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4月
3話
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「はぁー」
さっきから溜息しか出てこない。
朝クラス表見た時には
三日月は確か1組だったはずなんだけど。
もしかしたら、三日月は権力を使って入学式中にクラスを変更して3組になりやがったな。
そんなもんに権力なんて使うんじゃないよ。
入学式までは3組のクラスメイトだった子が1組に行ってるのかな?
三日月の件で先生の言い分はこうだった。
「俺の自己紹介より先に皆に謝らないといけない事がある。理事長の気まぐれで一部クラスメイトが変わった。混乱を招いて申し訳ない。今後はこういう事が無いように気をつけます。」と言いながら先生は主に俺と三日月を見ながらクラスメイトに行っていた。
少しトゲのある言い方だったが、俺には関係ない。
あいつが勝手にやった事だから、先生俺の事見るのやめて。
そして、理事長買収されるなよ…。
「えー、謝罪は以上、このクラスの担任になった山本 孝一(やまもと こういち)だ、数学の教師で、水属性の魔法なら教えられるぞ。宜しく。では、出席番号の1番から順に自己紹介してくれ。」
この先生は面倒事に巻き込まれタイプだなぁと思いながら、今日学校終わったら何のゲームしようか悩んでいたら俺の番が来た。
「俺の名前は、神崎 真央、出身は美里第一中学校です。趣味は、アクションRPG系ならなんでも好きです。特技、、、得意科目は特にありません以上です。」
流石に、この自己紹介で3秒で寝れるって言ったら某有名なアニメキャラクターの、の○太君になってしまう。
初日からイジられるのは勘弁だねw
我ながら最低限の自己紹介だったなw
1人だけ無駄に拍手が煩いけど気にしない。
さて、今日の夕飯は何を作ろうかなぁと悩んでいたら三日月の順番になっていた。
「俺の名前は三日月 透です。私立東京第一中学校出身で、趣味はヴァイオリン・特技は風属性の魔法ならある程度使えます。得意科目は剣術以上です。」
女子からは黄色い奇声が聞こえて
男子からは無言の拍手
「それでは、全員の自己紹介が終わりました、明日からは朝8時45分までに各自の席に着くように、教科書販売とかあるからお金も忘れずに、今週は各専門教科の説明会とかで、まともに授業はない。でも、サボらないように以上、解散。」
その直後、大半の女子が三日月の周りを囲った。
よーし、さっさと帰ろう!
あいつらに捕まる前に帰ろう!
もしかしたら、普通に帰ったら絶対捕まる可能性があるよね?
よし、テレポートを使おう。
テレポートは普通の人は専用の機械が無いと出来ないらしい。
まぁ、俺は一度行った事のある場所は行けるんだよねw
ここじゃ目立つから人気のないトイレに行って使おう。
そそくさと教室を出ようとしたら
教室の奥から「真央様待ってください」って声がしたけど気のせいだろう。
念の為、ステルスはかけておく。
さっさとトイレに向かおう!
ステルスかけても視線が痛いのは気のせいだろうか?
めっちゃ誰かに見られてるんだが、きっと俺の前の人か後ろの人を見てるに違いない!
あれ?ついて来てる?
変人共に今日絡まれたせいで、自意識過剰になってるかもしれない。
歩く速度を早めてトイレに向かった。
トイレの前に着いた瞬間に肩に手を置かれ、
「貴方は魔王様かい?」って声をかけられた。
チッ、今度は誰だよ。
一方その頃教室では~
ドドドドドドドド、バーン
「真央くーんいますか?」
モブ男「真央?あーあの、ゲーオタだっけ?さっきまで居たんだけど鞄ないから帰ったんだと思うぞ」
「チッ、出遅れた。誰かは知らない親切な人ありがと~今から走って門に行けば会えるかなぁ?んじゃバイバーイ」
モブ男「今の子めっちゃ可愛いぞ」
モブ男「でも、今の子男子制服着てた」
モブ男「俺はそれでもイイ!」
モブ女「え?公式ホモw」
モブ女「ねぇ、三日月君彼女はいるの?、好きな人は?好きな食べ物とかは何?」
(なぜ、俺が低レベルな女達に取り囲まれているんだ?真央様がもう居ない、五月乙も行ってしまった。アイツより先に真央様と合流しなければ、、、、あぁ、邪魔だこいつら)
「君たちには全然持って興味ないからさっさと退いて頂けますか?あと、金輪際声かけて貰わなくてもいいのでさっさと失せて下さい。」
モブ男「三日月てめぇー、女子に何酷いこと言ってやがる謝れー」
モブ女「男子共うるさい!三日月君ごめんなさい今後授業で用がある時だけ声掛けるね」
「分かって頂けて助かります。では、俺は帰ります。(真央様ー何処ですかー?俺は貴方に一刻も早く会いたいです!とりあえず門に行けば間に合いますか、真央様?)」
モブ女「はぁー、怒られた三日月君もス・テ・キだったわ、今いる女子集まって三日月ファンクラブ結束するわよ!!」
モブ女共「おぉー!!」
モブ男数名「女子怖」
~~~~~~~
キャラがブレブレですが、
今後とも、優しく見守って頂けたら幸いでございます!
