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地下2階層とは
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ここは、要塞都市の地下1階層から2階層に繋がる通路となる場所にとられている都市の衛生設備機能が集約された機械室。
天井は20m以上の高さが確保された大空間に、換気用のプロペラファンの音が不気味に聞こえていた。
無機質な壁に設置されている照明が、室内を明るく照らしている。
侍の加護を持つASが、悪魔が召喚し力を分け与えたという侍を一刀両断した。
イケメンの男、フォルマルテは床に仰向けになったままだ。
テスタロッサは、動けなくなったASの元へ駆け寄っていた。
そして、行われていた戦闘を見守っていた真っ白なスーツを着ていた悪魔の分身体が驚いた様子で、何やら呟いている。
「悪魔の力を得た最強の剣豪が、11種族の侍ごときに敗北しただと。絶対にありえん。一体、何が起こったというのだ。」
その時である。
何の前触れも無く、悪魔の体が、硝子が砕け散るように粉砕され粉々になった。
SKILL『隠密』にて闇の中に潜行していた機械人形の少女が、気配なく悪魔の背後へ忍びより暗殺したのだ。
機械人形の名は真里伊。
9種族で隠密行動を得意とする暗殺者だ。
悪魔バエルとの戦闘以降、常に私の近くにおり、状況を静観していた。
真っ白なスーツを着た悪魔が良からぬことをする前に処分してくれたのだろう。
だが、真里伊が仕留めた者は、分身体だ。
結局のところ、本体を仕留めなければ奴はまた誰かの魂を媒介にし、悪魔を召喚し続けてくるものと思われる。
何よりも、私が千年戦争で勝利するためには、倒さなければならない奴だ。
真里伊と同様に『隠密』を発動させ、その辺りをゴロゴロと転がっていたアルマジロを拾いあげた。
≪ミランダ。私は、これから悪魔サマエルの本体を仕留めに行こうかと思います。≫
≪悪魔を仕留めにいくだと。奴等は第4種族により要塞都市の地下2階層に封印されていると教えたはずだ。≫
≪はい。私は地下2階層へ降りるつもりです。≫
≪安安里。地下2階層がどういう場所なのか、忘れてしまったわけではあるまいな。≫
≪もちろん覚えております。月と星が支配する世界だったと記憶しています。≫
≪つまり、太陽の加護が届かない世界なのだぞ。そこへ、あえて行くというのか?≫
≪おそらくですが、そこに私の助けを待っている者がいると思われます。≫
≪何だと。そこに剣聖を待っている者がいるというのか。万能の種族史上、最強のアルマジロである私が分かりえないことを把握しているとは、まさか神の啓示が降りてきたのか!≫
≪神の啓示ってなんですか。ミランダには、特別に美少女ヒロインの都市伝説について教えて差し上げましょう。≫
≪もしやと思っていたが、またその都市伝説であったか。≫
≪スーパー美少女ヒロインが行く新天地には、必ず何かしらのトラブルを抱えているものです。≫
≪つまりあれか。貧乏な区域に手を加えると、途端に裕福になるとか、農業のプロでもないのに荒れ地で農業改革をするというという、ありきたりなテンプレのことか。≫
≪まぁそうですね。私くらいのヒロインなら、何をやってもありきたりになってしまうことは、否定できません。≫
≪うむ。どこまでも前向きな小娘だな。念のために忠告しておくが、『万能の種族史上、最強のアルマジロ』と私が言った言葉をスルーするのは、大きなマナー違反だぞ。≫
≪申し訳ありせん。全く面白く無かったのでパーフェクトスルーしてしまいました。≫
≪うむ。そんな事では、免許皆伝を授けるのはまだ先になりそうだな。≫
≪そんなどうでもいい免許皆伝のことよりも、ミランダのお友達である要塞都市へ、私達を第2階層へ運んでもらうようにお願いしてもらえないでしょうか。≫
≪よかろう。私達というのは、安杏里と私の2名でよいのか?≫
≪同盟関係にある真里伊も連れていこうかと思っております。≫
≪9種族の小娘か。索敵能力も優れているようだし、安杏里の役にたちそうだな。承知した。安杏里と9種族の小娘を地下2階層へ運ぶように、要塞都市へ話しを通しておいてやる。≫
――――――――――――突然、床に大きな穴が開いた。
体が下に落ちる。
気が付くと重力に引っ張られ、真っ黒な夜空を落下していた。
早速といった感じで、要塞都市が第2階層へ私達を送ってくれたようだ。
すぐ隣で一緒に落下していた機械人形の少女が、悲鳴をあげている。
足元には、漆黒の世界が広がっていた。
そこは、太陽の加護が届かない星と月の世界。
ここには、15種族の悪魔がいる他、17種族や18種族もいる。
全員、私が倒さなければならない奴等だ。
====第1章 FIN====
