MURDER BLOOD X

ジェフ

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Immortal Dog

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「フレイラさんよォ

腹が減ってるところ悪いが、やることはまだあるぜ」


「……へ?」


キャシィは立ち上がり、ウォールの死体の方へ向かう


そして───


「あー……コイツ、まだ生きてるなぁ

どうやら鉛を喰らい足りねーらしい」


「……え、嘘でしょ……心臓ブッ刺したんだよね?」


「ああ、だがコイツは多分生きてる

刺し傷が消えて、服の切れ目だけが残ってやがる」


「嘘……嘘よ……そんなの人間じゃない……」


「信じたくねーが、神のご加護とか言うヤツか?

こんな外道に力を貸すような神は死んだ方が良いぜ

フレイラ、今のうちにトドメ刺してやれ」


「……う、うん……」


フレイラがウォールの心臓に鉛を撃ち込む


だが、驚くべきことに、ウォールは立ち上がった

痛みを感じている様子すら見せずに



「……ふぅ、まさか見破られちまうとはねェ……

だがもう遅い……既にここはお前らの墓場だぜ!!」


「うわああああああぁ─────ッ!!」


フレイラは飛び退き、再び撃った


「……あー、そういうの無駄なんだって

だからいい加減諦めて落ちろやクソガキァア───ッ!!」


フレイラの腹にウォールの強烈な蹴りが入る


「ごふッ───ぅァあッ───!!」


しかしキャシィはそれを見て心配するどころか……


「おっと、今のは綺麗に入ったなぁ

胃袋空っぽにしといて正解だっただろガキ」


などと茶化すだけである


まあ、他人の心配など彼女にとっては屁ほどの価値もないことであろう


「よ……よくも私のお腹に蹴りなんざ入れやがったわね……」


フレイラはウォールの眼球に『銃』を突っ込み、そのまま乱射した


くたばれFuck you犬ッコロがァ───ッ!!」
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