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20万出して得たものはゲームより素敵な出来事だった
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「お、このゲーミングPC買おうかな」
俺は吉田康太、22歳の社会人だ。 趣味はゲームでPCを買いにPCショップに来ている。
「うーん、PCのスペックってどう見るの? すとれーじ? ふれーむれーと?なにそれ?」
機械音痴らしき女性発見
「すいません、もしかしてパソコン初心者ですか?」
「えっ!? あ、はい……」
「じゃあ教えますね!まずはスペックの説明からですが……」
こうして彼女パソコン選びが始まった。
店員さんには申し訳ないが、これはこれで楽しい時間だった。
「ありがとうございます! おにいさんもゲーム好きなんですね」
「まぁ、ゲームが好きですし仕事でも使ってるんで詳しいですよ!」
「ふふっ……そうなんですね! 私もゲーム好きでして」
「へぇ~どんなゲームするんですか?」
「主にRPGやFPSをしますよ!」
「へぇ~僕と同じですね!ちなみに何のゲームをするんですか?」
「私は『ファンタジー・ワールド』というオンラインゲームをよくやりますよ!」
「あ!俺もそれやってます。 このゲーム面白いですよね~」
まさかこんなところでゲームの話が合う人がいるとは思わなかった。
それから色々と話をした。お互いゲームが好きということもありとても盛り上がった。
そして気がつけば夕方になっていた。
「今日はとても楽しかったです。また機会があれば一緒に話しましょう!」
「こちらこそありがとうございました。是非ともお願いします!」
そう言って彼女と別れた。
ゲームの中で会えたりしてな
その夜、ゲームにログインしていた俺は気になるキャラがいて話しかけた。
「あなた、もしかして昼間の……」
「え?……あ! あなたはあの時の!」
「やっぱりそうだ!名前教えてください」
「わ、私は『アテナ』って言います。お兄さんのお名前は?」
「僕は『タケル』と言います。よろしくお願いします!」
もちろんお互いアバターの名前だ
「はい!よろしくお願いします。ところで今から時間ありますか?」
「大丈夫ですよ。何か用事ですか?」
「もし良かったらこれから一緒にパーティーを組みませんか?」
「いいんですか!?是非お願いします!!」
そして俺達は二人で冒険を始めた。
それからというもの毎日のように俺はアテナと狩りやダンジョン攻略をし続けた。
そしてあっという間に1ヶ月が過ぎた頃だった。
「ねえ、タケルくん……実は私ね……もうすぐこのゲームを辞めるんだ」
「そっかぁ……寂しいな」
「海外への留学が決まってるんだ」
「凄いな……頑張ってくださいね」
「ありがとう。それでさ、最後に一つだけお願いがあるんだけど聞いてくれるかな?」
「何でしょうか?」
「その……一度だけリアルでタケルくんと遊びに行きたい」
「それくらい全然構いませんよ。いつにしましょうか?」
「じゃあさ……明日とかどう?待ち合わせは駅前」
「分かりました。楽しみにしてますね」
俺達はゲーム内ではなく現実で会う約束をした。
次の日になり、俺は少し早めに待ち合わせ場所の駅に向かった。
「ごめんなさい。待ったよね……」
「いえ、今来たところですから」
彼女の本名は
「佐藤花音です。よろしくね」
「俺は吉田康太、それじゃ行こうか、今日限りの思い出作りに」
「うんっ!」
花音さんとは色んな所に行った。
映画を見て、食事をして、ゲームセンターに行って遊んで……。
本当に楽しい時間だった。 俺は我慢できずとうとう聞いてしまった。
「何年でも待つから、帰ったらまた出かけようよ、今度はゲーム仲間としてじゃなく恋人として」
彼女は優しい笑顔で言った
「同じ事思ってた。待ってくれますか? 帰国するまで」
「もちろんだよ!絶対帰るって信じてるから」
「私も信じてます。絶対に帰って来ます」
俺達は互いの気持ちを確かめ合った後、別れた。
それから5年後
ゲーム画面にそのメッセージは入っていた
「ただいま、タケルくん」
