ブラックな聖女『終わっことは仕方がないという言葉を考えた者は天才ですね』

samishii kame

文字の大きさ
32 / 142

第32話 誰がどう見てもラスボスなのは

しおりを挟む
車内からガラス越しに見える景色は360度、砂の地平線が続いている。
バスの外は太陽の光が砂漠を焼き尽くし、気温が100度前後にまで上昇していた。
局所的に密度が異なる大気が混ざり合い、光の屈折により景色が歪んで見える。
砂漠地帯を走る車内は揺れというようなものをほとんど感じさせないが、起きおり前触れなく上下振動していた。

人が3人程度並んで歩けるくらいの幅が確保されているバスの通路には、万里ばんり水落ミラが武器に手をかけ私を警戒している。
笑顔を浮かべている1級商人の星運せいうんが2人の女の背後に隠れ、バスガイドは動揺しながら成り行きを見つめ、運転手は何事もない感じで運転席に座りハンドルに握りしめ前を向いていた。

奴隷を解放する依頼を受け移動都市グラングランへ向かう途中、立ち寄ったバス停から3人が乗車してくると、バスガイドが自己紹介をしている時、冴えない容姿をしている星運が、私へ『鑑定系スキル』を発動させ衝撃波を飛ばしてきた。
許可なく他人のステータスを鑑定する行為は許されるものではなく犯罪だ。
星運の使用した『鑑定スキル』については、相手に与えるダメージがほとんど無かったため、気づかれにくいものであり、普段から常習的に使用してきたものと予測される。
自身の行為に悪びれていない様子がないクソガキをこのまま放置できるはずがない。
私に出会ってしまったことが運の尽だ。
リクライニングスペースが十分確保されている座席から立ち上がり星運を処刑する宣言を行うと、万里と水落が前に立ちはだかってきた。

ただならぬ空気を感じとった二人の女は、それぞれ装備している武器に手をかけていいる。
車内に張り詰めた空気が流れ、バスのエンジン音が微かに聞こえていた。
まず万里が、座席から立ち上がり星運を処刑する宣言をした意図について困惑した様子で尋ねてきた。


「聖女様。今しがた言っておりました正当防衛とは一体どういう事でしょう。その内容をお聞かせ願えないでしょうか。」


星運が私へ攻撃を仕掛けてきたことを把握していない万里のその反応は間違っていないのだろう。
刀に手をかけ、腰を沈めいつでも抜刀できるように準備をしている。
背が高く、綺麗な顔立ちをした知的系のお姉さんといった雰囲気だ。
ゆるりとした衣装には綺麗な紅葉のデザインが施されており、腰に刀をぶら下げている。
剣豪と書かれたネックレスは、奥義を獲得している証だ。


「お連れのその男が、前触れなく私へ『鑑定スキル』を使用してきました。ご存知とは思いますが、その行為は許されるものではなく犯罪です。」


万里は怪訝な表情をうかべながら星運へ振り向くと、星運はニコニコと笑い両手を合わせて軽い感じで万里へ頭を下げている。
私にではなく、お供の女の方に謝るのか。
星運の態度を見た万里は、申し訳なさそうな表情をしながら星運の代わりに頭を下げてきた。


「ご主人様が大変失礼な事を行ってしまい、申し訳ありません。聖女様、どうか怒りを沈めてもらえないでしょうか。」


悪さをした子供になり代わり謝る親みたいな対応だ。
万里が星運をご主人様と呼ぶということは、2人は夫婦なのかしら。
その時、古代の技術で衝撃を制御されているバスが僅かに揺れると、万里と水落はバランスを失い近くのものに捕まった。
確かに一般の者なら予期せぬ揺れにより体勢を崩すかもしれないが、2人の女は奥義を獲得している達人のはず。
そう。厳しい修行を積んできたわりには、体幹が弱いのではなかろうか。
違和感があるものの、星運を処刑することとには変わりない。


「お連れのその男は、分からなければ何をしてもいいというスタンスだと見受けられます。つまり善悪の判断力が、欠けているのではないでしょうか。無自覚に暴力を振るう者はここで私が制裁させてもらいます。」


