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イベント前日&屋台の完成

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すると、ピコンッと音が鳴った。
見てみると、アイラからメッセージが来た。
その内容は、『建築士の人が来た』ということだった。
それじゃあ、行くとするか。


俺は、全員で行くことにした。
すると、クランハウスの前で待っていたみたいだ。
「昨日ぶりね、ケンジ!」
「そうだな、アイラ。」
「それにしても楽しみね。初のイベント。ケンジはどうするの?」
「あれ、全員参加だろ?だけど、まぁ手助けぐらいはしたいし新しいモンスターをテイムできるかもしれないからやるかなー」
すると、突然フレイが話し出す。
『えー、俺も戦いたいぜ!いいだろう、主人?』
「フレイはしたいのか?」
そして、ビジュも言い出す。
「わ、私もやってみたいです!レベルも上がりますし!」
「楽しそーだから、やるー」
エルデも急に言い出した。
「えー、俺はそんなにしたくないんだけど…」
「いいじゃない、ケンジ!三人ともやりたいって言っているんだからやってあげても」
「うーん…まぁ、後で考えるよ」
俺はそう言って誤魔化した。
「まぁ、そういうことにしておくわ。じゃあ、建築士の子を紹介するわ」
俺たちは、中に入った。


すると、前の部屋ではなく訓練場と書かれた場所に連れてかれた。
「ここに…ほら!あれがあなたの屋台よ?」
そこに置かれたのは、よく見る屋台だった。
中に入ったコンロが二つあるみたいだ。
そして、なかなか大きい。
「これは、すごいな…大きいし」
「そうね…あっ!リーン、こっちに来て!」
すると、小柄な女性が来た。
「この子が建築士のリーンよ」
「おー君が噂のユニークテイマー君かー。わたし、建築士のリーンです。よろしくねー」
「あぁ、ユニークテイマーのケンジだ。このことは内密に頼むよ」
「りょーかい。じゃあ、この屋台の説明するね。って言っても、見たらわかる通り何だけど、料理をできるスペースがあるよ。それで、ここを引っ張れば、ここに売り物を置くことも可能で。コンロは火の魔石ね。まぁ、その子ができると思うけどね。以上!」
リーンは早口で言ったのだった。
「おお!そうなのか!それは助かるよ!ありがとう」
「いえいえ~、建築士をするのは楽しいからね~。じゃあ、まだ仕事あるからまたね!」
そう言って、どこかへ行った。
「リーンはあんな子だからね」
そう言って、アイラは微笑んだ。
「じゃあ、俺も明日に向けて早く帰るわ」
「おっけー!じゃあ、またイベントでね!」
イベントは、明日の朝10時からか。
はよ寝よっと。


ケンジがログアウトしました。
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