ここまで、お付き合いして頂き有難うございました。
いったんここで終わりとさせてもらいます。
中途半端は終わり方をして申し訳ありません。
天井は20m以上の高さが確保された大空間に、換気用のプロペラファンの音が不気味に聞こえていた。
無機質な壁に設置されている照明が、室内を明るく照らしている。
侍の加護を持つASが、悪魔が召喚し力を分け与えたという侍を一刀両断した。
イケメンの男、フォルマルテは床に仰向けになったままだ。
テスタロッサは、動けなくなったASの元へ駆け寄っていた。
そして、行われていた戦闘を見守っていた真っ白なスーツを着ていた悪魔の分身体が驚いた様子で、何やら呟いている。
「悪魔の力を得た最強の剣豪が、11種族の侍ごときに敗北しただと。絶対にありえん。一体、何が起こったというのだ。」
その時である。
何の前触れも無く、悪魔の体が、硝子が砕け散るように粉砕され粉々になった。
SKILL『隠密』にて闇の中に潜行していた機械人形の少女が、気配なく悪魔の背後へ忍びより暗殺したのだ。
機械人形の名は真里伊。
9種族で隠密行動を得意とする暗殺者だ。
悪魔バエルとの戦闘以降、常に私の近くにおり、状況を静観していた。
真っ白なスーツを着た悪魔が良からぬことをする前に処分してくれたのだろう。
だが、真里伊が仕留めた者は、分身体だ。
結局のところ、本体を仕留めなければ奴はまた誰かの魂を媒介にし、悪魔を召喚し続けてくるものと思われる。
何よりも、私が千年戦争で勝利するためには、倒さなければならない奴だ。
真里伊と同様に『隠密』を発動させ、その辺りをゴロゴロと転がっていたアルマジロを拾いあげた。
≪ミランダ。私は、これから悪魔サマエルの本体を仕留めに行こうかと思います。≫
≪悪魔を仕留めにいくだと。奴等は第4種族により要塞都市の地下2階層に封印されていると教えたはずだ。≫
≪はい。私は地下2階層へ降りるつもりです。≫
≪安安里。地下2階層がどういう場所なのか、忘れてしまったわけではあるまいな。≫
≪もちろん覚えております。月と星が支配する世界だったと記憶しています。≫
≪つまり、太陽の加護が届かない世界なのだぞ。そこへ、あえて行くというのか?≫
≪おそらくですが、そこに私の助けを待っている者がいると思われます。≫
≪何だと。そこに剣聖を待っている者がいるというのか。万能の種族史上、最強のアルマジロである私が分かりえないことを把握しているとは、まさか神の啓示が降りてきたのか!≫
≪神の啓示ってなんですか。ミランダには、特別に美少女ヒロインの都市伝説について教えて差し上げましょう。≫
≪もしやと思っていたが、またその都市伝説であったか。≫
≪スーパー美少女ヒロインが行く新天地には、必ず何かしらのトラブルを抱えているものです。≫
≪つまりあれか。貧乏な区域に手を加えると、途端に裕福になるとか、農業のプロでもないのに荒れ地で農業改革をするというという、ありきたりなテンプレのことか。≫
≪まぁそうですね。私くらいのヒロインなら、何をやってもありきたりになってしまうことは、否定できません。≫
≪うむ。どこまでも前向きな小娘だな。念のために忠告しておくが、『万能の種族史上、最強のアルマジロ』と私が言った言葉をスルーするのは、大きなマナー違反だぞ。≫
≪申し訳ありせん。全く面白く無かったのでパーフェクトスルーしてしまいました。≫
≪うむ。そんな事では、免許皆伝を授けるのはまだ先になりそうだな。≫
≪そんなどうでもいい免許皆伝のことよりも、ミランダのお友達である要塞都市へ、私達を第2階層へ運んでもらうようにお願いしてもらえないでしょうか。≫
≪よかろう。私達というのは、安杏里と私の2名でよいのか?≫
≪同盟関係にある真里伊も連れていこうかと思っております。≫
≪9種族の小娘か。索敵能力も優れているようだし、安杏里の役にたちそうだな。承知した。安杏里と9種族の小娘を地下2階層へ運ぶように、要塞都市へ話しを通しておいてやる。≫
――――――――――――突然、床に大きな穴が開いた。
体が下に落ちる。
気が付くと重力に引っ張られ、真っ黒な夜空を落下していた。
早速といった感じで、要塞都市が第2階層へ私達を送ってくれたようだ。
すぐ隣で一緒に落下していた機械人形の少女が、悲鳴をあげている。
足元には、漆黒の世界が広がっていた。
そこは、太陽の加護が届かない星と月の世界。
ここには、15種族の悪魔がいる他、17種族や18種族もいる。
全員、私が倒さなければならない奴等だ。
====第1章 FIN====
ここまで、お付き合いして頂き有難うございました。
いったんここで終わりとさせてもらいます。
中途半端は終わり方をして申し訳ありません。
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