一歩足を出して距離を詰めると、一気に空気がひりついたものに変わっていく。
私との交渉が決裂したことを悟ると、控えていたもう一人の連れの女の子が万里の前に出てきた。
水落と名乗る小柄で可愛らしい女の子だ。
サラサラのボブカットヘアーに可愛らしい容姿の少女は、化粧っけがなく、機動性重視の革の装備品で男っぽい衣装でまとめている。
自身の背丈よりも長い槍を両手に持ちながら、両足を広げしっかり腰を落してきた。
それなりの構えであるが、槍をこの密室空間で扱うには筋肉量が足りないように見える。


「ここは水落に任せてよ!」
「水落。任したぞ。なるべくだけど、聖女さんには怪我を負わせないようにしてやってくれ。」


水落と星運が交わしている声が聞こえてくる。
私に勝つ事が前提の会話だな。
だだの可愛い聖女にしか見えていないのだろう。
地獄の釜の蓋はもう開いているとの知らず、能天気なものだ。
間合いを詰めるために一歩足を出すと、バスガイドが絞り出すように車内アナウンスをしてきた。


「皆さん。バスの中での戦闘行為は禁止です。どうか、武器を収めて下さい。」
「やめるんや、山茶花はん。ここは、見て見ぬふりをするところや。」


職務をまっとうしようとするバスガイドに反応したのは、ハンドルを握りしめて運転に集中しているふりをしている運転手であった。
さすが底辺の住民であると言いたいところだが、生き延びるためのその判断は正しい。
駄目な者に限って無駄に生命力だけ高いという都市伝説を聞いたことがあるが、この運転手がそれに該当するのだろう。
乱れのない歩調で一歩一歩、水落へ向かい間合いを詰めていくと、槍の射程圏内に入ったのだろうか、ご丁寧に『奥義』を繰り出す予告をしてきた。


「奥義『蜻蛉斬り』。行っくよぉぉ――!」


奥義『蜻蛉斬り』とは、視覚と聴覚を惑わして、気づかれる事なく蜻蛉を真二つにする究極の槍術だ。
水落が重心を前足に乗せ、槍を斜めから振りかぶってくる。
奥義、蜻蛉斬り!
槍の刃先の姿が消えていく。
だが、水落の初動から槍の太刀筋ははっきりと分かる。
無駄のない動きではあるが、遅すぎだろ。
脚の運びを見ても素直なもので、フェイクの類を入れてきていないところを見ると、実戦での経験値が低いように見受けられる。
さらに技に洗練さが見られない。
D級相当レベルの者が、S級相当のスキルに相当する奥義『蜻蛉切り』を繰り出してきたようなイメージだ。
―――――――――振り下ろされてくる刃先を、軽く素手で払い除けた。
やはり威力の軽い。
振り下ろされた奥義『蜻蛉斬り』を蚊を追い払うように簡単に払った姿を見た、水落達が驚愕の声を漏らした。


「え?」
「何?」
「嘘だろ!」


予測外の出来事に、状況の理解が追い付いていない様子だ。
戦っている聖女との力量の差を少しくらい把握したのかしら。
大技を繰り出し無防備な状態になっている水落の額を指先でチョンと押し出すと、バランスを崩し尻もちをついてしまった。
成り行きを見つめていた星運が、動けないでいる水落に下がるように命令し、万里に前へ出るように指示をした。


「水落。ここは万里に任せて、一旦後ろへ下がるんだ!」


星運の声から余裕のようなものが消えている。
万里は鋭い視線で星雲を一瞥し、少し迷った様子で腰の刀をゆっくり抜きながら前に出てくると、剣先をこちらへ向けてきた。
万里は、水落よりも体を鍛えていないようであるが、何か血生臭い感じがする。
水落には感じられない、殺気をまとっていた。


「聖女様が、かなりの実力者であるということを理解しました。私の方は本気でやらせてもらいます。」


抜いたその刀からは何かドス黒いものが宿っているように見える。
万里は息を吐くと、決意した様子で踏み込んできた。
地面を滑るように間合いを詰めながら、上段に構えている刀を振り下ろしてくる。
――――――――――刀を振り下ろそうとする空間に歪みが生じていた。
上段から真一文字に振り下ろされた刀と同時に、もう一本の刀がまっすぐ切り上げられてきたのだ。
最強の刀技に一つ。燕返しだ。
空間を歪めて上下から2本の刀が斬りかかってくる。
水落と比べて迷いは感じられないが、技の切れが悪い。
上下からの繰り出されてきた斬撃を回避しながら踏み込むと、軽く万里を軽く蹴り飛ばした。

