捨てられると思ったけど違うみたいで

一色

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2話

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母上と父上のテンションはどんどん上がっていってるし俺は俺で全くこの展開にはついていけていない。もはや放心状態だといってもいいだろう。そんなカオスな状況を打破したのは2人の兄達だった。
 ムキムキな長男がテンションの上がってクルクルと回っている父を止め、冷静な次男が人の話を殆ど聞いていないだろう母を叱っている。変な状況だとは思うが先程までの何が何だかわからないよりは全然いい。
 
「「ごめんなさい…はしゃぎ過ぎました。」」
 
「はぁ、本当にいい歳して今年でいったい何歳になったと思ってるんですか?46歳ですよ?二人とも。父上は数年間まともに会えていなかったのだからはしゃぐのも分かります。限度はありますげどね!母上?貴女はいつになったらそのお転婆が落ち着くんですか?」
「いやでも、昔に比べればこれでも落ち着いて「何か言いやがりましたかね?」イエ、ナンデモナイデス」

 あっ怒られて小さくなった…父も母も親の威厳的なのがないな~およ?コッチに来た。
「レイ?大変だったでしょう。久しぶりに会う父があんな変人だなんて…。まあそんなことはどうでもいいのですが、スキルは植物生成というものだったそうですねどんなスキルか私も知りませんがレイのスキルならどんなスキルだって素晴らしいものでしょうね。」
 
「そうだな!お前のスキルならなんでもいい!なんならスキルなんて持ってなくたってお前が居るだけでいいけどな俺は!どうだ?将来は兄さんと一緒の第一騎士団に入るか?」
 
「おやおや兄さんレイは頭がいいのですから私と同じ特務騎士団向きでしょう。」
 
「なんだと?」
「なんですか?」
 あんたらもか!…えっ?わかってた?ほんと?うんそりゃ薄々でも感じますよね~。そうなんですうちの家族(父に関しては今日知った)俺に対して甘々なんですよね…なんで?
 
 その後、兄達を止め俺のスキルについて調べる為に後日専門家を呼びその時に初めてスキルを使うという事になった。

 今日は長期に渡って遠征していた父上が帰ってきた事と俺のスキルがわかった事のお祝いをする為に家臣や王都の屋敷で働いている使用人達にも無礼講という事でパーティーを行う。
 変な家族だし家臣達も変わったのが多いのかも?楽しみにしといてよ!
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