青年達は変わらぬ状況の中陥落するまで味わわれ続ける

五月雨時雨

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青年達は変わらぬ状況の中陥落するまで味わわれ続ける

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柔らかなクッションがあてがわれた半月状の切れ込みが五つ作られている二枚の板を用いて、首と、手首と、足首の動きを大きく封じられた青年達はあらゆる行動に制限を加えられ、逃走と抵抗を行いたくても行えない状態へと追いやられた。
どんなに手足をもがかせ首を振ってみても、二枚の板と数個の南京錠によって形作られた頑丈な枷はビクともしない。言葉と舌噛みを禁じる為に施されたギャグボール越しに喚きながら裸体を暴れさせてみても、首と手足を拘束する板枷の両端に取り付けられた丸い金具と短い柱の上部に存在する金具を繋ぐ南京錠は決して外れない。
手も足も出せず、言葉も発せず、自由を取り上げる板枷を大人の腰辺りの高さに固定された哀れな青年達はもはや、無防備に露出させられた裸体に注がれる非道な苦悶を拒みたくても拒めない。口を塞ぐギャグボールに接続された細く透明なチューブを通して絶え間無く口内へと送り込まれる媚薬を拒絶する手段を没収された青年達は、飲みたくもない媚薬を飲まされながら意に染まぬ発情に悶え苦しむ様を仲良く鑑賞されるしか無い。
敵の手に堕ち戦う術を剥ぎ取られた惨めな二人の青年ヒーロー達は、すぐ隣で悶絶している仲間と共に固く尖った乳首と男根を揺らし剥き出しの尻穴がはしたなく収縮する様を堪能されながら、憎い悪達の前で何処にも逃げられない火照りきった裸体を惨めに踊らせ続けるしか無いのだ。

「あぉっ……は、ほっ、んおぉ……っ!」
「ふぐっ、む! えふっ、はぁ、はぉぉっ」

強制的に摂取させられた淫らな薬品によって甘く昂ぶらされた肉体のくねりを、二人はもう抑えられない。まだどうにか理性が残っている頭はその身悶えがどれだけ惨めかをちゃんと理解出来ているが、出口の無い欲望に狂わされた二人の裸体は熱を吐き出す場所を欲して無意識によじり、枷が軋む音と汗に濡れた尻肉が床を擦る音を立てながら醜悪に笑う悪達の前でみっともなく踊り狂ってしまう。

「んぐっ、あむっ……ふぐぅっ!」
「んふっ、ふむっぐ、んんぅ」

気持ち良くなりたい。疼きに疼いている場所を刺激して快楽に溺れたい。正義の誇りを蝕み思考を侵食する淫欲の波を必死で否定しながら、青年達は増幅する一方の火照りを耐え続ける。
絶対に悪に屈してはいけない。涙に濡れた瞳を仲間と交わし合いその決意を新たにしながら、捕らわれた青年ヒーロー達はこの状況をきっと打開出来ると信じる希望を抱き、屈辱と恥辱を堪え続ける。
しかし、二人の思いも虚しく状況は一向に変わらない。淫蕩に憔悴させられた肉体を足掻かせても拘束は外れず、ヒーロー仲間の救助を待ち望んでも敵の本拠地である建物に訪れる味方はおらず、責め苦にひしゃげた心が時折嘘偽りの無いおねだりを示すなりふり構わない腰振りを無自覚で肉体に行わせても、非道な悪達は救いの手を差し伸べはせず無言での観察を継続するのみだ。

「ふぅ、ふぐ……んうぅ、もぉっ!」
「はぉ、んむぶぅ、もっ……はふ、はぐ、むぐぅぅ……!」

何十分経過しても、何時間が過ぎても一切変わらない状況に置かれた青年達は、媚薬の効果で情けなく発情させられた裸体を悶えさせる自分達を悪達に目と耳でじっと愉しまれるだけの状況から何時まで経っても抜け出せない二人の青年ヒーローは、溜まる一方の欲望に心を押し潰されプライドを捨てた快楽の切望に至り仲良く陥落するまでの一部始終を、何も言葉を発さず視線で辱めてくる残酷な悪達にただただ、味わわれ続けていた。
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