蹴りに一切の反応が出来なかった万里は、そのまま奥のフロントガラスまで飛ばされてしまうと、受け身を取ることなくガラスへ体を叩きつけられ、気を失ってしまった。
二人の女は奥義を繰り出してきたのであるが、予想以上に手応えが無い。
水落は気を失ってしまった万里に駆け寄って行き、星運は青ざめて口をパクパクさせている。
戦った気が全くしないが、星運の処刑を遂行させてもらいます。
――――――――――その時、バスのAIである北冬辺が戦闘行為を停止するように促してきた。


「三華月様。車内でのこれ以上の戦闘行為は中止願います。」
「いきなり何ですか。見ていたとおり私は正義を執行しているだけではないですか。」
「もう一度言います。車内での器物破損をする行為は禁止されております。戦闘は中止下さい。」
「腕利きの刑事が犯人を捕まえるために、少なからず物を破壊してしまう事って、よくある話しじゃないですか。」
「それは話しを盛り上げるための演出です。それに三華月様は、刑事ではありませんよね。」
「刑事ではありませんが、それって重要ですか。」
「そもそも、罪を犯した者は法の元で裁かれるべきであり、これ以上の戦闘行為は必要ありません。」
「そうですか。でもこれは正当防衛でもあります。」
「三華月様の行為は正当防衛というには明らかに行き過ぎており、過剰防衛であると判断します。」


正論で返されると気分が悪いものだ。
北冬弁の言っていることはきっと正しいのだろう。
私は結局のところ、感情で物事を判断する者なのだ。
考えが対立した時は、言葉を交わすよりも拳を交える方が早い。


「北冬辺とは考えがどこまで行っても平行線が続くようですね。私を止めたいのなら『力ずく』でお願いします。」
「最初からそのつもりです。私が三華月様を止めさせて頂きます。」
「この展開は知っていますよ。ロールプレイングゲームに当てはめれば、水落と万里が『中ボス』に該当して、さしずめ北冬辺が『ラスボス』となるのでしょうか。これも可愛い聖女であるヒロインの宿命です。定番どおり『ラスボス』であるの北冬辺あなたを成敗させて頂きます。」
「おそらくですが。誰がどう見ても『ラスボス』なのは三華月様の方だと思いますよ。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

領民の幸福度がガチャポイント!? 借金まみれの辺境を立て直す【領地ガチャ】が最強すぎた!内政でUR「温泉郷」と「聖獣」を引き当てて…

namisan
ファンタジー
「役立たず」と中央から追放された没落貴族の俺、アルト・フォン・クライナー。継いだのは、借金まみれで作物も育たない見捨てられた辺境領地だけだった。 絶望する俺に発現したスキルは【領地ガチャ】。それは、領民の「幸福度」をポイントとして消費し、領地発展に必要なものを引き当てる唯一無二の能力だった。 「領民を幸せにすれば、領地も豊かになる!」 俺は領民と共に汗を流し、壊れた水路を直し、地道に幸福度を稼ぐ。 『N:ジャガイモの種』『R:土木技術書』 地味だが確実な「当たり」で、ほのぼのと領地を再建していく。 だが、ある日。溜め込んだ幸福度で引いたガチャが、俺の運命を激変させる。 『UR(ウルトラレア):万病に効く【奇跡の温泉郷】』 この「当たり」が、中央の腐敗した貴族たちの欲望を刺激した。 借金のカタに領地を狙う大商会の令嬢。 温泉利権を奪うため、父の命で派遣されてきた元婚約者の侯爵令嬢。 「領民の幸福(ガチャポイント)を脅かす者は、誰であっても許さない」 これは、ただ平穏に暮らしたかっただけの俺が、ガチャで得た力(と証拠とゴーレムと聖獣)を駆使し、ほのぼの領地を守り抜き、いつの間にか最強の領主として成り上がっていく物語。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~

北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。 実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。 そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。 グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・ しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。 これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。 ふとした事でスキルが発動。  使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。 ⭐︎注意⭐︎ 女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。

処理中です...