さっきから溜息しか出てこない。
朝クラス表見た時には
三日月は確か1組だったはずなんだけど。
もしかしたら、三日月は権力を使って入学式中にクラスを変更して3組になりやがったな。
そんなもんに権力なんて使うんじゃないよ。
入学式までは3組のクラスメイトだった子が1組に行ってるのかな?
三日月の件で先生の言い分はこうだった。
「俺の自己紹介より先に皆に謝らないといけない事がある。理事長の気まぐれで一部クラスメイトが変わった。混乱を招いて申し訳ない。今後はこういう事が無いように気をつけます。」と言いながら先生は主に俺と三日月を見ながらクラスメイトに行っていた。
少しトゲのある言い方だったが、俺には関係ない。
あいつが勝手にやった事だから、先生俺の事見るのやめて。
そして、理事長買収されるなよ…。
「えー、謝罪は以上、このクラスの担任になった山本 孝一(やまもと こういち)だ、数学の教師で、水属性の魔法なら教えられるぞ。宜しく。では、出席番号の1番から順に自己紹介してくれ。」
この先生は面倒事に巻き込まれタイプだなぁと思いながら、今日学校終わったら何のゲームしようか悩んでいたら俺の番が来た。
「俺の名前は、神崎 真央、出身は美里第一中学校です。趣味は、アクションRPG系ならなんでも好きです。特技、、、得意科目は特にありません以上です。」
流石に、この自己紹介で3秒で寝れるって言ったら某有名なアニメキャラクターの、の○太君になってしまう。
初日からイジられるのは勘弁だねw
我ながら最低限の自己紹介だったなw
1人だけ無駄に拍手が煩いけど気にしない。
さて、今日の夕飯は何を作ろうかなぁと悩んでいたら三日月の順番になっていた。
「俺の名前は三日月 透です。私立東京第一中学校出身で、趣味はヴァイオリン・特技は風属性の魔法ならある程度使えます。得意科目は剣術以上です。」
女子からは黄色い奇声が聞こえて
男子からは無言の拍手
「それでは、全員の自己紹介が終わりました、明日からは朝8時45分までに各自の席に着くように、教科書販売とかあるからお金も忘れずに、今週は各専門教科の説明会とかで、まともに授業はない。でも、サボらないように以上、解散。」
その直後、大半の女子が三日月の周りを囲った。
よーし、さっさと帰ろう!
あいつらに捕まる前に帰ろう!
もしかしたら、普通に帰ったら絶対捕まる可能性があるよね?
よし、テレポートを使おう。
テレポートは普通の人は専用の機械が無いと出来ないらしい。
まぁ、俺は一度行った事のある場所は行けるんだよねw
ここじゃ目立つから人気のないトイレに行って使おう。
そそくさと教室を出ようとしたら
教室の奥から「真央様待ってください」って声がしたけど気のせいだろう。
念の為、ステルスはかけておく。
さっさとトイレに向かおう!
ステルスかけても視線が痛いのは気のせいだろうか?
めっちゃ誰かに見られてるんだが、きっと俺の前の人か後ろの人を見てるに違いない!
あれ?ついて来てる?
変人共に今日絡まれたせいで、自意識過剰になってるかもしれない。
歩く速度を早めてトイレに向かった。
トイレの前に着いた瞬間に肩に手を置かれ、
「貴方は魔王様かい?」って声をかけられた。
チッ、今度は誰だよ。
一方その頃教室では~
ドドドドドドドド、バーン
「真央くーんいますか?」
モブ男「真央?あーあの、ゲーオタだっけ?さっきまで居たんだけど鞄ないから帰ったんだと思うぞ」
「チッ、出遅れた。誰かは知らない親切な人ありがと~今から走って門に行けば会えるかなぁ?んじゃバイバーイ」
モブ男「今の子めっちゃ可愛いぞ」
モブ男「でも、今の子男子制服着てた」
モブ男「俺はそれでもイイ!」
モブ女「え?公式ホモw」
モブ女「ねぇ、三日月君彼女はいるの?、好きな人は?好きな食べ物とかは何?」
(なぜ、俺が低レベルな女達に取り囲まれているんだ?真央様がもう居ない、五月乙も行ってしまった。アイツより先に真央様と合流しなければ、、、、あぁ、邪魔だこいつら)
「君たちには全然持って興味ないからさっさと退いて頂けますか?あと、金輪際声かけて貰わなくてもいいのでさっさと失せて下さい。」
モブ男「三日月てめぇー、女子に何酷いこと言ってやがる謝れー」
モブ女「男子共うるさい!三日月君ごめんなさい今後授業で用がある時だけ声掛けるね」
「分かって頂けて助かります。では、俺は帰ります。(真央様ー何処ですかー?俺は貴方に一刻も早く会いたいです!とりあえず門に行けば間に合いますか、真央様?)」
モブ女「はぁー、怒られた三日月君もス・テ・キだったわ、今いる女子集まって三日月ファンクラブ結束するわよ!!」
モブ女共「おぉー!!」
モブ男数名「女子怖」
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キャラがブレブレですが、
今後とも、優しく見守って頂けたら幸いでございます!
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