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第18章 ニホン観光をしながら生きていこう
幕間の物語174.賢者たちは同郷の者に会った……?
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獣人の国アクスファースの首都スプリングフィルドのすぐ近くにまで明たちは来ていた。
道中では常設依頼として掲示されていた魔物だけではなく、高ランクの魔物とも遭遇していたのだが、Bランク程度は苦もなく倒せるようになっていた。
夕暮れ時になると、転移魔法でできるだけ距離を稼いだおかげで通常の何倍もの速さで移動する事ができている。
夜になると時折狩猟民族などの獣人が襲撃してくるのだが、今の所大きな問題に放っていない。
金をたくさん集めたい陽太としては「もっと大勢連れてこい!」というほどだ。
襲ってきた狩猟民族は捕らえられるだけ捕らえ、町や村に着くと農耕民族に金と引き換えに引き渡している。
人数が多い事もあり、一カ月くらい何もしなくても問題ないくらいには共有資金が貯まっていた。
「ある程度資金が貯まりましたし、首都に着いたら少し大きな買い物でもしましょうか」
「なにか必要なものあったっけ?」
「俺は出さねぇぞ」
「陽太の財布に期待なんてしてないですよ。特にこれと言って必要なものはありませんが、ダンジョン産の魔道具を取り扱っている店があればそこで珍しい魔道具でも見繕うかと。点数稼ぎの道具は少しでもあった方が良いでしょうし」
「あー、静人への土産って事ね」
「そういう事です。魔道具に使う魔石だけでも十分喜ばれると思いますけどね。ただ、必要がなければ僕たちで使うのもありですね」
スプリングフィルドへと入るための待機列の最後尾に並んだ三人の内、陽太は不満そうだった。
「そんな事に使うくらいだったらもっと分け前をよこせよ」
「そんな事とは何ですか、そんな事とは。以前との関係を思い出してみてくださいよ。向こうからしてみればこっちの印象はマイナスからのスタートなんですよ? 少しでもプラスに近づけるための努力はすべきです」
「別にあいつにどう思われようがどーでもいいだろ」
「確かに静人は嫌いな相手に対して何かしてくるようなやつじゃないですけど、その後ろに控えているのが厄介だって言ってるんですよ。間違っても今まで通りの関わり方はやめてくださいね。姫花もですよ!」
興味なさそうに髪を弄りながらボーっとしていた姫花は話を聞いていなかったようだ。
名前を呼ばれた事は耳に入っていたようで、彼女は明に視線を向けた。
「なんか言った?」
「だから、静人に今まで通りの関わり方はやめろって言ったんです」
「分かってるわよ。何度も言われてるんだから」
「信用できないから何度も言ってるんです。次に会った時に魔道具ねだるとかやめてくださいね」
「……いいじゃない、ちょっとくらい」
「姫花?」
「はいはい、分かったわよ。ねだるのはやめるわよ」
「友達価格を要求するのも駄目ですよ」
「……チッ」
姫花の態度を見てまだ言い続ける必要がありそうだな、と明は感じていたが、待機列が順調に進み、もうすぐ自分たちの番になるので話を止めた。
門番に身分証の提示を求められたのでそれを見せると、特にトラブルなく門をくぐる事ができた。
(ろくに手荷物検査もしないなんて、街の治安は大丈夫なんですかね)
自分には関係ない事だが、これから少なくとも一泊する街の事が心配になる明だった。
だが、実際は獣人特有の身体能力で怪しい者にあらかじめ目星をつけているから手荷物検査もなく通されていたのだが、明が知る事はなかった。
明たちは事前に収集した情報を元に、農耕民族たちが治めている区画に訪れていた。
これまでの旅路で、狩猟民族から恨みを買っているだろうと判断した事もあるのだが、ある噂を耳にした事もこの区画に訪れた理由の一つだった。
農耕民族の区画の端っこの方までひたすら歩いていると、畑などが多くなってくる。
だが、さらに歩を進めると、真新しい建物が並んでいるのが見えてきた。
それまで閑散とした通りだったのだが、真新しい建物群に足を踏み入れると様変わりする。
多種多様な獣人が同じ区画に集まって生活しているのは、スプリングフィルドで唯一ここだけだろう。