「ああ、ただいま..明日は空いてる?」
久しぶりに花音さんに会いに行こう。 タケルではなく康太として
俺は吉田康太、22歳の社会人だ。 趣味はゲームでPCを買いにPCショップに来ている。
「うーん、PCのスペックってどう見るの? すとれーじ? ふれーむれーと?なにそれ?」
機械音痴らしき女性発見
「すいません、もしかしてパソコン初心者ですか?」
「えっ!? あ、はい……」
「じゃあ教えますね!まずはスペックの説明からですが……」
こうして彼女パソコン選びが始まった。
店員さんには申し訳ないが、これはこれで楽しい時間だった。
「ありがとうございます! おにいさんもゲーム好きなんですね」
「まぁ、ゲームが好きですし仕事でも使ってるんで詳しいですよ!」
「ふふっ……そうなんですね! 私もゲーム好きでして」
「へぇ~どんなゲームするんですか?」
「主にRPGやFPSをしますよ!」
「へぇ~僕と同じですね!ちなみに何のゲームをするんですか?」
「私は『ファンタジー・ワールド』というオンラインゲームをよくやりますよ!」
「あ!俺もそれやってます。 このゲーム面白いですよね~」
まさかこんなところでゲームの話が合う人がいるとは思わなかった。
それから色々と話をした。お互いゲームが好きということもありとても盛り上がった。
そして気がつけば夕方になっていた。
「今日はとても楽しかったです。また機会があれば一緒に話しましょう!」
「こちらこそありがとうございました。是非ともお願いします!」
そう言って彼女と別れた。
ゲームの中で会えたりしてな
その夜、ゲームにログインしていた俺は気になるキャラがいて話しかけた。
「あなた、もしかして昼間の……」
「え?……あ! あなたはあの時の!」
「やっぱりそうだ!名前教えてください」
「わ、私は『アテナ』って言います。お兄さんのお名前は?」
「僕は『タケル』と言います。よろしくお願いします!」
もちろんお互いアバターの名前だ
「はい!よろしくお願いします。ところで今から時間ありますか?」
「大丈夫ですよ。何か用事ですか?」
「もし良かったらこれから一緒にパーティーを組みませんか?」
「いいんですか!?是非お願いします!!」
そして俺達は二人で冒険を始めた。
それからというもの毎日のように俺はアテナと狩りやダンジョン攻略をし続けた。
そしてあっという間に1ヶ月が過ぎた頃だった。
「ねえ、タケルくん……実は私ね……もうすぐこのゲームを辞めるんだ」
「そっかぁ……寂しいな」
「海外への留学が決まってるんだ」
「凄いな……頑張ってくださいね」
「ありがとう。それでさ、最後に一つだけお願いがあるんだけど聞いてくれるかな?」
「何でしょうか?」
「その……一度だけリアルでタケルくんと遊びに行きたい」
「それくらい全然構いませんよ。いつにしましょうか?」
「じゃあさ……明日とかどう?待ち合わせは駅前」
「分かりました。楽しみにしてますね」
俺達はゲーム内ではなく現実で会う約束をした。
次の日になり、俺は少し早めに待ち合わせ場所の駅に向かった。
「ごめんなさい。待ったよね……」
「いえ、今来たところですから」
彼女の本名は
「佐藤花音です。よろしくね」
「俺は吉田康太、それじゃ行こうか、今日限りの思い出作りに」
「うんっ!」
花音さんとは色んな所に行った。
映画を見て、食事をして、ゲームセンターに行って遊んで……。
本当に楽しい時間だった。 俺は我慢できずとうとう聞いてしまった。
「何年でも待つから、帰ったらまた出かけようよ、今度はゲーム仲間としてじゃなく恋人として」
彼女は優しい笑顔で言った
「同じ事思ってた。待ってくれますか? 帰国するまで」
「もちろんだよ!絶対帰るって信じてるから」
「私も信じてます。絶対に帰って来ます」
俺達は互いの気持ちを確かめ合った後、別れた。
それから5年後
ゲーム画面にそのメッセージは入っていた
「ただいま、タケルくん」
「ああ、ただいま..明日は空いてる?」
久しぶりに花音さんに会いに行こう。 タケルではなく康太として
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