Luc以外低！運頼りで生きるか‥

ステータス！偏り！どーすんのこれ！！

「クソー！ もう80匹位スライム倒したぞ‥‥レベル十も上がってねー‥‥手に入るのは金色の粉みたいなもんばっかだ」

 俺の名はハンス、冒険志望者だ、冒険者候補生として旅立って3日‥‥レベルが全然上がらない‥‥それもそうだ、lステータスが1ばっかりだ‥‥その代わりなぜかLucが5000‥偏りがスゴすぎる。

「この様子だとレベルあと2つ上がるのに何日かかるやら‥また粉だ‥‥とりあえず一ヶ月スライム倒すか」






一ヶ月後‥‥‥


「父さん母さんただいまぁ、一時帰宅」

「だから言ったろう‥ステータスほぼ1で冒険者なんて無謀だと‥お前にはLucを上手く使える仕事があるかも知れんのだろし」

「そうは言ってもよぉ、なんか手に入ったのこんな粉ばっかだし」

「あらハンス‥‥‥その金色の粉‥金じゃないかしら‥」

「え、マジ？ 鑑定出してみる？」



「金500アウルで時価50万ジールです」

「ご、ごごご50万？ 俺スライム倒してただけだよ？」

「いいじゃないのハンス、何事にも適材適所ってのはあるしあんたのずば抜けたLucは天職になるわよ」

「そうか？ そうなるといいな」

 それから俺は来る日も来る日もスライムを倒し続けた、その数は3000、ジールに換算すると300万ジール‥ドロップ率0.00000001パーセントだ、天文学的過ぎる。


「建っちゃったよ‥家」

「すごいじゃないかハンス、お前商人のそしつあるぞ」


「そうかもな‥へへ、レベル上げよりこっちの方がなんか楽しくなって来たぞ‥‥うし！ 一休みしたらまた行くか、明日の金塊を探しに！」


 戦士 マジシャン 僧侶 色々あるが世の中適材適所、無理をすることなく己に合った道を進めば意外と人生は開けるものなのだ！