元農耕民族たちは農作業の休憩のために飲食店で談笑していて、その給仕をしているのは狩猟民族に属していたであろう狼人族や、遊牧民族である事が多い牛人族だ。
他の店も、民族の垣根を越えて協力して運営しているようだ。
陽太は牛人族の大きな胸に目が行き、姫花は街の通りで遊んでいる猫耳の子どもたちに目が釘付けとなっていた。
明はと言うと、それらに特に興味を示す事もなく、先頭を進む陽太を押してどんどん先へと進ませている。
しばらく歩いていると、三軒の教会が見えてきた。
同じような小さな建物で、三軒仲良く並んでいる。
その教会に出入りしているのは獣人の女性たちだった。
手には掃除道具などが握られていて、どうやら清掃活動をこまめにしている様だった。獣人の身体能力を活かして屋根の上まで登り、屋根の上もブラシで擦っている。
「三柱の教会が並んでいるという事は、その正面が魔道具店ですか」
「静人へのプレゼントを静人の店で買うの? 意味なくない?」
「そうですね。静人への土産はここで買うつもりはないですよ」
「じゃあどうすんの? 他の区画に行くとトラブルになりやすいと思うんだけど」
「俺がいれば問題ねーだろ。ここに寄った後に行こうぜ!」
「ダメですよ。陽太は娼館に行きたいだけでしょう」
「俺の金で払うんだから別にいいだろ?」
「その間、ばらばらになるから面倒だって言ってんですよ」
「待機部屋とかあるだろうからそこで待っとけよ。流石にやってる所は見せる趣味はねぇけど、そこなら安全じゃね? 見たいって言うなら部屋に入ってもいいけどよ……」
「そんな趣味は持ち合わせておりません」
「先に店に入るわよ」
「おい、姫花! 話はまだ終わってねーぞ!」
姫花を追って陽太と明が店内に入ると、出迎えたのはロッキングチェアに揺られている巨漢だった。
縦にも横にも大きなその男は、和服を着ていて、髷が結われている事や黒い髪に黒い瞳という事も相まって三人に同じ印象を与えた。
「……あれってお相撲さん、だよね」
「俺たち以外にも転移者がいるのか?」
「いないとは言われてませんし、いても不思議はないでしょう。静人は世界樹の一件で有名人ですから、同郷の者が彼の元へ集まっても不思議じゃありません」
三人は顔を寄せ合って小声で話をしている。
チラッと力士のような見た目の大男に視線を向けると、彼は大きく欠伸をしている所だった。
明は室内をサッと見渡した。
ガレオールにあった魔道具店と違って、こちらは殆ど物が置かれていない。
大きな机と、それを囲むようにいくつかの椅子が並んでいる以外は、大男が座っているロッキングチェアくらいしかなかった。
男の足元には白くて大きな袋が置かれている。
中にはたくさんの物が入っているのか、袋がパンパンに膨らんでいた。
(なるほど、防犯対策として品物を一カ所に集めている、という事ですね。恐らくあれもアイテムバッグなのでしょう。何か買い求めたい場合は話しかけるしかないわけですが……)
もう一度、大男の顔をチラッと見るが、彼は既に来客に興味を失ったのか、目を瞑ってゆらゆらと椅子に揺られていた。
「……どうするの?」
「どうするも何も、話しかけるしかないでしょう」
「だな。気後れしてるみてぇだし、俺が話しかけてブヘッ!!」
陽太が勢いよく立ち上がって一歩踏み出したが、とっさに杖で足を引っかけると油断していたのか見事に倒れ込んだ。
「何すんだテメェ!」
「陽太が出ると面倒事になる気しかしないんで大人しくしててください」
陽太は何やら文句を言っているが、明はそれを一切無視して大男の元へと歩いて行く。
歩きながら明は考え込んでいた。
同じ勇者であれば、どのような話しかけ方が無難なのか。
大男までの距離は大したことはなかったが、明は考え続けた。
そして、出た結論は――。
「すみません。魔道具が欲しいのですが……」
普通だった。
余計な詮索をして相手の機嫌を損ねるのは避けたいと考えた結果、来客として普通の質問をする事にしたのだ。
向こうから何かしら前世の話が出れば詳しく聞こう、と考えていたのだが、結局大男が前世について話す事はなく、ただひたすら魔道具について聞かれた事を話すだけだった。
店を出て宿を探すために街を歩きながら明は呟く。
「まあ、静人に会った時にそれとなく聞いてみましょう」
「…………明も、静人に聞けばなんでも話すと思い込んでるの改めた方が良いと思う」
「だな」
「……そんな事、思ってませんよ」
そう言う明は、ジト目の二人から視線を逸らして宿を探すのだった。
道中では常設依頼として掲示されていた魔物だけではなく、高ランクの魔物とも遭遇していたのだが、Bランク程度は苦もなく倒せるようになっていた。
夕暮れ時になると、転移魔法でできるだけ距離を稼いだおかげで通常の何倍もの速さで移動する事ができている。
夜になると時折狩猟民族などの獣人が襲撃してくるのだが、今の所大きな問題に放っていない。
金をたくさん集めたい陽太としては「もっと大勢連れてこい!」というほどだ。
襲ってきた狩猟民族は捕らえられるだけ捕らえ、町や村に着くと農耕民族に金と引き換えに引き渡している。
人数が多い事もあり、一カ月くらい何もしなくても問題ないくらいには共有資金が貯まっていた。
「ある程度資金が貯まりましたし、首都に着いたら少し大きな買い物でもしましょうか」
「なにか必要なものあったっけ?」
「俺は出さねぇぞ」
「陽太の財布に期待なんてしてないですよ。特にこれと言って必要なものはありませんが、ダンジョン産の魔道具を取り扱っている店があればそこで珍しい魔道具でも見繕うかと。点数稼ぎの道具は少しでもあった方が良いでしょうし」
「あー、静人への土産って事ね」
「そういう事です。魔道具に使う魔石だけでも十分喜ばれると思いますけどね。ただ、必要がなければ僕たちで使うのもありですね」
スプリングフィルドへと入るための待機列の最後尾に並んだ三人の内、陽太は不満そうだった。
「そんな事に使うくらいだったらもっと分け前をよこせよ」
「そんな事とは何ですか、そんな事とは。以前との関係を思い出してみてくださいよ。向こうからしてみればこっちの印象はマイナスからのスタートなんですよ? 少しでもプラスに近づけるための努力はすべきです」
「別にあいつにどう思われようがどーでもいいだろ」
「確かに静人は嫌いな相手に対して何かしてくるようなやつじゃないですけど、その後ろに控えているのが厄介だって言ってるんですよ。間違っても今まで通りの関わり方はやめてくださいね。姫花もですよ!」
興味なさそうに髪を弄りながらボーっとしていた姫花は話を聞いていなかったようだ。
名前を呼ばれた事は耳に入っていたようで、彼女は明に視線を向けた。
「なんか言った?」
「だから、静人に今まで通りの関わり方はやめろって言ったんです」
「分かってるわよ。何度も言われてるんだから」
「信用できないから何度も言ってるんです。次に会った時に魔道具ねだるとかやめてくださいね」
「……いいじゃない、ちょっとくらい」
「姫花?」
「はいはい、分かったわよ。ねだるのはやめるわよ」
「友達価格を要求するのも駄目ですよ」
「……チッ」
姫花の態度を見てまだ言い続ける必要がありそうだな、と明は感じていたが、待機列が順調に進み、もうすぐ自分たちの番になるので話を止めた。
門番に身分証の提示を求められたのでそれを見せると、特にトラブルなく門をくぐる事ができた。
(ろくに手荷物検査もしないなんて、街の治安は大丈夫なんですかね)
自分には関係ない事だが、これから少なくとも一泊する街の事が心配になる明だった。
だが、実際は獣人特有の身体能力で怪しい者にあらかじめ目星をつけているから手荷物検査もなく通されていたのだが、明が知る事はなかった。
明たちは事前に収集した情報を元に、農耕民族たちが治めている区画に訪れていた。
これまでの旅路で、狩猟民族から恨みを買っているだろうと判断した事もあるのだが、ある噂を耳にした事もこの区画に訪れた理由の一つだった。
農耕民族の区画の端っこの方までひたすら歩いていると、畑などが多くなってくる。
だが、さらに歩を進めると、真新しい建物が並んでいるのが見えてきた。
それまで閑散とした通りだったのだが、真新しい建物群に足を踏み入れると様変わりする。
多種多様な獣人が同じ区画に集まって生活しているのは、スプリングフィルドで唯一ここだけだろう。
元農耕民族たちは農作業の休憩のために飲食店で談笑していて、その給仕をしているのは狩猟民族に属していたであろう狼人族や、遊牧民族である事が多い牛人族だ。
他の店も、民族の垣根を越えて協力して運営しているようだ。
陽太は牛人族の大きな胸に目が行き、姫花は街の通りで遊んでいる猫耳の子どもたちに目が釘付けとなっていた。
明はと言うと、それらに特に興味を示す事もなく、先頭を進む陽太を押してどんどん先へと進ませている。
しばらく歩いていると、三軒の教会が見えてきた。
同じような小さな建物で、三軒仲良く並んでいる。
その教会に出入りしているのは獣人の女性たちだった。
手には掃除道具などが握られていて、どうやら清掃活動をこまめにしている様だった。獣人の身体能力を活かして屋根の上まで登り、屋根の上もブラシで擦っている。
「三柱の教会が並んでいるという事は、その正面が魔道具店ですか」
「静人へのプレゼントを静人の店で買うの? 意味なくない?」
「そうですね。静人への土産はここで買うつもりはないですよ」
「じゃあどうすんの? 他の区画に行くとトラブルになりやすいと思うんだけど」
「俺がいれば問題ねーだろ。ここに寄った後に行こうぜ!」
「ダメですよ。陽太は娼館に行きたいだけでしょう」
「俺の金で払うんだから別にいいだろ?」
「その間、ばらばらになるから面倒だって言ってんですよ」
「待機部屋とかあるだろうからそこで待っとけよ。流石にやってる所は見せる趣味はねぇけど、そこなら安全じゃね? 見たいって言うなら部屋に入ってもいいけどよ……」
「そんな趣味は持ち合わせておりません」
「先に店に入るわよ」
「おい、姫花! 話はまだ終わってねーぞ!」
姫花を追って陽太と明が店内に入ると、出迎えたのはロッキングチェアに揺られている巨漢だった。
縦にも横にも大きなその男は、和服を着ていて、髷が結われている事や黒い髪に黒い瞳という事も相まって三人に同じ印象を与えた。
「……あれってお相撲さん、だよね」
「俺たち以外にも転移者がいるのか?」
「いないとは言われてませんし、いても不思議はないでしょう。静人は世界樹の一件で有名人ですから、同郷の者が彼の元へ集まっても不思議じゃありません」
三人は顔を寄せ合って小声で話をしている。
チラッと力士のような見た目の大男に視線を向けると、彼は大きく欠伸をしている所だった。
明は室内をサッと見渡した。
ガレオールにあった魔道具店と違って、こちらは殆ど物が置かれていない。
大きな机と、それを囲むようにいくつかの椅子が並んでいる以外は、大男が座っているロッキングチェアくらいしかなかった。
男の足元には白くて大きな袋が置かれている。
中にはたくさんの物が入っているのか、袋がパンパンに膨らんでいた。
(なるほど、防犯対策として品物を一カ所に集めている、という事ですね。恐らくあれもアイテムバッグなのでしょう。何か買い求めたい場合は話しかけるしかないわけですが……)
もう一度、大男の顔をチラッと見るが、彼は既に来客に興味を失ったのか、目を瞑ってゆらゆらと椅子に揺られていた。
「……どうするの?」
「どうするも何も、話しかけるしかないでしょう」
「だな。気後れしてるみてぇだし、俺が話しかけてブヘッ!!」
陽太が勢いよく立ち上がって一歩踏み出したが、とっさに杖で足を引っかけると油断していたのか見事に倒れ込んだ。
「何すんだテメェ!」
「陽太が出ると面倒事になる気しかしないんで大人しくしててください」
陽太は何やら文句を言っているが、明はそれを一切無視して大男の元へと歩いて行く。
歩きながら明は考え込んでいた。
同じ勇者であれば、どのような話しかけ方が無難なのか。
大男までの距離は大したことはなかったが、明は考え続けた。
そして、出た結論は――。
「すみません。魔道具が欲しいのですが……」
普通だった。
余計な詮索をして相手の機嫌を損ねるのは避けたいと考えた結果、来客として普通の質問をする事にしたのだ。
向こうから何かしら前世の話が出れば詳しく聞こう、と考えていたのだが、結局大男が前世について話す事はなく、ただひたすら魔道具について聞かれた事を話すだけだった。
店を出て宿を探すために街を歩きながら明は呟く。
「まあ、静人に会った時にそれとなく聞いてみましょう」
「…………明も、静人に聞けばなんでも話すと思い込んでるの改めた方が良いと思う」
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