
「そもそも金を取るつもりはないからな。世界樹を育てられる者との繋がりを得られるのならこの程度の費用は問題にならん。なにより……魔道具をだいぶ安めの値段で売ってもらったからな。それで、浴室を二つという事だったが、どんな感じにするんだ?」
「えっと、一つは僕だけが使うから狭くていいです。あ、でも足をしっかり伸ばせて肩までつかれるくらいの大きさの浴槽は欲しいかな。もう片方は他の人たち用だからちょっと広めで、皆でさっさと入れるように。シャワーもいくつかあるといいかも。あ、自分で【付与】するから最悪洗う場所さえあればいいかな」
「なるほど、記録はしたな? 他には何かあるか?」
「脱衣所のスペースもそれぞれ作っておいてほしいかなぁ。そこで涼んだりできるようにしておいてほしい」
ラオさん、最近お風呂入った後はパンツだけで涼むんだよね。
確かに夜も暑くなってきたけど、自室までその姿で歩いて行くからたまたま見かけた時目のやり場に困るのでやめてほしい。まあ、首からかけてる大きなタオルで隠さなきゃいけない所は隠れてるんだけどさ。
脱衣所を広めのスペースにしてマッサージチェアみたいなの作っておけばそこでだらだらしてくれるんじゃないかなぁ。っていうか、そもそも脱衣所に魔道具置いて冷房ガンガンにしちゃってもいいか。
思いつく限りの希望は伝えたので、もう行こうかな、と席を立つとアルヴィンさんが手で僕を制した。
「丁度、シズト殿に魔道具を作ってもらえないかホムラ殿に聞くところだったんだ。差し支えなければ作れるかどうかだけでも教えてくれないだろうか」
「んー、まあ作れるかどうかだけなら。作るかどうかとか金額とかはホムラと相談してくださいね?」
色々お風呂についてお願いしちゃったし、断り辛い。すとん、とその場にもう一度座るとアルヴィンさんが天幕の中で待機していた兵士たちに合図を送って外に追い出した。なんだろう、なんか聞きたくなくなってきたな。
そんな事を思っていると、アルヴィンさんが周囲を警戒するように見つつ、声を潜めて聞いてきた。彼の手は自分の頭頂部をさすっている。
「……髪の毛が生える魔道具とか、ないか?」
……もうなくなったやつは無理なんじゃないかなぁ、って思ったけどなーんか、閃いちゃった。本当に何でもありだね、魔法って。
140
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる